夕方再びハルザキヤマガラシ畑へ
斜光と高さの違う花を活かして立体感を出そうとするも
山が靄ってしまったりで
狙いは企画倒れに終わってしまったようだ
【ハルザキヤマガラシ群落と大雪山~北海道旭川市にて 2022.05.18 撮影】
畝の間隔が広くとられているカボチャの畑
うねるマルチのラインが美しい
【植え付け直前のカボチャ畑~北海道旭川市にて 2022.05.18 撮影】
雨上がりの大晦日の朝、生暖かい空気が漂っていました。寒さに弱く、かじかんで
動けなくなってしまう非寒冷地仕様な私には、この季節外れの暖かさはありがたい
反面、今日ってほんとに大晦日なの?と、実感がわかないので困ってしまいます。
カーポートの門扉の脇で、羽化したばかりのアゲハチョウを見つけました。羽が
まだ完全に乾ききっていないようです。以前ご紹介した黒っぽい色のさなぎの
ひとつが、気温の高い日が多かった12月を春が来たと勘違いし、間違えて羽化
したのだと思われます。あまりの異常ぶりに、リズムが狂わされたのでしょう。
夕方前から風が強まり、気温が下がりました、可愛そうですがそれほど長くは
生きられないと思われます。
そういえば、散歩コースの二か所で、ユリの花が咲いているのに気がつきました。
これも季節を勘違いしたのだと思われます。極端な気候が季節の歩みを歪ませる、
もはや後戻りできないところまで来ているような気がしますね。
たった一本だけ花を残している八重咲のツワブキ。
それなりにがんばって花数が増えてきたサザンカ。
菊も咲き続けています。
寒さに負けない真っ赤なゼラニウム。
年始用の飾り。ナンテンの実と菊は自家製。スイセン、松の枝はいただきもの。
今回図書館でお借りしたのが、「ミステリー・オーバードーズ/白井智之著」
です。少し前に、今度文庫本化され再発売されるとの記事を新聞で見かけ、
いい機会だし、読んでみようと思いました。私が借りたのは旧単行本版です。
白井作品は、「名探偵のはらわた」「名探偵のいけにえ」という、『名探偵』
シリーズのみ読んだことがあり、両作品ともとても面白く気に入ったのですが、
それ以外の著書は、かなりグロいと聞いていたので、手を出すのを躊躇していた
のです。この本も、なかなかに期待にたがわぬグロテスクさが全般漂っていて、
しかしそれよりも、よくぞこんなストーリー、こんなシチュエーション、こんな
トリックを次から次へと思いつくことにまず感心します。これを読んでしまうと、
あの名探偵シリーズが、ありふれた推理小説に思えてしまうほどです。
『オーバードーズ』という言葉、数年前ならこの意味からしてわからなかった
ところ、昨今ニュースで頻繁に報道されるうちに、すっかり馴染みましたよね。
この本には、過剰摂取を題材にした短編5編が連作のように収録されています。
私はこれまでに、ミステリーと呼ばれる分野の作品において、読書中声を上げて
笑い転げるなんて経験、記憶になかったのですが、この本の『げろがげり、
げりがげろ』『ちびまんとジャンボ』編でツボにはまり、途中笑いが止まらなく
なりました。これ、図書館で閲覧してなくて良かったですよ、周囲の人たちに、
間違いなく気味悪がられるよねえ。
白井さんはどういうわけか、「ゲロ」あるいは「ゲボ」に妙なこだわりがある
ようで、この本内でもたびたび登場する場面があり、名探偵シリーズでも
何度か出ていたと思います。関西ではゲボって言い方しないと思うんだけど、
関東方面などでは、こういう言い方するんでしょうかね?
とにかく、これぞミステリーって感じの不思議世界で、奇天烈な世界観に
ついていけないうちにするどい推理が連発され、置いてきぼりにされること
必至です。なにこれ? こんな現実離れしたこと起こるわけないじゃん!
と思っていると、いつの間にかそちら側の住人になっている、それが心地いい
のです。最初尻込みしちゃうけど、やがて病みつきになるんですよねえ。
暮れも押し迫りましたね。この年末は一時期を除き暖かい日が多かったので、掃除などの
作業がはかどります。今日はお餅をつきました。餅つき機はおよそ50年くらい使い
続けてきた年代物、うまく作動してくれるかハラハラしながら見守り、どうにか無事に
役目を終えました。我が家の餅つきも今年限りとなる予定で、有終の美を飾れたかな。
長い間お疲れさまでした。
シャコバサボテンが見頃となっています。薄いピンク色がとてもきれいですね。
親戚に持って帰ってもらうために、追加でレモンを8個とりました。レモンイエローが
深みを増し、色鮮やかになっています。これで、ここまで合計109個となりました。
「葬送のフリーレン」の1クール分を一気見して見直しました。やはり『断頭台のアウラ』
とその配下たちとの死闘は一番の山場、見ごたえありましたね。フリーレンの絶大な
魔力量、高い戦闘能力を見せつけられたエピソードでした。テレビの年末年始特別企画では、
「響け!ユーフォニアム」の劇場版四部作を録画して見るくらいですかね。その他の
一気見放映される作品は、本放送で見たことがあったり、手元に録画保存してあるソフト
があったりして、あえて録画し、見直す必要はないようです。本放送を見逃した方には、
「スキップとローファー」がおススメですよ。さて、次はどのお気に入り作品をまとめて
見直そうかな?
追記:スピンオフ的な作品「蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE」が放映されるようです。
個人的にはこの番組もとても楽しみですね。
漫画家・土田よしこさん死去のニュースを、旅行中の9月現地で知りました。
遅ればせながら、心よりお悔やみ申し上げます。
土田さんの代表作としては、「つる姫じゃ~っ!」がまず挙げられるでしょう。
しかし私としては、どちらかというとほぼ同時期りぼん誌上で連載されていた
「わたしはしじみ!」のほうを推していました。つる姫のどぎついギャグよりも、
ややソフィスティケートされた(…ように記憶する、細かいところ忘れちゃって
いるなあ、なにせ半世紀前に読んだのが最後)しじみのほうが肌に合ったので
しょう。いずれにせよ、当時かなり熱心なファンだったのは間違いありません。
ところが、どちらの著書も手元にはなく、私が所有しているのは、少し溯り
りぼんで掲載されていた「きみどりみどろあおみどろ」一冊のみです。当時
しじみらは、毎回オンタイムに読むことができたので(友達に借りるなどし)、
あえてコミックスを買い求める必要がなかったのでしょう。ずいぶん後で、
もう一度読んでみたいと思い立ち、文庫本化などの復刻版ブームが起こった
ときに探してはみたものの、残念ながらしじみは再発売されることなく終わり、
手に入れることができなかったのです(ところが調べてみると、その当時
愛蔵版が出ていたことがわかりました。再読する機会を逃したみたいですね、
悔しいです)。
さて、このきみどり~に関して、なぜ当時これを買ったのかは、今となっては
正確には思い出せません。おそらく、しじみやつる姫のコミックス版ならいつでも
友達に借りられるし、それ以外のものをラインナップに加えたいと考えたのではと推察
されます。しじみ、つる姫よりも少し前に発表されたこの作品は、若干粗削りながら、
しじみらの原型はこの頃すでにほぼ出来上がっていると思われ、ギャグの厳しさが
つる姫に、ラブコメ的要素がしじみに受け継がれたとするのは、ちょっと強引すぎる
暴論でしょうか。
今回ものすごく久しぶりに読み返し、泣き笑いしながら読んじゃいましたよ。
私のギャグ的な感性の一部は、間違いなく土田よしこ作品から影響を受けたのに
違いないことを再確認しました。土田さん、笑わせてくれてありがとうございました、
安らかにお眠りください。
今年はハード系機器を買うことなく乗り切れそうだと思っていた矢先、長年使ってきた
ヤマハ製のサブウーファーが壊れました。大きな入力(重低音)を再現しようとする際に、
音の振動(=ビビり)が耳につくようになりました。おそらくスピーカーユニットが、
経年劣化などで傷んだのだと思われます。
急きょ物色し、選んだのが、同じくヤマハ製のNS‐SW300でした。ただし、物色したと
言っても、実際には選択の余地がほとんどなく、メーカーはほぼヤマハ一択に絞られ、
機種も少なく、消去法で選ばざるを得なかった状況でした。こうしたアクティブ型の
サブウーファーの製造を、ほとんどのメーカーがやめたようです。私自身7年くらい前に、
AVレシーバーやブルーレイディスクプレーヤーなどをまとめて買い替え、その際には
どうにかまだ複数のメーカーを比べられた環境で、今から考えると、その頃が各AV機器
メーカーが最後の輝きを放っていたのだと思えてなりません。考えようによっては、
今回の買い替えもギリギリいいタイミングだったのかも。数年先には、サブウーファーが
もっと手に入りにくい状況になっている可能性もあり得ます。今回購入した製品も、
直近の新製品でなく、発売からすでに10年ほど経過したもので、おそらく後継機種は
開発されておらず、在庫限り、売り切るとラインナップから消え去る運命じゃない
のかな。
背面。ハイカット周波数ボリューム、主電源スイッチなどはこちらに配置されている。
これまで長年つきあってくれたYST-SW80。25年以上、四半世紀に渡りがんばって
くれました。
両者比較。旧型がトールボーイなのに対し、新型はキューブスタイル。ほぼ同じ容積だと
思われますが、新型のほうがコンパクトに見える。旧型には備わっていない、超低音を
噴出するポートがサイドに開いてある。
違いがわかりよいかなと思い、別角度から写したもの。
旧型の保証書、明細書は見当たらず、取説だけ保管してあった。
こちらは新型の取説と付属品。型番が若干変わってしまっていて、旧型の同クラス後継機
なのかどうか正確にはわかりません。スピーカーユニットのサイズや総重量からすると、
新型は上位機種で、一緒くたに掲載されているSW-200がSW-80の進化形かもしれません。
しかし200はすでにカタログ落ち、300も手持ちの在庫がなくなると、生産終了品扱いと
なるような気がします。問題は、これらの後継機がこの先つくられるのかですね。
旧型が約12kg、新型は18㎏もあり、二階への上げ下ろし、セッティングが大変でした。
ひとりで作業できるギリギリの重さですわ。
旧型を取り除いた状態。オーディオテクニカ製のセラミックベースを三点支持に配置、
その上に置いていました。床に直置きだと、安普請の板材が共鳴してしまうのです。
ベースをかませても振動がすべてキャンセルされるわけではありませんが、かなり
解消されます。
アンプとの接続のRCAピンジャックは、これまでのものをそのまま流用します。
新型の付属品はものすごくチャチな安物なので…
新型をセッティングした後の写真。重くて大変でした。新型には、キャビネットの底に
プラスチック製の脚が四つ付いているのですがこれが軟弱で、かえって邪魔、それを
避けてベースを配置したので、四隅ギリギリになりました。三点支持でガタつきなく
がっちり備え付けられたのはいいとして、重量バランスが悪くて無理な力が底板に
かかり、長い目で見ると、キャビネットが変形しないかがちょっと心配です。背が
低くなった分、前に比べ視界に入りにくくなり、部屋が広く感じられるのがグット、
インテリアに溶け込むデザインも気に入りました。
視聴してみての感想は、前機種よりもナチュラルに、余裕をもって鳴っている印象です。
そもそもが上級機なのと、20年くらいの月日が経過し、技術改良が進んだためだと
思われます。サブウーファーは縁の下の力持ち的に裏方に徹し、目立たないくらいが
ちょうどよく、あまりボリュームを上げ過ぎず、効果があるのかないのかわからない
程度に控えめに鳴らすのが使い方のコツでしょう。無理やり重低音を補おうと欲張ると
不自然さが増してしまいます。
全体の音質がグレードアップしたようでうれしいなあ。何かしら、迫力あるソフトを
鳴らしてみたい気分です。年の瀬の思わぬ散財、結果オーライと信じ、リニューアル
した音を楽しむしかないですね。
毎年恒例、会員更新時1枚無料レンタル特典を利用、今回お借りしたのが
「映画 ゆるキャン△」です。もし今すぐ見られるのなら、「ゴジラ-1.0」
あるいは制作が発表されたばかりの「チェンソーマン」を借りたかったところ、
さすがにこれはないものねだりな無茶なお話です。(今月、BSPで放映された
シン・ゴジラをもう一度見てみたけど、やっぱりあまり面白いとは思わず、
私的にはガメラのリメイク版に軍配を上げたい。-1.0もあまり期待しない
ほうがいいんでしょうかね?)
アニメゆるキャン△は、放映開始後じわじわ人気が出て、キャラクターが
レトルト商品のパッケージに使われるなど一般にも広く浸透し、スピンオフ的
なショートアニメのあと第2期が放映、そしてついに劇場版新作アニメ映画が
つくられたようでした。
個人的には第2期にやや肩透かしを食いました。第1期ほど楽しめなかった
のです。要因は様々あれど、そのひとつは、制作スタッフたちの「思い違い」
ではないかと思っています。第1期でキャラ立ちした登場人物たちの人気に
おんぶにだっこ状態と申しますか、演出は彼女らの仲良しごっこに終始、1期
で見せた仲間内の微妙な人間関係や考え方の相違などがあまり描かれることなく、
緊張感がほぼなくなってしまったのを惜しく思いました。もしかしたら、原作
自体次第にそういう陰の要素が消え去り、陽の部分ばかり目立つ方向へシフト
チェンジしたのかもしれないのですがね。
放映が控えている第3期は、アニメ制作会社をはじめ、スタッフが総入れ替え
されるようです。これが吉と出ることを私としては願うばかりです。たとえば
秋アニメでも、「最果てのパラディン」「ゴブリンスレイヤー」の新シリーズは
スタッフが大幅に入れ替わりました。どちらの作品も、それが良い結果を生んだ
と私は思っていて、たとえばゴブリン~は旧作のダークな部分が薄れ(監督が
女性になったからソフトタッチに?)、ずいぶん親しみやすくなりました。逆に
それが物足らないと嘆く御仁もいるとは思いますが…
さて、映画版ゆるキャン△は、彼女らが社会人となってから再結集する
様子が描かれる、いわばスピンオフ的な未来版で、テレビシリーズとは別物
としてとらえたほうがわかりよいかもしれません。たしかテレビ版第1期の
最終盤、彼女らが大人になってから活躍する姿を描く架空(実際の未来?)
のシーンが挿入されていたような記憶があり、それとこれとは細々事情が
違っていて、中でも映画版では、なでしこが至極当たり前の大人になっている
のが目立ちました。しかし、あの天真爛漫さ、天然な純真さを多く残したまま
大人になられても困ると言えば困る気もし、実生活でも仲間内で一番やんちゃ
だった奴が、その後一番真っ当な生涯を送っていることも珍しくないですよね。
なでしこを演じる花守ゆみりさんは、別の作品、たとえば「地極楽」での
山田浅ェ門佐切役でみせる低いトーンの大人っぽい声を時折織り交ぜるなどし、
1期から約10年ほどの時の経過で成長したなでしこの頼もしさを表現されて
いて、さすがだと思いました。
実は第2期はディスクに保存したものの一度も見返してなくて、もしかして
もう一度見直すと、印象、評価が変わる可能性はあります。第3期が始まる
前に、もう一度第1期から通して見返すことが、この冬休みの宿題になるかも
しれません。
*「宇宙(そら)よりも遠い場所」が、NHKEテレで年明けからリバイバル
放映されるようですね。私のお気に入りで、老若男女問わず広くお勧めできます。
日頃「アニメなんぞ見んわい!」と仰せの方々も、ご覧になってみてください。
CMが入らないのもいいですし、録画して、私も再度見直してみるつもりです。
先のミステリー小説ランキング紹介記事で取り上げられていた作品中、
まず借りることができたのが「三人書房/柳川一(やながわ はじめ)著」
でした。野波記者が『偏愛の一冊』と紹介していた作品で、「乱歩ファン
必読の連作短編集だ」となると、読まないわけには参りません。
乱歩は、専業作家となるまで職を転々としたことは有名で、二人の弟と
団子坂で営んでいた古本屋『三人書房』時代を舞台にし、架空の事件に
乱歩が首を突っ込んで、解決させる短編を集めたものがこの本の骨子です。
乱歩の職歴にはなんと「夜泣きソバ屋」もあり、この小説では、その
突拍子のなさは、実はある事件の捜査のためとしていたり、のちの作家
デビュー後、創作に行き詰まり、休筆、逃避行するのも、別の事件解決に
没頭するためだったとの受けとめです。要は、後付の筆者の「好意的」な
解釈にすぎないのですが、そんな空想もなんだか楽しくなってはきます。
そうした一見回り道が、やがて「屋根裏の散歩者」や「押絵と旅する男」
などの代表作につながったのだというこじつけも、ファンとしては
さもありなんと信じたほうが夢があっていいですしね。
著作権などが切れているからでしょうか、近年のアニメ作品内でも、
文豪自身や小説内登場人物がよくお目見えし、海外ものではシャーロック
ホームズやモリアーティ教授なども主役、脇役問わず頻繁にお目に掛ります。
「憂国のモリアーティ」では教授が主役でホームズが敵役、「アンデッド
ガール・マーダーファルス」では、主役・不死の少女の首をはね、胴体を
奪った敵役がモリアーティでした。「啄木鳥探偵處」には各文豪に交じって
平井太郎(乱歩の本名)も登場します。石川啄木に探偵的な素養があった
のかどうかはともかく、実際乱歩と交遊関係があったのだろうかなどと
想像すると、面白いですよね。乱歩や横溝正史のエッセイには、探偵小説
作家たちとの交流は随所に描かれている一方、同時代に活躍していたはずの
純文学作家のことはほとんど触れられていません。両者には「壁」のような
ものが存在し、行き来することはなかったのでしょうかね。
アニメ世界やこの小説内でも共通するのは、登場する作家などがカッコよく
描かれすぎていて、それが少々気になります。美化されすぎるきらいがある
のです。フィクションと割り切り、楽しめばいいとは思うのですが。
10月から放映の2023年度秋アニメも佳境に入り、ほとんどの作品が
最終話を迎えつつあります。皆さんはいい作品に巡り合え、楽しめたで
しょうか。私はイチ押しはやはり「葬送のフリーレン」ですかね。この
作品は原作マンガ自体人気があり下馬評高く、アニメもそつない出来栄え、
すでに語りつくされているでしょうし、詳しく述べる必要はなさそうです。
そのまま第2クールへ突入するとも聞いているので、今しばらくフリーレン
らの旅の続きを楽しめそうですしね。秋アニメの開始時期に、いくつか
気になる作品を挙げておいましたが、ここでは、それ以外に個人的に
注目した作品を紹介しておきます。
新作では「め組の大吾~救国のオレンジ」ですね。新米消防士たちが主人公
の物語ということで、おおまかなストーリー展開やエピソードなどは事前に
想像つくところ。実際ほぼその通りだったのですが、生々しさや迫力が数段
こちらの予想を上回る展開で、緊迫感マックスな場面にくぎ付けになること
多々ありました。首都直下地震?あるいは富士山爆発?なのか、なんらかの
天変地異が勃発し、未曾有の大災害に見舞われる修羅場で、彼らが活躍する
であろう未来図が時折インサートされ、この先1月からの第2クールにも
目が離せません。
リバイバル放映組にも面白い作品が続々で、まずは夏から2クール続けて
放映された「とらドラ!」です。15年くらい前の古いアニメで、長井龍雪
&岡田麿里が描く学園ラブコメは、かなり奇抜で異色なため、最初起こる
拒絶反応を克服するとハマります。ヒロインの手乗りタイガーこと逢坂 大河
(あいさか たいが)を演じる釘宮理恵さんのツンデレぶりがすばらしく、
主演・高須 竜児と嗜好の合う私としては、櫛枝 実乃梨(くしえだ みのり)
との恋の成就を応援するも、どうやらそれは叶わぬみたい…
続いて「終末のイデッタ」。7年ほど前の作品みたいで、第二次世界大戦時の
ヨーロッパを彷彿させる架空世界、列強の大国の侵攻に追い詰められた小国の
窮地をひとりの魔女が救う。キャラデザインが宮崎作品を思わせるかわいらしさ
で、魔女少女の戦場での奮闘ぶりはナウシカと重なる。戦時下ながらほのぼのと
したシーンを織り込みつつ、重要な脇役キャラがあっけなく凶弾に倒れるなど、
対比が容赦ない。
あと、発見されたまぼろしのアニメ版「ゴルゴ13」(静止画ではありますが)
や「ヤッターマン」の傑作選放映など、興味深いプログラムもありました。
楽しませてもらった「ダイヤのエース」が中途半端な終わり方、原作に
追いついてしまったのでしょうか? 第4期の制作を期待したいところです。
ようやく溜まっていた録画分を、一部を除き見終えました。年末年始にかけて、
手持ちの作品をまとめ見できるのか、それともうれしい誤算、一挙放映などの
特別プログラムがその野望を打ち砕くのか?? 来年もいい作品に出会える
ことを祈りましょう。
23℃越えの夏日に近い陽気から一転、初雪が観測される厳しい寒さとなりました。
振り幅が大きいまま季節が移ろう状況、今期だけの異常でなく、この先これが当たり前と
なりそうな気さえしてきました。
チンゲンサイとコマツナ(小松菜)の三回目の間引き作業、これで最終形態となります。
写真は作業後のコマツナで、日照時間の短いこの時期としては、まずまずとしましょうか。
発芽率が悪く、まばらにしか芽を出さないフダンソウ(うまい菜)ですが、珍しく密度
濃く発芽しています。写真は、一回目の間引きと追肥したあとのもの。
大量の間引き菜。
知り合いに持って帰ってもらうため、昨日レモンを6個とりました。これでここまで合計
101個の収穫となっています。
サザンカが咲き始めました。夏、毛虫の発生を許したので、葉の状態はひどい有様です。
ローズマリーが満開です。