花から花へ
羽ばたきながら
背景の花のボケ具合が良好で、こういう写真を撮れたらと願い
シャッターを切っている
これで木洩れ日がメジロの目に入っていれば
個人的に100点満点なのだが
なかなかそううまくはいかないものだ
美しい花弁の配置、背景の深緑に浮かび上がるメジロの黄緑が素敵だ
掲載写真小さくてわかりづらいだろうが、羽がとても艶っぽい
三期目となる大漁桜での撮影
この年は寒暖差が激しく、季節の歩みが行きつ戻りつしたためか
咲き方にバラツキがあり、疎ら咲きのような状況だった
(日を追って写した掲載写真のすべてにつぼみが見られる)
ただその分、未開のつぼみがあとからあとから咲いて
新鮮な花を結果的には長く楽しめたかもしれない
【大漁桜にメジロ~和歌山市水軒にて 2023.03 撮影】
台所の戸袋を片付けていると、出てきたのがこの「ガンダム・グラス」です。
今から40数年前、サントリーエード(ジュース)を買うともらえた景品です、
覚えている人どれくらいいるかなあ…
未使用品なんだけど、この家に越してきて30年、棚の奥に仕舞いっぱなしに
している間に、なにやら汚れが少しこびりついています。たぶん、洗剤で洗えば
元の美しさが蘇ると思うのですが、万が一塗装が剥がれ落ちる恐れもあるので、
今回洗浄は見送りました。
MS(モビルスーツ)の開発に関しては、ジオン軍のほうがはるか先をいっている
からなのか、連邦軍でデザインに採用されているのは、「ガンダム」と「コア
ブースター」のみです。せめてガンタンクかガンキャノンのどちらかを選んで
欲しかったところですが、もしかして、『グラスプレゼント第二弾』とかがあって、
そちらで採用された可能性がありますかね。
あっと、連邦サイドからミデアも選ばれていました。こんな輸送機が描かれているくらい
ですし、ますます第二弾があった可能性が高まりましたかね。
外箱もそのまま保存されていました。ちょっちカビが生えるなど汚れているのが惜しい
ですね。
当時大量に出回ったからプレミア感はあまりないかもしれないし、今時こんなの集めて
いる方がいるのかどうか存じ上げませんが、この先いっそうお金に不自由し、いずれかに
出品した際には、高値でお買い上げいただけたらと切望します。
このたび図書館でお借りして読んだのは、「此の世の果ての殺人/荒木あかね著」
です。少し前に「ちぎれた鎖と光の切れ端」を読み、前作(デビュー作品)を
読んでみたくなったのです。彼女はこの作品で江戸川乱歩賞を受賞し、それが
文壇デビューのきっかけとなったようです。
まず、装丁、装画が二作ともとてもよく似ていることが目を引きます。まるで
姉妹作であるかのように錯覚しますが、共通項はほとんどありません。荒木さんが
福岡出身ということで、両作とも九州が舞台となっていることくらいでしょうかね、
似ている点は。むしろ、ちぎれた~の直球勝負に対して、こちらは特殊設定の
変化球、小惑星が地球に衝突し、人類滅亡まで残された時間が数カ月しかない
極限状態で発生した連続殺人事件、用意された舞台環境が真逆なことに驚きました。
小惑星墜落予測地点が阿蘇周辺、ほとんどの人々が九州から逃げ出している中、
荒廃した街に残らざるを得なかったごくわずかな人々と、それを狙いすまして
殺戮を繰り広げる殺人鬼。この終末期にわざわざ人を殺す犯人も犯人だが、それを
食い止め、逮捕しようと奮起する主人公ふたりの女性もどうにかしてはいます。
しかし、あり得ない話に現実味を帯びさせる巧妙さが荒木さんの魅力で、知らず
知らず物語にのめり込んでいる自分に気がつきます。こんな究極のシチュエーション
でも、ほんまに警察組織は機能しているんかいなとか考えてみたり、すっかりその
世界観に入り込んでいるのです。外国ならいざ知らず、日本では、一部の律儀な
人が最後の最後まで市民の安全を守るため、公務を続ける可能性があるかもなあ。
ただ、ちぎれた~でもそうだったように、荒木さんが描く女性像にはどうにも
共感できず、今回も主役ふたりには、最後まであまり感情移入できないままでした。
それもそのはず、彼女は本作を発表した際には23歳だったそうで、現在もまだ
25,6歳の若きホープ、ジェネレーション・ギャップがあるのは当然で、今時の
方が描く女性像はこれがスタンダード、老兵の感性とずれがあってもおかしくは
ありません。計算づくで、わざとつっけんどんでとっつきにくい印象を植え付けて、
入れ込み過ぎず、客観的に筋を追っていくよう誘導されている可能性もあり得ます。
事件が解決しようとしまいと、いずれ全員木っ端みじんに吹き飛ぶという終末観の
すさまじさと裏腹に、長く余韻が響き渡るような美しいラストが心に残りました。
なんだかんだ言いつつも、ふたりの女性の行く末を、相当気にしながら読み進めて
いたにちがいありません。
今日は当初の予報よりも雲の切れ間から日の差す時間が長くなり、気温が急上昇、
和歌山市の最高気温が21℃を超えました。外の作業などは薄着でちょうどいいくらい、
しかし靴下などはまだ真冬用のごっついの履いていたので、汗ばんでしまいました。
チンゲンサイとコマツナ(小松菜)の一回目の間引きと追肥です。あとから種まきした
ほうも、この暖かさに早や発芽し始めていて、団子になってきそうな気配です。
アネモネが咲き始めました。
八重咲のツバキも開花。
そのツバキの枝でさなぎになっているアゲハチョウ、春本番と勘違いして、
間違って羽化しなければいいのですが。
ホームズ読書第二弾は、「シャーロック・ホームズ全集2・四つのサイン
/アーサー・コナン・ドイル著」です。全集3を先に読んでしまっていて、
発表年代順ではひとつ前に遡って読むことになりました。
ホームズもの初弾「緋色の習作」に続いて書かれたこの作品は、前作とは
異なり二部構成とはなっていないものの、最終章だけころっと趣きが変わり、
昔語りで犯罪者が犯行に及ぶに至った動機などが長々綴られており、その点、
似かよった構成と言えるでしょう。ロンドン周辺から一転舞台が異国へと
展開するので、まるで別の物語を読んでいるかのような唐突感は、正直
今回も感じました。
全世界的に人気のあるホームズものだけに、その研究も半端なく進んでいて、
この作品なども、実はドイル家の内情を暴露した告発本であるという巻末の
解説での結論は、説得力ある内容です。例えばドイルの母親は、ドイルの
先輩にあたる若い医師と恋仲にあり、自分たち兄妹への裏切りを恨み、
当てつけている部分が何か所も指摘されています。前作が出版社に安く
買いたたかれた不満も鬱積していたらしく、そんな恨みつらみが設定や
ストーリーに、これでもかと練り込まれているのです。ドイルの人間くささ
がにじみ出るかのようなアナザーストーリーが興味深すぎますよね。
また、ホームズが、コカイン(当時は禁止薬物ではなかった?)を吸引する
場面が何度か登場します。金田一耕助がアメリカ滞在時代薬物中毒に陥った
過去を持ち、その黒歴史とも言える経歴には、のちの我々の目から見ると
ある種違和感を覚えずにはいられないわけですが、なるほど、横溝さんが
名探偵設定の下敷きに薬物を常用するホームズを意識していたのだとしたら、
これにも納得できるというものです。
先日まで放映されていたアニメ「鴨乃橋ロンの禁断推理」も、ホームズ&
モリアーティを血縁にした人々を中心にしたお話だったように、今現代も
ホームズものに関連したドラマは延々と続いています。オリジナルに
触れることで、それらをより深く楽しめることにも期待しています。
相変わらず極端な温度変化が続き、私のような軟弱系は体調管理に気を使います。
本日は、朝のうちは雲が多めながら徐々に安定した晴れとなり、日が差すと暖かく、
外の作業は比較的楽に行えました。
プランターにチンゲンサイとコマツナ(小松菜)の種をまきました。先日に引き続き、
これが第二弾となりますね。
先行して種まきしたほうは、早や発芽してまして、今日込み合ったところを少し
間引いておきました。写真は作業後のもので、たぶんこちらの発芽率のいいものが
チンゲンサイだと思われます。どっちがどっちだかわからなくなっちゃって、
チンゲンサイのほうが種が新しいので、たぶんこちらかと…
意外にも、同時に種をまいたフダンソウ(うまい菜)も、バラバラッと芽が出始めて
いました。
何年も咲いていなかった黄色いスイセンが、突如花を咲かせました。
一方こちらは、数年前まで我が世の春を謳い、花を群がらせていた早咲きの白いスイセン、
なぜか昨年あたりから、めっきり花数を減らせています。
ヒヤシンスが二株咲きそろいました。
和歌山市内で梅の花とメジロを写せるところを探し
和歌浦天満宮には梅の木が数十本植えられていることを知り訪れてみた
ちょうど紅白梅の花が満開で、時折メジロが姿を見せ
天気も良く、結果、計三日間撮影を楽しんだ
より花付きが良かったことなどから
選んだ写真はすべて紅梅とメジロの取り合わせになってしまった
次回機会があれば、今度は白梅やしだれ梅でも
お気に入りを写せることを目標にしたい
【紅梅にメジロ~和歌浦天満宮にて 2023.02 撮影】
いいお天気が続くので、作業がはかどります。今、やることがいっぱいあるんですよ。
少ないレパートリーから、毎日の献立をひねり出すのにも一苦労、主夫は大変だなあ。
牛歩で育ててきたフダンソウ(うまい菜)、本日ようやく最終形態までたどり着きました。
最終的に7本立ちにしてみました。苗の状態はすこぶるいい感じで、次週春本番のような
暖かさだと聞いているし、グッと大きくなってくれるでしょう。
間引き菜。これもおかずに回します。
咲き始めた早咲きのスイセン。
ピンクラッパも花をほころばせました。
数日ぶりに安定した晴天が戻りました。明日以降しばらく晴れマークが並び、
諸々作業するには、もってこいの日和となりそうです。
残っていたチンゲンサイとコマツナ(小松菜)をすべて引き抜いてしまいました。
それぞれプランター1個ずつでしたが、一株の大きさが増していたので、けっこうな
収穫量になりました。その後土を再整備しておきました。
また、この前準備しておいたプランター3個に、フダンソウ(うまい菜)、
チンゲンサイ、コマツナの種をそれぞれ蒔きました。チンゲンサイの種は
購入したばかりのもの、来期まで使用期限のある新しいパッケージです。
数年前の球根から、ヒヤシンスが花を咲かせました。
早咲きのスイセンのつぼみが顕著になってきましたが、花数は少ないようです。
たしか、昨年も花が少なかったように記憶します。