最初予定していた旅ではなかったのですが、昨秋の祝日出勤分の代休があり、
3連休にできそう…で気が変わり、近々廃止される夜行列車に乗っておくかと思い、
廃止されないまでも一往復に減らされる日本海に乗車することに。
当初函館空港から戻るつもりが、11日の祝日出勤を代わってもらったら4連休に。
うまい具合に「千歳ー関空」の安い特割切符(1万円)があることもわかり、
「千歳から帰ろう、室蘭まわりよりどうせなら倶知安経由で小樽に寄ってから…」
なんて感じで、話しが膨らんだのでした。
このところ鉄道の旅はほとんどしていないので、時刻表もかなり古いのしかなく、
知識もあやふやになってきています。
思い立って旅行会社に行った日がちょうど日本海の寝台券の発売日。
(飛行機は二ヶ月前なのでうっかりしてました、列車は一ヶ月前なんですね)
これはあっさりとれ、乗り継ぐスーパー白鳥は発売前で予約のみしました。
周遊券時代は「特急は並んで(自由席に)乗るのが当たり前」でしたが、
連休中でもあり、念のため指定席をとりました。(歳取ったんだね、私も)
この時、時刻表を借りて、函館から新千歳空港駅までの経路と時間等を
ざっと調べ、午前中函館を出たら、夕方までには小樽に着けることを確認します。
この時点では長万部まで特急・北斗を使うつもりでしたが、のち現地函館駅で
時刻表を調べたら、鈍行の方が ・砂原まわりに乗れる ・森で時間がある
・長万部でも弁当買えそう ・しかも特急代が浮く… とメリットあることに気がつき、
急きょ予定を変えたんですね。
私が買った大阪市内ー新千歳空港間で、切符の有効日数が9日間でした。
お時間にゆとりのある方なら、日数をメイッパイ使って優雅に列車旅行は
いかがでしょうかね?
退屈するかな?と思い、本も用意していましたが、日本海沿岸の海岸美や
雪景色の車窓を眺めているのが楽しくて、あまり読書はできないくらいでした。
また、3、4日の休みでも帰りを飛行機にすれば、予想以上に長距離列車移動の
のんびり感を味わうことができますよ。
さあ、皆さんも楽しい夜行列車の旅に出かけませんか?
待ったなし、早くしないとブルトレなくなる一方だよ!!
♪ 満員電車で汗をかいて 肩をぶつけてるサラリーマン
ため息をつくなら ほかでついてくれ
君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか
誰も電車の中 わからなくなるから
ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する
誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて
評論家やカウンセラーは米を買う
迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う
あとをついてさえ行けば なんとかなると思う
見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う
田舎からの手紙は 文字がまた細くなった
今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう
人の流れの中で そっと時刻表を見上げる
(時刻表/詩:中島みゆき)