旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20241018 北海道晩秋編⑰ 望岳台散策パート12(午前&午後の部) 美瑛町

2024-12-03 17:21:21 | 旅鴉の唄



10月18日(金) 晴れのち曇り

このところ夕方になると雲が多くなる山沿い、昨夕は彗星と満月の共演を期待して
いたが叶わず、深夜になってようやくスーパームーンを拝むことができた。早朝は
快晴で、沈むお月さまが雲海の下の富良野上空に輝いていた。


    

クロちゃん現場では旭川のKさんと二人のみ。今朝もクロちゃんは顔見せ程度、
やはり完全にスイッチが切り替わったわけではなかったようだ。

下の現場では石狩市のX氏一名のみ。私が到着後二度なきちゃんが顔を見せ、
さらに昼食を食べに私が車に戻った間に二度、さらに私が戻ってから一度顔を
出してくれた。一番上のポイントもほとんど出なかったそうだし、結果的に
ここが一番活発だったようだ。
    

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20241017 北海道晩秋編⑯ 望岳台散策パート11(午前&午後の部) 美瑛町

2024-12-02 18:11:55 | 旅鴉の唄



10月17日(木) 晴れのち曇り

早朝はいい天気で下界は雲海、しかし昼前には雲が多くなり、今夜も
楽しみにしていた彗星観望とお月見はできなかった。

まずはクロちゃん現場へ。ギャラリーは岡山のAさん、函館のT夫妻ら。
クロちゃん一度顔を出しただけであとは沈黙。動き回る気はないらしい。

私は早々に一番下のポイントへ。しかしここでは鳴き声が聞こえただけ。
午後再び訪れた際、かろうじて二度出てきたのみ。ここまで三度の
活発な貯食活動見せてもらい、個人的には納得している部分もあるのだが、
さらなる期待をしてしまうのは人間の性なのか?

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20241016 北海道晩秋編⑮ 望岳台散策パート10 美瑛町

2024-10-16 10:16:01 | 旅鴉の唄




10月16日(火) 雨のち曇り時々晴れ

天気は徐々に回復し、午後から入山する。

しかしナキちゃんの動きは悪く、シマリスを写せたのみ。


   

早々に下山すると、意外なことに、望岳台周辺の紅葉が盛り返していて、
十日ほど前よりもむしろ今のほうが状態がいいくらいだ。いっぺんに色づかず、
次々と入れ替わるように紅葉が進むのだろうか?

夕方以降も天気は安定し、西の空に彗星が現れ、10名程度のアマチュア
写真家が撮影にのぞんでいた。彗星拝むのって、ヘール・ボップ以来か?

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20241015 北海道晩秋編⑭ 望岳台散策パート9 美瑛町~東川町

2024-10-15 10:15:01 | 旅鴉の唄


10月15日(火) 晴れのち曇り

天気は下り坂との予報。日中は持ちこたえそうだ。


    

昨日久々に貯食モードに入っていたと聞いたクロちゃん現場へまずは行ってみる。
ギャラリーは東京のTさん、岩手のTさんの三人。

クロちゃん早々に登場してちょこまか動いてくれるが、貯食はわずかに行ったのみ。
9時頃あきらめて、私と岩手のTさんは下のポイントへ移動した。そこには若手男性
二人組が陣取っていた。これまでも少しだけナキちやん顔を出してくれたという。

ほどなくして、たまに出てくるとものすごいサービスをしてくれる個体が登場、
正面の壁でたっぷり貯食活動してくれた。現況この近辺で、ここまで勤勉に
貯食活動している個体はほかにないと思われる。彼女(たぶんメス)との偶然の
出会いがなかったら、今回の遠征も、成果少なく終わっていたことだろう。

当初、菓子パンを昼食代わりにいただいて、休息後、午後の部の第2ラウンドと
考えていたが、これ以上粘ってもこれを上回る見せ場はないだろうし、さすがに
連日の山行で疲れがたまりまくっている。午後はとりやめ、休息などに充て、
登山靴の手入れや食料品の買い足しなど、体制を整えるのに時間を費やした。   


    

それで、パンは明日の朝食用に回し、お昼はごはん屋ことさんで日替わりランチ
「鳥から揚げの卵とじ・600円」をいただいた。相変わらずのボリューミーさで
満腹。この場所で食堂を営むオーナーは、伝統的にてんこ盛らなければ気が
済まないようだ。

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20241014 北海道晩秋編⑬ 望岳台散策パート8 美瑛町~東川町

2024-10-14 10:14:01 | 旅鴉の唄



10月14日(月・祝日) 晴れ

よく晴れ渡り冷え込んだ朝、車内の温度は5℃と、冷蔵庫内にいるようだった。
遠く旭川方面は雲海の下だ。

一番下のなきうさポイント、旭川のNさんと札幌のMさんが合流。一番奥の壁に
出没した一匹が、何度か出入りしてパフォーマンスをしてくれたが、いかんせん
ここは遠すぎるのが難点だ。今朝は近くには来てくれなかった。

そこへクロちゃん現場から東京のOさんが移動してきて、今朝はクロちゃん
熱心に貯食活動をしたらしい。9月も一度そんな日があり、その後パッタリ貯食を
やめてしまったので、完全にスイッチが切り替わったのかどうかは微妙なのだが。

その情報を聞いたNさんとMさんは、クロちゃん現場へ向かった(その後も貯食
こそしなかったが姿は見せたらしい)。どこの場所で陣取っていたのかが、
成否の分かれ道でもあるなのだ。私はここで時間切れ、食料調達などのために
下界へ下りた。


   

ごはん屋ことさんで日替わり定食、本日は「豚肉のスタミナ丼」。おねえさん、
ボリューム満点すぎるで~ 誰彼ともなくこんなにメガ盛りなのか、それとも、
私が頻繁に食べにやってくるのでサービスしてくれてるのか?

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20241013 北海道晩秋編⑫ 望岳台散策パート7(午前&午後の部) 美瑛町

2024-10-13 10:13:01 | 旅鴉の唄



10月13日(日) 雨のち曇り時々晴れ

数日前から雪虫が飛んでいて、今週末、ようやく雪の予報も出た。しかし、
ただでさえ出の悪い今期のナキウサギ、雪が積もるとまったく出てこなく
なる恐れもあり、雪とナキちゃんのコラボは難しいかもしれない。


早朝、クロちゃん現場込み合ったため、上の現場へ移動した。だがここは
まったく気配なしで、どうせ待ちぼうけなら、ロケーションのいい一番下へ
行こうと、早々に切り上げた。

その思い切りの良さが吉と出たのか、現場へ到着後すぐ左側の岩の上に
ナキちゃん登場し、それが引っ込むとすぐさま今度は右下手前の岩上に
別の個体(もしかしたら同じ個体の可能性あり)がひょこっと乗っていた。
そのあとはまったく音沙汰なくなったが、今期の低調ぶりを考慮すると、
よく出てくれたほうだろう。


車内で昼食(カップラーメンだよ)をとるなど休息後、午後東京のOさん
と下のポイントで待機した。サービス精神あふれた個体が、右下手前の岩上
を中心に何度も繰り返し貯食活動してくれた。ただし角度的な問題などで、
葉をくわえた瞬間のはあまり写せず、「ドヤ顔」で岩上でポーズをとる写真
ばかり写せることに。まあでも、今期は、こんな長時間活動し続ける場面に
遭遇すること自体貴重なのである。

撮影中我慢できず、Oさんが大きなくしゃみを立て続けに二度した。しかし
ナキちゃんまったく動じず、岩の上に居続け、こちらをじ~っと見つめていた。
小さな足音さえ聞き逃さずすぐに引っ込んでしまう時もあるのに、ナキウサギ
の生体って本当に不思議でユニークなことだらけだ。

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20241012 北海道晩秋編⑪ 望岳台散策パート6(午前&午後の部) 美瑛町

2024-10-12 10:12:01 | 旅鴉の唄



10月12日(土) 晴れのち曇り

天気のいい三連休の初日、さすがにギャラリーが増えるだろうこともあり、
9月まったく行けなかったので気になっていた、北海洋さんに教えてもらった
ポイントへ久しぶりに行ってみた。しかし、よそとあまり変わらず、ここも
基本シ~ンと静まり返っている。昨秋ためまくっていた貯食場にも、まったく
草木が入っていなかった。これは粘っても意味がないかなと、早めに諦め
場所移動した。

一番上のポイントには東京のTさん、Oさん、青森のSさんらが待機していた。
このSさんは、プロ級の腕前のすごい動物写真家とのことだ。ここも御多分もれず
動きが悪く、岩の上にちょこんと座っていた一匹見ただけで諦め、私は早々に
現場を離れた。

一番下のポイントには誰もいなかった。好天の連休中、考えられないことだが、
「ここは出ない」ことが知れ渡っているためだろう。しばらくすると、久々に
出てほしい斜面に登場したナキちゃんが、その時以来となるモーレツな
貯食活動を始めた。このナキちゃん、滅多に顔を出さないが、出てくると
サービスたっぷりに動いてくれるウイ奴なのじゃ。

味を占めたので、午後夢をもう一度と同じ現場でスタンバったが、そう
やすやすとは出てきてはくれない。今季の現場は非常に厳しいのでありんす。


    

望岳台でのナキウサギ撮影の際には、食料調達などで毎日下界に下りている私。
それはそれでメリットがあり、理由があるのだが、東京のOさんなどは、一度
駐車場に陣取ると、そのまま3~4日滞在するスタイルだ。込み合う駐車場内、
その合間を縫って出入りするのもけっこう大変なので、この三連休、Oさんを
真似て車を動かさないままにすることにした。

そうすることで、まずガソリン代が浮く。私の場合、いったん下りると旭川~
東川近辺まで遠征するので、片道50キロくらい走ることになる。往復するだけ
で二時間くらいかかるので、時間的なロスも大きい。車をとめ置いたままだと、
数日温泉に入れないのはちょっとつらい。近辺には、吹上温泉、白金温泉などが
あり、ちょっと足を延ばせば入浴できないわけでないのだが、Oさんは一回たり
とも車を動かさないので、今回は私もそれに倣う。図書館に立ち寄って、新聞を
読めないのも残念、まあそれは仕方なかろう。やはり一番の問題は食料事情で、
調理器具はかろうじてガスコンロしか持っていない私は、お湯しか沸かせず、
基本インスタントなものに頼らざるを得ない。それで、今回初めて日清食品の
「カレーメシ・シリーズ」を試してみた。スパイシーな味付けは悪くはないが、
しょせんアルファ米を使ったカレー風味のリゾットだ。栄養、量ともに足りる
はずもなく、酒をあおって、空腹を誤魔化し、眠りにつくほか手段がない。

要は、山でテント泊しているのとあまり大差ない生活だということ。ビールを
飲めるだけマシだし、そんなものだと諦めて耐え忍ぶ。
    

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20241011 北海道晩秋編⑩ 望岳台散策パート5 美瑛町

2024-10-11 10:11:01 | 旅鴉の唄




10月11日(金) 晴れ時々曇り

このところ真夜中、低緯度オーロラが見えるようで、昨深夜も、望岳台の
展望所で、東京のTさんが撮影したそうだ。私は2:00頃用足しに車外へ
出たが、すぐまた寝袋に潜り込んでしまった。

初心に戻るべく、まずクロちゃん現場へ。クロちゃん、派手な貯食活動
こそしなかったが、チョロチョロと動き回り、何度か顔を見せてくれた。

ほどなくして一番下のポイントへ移動すると、昨夕一緒になった
札幌のX氏がいて、ちょうど今さっき鳴いて、顔を覗かせたばかりだと
いう。しばらくすると、奥のほうで貯食活動を始めた。距離はあったが、
何度も繰り返してくれたので、撮影チャンスはあった。

ようやくと、初日以来の仕事ができた感じだ。

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20241010 北海道晩秋編⑨ 望岳台散策パート4(午前&午後の部) 美瑛町~旭川市

2024-10-10 10:10:01 | 旅鴉の唄



10月10日(木) 晴れ時々曇り

当初一番上のポイントへ向かう予定が、未明から風が急に強まったため一番下
のポイント(比較的風当たりが弱い)へ行先を変更した。岡山のAさんは当初の
予定通りに上に。しかしここはもっと風が強かったようで、出物状況はかんばしく
なかったとの事だ。

東京のX夫妻と三人で待機、日が登ると風はほぼ収まった、が、まったく出ず、
鳴き声もほとんど聞こえず、しかも、日一日と静けさを増している気がするのは
気のせいではないと思う。


         

土井商店で「立山・本醸造」、安いけどうまい、この旅のお供。


本日も懲りずに午後の部。よくしゃべる札幌のX氏に、鳥や動物の撮影場所の
指南を受ける。ただし私の場合、あまり動き回らないから、宝の持ち腐れ、
馬の耳に念仏。

午後もなきうさ、まったく気配なし。
    

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20241009 北海道晩秋編⑧ 望岳台散策パート3(午前&午後の部) 美瑛町~東川町

2024-10-09 10:09:01 | 旅鴉の唄



10月9日(水) 曇りのち晴れ(下界は雲海)

放射冷却も手伝い、冷え込んだ朝、下界は一面の雲海で、おそらく曇り空だろう。

今日はここで粘ると決めて、一番下のなきうさポイントへ。しかし…気配すらしない。
一昨日の貯食行動を見ていなければ、とっとと引き上げるか、場所を変えるのが
当然の状況だ。X夫妻は用事があるようで、早々に立ち去ったが、結果的にはそれが
正解だっただろう。岡山のAさんは、中~上のポイントへ。どうだったか、あとで
聞いてみよう(出るには出たが、貯食行動まではしなかったらしい)。


   

飛び石で本日のみぽつんと営業日のごはん屋ことさんへ恐る恐る行ってみた。
いつも通り普通に営業されているのが、かえって不思議だった。私が在店時
ほかに客は来なかったが、このあとどうだっただろう。ここまで営業日が
不定期だと、客もここでのランチをなかなか当てにしづらいだろうに。

本日の日替わりランチは「鶏肉のクリーム煮・600円」、フツーにいつもながら
おいしかった。野菜類もたっぷりとれて満足。

そして午後の部。なんとか成果を上げたいと力みかえるも、出ないものは出ない。
それでも立ち去る寸前、かなり奥まった地点で貯食活動を始めた。遠すぎて、
私の機材では限界値を越えているし、しかもかなり薄暗くなっている。
「ただ写せただけ」で終わるだろう。

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