旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2011-08-31 23:59:59 | 展覧会の絵

「復活のボツ写真シリーズ」 その5

夜明け前、ヒサゴ沼に張ったテントを出て歩き始めました。
隣のテントのプロカメラマンはすでに私の先を行き、あとを追いかけます。
化雲岳方面へ向かう雪渓は、朝の冷え込みでツルツルに凍りついて、
難儀しながら登り続けます。

雪渓途中で朝焼けが始まり、私は諦めて、ここで三脚を立てて撮影。
しかし、プロカメラマンはそれには目もくれず先を急ぎ、私の視界から消えました。

日の出と同時に、雪渓上に霧が湧きあがり、幻想的です。
すると、突然、その霧の中から、歓声が聞こえてくるではないですか!
男女5.6人のパーティ、どうやらこの付近でビバークしていたようです。
「ちょうどいいや、被写体に使っちゃえ」と、彼らのシルエットを入れて写したものの、
現像してみるとイマイチわけがわからない写真だったので、ボツにしていました。

日が暮れてからテン場に戻ったプロカメラマン、「撮りたかった写真が撮れた」と
満足そうでした。どんな写真だったのか… 今でもとても気になるのです。



  【霧の中からアイアンキング~化雲岳・ヒサゴ沼間の雪渓上で/2001.07.14 撮影】

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谷山浩子 紙ジャケット・シリーズ~第二弾

2011-08-28 21:30:00 | 歌は世につれ

谷山浩子さんの「紙ジャケット・シリーズ・第二弾」、全9枚を買ってきました。

それぞれに好きな曲は入っているけど、この中で一番完成度の高いアルバムを推薦するならば、
『ボクハ・キミガ・スキ』ですかね。のちにベスト盤的なアルバムに収録される「約束」「不眠の力」
「パジャマの樹」「COTTON COLOR」「海の時間」などはもとより、選からは漏れている
「ボクハ・キミガ・スキ」「催眠レインコート」「心だけそばにいる」などなど、佳曲ぞろいですよ。
(次点は『水玉時間』かな? 曲が粒ぞろいで、録音の状態がよく、音もいい)



   

歌詞カードなども、よりオリジナルに近く復刻されているので、それだけでもこの紙ジャケシリーズは
「買い」だと思いますが、一番の特徴は「ブルースペック・CD」を用いた高音質CDである点です。
が、残念ながら、特にこのシリーズ用にリマスタリングなどは施されなかったようで、私の貧弱な耳では
それほど大幅な音質アップは、一聴しただけではわかりませんでした。それで、今回発売された中では
最新盤でもある『ボクハ~』の新旧盤を集中して聞き比べてみました。

結果は…やはり「耳からうろこが落ちる…」というほどの明瞭な違いはありませんでした。
しかし、音質がアップしているのは確かで、たとえば1曲目の「ボクハ~」の2番に入って
うねるように加わるベースが明らかに迫力を増しているし、その他の細やかなインストルメンタルも
よりクリアーな音になったようです。ただその差は驚くほどではなく、10点満点でたとえると、
旧作が6点で、新作は7点くらいでしょうかねえ。

次の第三弾は、より近代の作品になるので、ここでもう一度聞き比べをやってみましょう。



*このところ新聞に山下達郎さんのインタビューが掲載されていまして、今日はアナログから
  デジタルへの移行期、機材などがすべて入れ替わってしまい苦労したとの内容でした。
  山下さんのような完璧主義者は、当時思うような音作りができずに大変だったのでしょう。
  CDの黎明期~普及期を経て、デジタル技術の革新が進んで、最近発売されるCDは
  当時とは比べ物にならないくらいいい音になりました。

  そういえば、ピンクフロイドのオリジナル盤がリマスタリングされて、再発売されるようです。
  手持ちの『原子心母』などは音が悪くとても不満だったので、これは間違いなく買い直すことに
  なるでしょう。


 










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成虫になりました

2011-08-28 17:08:47 | 案山子と人と烏

台風の遠い影響もあり、このところの不安定な天候はまだ続いているようです。
今日の和歌山市は午前中は快晴に近いお天気でしたが、山沿いから発生した入道雲が
午後には海岸部まで広がり、パラパラと一時弱い雨が降りました。

リトルミントに陣取ったカマキリ、羽が生えそろい、成虫になったようです。
こちらの方がより保護色が効くと考えたのか、横の緑のポールに場所を移していました。
自分の容姿とまわりの状況を完全に把握しているようです。
近々、より今の自分に適した草木に、陣地を移すかもしれませんね。


     

背丈のある黄色い花で見つけたカマキリ、こちらも成虫の姿です。
サイズは先ほどのものより、ひとまわり小さいように思います。


   


先日まいたラディッシュの種がもう発芽しました。さすがに気温が高いと早いですね。
次の休みには間引きせねばならないようです。





   

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ラッキョウ植え付け

2011-08-25 17:00:14 | 案山子と人と烏

このところ不安定な天候が続きますね。
和歌山市も昨深夜雨が降ったようで、朝、路面が濡れていました。

起きた頃には雨も上がり、買っておいたラッキョウの球根を植え付けてしまいました。


   

これは仮置きして、間隔を確かめているところ。ちょうど一畝分使ってしまいました。
ラッキョウを植えるのは7,8年ぶりくらいでしょうか? 以前は一年で掘ってしまいました。
今回の球根の説明書には、「二年掘りが一般的で、その方が品質が良くなる」とあります。
二年置くとより分球が進み、小さめのがたくさん収穫できるようです。狭い敷地で二年間場所を
占有されるのはつらいのですが、今回は二年掘りに挑戦してみましょう。

ラッキョウは丈夫で手間がかからず、育てやすい野菜なので、ビギナーにもおすすめですよ。


もう一畝とプランター(カゴ)には、残っていたラディッシュの種をまきました。この時期は、
「敵に塩を送る」だけになってしまうかもしれませんがねえ。


シャワーで汗を流し、ひと休みしていたら本降りの雨に。今日に関しては、いい塩梅に作業を
終えることができたようです。


   


   


オクラの葉に蛾の幼虫が二匹いた。もう収穫も最終盤なので、少々食べられてもいいんだけど…


   



*出かけたついでに、市内の好日山荘に寄って、山用の食料を買い足そうと思いました。
  が…アルファ米(白飯)がまったく棚に並んでいません! かろうじて、赤飯のみ
  在庫がありました。どうもアルファ米の供給はまだまだ不安定なようで、不定期にしか
  入荷しないらしいんです。この夏山に行かれた方々は、皆さん、苦労なさったようですよ。
  夏前にお店に行った時には、たまたま普通に棚にあったので、油断してしまいました。
  もう少し多めに買っておいたら良かったなあ。念のため、レトルトのご飯を少し準備しておくかな。
 




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グルメツアーイン福井県

2011-08-21 16:50:08 | Weblog



旅仲間と一泊二日のグルメ旅です。
・小浜で地物&焼鯖鮨・民宿の夕食・常神へ魚の買い出し・徳右エ門でうな重等々
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じゃがビー・バターしょうゆ味

2011-08-16 19:12:30 | 素晴らしき紅マグロの世界

新製品? なのかな。スーパーで目についたので買っちゃったけど。
じゃがビーのバターしょうゆ味。


   

またひとまわり大きくなった蜂の巣。たぶんこれで完成型。
アシナガバチの仲間だと思うけど、かなり大型の種類で、迫力あり。

   

撮影直前、エサをゲットして食べていた、リトルミントのハラビロカマキリ。
反り繰り返った腹の裏と葉の裏の模様、色がとてもよく似ていて、ちょっと目を離すと
次に確認するのに手間取るくらい景観に溶け込んでいる。

   

こちらはアジサイの枝で擬態するハラビロカマキリのオス。この間玄関にくっついていた奴で、
よほどその場所が気に入ったのか、しばらくご滞在。ただ、開け閉めの際に挟まれないか
ちょっとハラハラしていたのです。ようやく少し移動して、すぐ横のアジサイへ陣取ったのはいいけど、
花はすっかり終わっているし、ここでエサを確保できるかなあ?



今朝、少し雲が多めだったので、畑の片づけをしてしまいました。プランターのひとつからは
カナブンの幼虫がワンサカ出てきて、キュウリが早期に枯れてしまった原因のひとつかもしれません。
1時間ほど作業したら汗まみれ、クタクタ・バテバテです。夏バテで、体力相当落ちてるなあ。
午後からはゴロゴロして過ごしてしまいました。




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いわし雲

2011-08-11 20:30:56 | 老人のつぶやき

一時の不安定な天候を脱した関西ですが、それ以来厳しい残暑が続きます。
今日も暑かったね~ もうバテバテ。

早朝墓掃除に行ったあとは、野外作業は差し控え、屋内でゴロゴロして過ごしてしまいました。


   

しかし、朝夕少し秋の気配を感じることもあり、日暮れも徐々に早くなってきました。
今夕、見事ないわし雲(うろこ雲)が空を覆った和歌山市です。



♪ 二人が座る 間を割いて 涼しい風が走る
  夏が終わると知らせるみたいに 空にはいわし雲
       もう一度秋が来る 君と二度目の秋が来る

  今日も港は大漁だよと 誰かの受け売りで
  きみが得意に話をしたあと 僕が頷くのさ
       もう一度秋が来る 君と二度目の秋が来る


  (いわし雲/詩:天野滋)



*NHKはどんな契約しているのか知らないけど、よくもまあ、ジブリのスタジオ内部に入り込んで
 取材しているね。おかげで、「ポニョ」も「アリエッティ」も「コクリコ坂」もまだ見ていないけど、
 気分だけはすっかり見た気になっちゃってるよ。宮崎吾朗さんの監督になったいきさつも今回
 初めて知りました。七光なのは間違いないけど、受け継いだもの、持って生まれたものは
 あるのかもなあ。コクリコの出来が良かったらいいのにね。番組のナレーションは石田ゆり子さん。
   いいねえ。

 先日の「家族に乾杯」の海外編でもゲスト出演されていて、最初見る気はなかったんだけど、
 つい最後まで見ちゃったよ。いいねえ。






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アオスジアゲハ

2011-08-07 17:31:54 | 案山子と人と烏

久しぶりに布団を干して、さらにベットカバーを洗濯、マットレスなどを外してベットの下に
掃除機をかけ、風を通しました。年に二回位はベットの下を掃除したいと思っているけど、
これもなかなか面倒なので、あれこれ言い訳つけてはつい先送りしてしまいます。

本来は春先の恒例行事でしたが、今時はこの時期、花粉や黄砂が大量に飛び、
大きく窓を開けるのもはばかられ、タイミングを逃してしまうんですね。
二日前だったか、和歌山市も久々に雨が降って、土埃の飛びにくい、いい条件だったかも。
台風の遠い影響か、このところ不安定なお天気が続いたけど、今日が一番安定していたかな?
その分暑さは厳しく、畑の土を整理するのはパスして、先延ばししちゃったけどね。


   


   

アオスジアゲハですね。うちの庭にも時々姿を見せますが、せわしく飛び交ってすぐ去ってしまうので、
写真を撮ったり、じっくり観察できる機会は少ないんだけど、リトルミントがとても気に入ったとみえて、
人がいるのも気にせずに、今日はずいぶん長い間滞在して花粉を楽しんでいました。


   

クマゼミ。鳴かなかったところをみると、どうやら卵を産みに来たメスのようです。
当初この夏はセミの鳴き声が少ないと思っていたけど、約半月くらい遅れで、今絶好調みたいですね。


   


   

オクラの花。同じものを別角度から。


   


   

今日は二輪咲きました。こちらの方がやや小ぶり。明日またひとつ収穫できそうですね。


   

玄関の桟に出てきたたぶんハラビロカマキリのオス。成虫寸前の大きさ。


    

サルスベリにいたこちらはメス。   


   

これはリトルミントで。反り返った腹の形、色が葉とよく似ているので、一見、見分けがつきにくい。
他の昆虫たちには恐怖の擬態。


   

無視するように一心不乱にリトルミントの花を食すオンブバッタ。


   

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朝の扉をひらく時

2011-08-02 20:30:45 | 老人のつぶやき

え~っと、昨年の秋の大雪山、「第二部・白雲テント&避難小屋泊編」が
未完に終わっていたので、遅ればせながらこのたび、フォトチャンネルに写真を
掲載してみました。旅行記風にこまごま書くと、あれやこれや書きたいことが
いっぱい出てきて、とても話が長くなり、書く方も読む方も大変やもんね。

詳しくはフォトチャンネルをご覧いただくとして、昨年の大雪山の紅葉は
何年かぶりに出来が良くなくて大変でした。前篇はそれをできるだけ誤魔化して
撮影したもの。後篇はそのネタばらしみたいな感じです。

もう一カ月もすると、日本一早い紅葉がボチボチ始まるんやねえ。
今年はたのむで~ 期待しております。台風よ北海道へは近づかんといて!
そして何物にも邪魔されず、例年通りお休みがとれますように。



♪ 朝の街角 つぶやいた白いサンダル
  ひとりの夢が はじまる時
  朝の街角 ショーウィンドゥにうつる私の顔
  星くずの中から 生まれた 今

  歌いだせ世界 私のまわりで
  かけめぐれ風 朝の窓 朝のこずえを
  ひろがれ 海の彼方へ ひろがれ雲の彼方へ
  ひろがれ 世界の果てへ 世界の世界の果てへ


  (朝の扉をひらく時/詩:谷山浩子)



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蜂の巣をつついたような騒ぎ

2011-08-02 17:02:03 | 案山子と人と烏


「金の成る木」にアシナガバチが大きな巣をつくりました。
これは吉兆?  サマージャンボ買いに行こう。
あっ、間に合わなかった。


   

アジサイの葉で羽化したセミの抜け殻。たぶん、今朝方。
今、うるさいくらい響き渡っている鳴き声のひとつが、君のかも。


   

リトルミントは花期の長い花だなあ。
いい場所に陣取っているカマキリくん。


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