放射冷却で冷え込んだ朝、凛としたたたずまいで
石狩岳が美しくそびえる
手前の建物はたしか国鉄の十勝三股駅があった頃の遺構で
10年くらい前までは『安全第一』とそろっていた看板も
建屋が崩壊、今では『安』一文字を残すだけとなった
あと5年くらいですべて朽ち果てるのではないか
いいアクセントになっていただけに名残惜しい
【石狩岳モルゲンロート~十勝三股にて 2023.05.13 撮影】
旭川~美瑛辺りで牛の放牧を見かける機会は意外に少なく
この道も何度も通っているのに
牛舎から放たれている牛たちを初めて見た気がする
雪解けが進むオプタテシケが背後にそびえ
共演を意図してシャッターを切ってみた
【ホルスタイン共演~美瑛町にて 2023.05.13 撮影】
長旅から帰宅後、椅子に座るたびに床に黒いプラスチックの破片みたいなのが
散らばるので、なんだろう?と思っていたら、キャスターが破損していたのです。
そのうち大きなパーツが外れだしガタついて、「これはいかんざき」となりました。
スピーナチェアを購入した経緯などは、これとかこの記事で紹介していますので、
興味ある方は参照なさってください。かれこれもう16年くらい前の出来事
なんですね、月日の経つのは早いものです。当時の取説とか領収証などが手元に
残っていて確認すると、高額の購入価格にも驚きです、正職員として勤めていた
からこそ行えた蛮行、独身貴族だった頃のあだ花とも言えるでしょう。
最初あきらめて別の椅子を購入する方向へ気持ちが傾いたのですが、思い直して
製造元のイトーキへ連絡してみると、スピーナチェアは今でも現行品(デザイン
は変わっていながら)で、そのためなのかまだパーツの発注はできるようで、
購入した和歌山市内の事務機器卸会社(株)稲葉さんへこちらからお伝えして
おきますよと言ってくれました。当時の担当者だった同社のTさんもそのまま
ご健在とのことで、最初からこちらへ連絡すれば話が早かったものの、その後
一度も取引がなかったし、すでにTさんは勇退されているものだと、勝手に
思い込んでいたんですね。Tさんはその頃のやりとりを覚えてくださっていて、
PCにもまだ販売データが残されていたようで、以降は話がスムーズに進みました。
私のスピーナチェアは「抵抗付きウレタン双輪キャスター」に取り替えていて、
今更ながら取説を読み返すと、この部品は経年劣化していずれ破損するだろう
ことが記されており、その時期がやってきたのでした。5個すべて入れ替えて、
運賃、消費税込みで5610円かかりました。今後そのほかのパーツも傷む
でしょうし、この先15年は無理かもしれませんが、これであと10年使えた
なら、けっしてトータルで高い買い物でなかったことが実感できるでしょう。
今回イトーキの方にお聞きした話では、このスピーナチェアは、洞爺湖サミット
で使われたことで知れ渡り、当時多くの引き合いが寄せられたそうです。この時の
サミットでは、日本酒の「磯自慢」が晩餐会に選ばれたエピソードは知っていた
のですが、椅子の件は初耳でした。どちらも末永く愛され続けているようですね。
昨年末に朝日新聞記事「ミステリー小説ランキング紹介」で取り上げられた
「可燃物/米澤穂信(ほのぶ)著」、図書館での順番がようやく回ってきて、
このたび読むことができました。この小説は各ランキングで上位を独占、
紹介記事中でも『大本命』的な扱いで、なるほどとても面白く、私もあっと
いう間に読み終えました。
米澤さんと言えば、アニメファンには京都アニメーション作品「氷菓」の
原作者としても馴染みのある方ですよね。京アニ作品中では、個人的には
あまり高評価でない氷菓なのですが、学園もの、ヤング(←死語)向けとして
は異例の凝ったシチュエーション、トリックなどには、目を見張るものが
ありました。学園生活の何気ない日常に謎、真意が隠されていて、その意外性
に驚かされました。米澤さんはその後直木賞を受賞されるなど作家としての
名声をより高められ、その最新作がこの可燃物、米澤作品をいつか読んで
みたいとの願いとタイミングがクロスし、ようやく叶いました。
オムニバス形式で五つの物語が並び、いずれも群馬県警の葛(かつら)警部が
それらの謎を解き、事件を解決します。どの事件も概要は平凡というか、
日常我々の身近でも起こりうるようなありふれたもので、たとえば連続放火
だったり、人質を伴う立てこもりだったり、交差点の出合い頭事故だったり等々、
現実のニュースでも時々見聞きする、一見特殊性からかけ離れた単純な事件
のはずが、実はいずれもひねりが効いていて、動機や凶器など思いもよらない
展開を経て、予測しがたい結末を迎えるのです。このあたりは氷菓の延長線上
であるとも言えるでしょう。
こういう切り替えの鮮やかさ、本格推理なのに気負っていない点が、米澤作品
の魅力のひとつなのかもしれないですね。
昨日は風雨とも強まり一日中荒れた天候となりました。和歌山市の風速が全国で
4,5番目、市内の友ヶ島燈台が一位でした、風当たりの強い地域なんですよね。
フダンソウ(うまい菜)を収穫しました。ボウル二杯にてんこ盛り、相変わらず
順調で、まだまだ勢いに陰りが見えす、あと数回はとれそうです。冬場低調だった
分をとり戻している感じでしょうか。ナメクジの食害を受けないのも好調の
要因かもしれません。今期ナメクジがまったくいないんです。
九条ネギもまずまず順調に育ち、すでに数回薬味に利用しています。
いよいよアジサイの季節到来です。
アゲハチョウの幼虫。数日前まで見かけた緑色の二匹、今日は探せなかったなあ。
昨日蒔いたミニひまわりの種がまったく足らなかったので、今日別の
ホームセンターで買い足しました。同じ種ばかりでは面白くないと考え、
今回は「ビッグスマイル」という品種を選びました。種の生産国は
フランスで、ちなみに昨日の「夏物語」はチリで生産されています。
さっそく蒔いてみると、夏物語よりもさらに内容量が少ないのに
面喰いました。これでは全然足らず、結局あとからさらに夏物語を
一袋追加招集しました。それでも全部は埋まらず、種を蒔けなかった
ところが残ってしまいました。すでに1000円くらいつぎ込んでる
のにねえ…恐るべしガーデニング費用の高さです。
庭じゅう花だらけにしているお宅などは、相当お金をかけていると
想像します。うちの前任庭師は、種から育てることはあまりしなかった
けど、苗はよく買ってたもんなあ。まとめ買いすると、数千円なんて
あっという間に使っていたんだと思います。私はまだ前任者から
庭の手入れを引き継いだばかり、方向性すら定まってはいませんが、
いずれにせよ、規模を縮小することになるのはまず間違いなく、
お金もあまりかけられないので、宿根性の毎年花を咲かせ続ける
ような品種を中心に育てていくことになると思いますね。
「夏物語」って名前のミニひまわりの種を購入しました。「緑肥」
ほどには効果がないまでも、野菜の連作障害を緩和してくれるのを
期待して植えてみようと思いました。
ところが、今日種まきしたところ、内容量が思いのほか少ないことが
わかりがっかりです。野菜の種と比べるとほんのちょっとしか
入ってなくて、予定した半分ほどの面積にしか行き渡りませんでした。
もう一袋買うしかないかなあ。これを購入した店では、これが
最後の一個だったので、別の店を当たるしかないかもねえ。
昨日から急に暑くなった和歌山市です。湿度が低くカラッとしているので
しのげるものの、夏本番の暑さがすぐそこまで迫っているような気がします。
北海道で採った山菜・行者ニンニク(アイヌネギ)を使ったハンバーグを
つくってみました。自身でハンバーグをつくるのはこれが三回目で、先代の
料理長から台所を引き継いだ際、冷凍室にハンバーグが7個ほど保存されて
いて、これがたいそう重宝したので、その後も切らさないよう、時々まとめて
作り置きしています。解凍するだけで、メインのおかずにはむろんこと、
スパゲティの具材等にも流用できるなど幅広く使えます。もちろん、今まで
ハンバーグなんてつくったこと一度もなかった私ですから、過去二回は
レシピを参照しながら悪戦苦闘して作り上げました。それでも、いまだ
揚げ物ができない私、トンカツ、コロッケ、から揚げなどがメニューに
並ばない中、唯一洋食っぽいおかずをつくれるのがハンバーグなんですね。
今回は行者ニンニク入り、どれくらいの分量が適量なのかまったくわからず、
ひとまず、タマネギに対して10%くらいの割合で混ぜてみました。こういう
クセのある食材は、隠し味程度に入っているのがいいのではという判断です。
合いびき肉・牛ミンチ300g+豚ミンチ200gで、計9個できました
(写真は焼く前のもの、緑色が行者ニンニクで、写ってませんがもう1個
あります)。カタチはともかく、大きさはまずまずそろっているとしておいて
ください。
ハンバーグ1個と豚肉卵もやし炒め(ニラ+行者ニンニク入り)が今晩の
おかずでした。行者ニンニクは豚肉にもよく合うことがわかり、この頃
積極的に利用しています。手前みそながら、ハンバーグも美味でしたよ。
行者ニンニクは今回の倍くらい入れてもいいかもしれません。あまり
しつこくなっても困るので、このあたりは個人の好みでしょう。
行者ニンニクはとても栄養価の高い山菜です。この夏も暑くなること必至?
行者ニンニクパワーで乗り切れたらと思います。
午前中不安定な天候でした。こちらの思惑と天気がシンクロしないので、旅の道具の
片づけがやや滞り気味です。並行して家の用事(こたつ布団の片づけや家事など)を
行わねばならず、なかなかに忙しくしています。それでも、旅の荷物の片づけは、
ようやく峠を越えつつあります。
自身でフダンソウ(うまい菜)の収穫をするのは久方ぶりです。私の不在中、妹が
一度収穫してくれたので、どうにか体裁を保ってはいます。ただし、当然追肥までは
してくれませんが…
予想以上の大収穫で、ボウル超てんこ盛り2杯分ありました。もう1個ボウルを
用意してもよかったですね。この分量だと、4,5回はお浸しにしていただけます。
青物野菜が少なくなるこの時期、大助かりです。
庭のあちこちでおのればえしているシソの株をポットへ植え替えました。親戚が
欲しいんだそうです。
こちらは、ニンニクを植えていたプランターで芽を出したオダマキ。いずれ適当な場所へ
植え付けてやります。
天気はどうにか持ち直し、満開の桜を写真に収められた
この日は土曜日、昼頃~夜間(夜桜見物)は殺人的な混雑が予想され
周辺の道路も渋滞が発生するだろうから長居は無用
早々に現場を離れた
【お濠の桜満開~山形市・霞城公園にて 2023.04.08 撮影】
ここでご一緒した地元のおじさんは熱心な写真愛好家で
ソフトを使い合成、複数枚の写真を横並びにつなげて
横12メートルの大きなパノラマ写真を生成
写真展などで展示しているのだそうだ
おそらくこのような構図となるだろうが
私のは広角で撮った上下をカットしただけのパノラマもどき
A2サイズくらいまで引き伸ばすのが関の山だろう
【校庭の桜と鳥海山・パノラマ風仕上げ~山形県遊佐町にて 2023.04.10 撮影】
帰宅したら、すっかり地上部が枯れ、萎れてしまっていたので慌てました。
タイミングとしてはやや遅くなったかもしれないニンニクの収穫を、本日行いました。
出発前には、すぐ枯れてくるような気配はまるでなかったのですが…
こちらが畝に直植えしていたほうの片側(片畝)分です。思ったほどリタイアしていた
株はありませんでしたが、全体に小粒で、もう一回り大きかったらいうことなかった
でしょう。冬場、日照時間が少ない我が家では、こんなものかもしれません。
こちらはプランターで育てていたほうです。天日干しして乾かしている最中、
雲が多めで、当初の予報ほど日差しがなかったのが計算外でした。
赤色のゼラニウムの繁茂が一段とすごくなっていて、通路をふさいでいたので、
ひもでよじめました(よじめる=和歌山弁、まとめるて片付ける的な意味合い)。
それでもまだまだ通路にはみ出していて、雨の日などは服が濡れ困ります。
春に株分けした球根から、軒並み花芽が伸びました。どうやらこれらも
アマリリスだったみたいです。
カンパニュラとベルベットフラワーのコラボレーション。
アリストロメリアも見頃です。