【タカトウコヒガンザクラの谷~高遠城址にて/2016.04.08撮影】
【お子様は裸木がお好き?/2016.04.08撮影】
高遠(たかとう)が桜の名所として名高いのは知ってはいたがほとんど予備知識はなく、
ともかくネットの開花情報を参考に、たぶん見頃だろうフンで初めてやってきた。なので、
町に咲く桜のほぼすべてが「タカトウコヒガンザクラ」という品種であり、その独特の
濃いピンク一色に埋め尽くされているということを、町に入るまで知らなかったのだ。
早朝、まずは有名な高遠城址公園へ。入場料無料で入れたのはラッキー。もちろん
園内タカトウコヒガンだらけなのだが、どこをどう撮ったらいいのかわからず、苦し紛れに
写したのが上の写真。谷の底にはまだ日が差さず、明暗差が大き過ぎるのを案じるも、
デジタル一眼の高い能力とDPP4の現像能力に助けられ、何とか咲き誇る桜を写しこめたか?
もう少し粘れば谷底まで日が当たるのであろうが、その頃には観光客で溢れかえり、
人を入れず写すのはかなり困難であろう。
とにかく町中いたるところタカトウコヒガンだらけで、あっちもこっちも「ピンク・ピンク・ピンク」。
町外れの公園にも桜がわんさかあったが、この時ここで写真を撮っていたのは私だけであった。
あとは先生に引率された近くの保育園のコワッパどもが占拠し、縦横無尽に走り回っていた。
桜よりも裸木が人気。こっちのほうが登りやすいもんね!
撮影後陸橋から下り、地元の子供たちと触れ合った。と言えば聞こえはいいが、囲まれ
「こらおっさん、どっから来たんじゃあ、ワレ!」とからまれた。
あとから種を蒔いたラディシュの1回目の間引きと追肥を行いました。
こちらは先に蒔いていたほうで、これが2回目にして最終の間引きと追肥になりそうです。
日差しが強く、簡易温室内気温が上がるためか、生育のスピードがずいぶん速まってきたようです。
間引いた苗の根元がすでに赤く膨らみ始めているものもいくつか見受けられました。
写真はいずれも作業後のものです。
今日ホームセンターでコマツナ(小松菜)の種を購入しました。前回できが良かったので再び
植えてみたくなったのです。ジャガイモの種芋が店先にたくさん並んでいました。今ちょうどそういう時期
なんですね。
あとから蒔いたフダンソウ(うまい菜)の込み入ったところだけ軽く間引いておきました。ここ何度か
種蒔きしたうちでは一番発芽率がいいようで、元々多めに種を蒔いているのでそれなりにまとまって
芽を出すと、密度が濃いんですよ。
もうしばらく様子を見てから追肥等を考えたいと思っています。
遅咲きのスイセンが咲き始めました。
今日も穏やかないい日よりでした。日差しがたっぷりで、車の中などは暑いくらいでした。
ここ数日の暖かさで、我が家のサクランボのつぼみが大きく膨らみました。今週中の開花が
間違いなさそうです。
谷山浩子さんのベスト盤的な企画アルバムは、そろそろ発売されつくした感があったので、
次に出るとすればシングルコレクション的なものかなというある程度の予測はありました。
やっぱりといった感じで、このたび3枚組みで過去のシングル曲A面・B面をすべて網羅したCDが
「45周年記念」として発売されることが決まったようです。私もさっそく予約しましたよ。
これまでデジタル化されていない幻の音源が初CD化されるということで、うれしい限りですよねえ。
と思いきや、意外に初ものは少なくてたったの3曲のみです。そのうちA面扱いは1曲だけで、
あまりに気の毒なその曲は『ごめんね』。これまでの理不尽な扱いを許してや、待たせてごめんね。
でもかえって今回一躍脚光を浴びることになったかも。確かごめんねは、のちのシングル曲
『サーカス』と対になるような曲で、同じ「別れ」の場面を男の側(ごめんね)と女の立場(サーカス)
から描いたものだったと思います。違ったかな?ずいぶん長いこと聞いていないから記憶が曖昧…
今までの未収録曲が3曲だけと、この結果だけみたらシングル曲が厚遇を受けてきたかのようですが
これが逆で、ベスト盤などに重ねて選曲されることが谷山さんの場合かなり少ない状況でした。
CD化されたオリジナルアルバムにだけ収録されているものがあるのと(たとえば『忘れられた部屋で』
とか『ラ・ラ・ルウ』『夕焼けリンゴ』などなど)、加えて、年代別ベスト・80年版(上の写真)が企画色の
強いアルバムで、シングルやそのB面を多数含んだ構成なので、このCDの恩恵で唯一CD化
されている曲も少なくありません。そういう意味でも'80S(あるいは'70Sも近い趣向だったか)は、
貴重な価値のあるベスト盤でありましたが、逆に今回のコレクションの登場でほぼその役割を終えた
ともいえます。私の好きなシングル曲の『たんぽぽ』はこのベスト盤にしか収録されていなかったので、
それを聞きたさにこのCDをしばしばトレイに乗せてきたものです。
さらに邪推すれば、谷山さんはシングルとして発売された曲をご本人としてはあまり評価していない、
ぶっちゃけ嫌っているとさえ思えてきます。繰り返しベスト的なアルバムに選曲される楽曲が、あまりにも
少ないように思うからです。これには様々要因があるのでしょうが、ひとつには、ご自身のシングル曲に
対して、嫌な思い出、トラウマみたいなものがあるからじゃないのかしら?
当時はシングル崇拝が強く、シングル曲がヒットすることが人気を計る一番のバロメーターで、
シングルがヒットする→人気が出る→アルバムが売れる→コンサートの動員数も増える…
みたいなサイクルが一般的だったように思います。売れるシングル曲をつくるために多くのアーティストが
頭を悩ませ、ヒットを飛ばせとの上からの至上命令・圧力に耐えて、それは自身が本来望んでいた
創作活動とは大きくかけ離れていたことがあったかもしれません。これは私の勝手な憶測だけでなく、
当たらずとも遠からずではないでしょうか?
谷山さんは『夜のブランコ』以降17年間もシングル曲を発表しなくなりましたが、この間に
発売されたアルバムはそれまでにも増して完成度の高いものが続出しましたから、これは「シングル制作の
呪縛から解き放たれたからこそ」とも推察できます。ご自身もコンサートで述べられていますように、
「出しても売れないからシングルやめちゃった」とあっさり見限ったのが奏功したのもしれませんし、また、
そうとはいえ、大ヒット曲に恵まれたわけではないのにここまで長く続けてこられたのも考えればすごいことです。
これは歌い手以外にもマルチな才能を発揮したのと、地道なコンサート活動を続けた賜物なのでしょう。
セールス的には『カントリーガール』が一番の出世曲なのかな。私の感覚としては、ポプコン(テレビ版)の
「今月の歌?」に使われ毎回流れていた『忘れられた~』とか、オールナイトニッポンでしょっちゅう
かかった(テーマ曲だった?)『てんぷら☆さんらいず』などのほうがもっとヒットしていた気がするんですよね。
『忘れられた~』などは私的にはとてもいい曲だと思うのにご自身の評価はさほどでもないのか、かろうじて
オリジナルアルバムに入っているだけで、それ以外にCDで聞けるのはこのコレクションが初めてです。
作った側の事情も様々、聞いてきた側も勝手に思い出を重ねたりしてそれぞれが好きな曲に対して
強い思い入れがありますから、みんな違ってみんないいのでしょうかね。
'70S&'80Sがなかったとしたら、このシングルコレクションの価値はさらに絶大であったでしょうが、
まあいろいろ歴史的な経緯もあるでしょうからねえ。シングル集が登場する今となっては、逆に
70&80の存在はかなり中途半端になるのも事実でしょうし、あらためて70&80年代のベスト盤を
編み直すことも考えられるでしょう。しかし、シングル集=究極のベストとも限らないのが難しいところで、
結局は、昔々、好きな曲だけ集めて自分だけのベスト集(マイベストみたいな)をカセットテープに収録して
楽しんでいたように、「自己流ベスト」を選ぶしかないのかもしれません。シングルコレクションなどは
そのためのいい素材を提供してくれているということなのでしょう。
このたびはこれら「隠れた名曲」というか、本来華やかなシングルA面だったはずなのに、哀しいかな
ぞんざいな扱いを受けてなぜか日陰者っぽい印象の楽曲たちが、再び日の目を浴びる機会を得たようです。
あっちのベスト、こっちのオリジナルアルバムにと散逸していたシングルが、これだけの曲数を並べて
続けざまに聞けるのもこの企画ならではの楽しみですし、カーステレオのハードディスクにダビングして
ドライブのお供に聞くにもいいでしょう。「谷山浩子ってまだ歌ってるの!?」と驚かれた方々がまず手始めに
聞いてみるのにも手を出しやすいベスト盤かもしれませんね。
ご近所さんからいただいたふきのとう。天ぷらにしてもかなり苦みばしった味わいなので、
せいぜい数個あれば事足りまして、残りは鉢植えとし、目で楽しませていただくとしましょう。
ピンクラッパなどの活け花。暴風雨で花が傷みつけられる前に切花にしたみたいです。
二度続けざまに見舞われた春の嵐でしたが、幸い我が家では大きな被害は出なかったようでした。
金のなる木の植木鉢が転倒した程度だったかな。先日植え替えた草木は、見た感じではすべて
無事に思います。
同じくの縦バージョン。
イオン和歌山店で買ってきた「オールあずき・濃い抹茶仕立て」の個包装タイプ。
確かに個包装のほうが使いよいとは思うも、かさばるので内容量は半分程度に
なったような気がします。つまりコスト的には倍になった感覚なので、どちらがいいかは
微妙なところ。登山用行動食としても、この仕様はあまり歓迎されないかもな。
「グラン・じゃがビー・焦がしバター味」が安かったのでこれも買ってみました。
このシリーズは濃厚な味付けでウイスキーのおつまみとしての相性もよく、
たまのプチ贅沢ですかな。
元々この土日の予報はあまり良くなかった和歌山市ですが、フタを開けたら上天気。
特に今日は北寄りの風がやや冷たいものの快晴に近いような晴天、湿度も低くカラッとしていて
思わず予定外に布団を干しちゃいました。いいほうに外れたんだから文句を言う筋合いじゃあ
ないんだけど、心の準備もありますんやで、あんまりハデなことせんといてや気象庁殿。
この後本格的にスギ花粉の飛散が始まるようですし、しばらく布団干もできないでしょうから、
思いがけず本日は貴重な条件に恵まれたと思います。今年は花粉の飛散量もずいぶん多いと聞きます、
皆さんお互いに気をつけましょう。
上の写真はクリスマスローズです。引き続き庭の整理整頓を細々と行っていて、その流れで
せっかくきれいに咲いているクリスマスローズを日の当たる場所=目立つ場所に移動させて
やったんです。
ピンクラッパも席替え。
コザクラなどの寄せ植え。
雪に痛めつけられたキンセンカ、新しい花が咲き始めました。
今度はジュリアンにピントを合わせて。
太陽の高度が上がり、この場所のジュリアンにも日がたっぷり当たるようになりました。
再びキンセンカにピントを戻してツーショット。
このほか、古びたプランターの菊を別の植木鉢に植え替えたり、おのればえしたサルスベリを
ダメ元で裏庭に移植したりとか、粛々とお外で仕事をやっておりました。そういった野外作業には
最適の日和でしたよ。
私にとって「ラスク」は、売れ残ったフランスパンをスライスして砂糖をまぶして揚げたお菓子、
って程度の認識で、決して好物ではなく、自ら進んで購入することはまずありませんでした。
ところがこのたび職場でいただいたこのお菓子を食してからは、その考え方を少し改めなければ
ならないかもしれません。山形市にある麦工房・シベールの「ラスク フランス」はとてもおいしいと
思ったからです。製法のウンチクはここに示したパンフレットや同社のHPをご覧いただくとして、
なかなかこだわりある一品のようです。
5種類あるうち、私は「カリカリアーモンド」「メープル+くるみ」「ショコラ」をいただきました。
全品制覇したかったけど、あっという間に売り切れちゃった。おいしいお菓子を食べながら
仕事できるのはいいとして、また太っちゃうなあ。
お取り寄せもできるようですし、さらに同社は、山形県内を中心に直営店舗をいくつか展開させている
みたいです。バームクーヘンもおいしそうですね!(←バームクーヘン好きなヤツ) 今度山形に
いく機会があれば、お店を直撃してみようかな。
近年グルメに走る余力はあまり持ち合わせてはいませんが、まあ、たまにはいいでしょう。
前回から3週間あけて、今日フダンソウ(うまい菜)を再び収穫しました。この前よりは収穫量は増え、
ボール山盛り一杯とれました。復調の兆しが見えるのがうれしいのですが、昨年はボールに二杯分くらい
収穫できていたと思うので、今後さらに期待したいところです。
先に植えたラディシュは2回目の間引きと追肥。
あとからのは1回目の間引き作業を軽く行いました。写真はいずれも間引き前です。
先日種蒔きしたフダンソウがようやく発芽しました。うまく生えそろってくれたらいいのですが。
今日の和歌山市は予報よりも晴れる時間が多かったためか、日中の気温も予想よりは高めで、
野外で作業していたら汗ばむほどでした。来週も気温の変動が大きいようですから、体調を
崩さないように気をつけたいと思います。
【雲の平の草紅葉/2016.09.19撮影】
前日黒岳の山頂に立ったときには、「今年は一枚も紅葉の写真は撮れないかもな」と思った。
登山道沿いと山頂から見た表大雪周辺のナナカマドの紅葉の出来があまりにも悪かったからだ。
それでもあきらめず山頂付近(雲の平周辺)を歩いてみると、草紅葉はなかなかいい状態だとわかり、
しかも前夜の冷え込みが効いたのか、この日になって一段と赤味を増したように感じた。
上の写真は、黒岳石室から北海沢方面へ向かってすぐのところで、例年安定して美しく色付く。
背景の鋭鋒は烏帽子岳。
下はお鉢方面へ向かってしばらく行った右側の斜面。ここも毎回箱庭のような美しさを感じさせてくれる
場所で、この年はいつもにも増してチングルマの穂が残り、葉の色づきもよかった。お針平展望台
まで歩くつもりが急に黒い雲が広がって、あきらめて引き返し戻る途中、厚い雲間を縫って強い
日差しがきたので、あわてて撮影した写真。背景が黒く、思いがけず明暗がついたいいライティング
となって草紅葉の赤みが際立った。背景は凌雲岳。左にチラッとだけ見えているのが北鎮岳。
このあとテントに戻ってしばらくすると雨が降り始めたので、一瞬の隙を突いて写した写真としておく。