2013年撮影作品シリーズ その12
ナナカマドの赤い実の上にボテっと積もった白い雪。北国の晩秋から初冬ならではの風物詩では
あるものの、地元の方にはありきたりの風景すぎて、もはや撮影対象ではないのかも。それでも
一元の旅行者は、うれしがってつい撮ってしまう被写体です。翌年同じシチュエーションを期待して
行ってみたら、ほとんど実がなくって驚きました。やっぱり一期一会なんやなあ。
【ナナカマドに綿帽子・美瑛にて/2013.11.12撮影】
前日の強い暴風雨で、せっかくの花がかなり散ってしまっていた吉野。複数の桜の木々を遠近
重ね合わせ、だましだまし撮ってはみたのですが。
今年いいお花見ができますように、シリーズの最後を桜で締めました。
【吉野の山桜/2013.04.08撮影】
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
新年度に向け、ブログ画面の一部を以下のように改定します。
・タイトルを「旅にしあらば」と変更
・私のハンドルネームを「他人夏(ひとなつ)」と変更
・カテゴリーに「Uncle あるちゅうの唄」を追加
・カテゴリーに「図書館はどこですか」を追加
・カテゴリーに「旅にしあらば」を追加
以上、これからも引き続きよろしくお願いいたします。
人なつっこい?他人夏くん
「おとんちゃん」とは、これにて半永久的にお別れです。最初ハンドルネームを決める際に、
ネットで検索してみたら、おとんちゃんを名乗っている方が意外に多くて、さてどうしたものか
思案したのを思い出します。今改めて検索すると、一番先に出てくるということは、
私が(少なくともネット界では)世界で一番有名な?「おとんちゃん」であるらしく、ここまでよく
成長してくれました。
「とんぼちゃん」が「とんぼ」となったように、次は「おとん」にしようかと考えたのですが、
さん付けにされた時に「おとんさん」では何か落ち着きがないように思え、ない頭を絞って
考えた次の名が「他人夏」であります。しばらくは馴染まないとは存じますが、これからは
「他人夏」をどうぞよろしくお願いします。世界一有名な「他人夏」を目指します…というか、
検索すると、他人夏ってまったくヒットしないようですから、世界にひとつだけの名前なのか…
努力せずとも一番てのもなんだかなあですが、この先、第二、第三の「他人夏さん」に
追い抜かれないよう、精進しましょう。でももし、そういう方が現れたなら、他人とは思えない
でしょうけどねえ。
では、「おとんちゃん」とは何だったのか?? 最後ですから正体を明かそうかとも考えましたが、
謎は謎のままの方がいいかもしれませんね。さよなら! おとんちゃん。
パソコン関連の機器、特にモバイル関係はまったく知識のない私です。
一方、元々いわゆる「通信費」は極力安く抑えたいという希望もあって、
あまり不必要なシロモノは持ち歩かないほうが好ましいとも考えています。
家にいる限り、ADSLでネットが使い放題でつながり、まったく不足なく情報を得られるので、
不満はありません。ところが困るのが旅先でして、極端に情報量が落ちてしまいます。
一番の原因が携帯電話(ガラケー)で、安い契約(月額1680円)なので、不用意に
Iモード接続しようものなら、あっという間に料金内の使用量を越えて、多額の請求がきて
驚くことになります。
これまでは宿に泊まるという前提だったので、テレビから天気情報は得られたし、
宿によっては無料のパソコンが設置していたり、無料の無線LANがあって、パソコンさえ
持ち込めば、好きな情報を得られました。ユースなどでは、泊まり合わせた方のスマホから
得た情報を教えてもらうこともありました。それがこれからは、あまり人様を頼ることも
できないでしょうから、なんとか自分自身で情報を得られる体制にしなくてはと、チマチマと
以前から考えてはいたんです。ところがなかなか考えがまとまらなくてねえ。
案としては、
1、携帯の契約を変えて、「パケホーダイ・ダブル」にする
2、携帯からスマホに乗り換える
3、携帯を通話専用にして残し、格安スマホを追加購入、通信専用にする
などがありました。
1にすると上限を超える支払いがくることがなくなります。しかし、元々携帯の画面は
小さく使いづらい上に、このところはスマホ前提の画面が多くて、携帯の肩身は狭いようです。
時代の流れからすると2がベストかもしれません。オールインワンでコンパクトですし、
パソコンに近い情報量が得られそうです。欠点は、東京のHさんご指摘の、「いまだに
セキュリティが甘い」という点と、バッテリーのもちが悪いこと。それと、切り替えに踏み切れない
最大の要因は、やはり月々の使用料が高くなる点ですね。月に5~7千円くらいは
かかるんですかね? モバイル機器オンチの私でも最近よく耳にするのが、3の格安スマホ。
安い契約だと月2千円前後で使えるんですね。現行の携帯をほぼ通話専用として使うと、
確実に最低料金内で収まるので、スマホとあわせて月々4千円までで情報量不足が
解決します。ただ私としては、モバイル機器を何台も所有することに少し抵抗があるんですよね。
ただし昨今、携帯、スマホ、タブレットなどなど、ひとりで複数の端末を持ち歩いているのを
見かけるのはザラなので、この点、私の頭が古すぎるのかもしれません。
帯に短しタスキに…てな感じで、一長一短、どうしようか迷って、結局決めたのが、
4、モバイルWi-Fiルーターを購入する
でした。
携帯を通話専用にして、ノートパソコンを外出先で通信用として使えるようにしたんです。
初期費用に約24500円(税込み)かかりましたが、月額は972円(税込み)で、上限はあるものの、
ほぼストレスなくネット接続できます。欠点は、いちいちパソコンを立ち上げなければならないので
面倒なのと、野外ではバッテリーの残量に気をつけなければなりません。本当は、タブレットの
ようなものを持ち歩くと、もう少し機動性が上がるのかもしれませんね。あと、無線LANなので、
やはりセキュリティに少し不安が残ります。
携帯でネット接続しないことで、ごく一部の方に好評だった旅先からの「リアルタイム・ブログ更新」が
できなくなります。写メール(これって死語?)すると、けっこう料金かさむんですよね。
今後は、コンデジで写した写真をパソコンに取り込んで、そこからブログを更新しようかなと
検討中ですが、何を隠そう、私、コンデジを持ってないんですよ~。「コンデジの写真=旅の記録」
になるなと前々から考えていたのに、結局いまだ買わずじまい。機器が増えることにどうも
抵抗があるみたいで、つい買いそびれるんですよ。(昔のJRer時代の名残なのかな、旅の荷物は
極力少ないに越したことないという考え方ですね)
しかし、Wi-Fiルーター自体もスマホとそう変わらない大きさがあるし、どうやらこの対応は
一時しのぎで、いずれ近い将来スマホへ移行することになるのでしょう。そう遠くない日に、ドコモ、
au、ソフトバンクなど大手の使用料金が下がり、バッテリーのもちが良くなることを期待します。
庭のチューリップが咲きそろいました。
同じ色の球根を買ったはずなのに…
貴婦人のような麗しいお姿。葉牡丹(ハボタン)が立派に成長して、こうなります。
苧環(オダマキ)開花寸前。次々花を咲かせる花期の長い花です。
大きな群落を形成しているのをよく見かけるムスカリ。我が家のは、他の植物に駆逐され勢力を
拡大できず、細々と咲いてます。
同じ株なのに、白とピンクのツートンカラーな花を咲かせたナデシコ。
春の花壇は次々花が咲いてきて、勢いを感じますね。
もうほとんどの方はお忘れかと存じますが、前々から日本酒の一升瓶をそのまま冷やせる
冷蔵庫を探しているんです。この前台所のレイアウトを変えるなど整理し片付けたら
少しスペースができたので、購入に向けて、にわかに現実味を帯びてきまして、
古い小さな冷蔵庫を買い換える際に、少しサイズアップしてもよくなったんですね。
というのも、現在サブに使っている小型冷蔵庫は、私が一人暮らしをしていた時の
シロモノですから、そろそろ四半世紀になろうかというイニシエの品なのです。当時のものは
基本頑丈、丈夫ですなあ。当然こんな小さな安物でも日本製でした。メーカーは
ナショナル(現パナソニック)で、これまで一度も壊れたことがなく、現在もビールなどを
よく冷やしてくれますが、そろそろ休ませてやってもいいのではと思うのと、問題は
消費電力ですね。もしかしたら、メインの大型冷蔵庫と変わらないくらい電気食ってる
のでは?との疑いがあります。
サブの冷蔵庫を買い換えるという大義名分があるので、この際念願の業務用冷蔵庫を
導入しようと考えたのです。それで、業務用といえば「ホシザキ」ということで、
メーカーにカタログと価格表の送付を頼み、届いたのが写真のものです。さっそく
検討しましたが、業務用って驚くほどお高いんですね! びっくりしました。
これいわゆる定価ですから、実売価格はもうちょっと安いかもしれませんが、それにしても
残念ながら、生活困窮者には手の出る商品ではないようです。
すっかりあきらめて、電気店で家庭用冷蔵庫のカタログを集め、小さなのを物色中です。
棚板をすべて外したら、一升瓶がそのまま冷やせそうだけど、母から大ブーイングが
起こること必至ですね。今時分のパーソナル冷蔵庫って、背が高めなのと、冷凍庫スペースが
広くなっている傾向があり、これは時代の流れなのでしょう。当然「日本製」ではないだろうし、
現行のモデルのような長持ちは期待できないかもしれません。でも、消費電力が下がっているって
データは信じたいですね。
*今晩深夜BSプレミアムで『大瀧詠一ソングブック』が放映されます。テレビにはほとんど
出演されなかった方ですから、当人の映像はまず流れないかもしれませんが、
二時間の長枠なので、「ナイアガラ・ワールド」を広く深く取り上げたプログラムを期待したいです。
*番組改編期で、『ガンダム・Gのレコンギスタ』も『山賊の娘ローニャ』も終わっちゃいましたね。
ガンダムは途中打ち切りだったんだろうか…まさか大御所にそんなひどい仕打ちはないと思うけど…
このところ富野由悠季監督は、前作のターンAといい、最終話は息もつかせぬすばやい展開、
場面構成で、そのまま無編集で劇場版に使えるくらいクオリティの高い映像を作られるけど、
さすがに今回のはちょっとてんこ盛り過ぎて、一度見ただけではワケがわかりません。
突然の打ち切りで、以降のエピソードを詰め込めるだけ詰め込んだとか…イデオンの時が
そんな感じだったように… レコンギスタのストーリー自体、敵味方が入り乱れ、非常に
わかりにくいものだったので、録画してあるのをもう一度見返しても、理解できないかも。
*今日の暖かい雨に促されるように、和歌山市の桜は四分咲きくらいになったようです。
明日あさっての高温で、一気に満開、あるいはそれに近い状態になると思われます。
三度目の認定日に職安(ハローワーク)に赴き、失業手当の交付を受けました。
当初これが最後で、以降「晴れて」自由の身になると思っていたのですが、やはり
もう一度認定日があるようで、本格的な旅立ちはまだ少し先になりそうです。
ただ、その自由な身を手放しで喜べないのがつらいところで、そこからは、いよいよ
まったく収入が無くなるということ意味するからです。
「次の認定日までの期間に、少なくとも三回就活実績を残さなければならない」のも
大変です。冬の北海道でお会いした東京の派遣♀さんとお話した際に、「WEBエントリー」
なるものがあることを聞きました。派遣♀さんは直接関係なくて、友達が就活実績を
残すためにこれを活用しているんだそうです。今時、バイトとか中途採用でもこんな応募の
仕方があるんですね、知らなかった。いちいち履歴書を送付しなくていいってんで、
これは楽だと、私もいくつか利用してみました。
ちょうど今、年度変わりで、一年契約の期間限定社員の募集が多くて、そんな中からいくつか
応募したら、「履歴書を送ってください」ってところがあってねえ。今から思えば、その時点で
お断りしたらいいものを、面接の果てに「採用」となって、困ってしまいました。
「落としてくれたら、あとくされないのに」という気持ちと、「よくぞ何の資格も持たない、こんな
中高年のおっさんを採用してくれました」という気持ちの半々でした。土日が休みで、
加えて自由に年休をとるってわけにはいかないでしょうから、ここで働くと、少なくとも
丸一年、ほぼ旅行には出られなくなります。しかし、少ない賃金とはいえ「ゼロ」と比べると
天と地の差、社会保険、厚生年金等にも加入できて、今よりは金銭面での安定は
間違いありません。気持ちが揺らぎます。
というのも、これは最初からわかっていたことですが、前の会社の任意継続の健康保険と、
国民年金の支払い金額の大きさに気が滅入りそうになるのです。特に健康保険料は
前年度の年収に応じて額が決まるとかで、「莫大な」金額を振り込まなければなりません。
無収入の身で、切り詰めた生活を心がけているところへこの桁違いの金額ですから、
自暴自棄になりそうで、「高級なレンズを買ってやる!」って暴挙に出そうになるのを
必至でこらえています。(それはちょっと話が別なような…)
初志貫徹が揺らぎそうになるのを、マッサンの「人生は冒険旅行」じゃあないけれど、
私の性格的にはそんな特別危険なアドベンチャーは望まないとしても、もうちょっと
この貧困状態を楽しむくらいの強い気持ちは持たなくてはと、せっかく内定を頂いた会社へ
お断りの連絡を入れました。
中途半端な対応をして相手方にも迷惑をかけたのですが、これは数少ない「成功例」で、
ほとんどの会社からは何の音沙汰もありません。つまり、書類選考というか、それ以前に、
一番最初にふるい落とされているわけで、これはこれで腹立つよなあ。まあ、何の資格も
技術力もないおっさんが就活するということは、本来並大抵のことではないのです。
そんなこんなで、当初思い描いていたような旅立ちは出来ず、本格的な無職の旅の
開始を告げるゴングは、もう少し先に鳴り響きそうです。
よく晴れて、日差しの強さは初夏を思わせるほどでした。和歌山市の桜は、全般には
まだまだ咲き始めたばかりで、見頃は来週に持ち越しそうです。
庭のチューリップにピンク色が加わりました。
冬を越え、再びいきいきと花を咲かせ始めたアザレア。こちらもピンク色で、春らしく
軽やかですね。
ナンテンの木の背丈が伸びすぎたので、枝を払いました。「カマキリの卵があるかもしれないから
気をつけなければ」と思っていたら、案の定、2個卵を見つけ、イブキの木にくくりつけておきました。
以前に見つけたものと合わせて、これで計3個になりました。いずれも「有精卵なのかどうか」
「使用前か使用後か」が、私にはわかりかねますが、どれか1個でも孵ってくれたらうれしいですね。
昨日までの冬のような寒さが一変して、春の穏やかな日和が戻りました。
二回目の間引きをしたコマツナ。
こちらも間引きしたラディシュ。
春の主役、チューリップが咲き始めました。
黄色いキンセンカとナデシコ。
冬から咲き続けている丈夫で長持ちなパンジー。
和歌山市神前のおいしいお肉屋さん『肉のテルヤ』のご紹介です。
よく街中で見かけるようなフツーの個人経営のお肉屋さんなんですが、とにかくおいしい!
そのくせ、お値段もフツー、これが庶民的でいいんです。買ったことないので比較は難しいけど、
たとえば「神戸ビーフ」とか、「松阪牛」などという、いわゆるブランド牛でしたら、目が飛び出るような
お値段だと思うんですが、テルヤさんのはスーパーのお肉とそんなに変わらないお値段です。
しかしお味は段違い。なので、ここのお肉を食べちゃうと、もうスーパーのには後戻りできないんです。
どこが違うのか?? まずランク上位の牛だけを選び、一頭買いすること。「産地証明書」みたいなのが
店頭に掲示してあって、私の分析では、「佐賀」「岡山」産などがよく扱われているようです。
それからよく売れるから高回転で常に新鮮の好循環、変な着色をしていないので、しばらくおいても
変色することもありません。家からここは少し遠いので、買いだめてくることが多く、仕方なく
冷凍保存しても、解凍したお肉でもとてもおいしい。冷凍前のものがいかに新鮮な状態かわかりますね。
売れすぎて困るのが年末前で、仕入れた牛が売り切れると店じまいしちゃうので、あまり悠長に構えていると
大変なことになります。なので、冷凍期間が少し長くなるのに目をつぶり、早めに買いだめしなければ
ならないのです。あと、個人店なので、水曜日の定休日以外に、たまに「臨時休業」があるのが玉に瑕。
遠くから来店される場合は、土日以外は、できたら念のため電話で確認されてからが無難でしょう。
今日母が買ったのは、「すき焼き用(二種類)」「カレー用」「トンヘレ」、それに写真の「ヘレステーキ」でした。
すき焼き用の安いほうは、肉うどんや肉じゃがなど、多目的に使うようです。ヘレステーキは取れる量も
少ないようで売り切れ必至、三回に一回程度しかありつけなくて、あまり肉好きではない母も「これは
おいしい」とお気に入り、ある時には必ず買っています。あまりいいのじゃないヘレは、パサパサした食感で
味も素っ気もない場合がありますが、ここのは適度に脂が乗っていて、とてもやわらかくて美味ですわ。
見るからにおいしいそうでしょ? 年金生活者と無職者でも、たまに奮発するんです!
それから、今日は和歌山の老舗和菓子店「総本家駿河屋」の記念すべき再オープン日でした。
本町のお店に寄ったら人だかり。着いたのが11:30頃、今日の開店が12:00ですぐに入れず、
テレビ局などの報道陣もスタンバってるし、喧騒を避けてすごすごと撤退しました。
煉り羊羹や本ノ字饅頭などなど伝統の味が復活するのは、まことに喜ばしい限りです。
次回再チャレンジして、買ってきますわ。
色とりどりの花が咲きそろってきて、我が家の庭も春真っ盛りとなってきました。
庭の花を適当にアレンジして、母が生け花にしたもの。
つぼみのうちに摘み取って生け花にした椿。大輪を咲かせました。
以下は、庭先の花をテキトーにマクロレンズで撮影したものです。
ハナニラ。
ナデシコ。
キンセンカ。
金のなる木。小さくて地味な花なんですが、クローズアップするととてもチャーミングですね。
久しぶりに布団を干しました。カラッとした晴天なのに、黄砂、花粉の影響なのか、霞んだ空。
でも、もうちょっと我慢できなくなったんですね。あとで念入りに掃除機がけしておきました。