ライトアップされた桜と色の変わる噴水を
一緒に写してみようと試みた
噴水のすぐ近くに桜が植えられていないので
かなり苦しい構図になる
【カラフルな噴水と夜桜~鯖江市西山公園にて 2022.04.06 撮影】
3月31日(金)曇り時々晴れ
さあ、もう一度大草城址で撮影をと意気込んだものの、早朝から薄雲が広がってしまい、
これはどうしようもない。風景との出会いは一期一会、予報がそんな悪くなくても
こういう結果になる場合もある、昨日のベストタイミングでの撮影に感謝したい。
高遠か北杜市か、思案しながら移動開始。タカトウコヒカンザクラは、ちょうど満開に
なったばかりであった(この日満開宣言したと後で知った)。車をとめ、これまで
足を踏み入れたことのない地域を歩き回ってみるも、残念ながら新たないい撮影ポイント
には巡り合えなかった。
明日からの土日は、見頃と好天と週末が重なり、殺人的混雑が予想される。町内の
グラウンドでは、臨時駐車場の白線引き作業が着々と進められていた。
中華料理・満月で「Aランチセット・1500円」をいただく。今回の旅で、ここまでで
初めてまともにとった食事な気がする。値段は来るたび高く改変されているのでつらいが、
味は抜かりなく、いつもながら美味。
一時多くなった晴れ間は長続きせず、高遠での滞在を切り上げ、北杜市へ向かった。
蕪の桜並木へ下見に行ってみたところ、全体としてはまだ五分咲き程度であったが、
被写体となる部分はけっこう花が開いていた。逆光気味ながら甲斐駒ヶ岳も見えて、
押さえで写しておいた。
3月30日(木) 晴れ
翌早朝、すっきりと晴れ渡り、中央アルプスと桜群を取り合わせた撮影を楽しむ。
しかしここは周囲を山に囲まれた谷地、なかなか朝の光が差し込まない。
公園周辺の撮影ポイントを回ってみた。元の小学校跡に建てられた望岳荘という
宿泊施設の桜とアルプス。
望岳荘は天然ではない人工温泉だが、500円できれいな施設で日帰り入浴できる。
午後舞い戻り、入らせてもらった。
驚いたのが休憩に立ち寄った「道の駅・花の里いいじま」だ。これ以上はないだろうと
思えるロケーションに建っていて、居ながらにしてこの山岳展望はすごすぎる!
背後には中央アルプスがそびえたち、正面には南アルプスの山並みがずらりと並ぶ。
おそらく全国にあまたある道の駅中、屈指の山岳展望を誇っていいだろう。
そして、道を間違え、偶然迷い込んで立ち入ったのがこの桃源郷。桜とスイセンが
咲き乱れて競演、背景に中央アルプス。
ここはどこ?
大草城址公園へ午後戻る。この公園は、ソーラー発電を利用した桜のライトアップも
行われている。明るさとしてはかなり地味で、夜桜と呼ぶにはちょっとさびしい光量では
あるが、安定した晴天は夜まで続き、月明かりの力添えで、夜間撮影を敢行してみた。
昨年同じ方面への長距離移動では、九頭竜湖など山間部を主に経由したのだが、
今回は何度か検索をかけても岐阜市など都市部を通るルートが示されるので、
原則ナビの指示になすがままの私は素直に従うことにした。いったん敦賀まで
戻り、琵琶湖東岸をかすめ、関ヶ原を通過、あとは岐阜市、各務原なでしこなど
岐阜県内の各市を横断、最後は国道256号で伊那谷へ至るルートだ。R256を
除けばほぼ市街地走行となり、飲食店、ガソスタなどの施設に事欠かないので
安心できるが、その分、渋滞が懸念された。もちろんほぼすべて初めて走る道
ばかりで、その気苦労も心配材料だ。
案の定、要所要所の交差点で渋滞が発生するも、わずかな距離だったので
影響は少なかった。安定した晴れで伊吹山の展望を楽しみ、道沿いの桜も
至る所で満開、素通りするのがもったいないような箇所もいくつかあった。
中川村への到着は午後遅くになってからであったが、いきなり大草城址公園へ
行ってみた。初めての場所なので、ロケーションなど確認しておきたかったのだ。
遅くなったのが幸いしたのか、駐車場は空いていてすんなりとめられた。
はちきれんばかりに咲き誇る桜群はちょうどピークに当たったようで、
なかなか趣ある公園でいいところだ。
「雪山と桜を撮るなら、一度中川村へ行ってみれば?」と勧めてくれたのは、
昨年北斗市の眞原の桜並木でご一緒したカメラマンだった。中川村の桜の開花
状況は、一般の開花情報には載ってこないので判断が難しく、「高遠よりも
やや南だから、高遠に比べ少し開花が早まるかも」との、おおよその検討をつけ、
当てずっぽうで訪れるしかなかった。今回はビギナーズラック、それがたまたま
ドンピシャだったってことなのだろう。背景に入る中央アルプスは逆光、
山頂部もガスっていたが、それなりにいきなり撮影も楽しむことができた。
3月29日(水) 晴れ時々曇り
レッサーパンダも霧の中~
自分でウケて気に入ったので何度も繰り返し歌っていたが、雨が空から降らず、
今朝はすっきり晴れ渡った。
何度も訪れている西山公園、さすがに毎度同じような構図でばかりの撮影にはなるが、
カメラマンがドッと押し寄せることのない、人影まばらな早朝の公園で、あ~でもない、
こ~でもないと撮影を敢行するのは楽しいひと時なのである。
いずれ晴れてはくるだろうが待ちきれず、福井市内へ移動、足羽川桜並木を訪れた。
市内へ入ったタイミングで、すっかり霧は晴れてしまった。
こちらもちょうど桜が見頃を迎えていた。今回こそ、ここの夜桜を観賞しようと
決意を固めたが我慢できず、結局昼過ぎに西山公園へ舞い戻った。河川敷沿いに
ズラッと乱立する屋台群に気圧され、いつもしり込みしてしまうのだ。
西山、足羽川ともに、屋台が出そろい、まだ3月中、こんなにも早まっている桜に
間に合わせているのがすごいと思った。特筆すべきは各自治体、桜祭り運営委員会
などの対応能力で、平年よりも極端な桜の開花と祭り期間を合わせている点だろう。
ここ数年、花見期間は早まる傾向にあるので、それを汲み取り柔軟に対応、運営して
いるのだと思われる。大変なのは、それに付き合わされるテキヤの方々だろうな。
西山公園もスッキリ晴れ渡った。桜はちょうど満開になったばかりだ。
3月28日(火) 晴れ(朝のうち霧)
夜中星空だったのに、早朝目覚めると霧で真っ白、これには驚いた! 朝の天気予報では、
福井県内一部の地域で朝のうち霧と変わっていた…
霧も出方などによっては幻想的で歓迎されることもあろうが、今朝のこれでは、単なる
悪天時の写真としかならないだろう。
しょうがない 霧の日はしょうがない
しょうがない 霧の日はしょうがない
公園のベンチでひとり レッサーパンダも霧の中
3月27日(月) 曇り時々晴れ
旅立ちにあたり、出だしどこへ行こうか散々迷った挙句、結果的に恒例の鯖江市の
西山公園と相成った。しかし決めて出かけたわけでなく、出発時には、もう少し手前で
ストップし、翌日に現地入りするつもりだったから、早々行き当たりばったりなのだ。
阪神高速が渋滞し到着時刻がやや遅れたのがかえって幸いしたようで、花見客が
家路につく時間なのか車の出庫が多く、滑り込みセーフでうまい具合にすんなり
駐車スペースを確保できた。福井県内は当初の予報よりも全般に薄雲が広がり肌寒い。
晴れたのは夜遅くになってからだった。
昨年と比べると、屋台の出店の数が格段に増えていて、アフターコロナを実感する。
ただし、感染者がゼロになったわけでないので、やっぱり怖いのは変わらない。
普段の散歩の際に、よく見聞きする鳥の姿・鳴き声などから
残念ながらほぼすべて名前を判別できない私です
もちろんカメラを携えて歩いているわけでないので
写真に収める機会もありません
今年の2,3月は晴れた日が多く、和歌山市内数か所へ撮影に赴いた際には
たまたま見かけた野鳥を手にしていたカメラで撮影することができました
ただし、やはりさっぱり名前がわかりません
本来は写しただけで日の目を見ることはないだろうこれらの作品
「旅にしあれば」の番外編として、まとめてご覧いただきます
まずは2023年2月17日に秋葉山公園で見かけた鳥
大型の鳥の幼鳥なのでしょうか? ずんぐりむっくり、ユニークな体形で
体長が30cmほどと大きく、最初ヒヨドリの子供かなとも考えましたが
その考えは打ち消しました
単なるメタボな野鳥?
この体形でも飛行は可能らしくて
しばらく付近を飛び回ったあと姿を消しました
(追記:アカハラだそうです。ネットで検索すると、別の意味合いの言葉がズラッと並ぶ)
(以下も含め、追記すべて東京のHさんのご教示によるものです、ありがとうございました)
同日、本来は餌付けされたタイワンリス用の、廃材のペットボトルを再利用した水場へ
水を飲みにやってきた鳥です
カラフルなカラーリングで、おそらくけっこうポピュラーな野鳥だと思われます
リスに与えられたビスケットをちゃっかり横取りし
くわえて飛び去るのを何度か目撃しました
見掛けによらず、生命力旺盛な体長10cmほどの小鳥です
(ネットで調べてみました、ヤマガラでしょうか?)
(追記:ヤマガラで合っているようです)
和歌浦天満宮の梅林で2月28日に出会ったのは、目の横の黒いラインが特徴的な
体長20cmほどのオレンジ色で目立つ野鳥です
花の蜜でなく、その密に誘われた昆虫がお目当てらしく
ハチの仲間を捕らえ、枝にとまりました
くわえたハチを何度か枝にたたきつけ、とどめを刺したようです
私としてはたぶん初めて目にした珍鳥ながら
その筋の方々には、おそらく有名な野鳥だと思われます
(追記:モズのオスだそうです。私にとってモズってもっと地味なイメージでしたよ)
そして最後は、3月3日に市内水軒の大漁桜咲く公園で出会った鳥です
最初遠目にはツグミに見えたのですが、現像してみると別の鳥みたいで
体長も10~15cmほどと、ひとまわり小さいようです
一見地味な色合いながら、尾羽のオレンジがおしゃれです
羽を広げた姿は、大型の鳥の風格すらありますね
絵にはならないロープの上で羽を休める姿も愛らしい
できたら桜の枝にとまってほしかったですねえ
でも、この野鳥も、蜜には興味なさそうでした
(追記:ジョウビタキのメスとのことです。名前がわかり、スッキリしました)
雨の周期が早まってきたこの頃です。日によってやや寒暖差はあるものの、気温は
概ね高い状態が続いていて、感覚としてはすでにGW・ゴールデンウイーク頃の
陽気に思えます。そのせいか、早咲き系の桜がまだ咲きそろっていないところへ
ソメイヨシノが開花するなど、いろんな花々が団子状態で入り乱れ咲いています。
まるで北国の春みたいなんですね。現段階では異常に感じるこの光景が、近い将来には
当たり前になっているかもと考えると怖いです。
雨の降り出す前の早朝、チンゲンサイの間引きを行い、これで最終形態とします。
まずまず順調で、あと一週間から十日後くらいには、収穫までこぎ着けられそうです。
間引き菜。
咲き始めたハナニラ。
ナデシコ系の花。
色とりどりに咲きそろってきたラナンキュラスですね。アネモネのように悪天時に
花を閉じたりしないので、強い雨でせっかくの美しい花が傷まないかが心配。
咲き始めたフリージア。
花の勢いが増してきたビオラ群。
ムスカリも咲き始めました。
昼過ぎまで降り続いた雨は、風雨ともあまり強まらなかったので、
花々への影響は最小限だったと思われます。ソメイヨシノは、次週頭に
見頃となりそうです。
…と安心していたら、先ほどから南寄りの風が急に強まりました。
弥生の空 風が強くても 桜の花 風に散らないで