【肥前ヶ城斜面の紅葉~九重連山・扇ヶ鼻にて/2017.10.31撮影】
【沓掛山の紅葉と月/2017.10.31撮影】
本格的に九重の紅葉を楽しみたいのなら、もう少し早い時期に出かけたらいいのだろうが、そうしたら、
9月の大雪山から間髪入れずの出発となるので、実現は今のところ難しそうだ。
この旅行でも、当初から山の紅葉はすっかり諦めていて、麓のあたりにそのなごりがあればなあ
という程度の期待であった。二度にわたる台風の来襲もあり、ますます可能性は低くなっていたのだ。
未明~翌早朝にかけて山岳写真的なのを写せたらと、午後、下見のため牧ノ戸峠から歩き出した。
本来もう少し先まで足を延ばすつもりが、体調不良などもあり扇ヶ鼻まででお茶を濁すことにした。
でもそれが功を奏したようで、肥前ヶ城と扇ヶ鼻の谷間の斜面には紅葉があまり傷まずに
残っていて、まったく成果を望まない中、写真撮影を楽しめたのだ。
少し時間をおいて斜光を加えてみても右斜面の影が長く延びるばかりで、このあたりが
撮影限界だったと思う。
下山に差し掛かった頃、かなり丸くなった月が稜線上に浮かんでいるのに気がついた。
しかし特に撮影意欲は湧かず、そのまま足を進めた。
ところが、沓掛山を越え、もうすぐ登山口(下山口)というところまで来て、いい斜光が沓掛山斜面の
紅葉を照らしているのに気がついて、しかもその上には月があり、一緒に写し込めそうだ。
どこで写したらいいのか? 撮影場所を探し、最後は大慌てで下山、結局登山口近くの
広場から望遠レンズで写したのが下の写真だ。結果はともかく、最後の最後まで思わぬ被写体を
提供し、楽しませてくれたことに感謝、充実した気分で一日の終わりを迎えた。
私の厳しい視聴基準(てなもんは、実はまったくないですね、気分次第、感性に合うか
合わないか程度)をクリアして、見続けているアニメ番組をまたご紹介しておきます。
それは、今、続きが非常に気になって仕方ない作品のひとつ「宇宙よりも遠い場所」。
その第一話のタイトルが『青春ひゃくまんえん』でして、番組名とエピソードタイトルからして
当初まったく興味が湧かず、視聴をためらった覚えがあります。実際に一話、二話を
立て続けに見ても乗り気にならず、あわや二話切りの憂き目となりそうな気配もあった
くらいです。
女子高生たちが「宇宙よりも遠い場所=南極」への到達を目指すことを隠しテーマとして、
結果実現するかどうかはともかく、それに向け仲間を集い、努力するさまなどを、
日常生活を中心に描く学園モノだと当初思っていたんですね。ところが、ひょんな出会いが
あったりで、あれよあれよといううちに、今、なんと南極大陸が目前まで迫っています。
わくわくして見続けていたら、すっかりお気に入りの作品になったんですね。
学園モノどころか、大冒険活劇の様相を呈してきました。未知の世界へ誘う旅番組と
しても楽しめるので、旅行好きの方々にもおススメの作品です。ストーリーがかなり
進んでしまっているので、今からの視聴は厳しいかもしれませんが、次回なにかしらの
機会があればご覧になられてはいかがでしょうか。船酔いのシーンなどはリアルで、見てる
こちらも気分が悪くなりましたよ。私もあまり船には強いほうではないもので。幸い
このところはそんなにひどい目にはあってないなあ。横揺れ防止装置などが装備され、
日本海周りのフェリーも少々の波では揺れなくなったことも要因ですかね。
クレジットを見ると、声優さんはじめスタッフにも、あちこちでお見かけする(お耳にする)
強力な面々がそろっているようで、作品自体のクオリティも高く、完成度もなかなかです。
主人公を演じるのが水瀬いのりさんという声優で、彼女は「少女終末旅行」でやはり
主人公(のひとり)に抜擢されていた方です。実際に演じている方がどうとらえているのかは
ともかく、見ている側としては、ふたりを重ね合わさずにはいられません。またまた
冒険旅行に出かけられたのですねと。どちらもかなり過酷な状況には違いなく、
ただ今回は仲間も多いし、おそらくは希望ある結末が待っているのだと思われ、前作での
不遇(と言い切れるかどうかは微妙なのですが)からすると、安堵する思いで見ています。
しかし同じ声優さんが演じていることは、エンドクレジットを見るまで気がつきませんでした。
同じような高校生(前作ではすでに文明がほぼ滅んでしまった時代背景で、学校という
概念がもはやなく、厳密な年齢は不明ながら、たぶん15~18歳程度だとの設定か)を
演じられていても、おそらく意識して声色を変えていて、私には別人のように聞こえたの
です。キーが一段高いと言ったらいいのかな、今回はずっと明るく演じておられます。
宇宙~の主人公は、一歩踏み出す勇気を得たことで、非日常への大きな世界へ
飛び立ちました。私のような年齢にもなると、先も見え、いや、先が見えない不安が
大きくのしかかり、今更世界が大変貌をとげるようなバラ色の未来を描ける気はまったく
もてず、やっぱりダメだと常にあきらめモードです。でも、小さなことからでも変えてみよう、
始めてみようと背中を押してくれそうな、そんな前向きな気分になるアニメ作品なのです。
昨日撮影した花の写真の続きです。
ピンクラッパ(正式名称不明)が息を吹き返してきました。この前何度か積もった雪の影響で、
一時はぐったりしていたんです。
やや地味ながら、花期が長く、楽しめます。
キンセンカの二番花。
脇から次々花芽が出て、これも花期が長い花、ストックです。ピンク色と薄い紫色の二種類あり。
「よく咲くスミレ」も冬からずっと咲き続けています。
クリスマスローズも息の長い花です。まだまだつぼみも多数あります。
以上、すべてマクロレンズで撮影しました。
一本の茎に多数の花をつけているスイセンが、さらに群れを成して咲いていて、とても
見応えがある今年の春先の庭です。このところ荒れた天気にならないので、花も長持ちして
いるところに、次々とあとから花が咲いてにぎやかさを増しているのでしょう。
この写真のみ標準レンズで写しました。これ以外はすべてマクロレンズを使っています。
ミリオンスターって名前の花。
ヒヤシンス、開花寸前。
黄色いスイセンが見頃です。
写真掲載枚数が多くなったので、続編は明日に。
今日も穏やかな晴天が広がった和歌山市です。
布団を干しました。厳密に言えば、すでに和歌山あたりでは、もうスギ花粉の飛散が始まっているようです。
本格的に飛び始めたらしばらく布団干しはできませんから、ちょっとヤバイかなと思いながら、
しばしお別れの日光消毒をしたのです。
野菜を育てているカゴとプランターに傷みが目立ち始めたので、ホームセンターで新型を買って
きました。この前買ったのと同じ洗濯かごも売っていましたが、見た目にはけっこう頑丈そうなのに、
わりかしすぐに傷んでしまいました。それで、何かほかにいいものはないかいなと物色したところ、
いわゆる「買い物かご」が目について、安値でもあったのでこちらに決めました。これに「○○スーパー」と
名前入りなら、そのまんまですわ。時々スーパーの名前入りのカゴを流用しているご家庭を拝見するけれど、
我が家では庭先にこれを並べるので目立つこともあり、そうあからさまなことはできゃしまへん。
色はちょっとおしゃれなグリーンと渋めのこげ茶を選んでみました。ほかに白もありました。
チャチなつくりですし、たぶん5年もてばいいほうだと思います。風雨や直射日光に曝しての使用ですから、
これは致し方ないかもしれません。
ついでにプランター(小)も2個購入。支柱を立てられる穴があいているのがミソのプランターで、
使い勝手は良さそうです。小さいとはいえ、今まで使ってきたのと比べると、ふたまわりくらい
容量がありそうです。特に幅が広くなったので、野菜の間隔がこれまでより広めにとれそうなのが
気に入っています。
ただし、これもチャチっぽいので、やはり5年もてばいいほうでしょう。これまで使ってきたものは、
私がこういう趣味を始めた当初に購入したものですから、すでに20年以上になります。当時の物は
丈夫でしたよね。安かろう悪かろう、使い捨ての感覚が、何かにつけ蔓延しているように思われて
なりません。
さっそくラディシュ(二十日大根)の種を蒔いてみました。購入したお店(ホームセンター・コーナン)の
大きなレジ袋がピッタリ被せられたので、簡易温室栽培用にそのまま流用させてもらいました。
旧型のプランター(小、写真左)との大きさの違いがわかるでしょうか。旧型は、野菜栽培用としては
これで使命を終える予定です。
その旧型に種蒔きしたコマツナ(小松菜)が早くも発芽しました。日中の気温は、ようやく春めいてきました
からねえ。
ラディシュを大量に収穫しました。まずまずの出来栄えです。すべて引き抜こうかとも思いましたが、
一度にたくさん食べられるものでもないですしね。
プランター(大)のフダンソウ(うまい菜)がグッとたくましさを増しました。来週あたり初収穫できそうな
気配です。
早咲きのスイセンの見頃が続いています。昨年から、例年にも増して花付がよくなって、それが
今年も引き続いているようです。うっそうと茂ってジャングルのようになっていた庭木を整理して、
日当たりがよくなり、養分がより行き届くようになったことが要因なのでしょうか。肥料としては、
年に一回寒肥を施すだけなのですが。
この黄色いスイセンは、約3年ぶりくらいに花を咲かせました。これも諸々条件がよくなったから
かもしれません。
八重咲きの椿が咲き始めました。つぼみがたくさんあります。
淡い色合いのサクラソウ。
鉢植えのヒヤシンスの開花が近づいています。
写真はすべてマクロレンズで写しました。
晩秋からプランター(小)で育ててきた和歌山大根をついに収穫しました。諸々の条件を考えると、
予想以上には大きく育ってくれたとしておきます。葉っぱにはまったく食害がなく、にくにくしく
茂ったのでたっぷりいただけそう、これは二重丸ですね。
そして、同じくプランター(小)で簡易温室で育ててきた和歌山大根。こちらはビニールを外して、
いよいよ露地栽培に切り替える決意をしたところ、花芽が出来始めているのに気がつきました。
元々秋に育てるダイコンを無理やり冬に育てているのですから、致し方ないですね。こちらも
引き抜いてしまいました(写真手前)。本体は小さいながらも、葉はおいしくいただけそうですよ。
ということは、畝に植えてあるダイコンも危ないのかも。今のところ花芽は確認できないけど
牛歩の生育で、このところほとんど状況が変わっていないように見えるんです。
両方のプランターの土を再整備して、さっそくコマツナ(小松菜)の種を蒔いておきました。
相変わらず忙しない我が家の菜園です。
フダンソウ(うまい菜)を4週間ぶりに収穫しました。一応ボール2杯分とれましたが、
依然生育状況は勢いをなくしたままです。2月になって日差しが強くなってきたので
ここからまき返せるか、あるいは清くあきらめるかの分かれ道。
さらにラディシュ(二十日大根)を初収穫しました。全般実は小さく、この寒い時期に
つくったのですから、まずはうまくできたと納得なのです。
【星空の阿蘇五岳~大観峰にて/2017.10.31撮影】
深夜、再び大観峰へ出かけ星空を撮影した。満月に近い大きな月は東の空へ沈んでも、
予想以上に明るかったのが町灯りだ。なので、それを覆い隠してくれる霧(雲海)の出現を
ますます期待したのであった。霧の濃さによっては、灯りを隠すと同時に、幻想的な光の
芸術を見せてくれるのではと思ったのだ。
そのイメージに近いのが上の写真で、肉眼ではぼんやりとしか確認できなかった霧が、
この時点ではかなり盆地を漂っていたことがわかる。もう一息だったのに!
そのうち長時間露光を始め、下の写真は1時間くらいシャッターを開けて撮影した。
写真が小さいのでわかりづらいだろうが、中央に流星らしい軌道も写り込んでいる。
残念なことにこの時点では、霧はどんどん薄くなっていたらしい。
なお、この二枚は5DマークⅢ弐号機と広角F2.8で撮影したもので、長回しして
手持ち無沙汰なところを、初号機と広角F4の組み合わせでも同時平行して撮影を試みている。
機材を持ち運ばなくていいシチュエーションで、これからも同時展開できる機会がでてきそうだ。
鉄は熱いうちに打て、と申しましょうか、思い立ったときに即決で新しい雲台を購入しました。
でもこれ、実はもうずいぶん前に北海洋さんから紹介されていた商品なのです。買わなければと
思いながら、今日まで放りっぱなしだったんですね。
今回購入したのは、梅本製作所の高精度自由雲台「SL-60ZSC」という製品です。同シリーズ
では一番大型の雲台で、22500円(税込み、送料無料)とけっこうなお値段がします。まあ、
三脚共々、一度使い始めると滅多に買い換えず、長く使える製品なので、いい買い物をしたと
思いたいです。
袋から取り出した状態。選べる締め付けつまみは、T形レバーのほうにしました。丸形ノブにするか
かなり迷ったのですがね。T形のほうが気持ち重量が軽くなるのと、個人的にはこちらがより力をかけやすく、
確実にネジを締め付けられるように思うのです。
これまでつけていたSLIKの雲台(中型クラス)との比較。ずいぶん大きさが違いますね。これは丸形ノブを
採用した製品です。壊れたわけではないので、もう一台の三脚に取り付けてあるケンコーの自由雲台
(同じサイズでこちらはT形レバー)の予備(後釜)として残しておきます。
これがジッツオの三脚に装着した状態です。意外に重さが増したのはさほど気になりません。まあでも、
私はこの組み合わせを地上戦のみで使うつもりで、泊まり装備の山歩きには持ってはいけないでしょう。
同じく自由雲台派の北海洋さんは、この大型雲台を山に持ち上げておられます。私も体力さえあれば
そうしたいのはやまやまながら、限界を超えそうで無理ですね。
昨日天気が回復した和歌山市でしたが、北寄りの風が強く寒い一日でした。そして今朝は雪が舞って、
うっすら積もりました。気温も上がらず、昨日ご紹介したジャガイモを植えつけた畝もご覧のとおりです。
幸いすぐに止んで、ほどなく雪は解け始めました。雪に無防備な和歌山市では、これ以上積もると、
交通機関が乱れるなどパニックとなります。
例年より寒さが厳しいとはいえ、和歌山の市街地では雪が降ってもせいぜいこの程度、北国の大雪の
状況を伝えるニュース映像と比べたら、温暖な地で過ごすありがたさを思い知るこの頃です。
でもその分、北国で待ちわび訪れる春の美しさ、迎える喜びは格別なのでしょう。雪とは縁の少ない
土地で暮らす人間は、雪への憧れ、魅力を強く感じる一方、うらはらに怖さのほうが先にたちがちです。
収穫直前のダイコンの葉も白くなりました。
早咲きのスイセン、たくさん咲いています。
クリスマスローズ。
アルメリア。
これは室内の胡蝶蘭。
*この前ご紹介したカルビーの「じゃがビー・紀州の梅味」、食べてみました。第一印象は
「やたらめったらすっぱい!」。やはりジャガイモとはミスマッチだと、購入を悔やみました。
しかし食べ慣れると、「意外といける?」に変わりました。ジャガイモのくどさを梅が打ち消して、
なぜか病み付きになりそうな怪しげなお味なのです。万人向けではないにしろ、もしかしたら
癖になるのかも?の一品。 一度お試しください。