旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

旅にしあれば(2020.04-2)~東北春編⑥

2020-04-30 23:59:59 | 旅にしあれば



【芋川桜つつみ河川公園の桜並木とスイセン~秋田県由利本荘市にて 2019.04.22 撮影】

前日、道の駅・おおうちへ向かう途中、桜並木が目に入り、でたらめにたどり着いたのがこの桜堤だ
この朝天気がもうひとつさえなかったのでいったん移動しかけたら、晴れ間が多くなったので舞い戻った

しかし肝心の鳥海山(写真左奥)の山頂は雲に覆われたままなのでコラボはあきらめ
スイセンと桜のコンビネーションで写してみた

植樹された桜はまだ若木が多く、これがぬかりなく手入れされ、あと数年順調に生育すれば
全国有数の桜の新名所になるかもしれない場所だ

次回訪れる日を楽しみに待ちたいと思う

 



【畑人と桜と鳥海山~芋川桜つつみ河川公園にて 2019.04.22 撮影】

その後も鳥海山山頂にかかった雲がなかなかとれそうになく、あきらめ離れかけた道すがら
畑仕事をしていた女性に気がついたので、遠くから望遠レンズを用い撮影してみた

70-200mm/F2.8望遠ズームレンズに、×1.4のテレコンを装着して切り取った

 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BSフォークソング大全集再見パート1

2020-04-30 19:35:35 | NHKに捧げる歌



ハイエイトの話は非常にわかりにくくなってしまいました。我々の世代は、いろんなメディアの
変革に振り回されてきたということを言いたかったのかもしれません。裏腹に、日進月歩の
技術革新を目の当たりにできた世代であった点では、恵まれていたとも言えるでしょう。

ハイエイトからダビングしたDVDも過渡期の製品で、記録メディアも様々なものが乱立して混乱、
次世代のブルーレイのほうが、汎用性、記録容量で優れているようなのでそちらに移したほうが
よさげなのですが、ハイエイトのビデオデッキが再起不能、今度こそ永遠の眠りにつきそうなので、
もはや残された視聴手段は以前ダビングされたDVDメディアのみになったわけです。

パイオニアのブルーレイプレーヤーで再生を試みたところ、無事映し出すことができました。
ただし、DVD媒体は非常に不安定で、エラーが出たらアウト、すべてが再生可能なのかどうかは
微妙だと思います。今回は、ひとまず大全集の第一弾はすべて読み取ることはできたようです。


さていよいよ本題の「BS フォークソング大全集」に話を移しましょう。第一弾がNHKBSで
放映されたのが1994年3月みたいですから、今からすでに四半世紀以上前だったことになります。
「自分ちはBSが映らない!」なんて投稿がきていることから、まだまだBS放送の黎明期
だったようで、当時パソコンはまだ普及しきれてなく、リクエストはハガキとファックスで
受け付けていました。2時間の生放送を5夜連続で行い、リクエストに応える形で映像を流し、
ビデオ収録されたインタビューや演奏、招いたゲストとのトーク、時には生演奏を交えつつ、
最終日にリクエストを集計しベストテンを発表するという構成でした。この番組は非常に人気を博した
ようで、その後形式を若干変えつつも、四期か五期まで、あるいはスペシャル版などを交えた放映が
続くことになります。現在でも時々フォークソングを特集した番組を散見しますが、その走りだった
と言っていいと思います。

映像はリクエストに応えてのものではありましたが、実際には、出だしは9割以上「出来レース」
だと思われ、人気曲、たとえば「なごり雪」とか「神田川」、「結婚しようよ」など、メジャーな
代表曲はある程度予想がつくのであちこちから映像を入手し、事前に用意はされていたのでしょう。
それでも当時は、一部のビデオ作品や番組でお目に掛る以外に、フォーク系シンガーの姿を
映像で見る機会はほとんどなかったので、かなり貴重だと言えるフィルムが多く使われていました。
おまけに、ゲストの大野真澄さんが自宅にあったガロの秘蔵フィルム(カッコいい!)を持参したり、
テレビ神奈川から取り寄せた猫の「地下鉄に乗って」のライブ演奏が流されるなど、超レアな
映像が堪能できた場面もあり、見ごたえがありました。

さらにゲストが多彩で、友川カズキ、高田渡さんら動いている姿を初めて見た方々も多かったし、
遠藤賢司さんの壮絶なギターテクニックに腰を抜かしたりもしました。フォーク系のミュージシャンは
総じて喋りもうまいので、南こうせつ、なぎら健壱さんらのトークに抱腹絶倒したりとかね。


司会は、ほぼ全期を通して坂崎幸之助さん(アルフィー)と岡部まりさんが勤められました。
(最後の期だけ、坂崎さんに代わって、ラサール石井さんが担当されたと記憶しています)
このお二人のほのぼのムードが、番組の雰囲気を決定づけていたと言っても過言でないかも
しれないですね。


   

中でも特段感心したのが坂崎さんで、サーカスの猛獣使いさながら、百戦錬磨でわがまま、
自分勝手で言うことを聞かないフォーク系のならず者シンガーたちを手なずけ、いなし、時には
なだめすかしながら、迷惑千万なはずなのにそれでも嫌な顔をほとんど見せず、あくまで
前向きで明るい司会進行ぶりには感心しました。彼がいなければ、この番組は成り立って
いなかったと言い切れるし、できたとしても、このあと数期に渡り続くような人気を博しては
いなかったのは間違いありません。

どんなゲストとでもすぐにセッションできるギターの腕前、フォークの知識も他を
超越してますしね。それを加藤和彦さんに見染められ、のちにフォーククルセダーズの
メンバーとして招集され、復活に寄与した貢献も大ですよね。

この番組当時彼は39歳だったみたいです。今でも若々しいけど、さすがに比べると
さらにお若くて、「フォーク少年」の面影を残してすらいますねえ。現在の私よりも
ずっと年下なのが不思議な感覚。


   

第一期では、かまやつひろしさんがアドバイザー的な立場で5夜連続出演されました。
今改めて見返すと、当然ではあるけれど、お亡くなりになられた方も複数いらっしゃいます。


ここまでの写真は第一夜の冒頭シーンからです。ファックス・ナンバーの東京「03」が
抜けているのが懐かしいです。第二夜以降修正されます。

掲載写真はすべてテレビ画面上を撮影したものです。初めての試みだけど、けっこう鮮明に
写せるものなんやねえ。ダビングを重ねたDVDの画質が意外にきれいなのも驚きです。
元々BSでの放映だったのがよかったのかもしれません。まだハイビジョンではなくて、当然
4:3の画角だけど、地上波だったらゴーストなどがひどくて、もっとみにくい画質だったと
思われます(もち、地上デジタル放送でなくて、アナログの時代でしたからねえ)。


   

第一夜は番組を見始めてから慌ててビデオ録画を開始したので、初っ端のところが
記録されていません。第二夜からきちんと留守番録画し始めたんでしょうね。
ボブ・ディランの歌流れるオープニングの後表示される、これがタイトルバックです。


   

第一夜を無事終え、さらにリラックスした坂崎さん。いきなり岡林信康さんの
「山谷ブルース」の替え歌から番組は始まりました。

♪ 今日の~ 仕事はこれからだ~ あとはリクエストを読むだけよ~


   

第二夜の番組内容の告知ボード。第一夜ではこれすらなく、手作り感満載というか、
行き当たりばったりで番組制作されていた様子がひしひしと伝わってきました。


パート2へつづく。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カマキリがやって来る?ヤアヤアヤア!

2020-04-30 17:39:55 | 案山子と人と烏

昨日、散歩先で見つけたカマキリの卵を持って帰ってきました。適度に日光、雨が
当たり、外敵に襲われにくい高い場所を探し選定した、カーポートの支柱の上部へ
張り付けてみましたが、さて、うまく孵ってくれるでしょうか。

今回見つけたのと同じ場所で、実は数年前にもカマキリの卵に気づいたことがあった
のですが、その時は持ち帰りませんでした。我が家の狭い庭のフィールドでは、
カマキリのライフサイクルを維持することは困難なので、そうすると気の毒ですしね。
せめてご近所に同じ程度の庭や原っぱなどあり、そこと行き来することで子孫繁栄
できるような環境ならいいのですが、年々カマキリ生息に適した我が家のような
「管理の行き届かない草ぼうぼうの庭」は減る一方でしたしね。

採取した場所は元々個人の畑(それほど広くなく、生業にはしていなかったみたいな)。
数年前に耕作放棄地になってしまい、ついにこの春先から造成工事が始まりました。
はびこっていた雑草のほとんどが除去され、わずかに道端に残されていた枯草の枝先で
見つけたこの卵。そのまま処分されるよりはと、持ち帰った次第です。

外出が困難な最中、こちらの暇つぶしの観察対象だったり、あわよくばアブラムシなどの
害虫を除去してほしいとの、人間さまの身勝手な魂胆が見え隠れします。順調にいけば
あと1か月ほどで孵化するでしょうから、せっかくですし寿命を永らえ、他のフィールドへ
遠征するなどして、次の世代へ繋げてくれることを願います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒーローは眠らない~夜中に楽しむ懐かしアニメを懐かしむ

2020-04-29 18:59:00 | NHKに捧げる歌




8ミリビデオ(ハイエイト)のテープを探していて、一緒に保存してあった新聞の
切り抜き記事を発掘しました。記事をスクラップしたことは、すっかり忘却の彼方でした。

日付が切れていますが記事内容から推察するに、1995年4月~5月頃、朝日新聞夕刊に
掲載されていたようです(ただし、関西圏のみだと思われます)。

この前ご紹介したハイエイトのテープに保存してあった「ガンダム」とか「カムイ」は、
いずれも毎日放送のアニメ特選番組「ヒーローは眠らない」枠内で放映されたものから
録画したものでした。毎週火曜日深夜、毎回30分ものを4話まとめて放送していたんですね。
途中からは3話分になったようです。このあたり、記事を読み直すまで忘れていましたけど。

記事では、この企画が始まった経緯や、30歳~40歳くらいまでに熱狂的な支持者がいて
(まさに私のような人のことでしょう)、深夜枠としては2~4%と堅調な視聴率である
ことが紹介されています。


        

1992年4月、「エースをねらえ!」から放映が始まったんだな、覚えてなかったけど。
もちろん深夜なので録画した上ではありましたが、当時私はこの眠らないシリーズを全部見たと
思います。ほぼすべての作品が、小~中学生時分に再放送を含め、何度も見たことのある
お気に入り作品ぞろいでしたが、中には「新造人間キャシャーン」のように初回放映時途中で
見るのをやめてしまい、このシリーズで初めて最後まで通して見た作品もありました。キャシャーンの
あまりに暗くて重い世界観が、小学生にはきつかったんですよ。でも、最終話まで見て愕然としたのは、
あれだけ広げていた大風呂敷をいとも簡単に畳んじゃうんですよねえ。平和的過ぎる結末…
あの前半のヘビーさは、どこへいっちゃったんだろう?

凝っていたのがオープニングで、各作品ごとにアイキャッチを変えていて、覚えているものでは、
たとえばガンダムのは、キングクリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』をバックに、
アムロとシャアの戦闘シーンを流していたと思います。ハイエイトのテープにはそれも残されている
はずでしょうけど、デッキが壊れてしまったので、二度と見ることはできませんが。


近年、この手の懐メロ系の再放送はほとんどお目にかからないけれど、ちょっと前には
「妖怪人間ベム」、そしてつい先日は「YAWARA!」の放映があったことから、まったくできない
放送事情ではないようです。現在新作アニメの制作の多くがストップしている状況みたいですし、
こんな懐かしアニメの企画をどしどしやるべきではないですかね。

そしたら、50歳~60歳は眠れなくなること間違いなしですよ!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追加購入した夏野菜植え付け&寒冷紗へ換装作業

2020-04-29 17:05:10 | 案山子と人と烏



引き続き晴天の和歌山市です。寒気の影響で気温はやや低い状態が続いていましたが、
この先天気は安定し、気温も急上昇すると聞いています。このタイミングで、あとから
追加購入した夏野菜苗を植え付けてしまいました。

写真はトマトで、このほかナスビ、キュウリを植えました。キュウリは早やうどん粉病の気配…
これだけ乾燥してますしね、やばいか?


   

ビニールで覆い簡易温室化して育てていた野菜のカバーを外し、かわって寒冷紗を掛けました。
これで、水やりは楽になります。


   

先に植え付けた夏野菜では、ゴーヤが一番元気そう。すでに支柱にツルを巻きつけています。


   

ピーマンも順調。


   

元々貧弱だったオクラの苗は少したくましさを増したか。

このほか、ナスビはまずまず、一番心配なのがキュウリで、見た目あまり元気ありません。


   

ここへきて花数を増やしてきた、冬から咲き続けているキンセンカ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見頃を迎えたフレンチラベンダー

2020-04-28 19:19:19 | 愛される花 愛されぬ花




日曜日の夜、雨の予報が出ていたのですが、和歌山市には雨雲は掛からなかったようで、
結局一滴の雨粒も落ちてこなかったみたいでした。しばらく雨が降っていないので、
湿度はマックス30%以下まで下がり、カラカラの状況です。悪天候が続くよりかは
マシかもしれませんが、極端な日照り続きも困ります。今真っ盛りの街路樹のつつじも、
心なしか生気なく見えてしまいます。


庭先のフレンチラベンダーが見頃となりました。ミツバチが群れて集まってきます。


        

ナデシコの仲間が咲き始めました。


        

ヒューケラがたくさん茎を伸ばしてきました。


   

ますます花つきが良くなったマウントペチュニア。


   

雨が当たらないので花粉たっぷりのカラー。まだナメクジが這いまわらないことも要因でしょう。


        

毎年勝手に花を咲かせる球根性の花。


        

親戚からいただいた茎を挿し木したら根付き、花を咲かせ始めた斑入りのゼラニウム。


   

よく匂う、うす紫色の蘭。


   

生け花にされたクンシラン(君子蘭)。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8ミリビデオ・ハイエイトにまつわるお話

2020-04-27 19:36:58 | 老人のつぶやき




キングダムよ、お前もか!って感じで、放映休止になってしまいました。今一番続きが気になる
お気に入りのアニメ番組だけにがっくりですわ。と嘆いていたら、代わりに「未来少年コナン」の
デジタルリマスター版が放映されるみたいです。コナンのビデオソフトは手元に持っておらず、
見るのはものすごく久しぶり、とても楽しみです。映像研の浅草氏もこの作品に感化され、
アニメ沼にハマっていったようでしたよね。いよいよ再放送合戦開始かもな、いいのか悪いのか。


さて、時間がたっぷりあるので、今、大昔のビデオライブラリーから「BS フォークソング大全集」
って番組を見返していて、そのお話をしようかと思うんだけど、先に、8ミリビデオの説明を
しておいたほうがいいかもと思ったのが今回の話題です。


昔々、家庭用ビデオはVHS陣営(ビクター、松下電器など)と ベータ陣営(ソニーなど)に
分かれ競り合い、やがてベータ方式は劣勢となりジリ貧、最終的に敗れ去ります。立場危うい中、
巻き返しを狙ったソニーが別の統一規格を提唱し、盟主の座復活を図ったのが新規格の
8ミリビデオでした。のちさらに高画質化したのがハイエイト(Hi8)方式で、やがて
8ミリビデオ=ハイエイトに昇華します。

ハイエイトのソフトはVHSテープの四分の一程度の大きさ(カセットテープをひとまわり
大きくした程度)でコンパクト、この規格の登場により家庭用ビデオカメラが一気に小型化され
普及には貢献したものの、一方据え置き型にはソフトが小さいというメリットを活かしきれず、
そのコンパクトさを歓迎した一部にしか受け入れられることなく、一般的にはVHSに
とって代わられることはありませんでした。でもまあ今となっては栄枯盛衰、いずれほぼすべての
磁気テープが消滅するわけですから、兵どもの夢のあとのお話です。

おおまかにはこんな説明でどうでしょうか、間違い、思い違いなどあればご容赦くださいませ。


その飛びついた一部の人間のひとりが私で、テープの保管場所が少なくて済むハイエイトは
大歓迎だったわけです。




   

VHSビデオはすべて処分してしまいましたが、ハイエイトは一部残っています。ピーター・ガブリエルの
ライブは、職場の同僚に借りたLDからダビングしたものだな。「忍風カムイ外伝」「機動戦士ガンダム」
は、当時毎日放送で深夜枠で再放映されていた番組から録画したもの。

カムイ外伝はのちDVDにダビングした記憶があるので、ソフトに異常なければ今でも見ることが
できるかもしれません。放映コードの関係から、もう二度とテレビ放映されることもなかろうと
思ったんですね。すでにこの時点でコードに引っかかったのか、数話がカットされています。


   

ソニーの技術の粋がぎっしり詰まったって感じの精巧なつくりのハイエイトのテープ。
デザインも洗練されていて、かつマニアックでカッコいいですよね。


話が長くなった割に肝心なことをすっかり忘れてましたわ。BSフォーク~の話でしたよね。
この番組もすべてハイエイトに収められていて、主にこの番組をもう一度見返したいがために、
壊れていたハイエイトのデッキ(一番上の写真)を修理したうえ、DVDへダビングしたのです。
これが2004年のことだったようです。

残したいテープのダビング作業を終えた後、しばらくするとハイエイトのデッキ内から異音が
しだしたので、電源コードを抜いていました。それをこの前AV機器をメンテナンスした際に、
ものすごく久しぶりに通電させてみたのです。できればDVDよりも汎用性の高いブルーレイへ
もう一度ダビングしておければと思ったからです。

カセットの挿入は受け付けましたが、テープの再生はできませんでした。長い期間ほったらかし
ていたので、また壊れてしまったようです。さすがにもう修理はしてくれないでしょうし、
今更そこまでする気もありません。専門の業者に頼めば、有料でダビング処理してくれそうですが、
それもまあ、たぶんすることはないでしょう。

そうすると、頼みの綱は昔ダビングしたDVDメディアだけなのですが、これが一部を除き、
どうやら再生可能みたいで、そしたらこの機会にと、BS フォーク~を見始めたのです。


乱歩ばりに支離滅裂な長編となりました。一体何を言いたかったのやら…
恥の上塗りせぬうちに失礼します。
   



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チンゲンサイ二回目&フダンソウ一回目の間引き作業

2020-04-26 18:59:00 | 案山子と人と烏



このところ、やや不安定ながらも基本晴れ間が多い日が続き、野菜苗の生育は順調なようです。

つい先日一回目の間引きをしたばかりのような気がするチンゲンサイ、本葉が2~3枚出始め、
本日二回目の間引きと追肥を行いました。写真はいずれも作業後のものです。そろそろ
覆っているビニールを寒冷紗へ換装させる頃合いでしょう。今週半ばから急に気温が高くなると
聞いてるので、その頃が目安でしょうか。


   

こちらはフダンソウ(うまい菜)の間引き後。少しタイミングをずらして種まきした
カゴとプランター分を一度にしてしまいました。このところなぜかフダンソウの発芽率が
いい状況が多いので、最終形態に持っていく作業が楽で助かっています。でも、その
好調の要因は不明なんですよね。


   

間引き菜。


   

追加購入した夏野菜の植え付けは、もう少し様子を見てからになります。


   

母がどこからかおすそ分けしてもらった苗が花を咲かせました。外来種の丈夫な花で、
これから毎年花を咲かせることになりそうです。


*アニメ番組の放映休止、延期措置がさらに広がってきたようです。自分がらみで言うと、
 「ノーガンズライフ」のセカンドシーズンが延期されファーストシーズンを再放映しているし、
 「メジャー2」「放課後ていぼう日誌」が途中で休止されてしまいました。インドアで
 何かしら工夫して楽しまざるを得ないとなると、新作が届けられない状況は厳しいです。
 しかもこの事態、短期の一過性では済まない可能性がいよいよ高まってますしねえ。

 ここで考え方を前向きにするならば、私の場合、直近を除くと見ていないアニメ作品が
 たくさんあるので、この時とばかり、再放送をたくさんやってほしいですわ。最近、
 休止になった番組対応で、「つり玉」っていう見たことも聞いたこともなかったアニメの
 再放映が始まりました。個人的には、見逃している作品を視聴できるいい機会なのかも。

 いっそのこと、すごく古い作品、たとえば「アタックNO.1」「ゲッターロボ」「怪獣王子」
 「魔女っ子メグちゃん」etcetc…我々旧人類受けすること間違いないアニメや特撮ものを
 どしどし再放映しちゃうとか… 今こそ、昔の遺産、コンテンツを総動員するときなのかも。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フダンソウ収穫&夏野菜植え付け&追加招集

2020-04-25 19:17:00 | 案山子と人と烏




晴天続きの和歌山市は、ひどく乾燥していてカラカラです。今日朝のうちは風も穏やかで
安定した晴れかと思いきや、午後は西寄りの強い風が吹き続けました。

フダンソウ(うまい菜)の二週間ぶりの収穫です。ボールに二杯てんこ盛りにとれました。


        

夏野菜を植え付けました。キュウリ(接木苗・夏すずみ)×3本と


        

オクラ×3本を畑(畝)に直植えしました。


   

さらにホームセンターで夏野菜苗の追加購入です。売り出しみたいで、各苗とも58円(税別)で
買えました。選んだのは、キュウリ、ナスビ、それにトマト×2本です。

トマトは1本300円近くするブランド苗にしようか少し迷いましたが、失敗するリスクを
考えると怖くて、やめておきました。家庭菜園の趣味を始めた頃、トマトを何度か栽培したことが
あったのですが、いずれもうまく収穫できず、そのうちつくるのをよしました。株自体は大きく
生育するのに、収穫にはつながらないんです。なので、20年ぶりくらいに植えることになるのかも。

うまくいかなくて元々、58円ならあきらめもつきやすいですしねえ。


   


        

少し遅れ気味に咲いた斑入りのクンシラン(君子蘭)がまだまだ見頃です。


   

毎年花を咲かせる宿根性の紫の花。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孤島の鬼~乱歩長編の最高傑作

2020-04-24 19:27:00 | 図書館はどこですか



少し前にNHKBSP「深読み読書会」でも取り上げられた、江戸川乱歩の長編では最高傑作との
誉れ高い「孤島の鬼」を読み返しました。老後、資金難、体力難でいよいよ外出がままならない
ようになったら、その時の楽しみにとっておくことになるかなと思っていたところ、予定外に
早くそのシチュエーションが来てしまったようです。まあでも、考えようによってはいいタイミング
にも思えます。次の10~15年後にはまた、新鮮な気持ちで読み直せることでしょう。

文庫版の江戸川乱歩全集は、2003年8月に刊行開始されたので、もう17年前になるんですね。
それまでも代表作をいくつか読んではいたのですが、全集をそろえられる機会は二度とあるまいと、
思い切って全巻購入しました。資金力も今よりは段違いにあったようですしね。

子供向けと言っていい「少年探偵団」シリーズも含んでいるし、乱歩は後年小説をほとんど
書けなくなり、終いがたは評論・研究の類ばかり、それがまたかなり手ごわい内容なので、
読み進めるのが困難だった作品も多かったけれど、当時一応全巻読破しました。

「そそる」ブックカバーデザイン、作者による自作解説、乱歩ファンの各界著名人による
エッセイなど、全集の構成、つくりは満足ゆくもので、次回の配本が待ち遠しかったものでした。
でもコレクションして安心し、押し入れの奥に仕舞い込んだままではもったいないですよね。
思わぬ形であったにせよ、今回引っ張りだせてよかったのかもなあ。


   

乱歩といえば短編に優れた作品が多く、一方長編はプロットを決めずでたらめに書き出してしまう
せいで、たいていの作品は支離滅裂、途中で筆が進まなくなり、投げ出してしまったものさえ
あります。自作解説によれば、この孤島~と「パノラマ島奇譚」のみ前もってある程度筋書きが
できていたとあり、ほかの長編作も、同じように取り組んでいてくれたら、もっとたくさん
すぐれた作品を残してくれていたのではと夢想しますね。

この孤島~は、密室殺人あり、同性愛あり、人体改造あり、最後には洞窟探検の冒険と、
乱歩ワールドを炸裂させながらも、大きなプロットの破綻なく、最後まで読者を引き込み
快調に物語を進ませます。やはり乱歩代表作に間違いありません。


        

しかしながら、勝るとも劣らない長編の代表作品になりえたのが、同時収録されている
「猟奇の果」ではなかろうかと、個人的には思っています。孤島~以上に変態趣味が高じている
というか、官能的でミステリアスな展開は読み手を惹きつけ、迷宮の世界へと誘います。

ところが、一年の連載期間の約束が半年ほどで本来の結末を種明かししないと間が持たなくなり、
編集者・横溝正史のアドバイスを受け、予定になかった探偵・明智小五郎を登場させ、悪の集団と
対決させることで、さらに物語を引き延ばすことには成功します。しかしすっかり前半とは
タッチが違ってしまい、耽美な怪奇ムードはしぼみ、後半は普通の冒険探偵小説に終始して、
興味は失せ、一転駄作へと評価は急降下します。

前半のムードで最後まで押し通せていたなら、かなりの傑作となったかもしれない猟奇の果は、
後半まるで別の物語が組み合わさったみたいなへんてこりんな作品になってしまいました。しかし、
孤島の鬼同様、人体改造をモチーフにした作品同士がカップリングされたこの第4巻は、ある意味
絶妙な組み合わせであるとも言えるでしょう。傑作と傑作になり損ねた作品の合体…

全集30巻中でもおすすめの一巻なので、図書館などで今でも手にすることが可能であるならば、
ぜひお読みになられてはいかがでしょうか。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする