2013年撮影作品シリーズ その11
この秋、唯一山頂泊した早朝の撮影セッションです。この前日、北海洋さんはずいぶん早起きして
暗いうちから黒岳山頂で星撮をしていたと聞いてはいましたが、とても私にはそこまで早い時間から
行動できそうにはありません。しかし偶然早く目が覚めたのでゴソゴソと用意して、4時頃?に
テントを出たら、たまたまお隣さんも撮影スタイルで出てきて、誘い合わせたように黒岳山頂へ
向かいました。少し空は白み始めてはいましたが、星をちょこっと撮影。この朝は雲海が層雲峡の
谷筋を埋め尽くしていて、それも写しました。
しかし私にとってはお日様が昇ってからが本番です。欲を言えばキリがないものの、数年ぶりに
ナナカマドの状態がまずまずで、朝の光を入れてより赤味を強めます。上の写真、遠景が白雲岳、
斜面に帯状にナナカマドが色づいているのが烏帽子岳です。
写真下、この日の朝日は赤味の成分が強いようで、大雪山上全体を赤く染めました。中央左寄りが
北鎮岳、その右が凌雲岳、右奥の鋭鋒が愛別岳、右手前に小さく見えるのが桂月岳です。
桂月でご来光を見る方も多くて、この日も数名の方々がここで朝の風景を楽しんでおられました。
「影黒岳」が長く伸びています。
【早朝黒岳撮影セッション/2013.09.11撮影】
認定日につきハローワークに赴いて、初めて満額(4週間=28日分)の雇用保険が支給されました。
しかし皆さん、雇用保険(失業手当)をもらうのはかなり大変ですわ。何度か足を運んで「就職活動実績」などを
残さなければならないので、退職後すぐに自分のやりたいこと、たとえば長期に海外旅行に出かけるとか、が
決まっている方はプランを慎重に考えてください。
勤めていた会社からの「離職票」が送られてくるまでまず待たされ、職安で最初の認定日が決まるまで
時間が開き、それから自己都合退職者だと三ヶ月の待機期間があり、やっとこさ一回目の支払日が来たと
思ったら、最初は7日分だけで、それから4週間後の認定日になってようやく初の満額ですからね。
当初待機期間の三ヵ月間だけ遅れるのかと思っていたら、どうもそうではなくて、どうやら4月末にも
もう一度出頭しなければならないらしく、予定が狂っちゃいます。かけた分をいくらかでも取り戻すのは、
なかなか手ごわくて、容易ではありません。
写真は本文とはまったく関係のない、今まさに満開を迎えている我が家のサクランボの花です。
お口直しにどうぞ。
今日の和歌山市は雨上がりのあとのすっきりとした晴天で、風がやや強いせいで花粉や黄砂が
吹き飛ばされたのか、空気が澄んでいるように思われました。しかし夕方には雲が多くなって
一時しぐれも。まだまだ季節は一進一退を繰り返します。
雨の日は車に乗り降りするだけでも濡れるし、不要不急な外出はできるだけ
控えるようにしています。しかし今日は母を送るついでもあって、イオン和歌山店へ
行ってきました。なぜならば、車の汚れを少しでも落とせたらと思ったからなんです。
車についた泥汚れが半端じゃなくひどくて、「いったい、どこ走ってきたのか!」って
感じです。雪道だけだとここまで汚れなかったでしょうが、最後あたり、雪のほとんどなくなった
道路のあちこちに大きな水溜りができて、その泥ハネがひどかったんですね。
家の駐車場には簡易な屋根がついていて、このままでは雨がほとんどかからないので、
お外に連れ出したってわけです。
結果的には、表面の汚れが多少マシになったくらいで、ここまで汚れがこびりつくと、
この程度の降り方ではさほど効果はないかもしれません。ただ、水しぶきをハネながら
走ることで車の下回りも多少は洗い流され、付着した融雪剤を落とせるのではと期待して、
それも含めての雨中遊泳だったのに、他力本願じゃあダメかしら。立体駐車場で屋根付きの
イオンでも、わざわざ屋外へ車を止めたんですけどね。
イオンを訪れた一番の要因は、メガネを仕立てなければならなかったからです。
先の旅行中にセルのフレームにひびが入っているのに気がついて、それからは
予備のほうをずっと使っていました。メインは使い始めて12年、かけ心地がいいので
気に入って使い続けていましたが、さすがに劣化が進んでいました。
(何度かお話しているように、私は気に入ったものは、基本長く使い続ける傾向です)
レンズ、フレーム共に買い換えるとなると、5,6万円はかかるだろうと覚悟したところ、
幸い色違いながら同じ型のフレームがメーカーに残っていて、レンズはそのまま
使い続けられ、フレーム料だけでメガネを新調することができそうです、助かった~。
ちなみにメーカー名は「999.9(フォーナイン)」ってところので、多少値は張るものの
かけ心地がいいので指名買いしていて、予備に用意してあるメガネ(つまり、今
かけているもの)もここのフレームです。
写真はここまでの話題とは関係のない、イオンの食料品コーナーで見つけた
東ハトオールレーズンシリーズの派生品「オールアプリコット」と「オールアズキ」です。
このオールアズキは旧来の「抹茶仕立て」となっていて、どのような思惑で
抹茶仕立てとそうでないものが姉妹品として発売されているのか、私にはわかりません。
主に山での行動食として利用している者にとっては、できるだけ飽きがこないように
バリエーションが多いほどうれしいので、大歓迎なのですが。
少し長い旅から戻ると、用事がたくさんたまっていて、疲れ切った体を労わりつつも、
あれこれ片付けなければなりません。
この先さらに長い旅に出ることを目論んでいるわけですが、私の場合は、少なくとも
二ヶ月したら一度帰宅しなければならないだろうなと思っています。
宮崎のプロカメラマンKさんは、ほとんど一年中旅の空の下と伺っています。
一体こういった外せない用事をどのようにして処理しているのか… 一度
お聞きしたいと願いながら、このところ直接お目にかかれなくて機会を逸しています。
さて、これも避けては通れない用事のひとつ、「確定申告」をするために和歌山税務署へ
昨日行ってきました。これまでは会社が行ってくれていたので、自分でする必要の
なかった仕事です。とにかく何をどうしていいのやらまったくわからないので、
源泉徴収票と保険料控除証明書など、必要と思われる資料を持参するだけで
何の書類も作成しないまま出かけました。
素人はこれが正解で、現地では手取り足取り指導してくれて、最後はパソコン入力まで
手伝ってくれ、ほとんど人任せではあるものの、間違いなく、確実に書類ができあがります。
ただ、駐車場が狭く、まずここに入るまでに待たされ、税務署内でも行列に並ばされて、
それなりに時間がかかることを覚悟しなければなりません。自宅のパソコンでも
書類は作成できるそうで、自信のある方はそのほうが手間隙は省けます。
ただし私の場合は、その入力にかなり時間がかかりそうなので、来年もたぶん直接
訪れることになるのではないかと。
そんな保険もたくさんかけているわけでもないし、数千円単位で還付金があるのが
関の山だと思っていたら、けっこうまとまった額が戻ってくるようで驚きました。
個々人で差はあるでしょうが、近い将来私と同じような立場になる可能性のある方は、
忘れずに確定申告を行ったほうがいいかもしれませんよ。
港からも雪山が多数連なって見え、恐らくこの時期日本海側でこんなにくっきり山容を拝めるのは異例、特異日に違いない。
ここまで穏やかな航海も、この先荒れ模様な気配だ。「酔う前に酔う」それしかない。

開聞岳もきれいだが、長く裾野を延ばした鳥海山の優美なシルエットは一段とたおやかで、海上に聳える姿は真に麗しい。
「わあ!きれい!でも何て名の山?」若者達が通り過ぎる度、私は苦笑し、鳥海を憐れんだ。
「今見えている山は鳥海山です」と書いた貼り紙を、壁に掲げたいと真剣に考えたほどに。
三羽のカモメが上空を舞い続け、なかなか離れない。お前も「俺の塩」が食いたいのか。
鳥海山は見る角度により容姿を変えながら徐々に遠ざかり、今度は一際白く輝く月山が正面に、続いて朝日連峰の巨大な山塊が…
陸奥の色白美女達が酔いのまわった私に次々に微笑み、すぐには寝かしてくれそうにない。

穏やかに晴れ渡った朝、マイナス16℃と久々に冷え込んだ。今回は美瑛と相性がいいようで、舞い戻ったとたんに青空が広がる。
この冬の積雪量は両極端、幹線道路に雪がほぼ無くなった美瑛では、春先のような景観だ。
今季最低気温、猛吹雪、春のような陽気と目まぐるしく変わったが、概ね運転しよい道路状況が多く助かった。
船はこみ合っているのに、最後まで乗るのは、やはり私の一台のみだ。また振り出しに戻る旅に、陽が沈んでいく。