国道がすぐ脇を走り、観光客がひっきりなしに通り過ぎる一大観光地ですが、
この景観の美しさと不思議な静けさは、初めて訪れた時からあまり変わりないように
思います。水量が一年中変わらないその流れと同じように。
♪ 奥入瀬川の冬のなごりに 雪どけ水を見ています
流れの果てにあるものは あなたと別れてひとり旅
いつか二人で地図を広げて 指でたどったこの土地を
ひとりたずねた私には 淋しい春が似合います
ぬくもりかけた 陽ざしにも
なぜか心は 染まらない
あなたのいない 寂しさが
奥入瀬川を 流れてく
木立ちに残る雪の白さが めぐる季節にとけるように
私の中の想い出が 消えていくのはいつかしら
(奥入瀬川/詩:竜 真知子、歌:とんぼちゃん)
たどり着くのは十和田湖。この日は水面が穏やかで、雲の影が映ってました。
写真は御鼻部山展望台にて。
変わらないものがあってもいい。いや、ここもずいぶん変わったのだろう。
私が気がついていないだけかもしれない。
*プリントゴッコ販売終了のニュース。埼玉のH画伯から頂く絵葉書は、
プリントゴッコを駆使して作成されているはず。これからどうするのか?
消耗品等買い込んで使い続けるのか、新たな代替手段を使うのか?
もしかしたらすでに別の方法、パソコン等使って作られているのかもしれないが。
結局、私は一度も使わず仕舞いだったけど。
梅雨入り直前か? ぐずつき気味の関西のお天気。週間予報を見ても、
この先も休みと晴天がシンクロしそうになく、今朝起きたら、
まだ雨が降っていなかったので、慌てて収穫してしまいました。
本来は収穫の喜びを感じながらの作業なんですが、途中雨がぱらつき、
大急ぎのせわしないものになってしまったのが残念です。
カゴ、あるいはビニール袋で育てたものを比較検討するつもりでしたが、
それも出来ませんでした。
思ったより全体に小粒。それは…
・茎の数を減らせばイモは大きくなるが、以前強風で茎が折れ、収穫できない株
がでたことがあったので、やや多めに芽を残したから
・収穫終盤にヨトウムシの大量発生で葉が食べ尽くされ、養分が行き渡らなかった
などが考えられるでしょうか?
ヨトウムシをブログ等検索して調べたら、この害虫に多くの方が苦慮しているのが
わかりました。収穫中も数匹捕殺しましたが、土の色と見分けがつきにくく、
くるっと丸まり小さくなるし、本当にタチの悪い野郎どもです。
このままではオクラを植え付けても、餌を与えるようなものなので困ったもの。
今のところは根気よく捕殺して数を減らすしかないかな…と思っています。
そして、さっそくふかしてバターをぬって頂きました…うまい!
すみません、手前味噌込みですが、やはりとれたては格別です。
そういやバターもいまや希少価値か…
みなさん、色々あるでしょうが、食べられるときに食べたいもの喰っときましょう。
(ただし、暴飲暴食、メタボに注意、元も子もないよ~)
*明日からまたガソリン値上げとのことで、給油してきました。
リッター154円(セルフ、プリペイド)でした。
この先何があるかわかりませんが、とりあえず食べるものがある、
ガソリンがある有難味をしばし苦虫噛み締めますか…
この地の菜の花畑の思い出を語ると長くなるので省略しますが、
無職時代にたまたま訪れてから今回が7年ぶり4回目の訪問になります。
観光地にも「相性」があると思うのですが、こことはなかなかいいようで、
これまではいずれも花の見頃、天気共にいい状態で見ることが出来ました。
写真は上下とも14日(水)撮影です。この日は予報が悪く、下見を兼ねて
下北半島へ。今回も花の状態はものすごく良く、本来なら天気回復後、
再訪するつもりだったんですが、これまでより作付面積が大幅に減っていて、
私の知る以前のピーク時と比べ、大雑把な見立てで、十分の一ほどに減少、
意気消沈、がっかりしてしまい… せっかく後半天気が回復しましたが、
もう一度出かける気にならなかったんです。
そういえば、前回訪問時に「この規模が維持できるか難しい」みたいなニュースを
TVでやっていたのを思い出したんですが、まさかここまで減っているとは…
主原因は、補助金が打ち切られ、菜の花栽培だけでは、農家の方の収支が
あわなくなったこと。加えて、ちょうど7年ほど前の町長選で「菜の花推進派」の
現職が敗れた政治的な背景もあると聞きました。
私が最初訪れた頃には、「菜の花フェスティバル」も「道の駅・菜の花館」なども
なく、その後訪れる度に「菜の花」を前面に打ち出した町興しが進んでいるように
感じていたのに。今の状態でも、初めて訪れた人にはそれなりのインパクトは
あるとは思いますが、このままじゃ「日本一」が泣くよ…
「町中どこをみても菜の花だらけ!」、ものすごい景観を
もう一度見せてくれないか、陸奥横浜町!
むせかえるような強烈な芳香に「くらくら」っとなったあの感触を再び!
5月号表紙とほぼ同じと思われる場所で撮った写真。さすがに7年ぶりだと
記憶が定かでなく… 前回たしか農道を少し入った場所から撮ったと思うんですが、
その場所が特定できないんです。遠景左側の花はどこへいった…
早くも四国が梅雨入りしたようですが、関西もその走りのような天気です。
ジャガイモを収穫するタイミングを逃した感がありますが、オクラを植え付ける
スペースがほしかったこともあり、カゴ一箱分のジャガイモを試し掘りしてみました。
ちょっと期待外れの収穫量でして、大きいものでも市販のMサイズかどうか…
それより驚いたのが、カゴの下(土台のブロックあたり)に潜んでいた虫の数!
ヨトウムシ?ってのかな、蛾の幼虫の一種だと思うけど、日中は日陰でお休み、
夜になると活発に捕食活動をする虫です。
日中目にした虫はそれなりに処理したつもりですが、一向に効果がなく、
それ以降も葉がみるみるうちになくなってしまった訳です。
今日だけで10匹以上制裁を加えましたが、それでも一部なのかも…
ピーマンの葉もだいぶ痛めつけられているので、効果が出たらいいんだけど。
雨の季節にはこの花。さらにいきいきしてきましたね。
*大阪へ買い物に出かける。前回、「これで最後か…」と思ったが、
またポジフィルムを買ってしまった…
梅田へはヤマダ電機のシャトルバスで。無料なのがもちろんうれしいんだけど、
市街地の車窓風景を眺めながら移動できるのがいいんです。
地下鉄はあまりにも味気ない。ただ、白状すると今日ヤマダでは
あまり大きな買い物していないんです… フィルム売ってないからね、ゴメン!
*そして…夜の大捜査線。やはり昼のは氷山の一角、30匹以上捕殺しましたが、
これでもまだホンの一部でしょうけど、少しは敵をうてたかな。
おかげで蚊にボロボロにやられましたが。
*さらにその後、怒りのオカハンが追加20匹ほど発見したとか。
ジャガイモだけでなく、菊、キンセンカなど花にも大きな被害が。
これまでもこの虫には痛い目に合ってますが、ここまで大量発生したのは初めて。
これがとてもクリーンなエネルギーであることは、充分承知している上で…
環境にやさしい風力発電ですが、景観的には浮いている場合が多いですね。
今回何も知らず車を運転していて、突然視野にこいつが飛び込んできた時には
「ドキッ」としました。大きくて威圧感があり、はっきり言って「恐怖」ですらあります。
上の写真は陸奥横浜町にて。菜の花畑に続く丘陵地にこれはないよな…
7年前にはなかったものです。すぐ近隣に原子力施設があることで知られた
六ヶ所村などがあり、「じゃあ、どちらを選ぶ?」と問われても困るんだけど…
その昔、ドン・キホーテが風車に挑んだ気持ちが今ならわかる気がする。
せめてその時代みたいなレトロなデザインにはできんものかな?
ちょっとは和むように思うけど。
いまや竜飛崎といえば風力発電施設が頭に浮かぶくらい有名ですが、
正直、これがない時代に到達しておきたかったです。
つい先日、朝日新聞の夕刊に風力発電の記事が出ていて、
それによると発電量はたしかドイツがダントツでトップ。日本は8位から13位に
後退してしまったとのこと。資源の乏しい日本こそ、化石燃料の代替手段を
模索していかなければならず、今後さらに風車が増えていくんだなあ。
飛行機からも眼下にこれを目にする機会が多くなりました。
近い将来、さらに効率のいい超小型の風車とソーラーパネルが各戸に設置され、
消費電力のほぼ全てをまかなっている…なんてことになっていてほしいですね。
「青森市民がうらやましいな~」と思わせる場所のひとつがここです。
八甲田山中腹、手入れされた広々とした草地に大きな木が点在。
「この木なんの木、気になる木~」と思わず口ずさむのは私だけではないはず。
入園料はもちろん駐車代も要らない。休日ともなると家族連れで賑わうが、
マナーがいいのか、管理がいいのか、ゴミなども散らかっていない。
関西周辺だと間違いなくペイントで落書きされまくっている、そんな気がしますがね。
以前、弘前城に桜を見に行った時も、人出の割りにゴミが少ないのに驚いた。
酒乱気味に酔っぱらってる人もいなかったし、家族みんなで和気藹々と
お花見を楽しんでいる様子が、ひしひし伝わったものでした。
この地には「崩壊」以前の家族形態がまだ残っているのかもしれません。
ここにある有名な萱野茶屋。たまたま直前読んでいた嵐山光三郎氏の
不良定年にここの筍おでんがおいしいと紹介されていましたので食してみました。
が、よく考えると、私はこの手の味噌味、しかもこんにゃくが苦手なんです!
ということで、私的評価は差し控えますが、皆さん、機会あらば一度お試しあれ。
JRバスもここでしばらく停車時間を設けていますよ。
これは16日早朝撮影。この朝は山頂がガスっているようだったので、
ここで写真を撮りました。
食用のゆり根。散々食べ尽くして、残った芯を水に浸していたら芽が出たので
植え付けたんだそうですが、この度花を咲かせました。
すごい生命力ですね~驚き!
一方こちらは、「ゆり界」の女王・ササユリです。乱獲で野生のものは極端に
少なくなりました。現在、バイオ技術で再生されているようですが、
これは田舎の販売所で買ってきた「ホンモノ」なんだそうです。
夜になると強烈な芳香が家中に漂います。
*「ケンケン鰹」ってご存知でしょうか? 和歌山発、「大間のマグロ」とか「関サバ」
みたいなブランド物の鰹なんですが、近所のスーパーにいいのがあったそうで、
今夜お刺し身が食卓に。当然久保田くんの出番。もっちりおいしい~!
肝臓よ今夜もありがとう! (ちょっとは休ませたりや~)
色付き始めたアジサイに陣取るハエトリグモの仲間。
こちらは芽が出始めたオクラ。気温が高いので早い発芽でした。
ナメクジ対策に夜間は家の中へ入れる「箱入り」状態。
この後の野外デビューが問題だ。今度こそお蔵入りにならないように。
5月の青森といえば「リンゴの花」なんですが、今回は残念ながらほぼ終焉。
桜の開花が早かったので、旅立つ前から嫌な予感はしていたんですが。
それでも岩木山がきれいに見えていたので、13日(火)、まず板柳に向かいました。
無職時代、五能線・板柳駅で下車、リンゴ畑を散策した思い出の地です。
そのいい思い出も虚しく、「リンゴの花もないし帰るか」と思った帰路に
ツツジの花?が目についたので撮った写真がこれです。
ここのリンゴ畑の花も終わっているようですが、車を止めたついでに奥に入ります。
作業小屋でおばさん二人が休憩中で、リンゴの花と岩木山の写真を撮りに来たが
すっかり終わってる旨を話すと、「奥にまだ花が残ってるからどうぞ、どうぞ」と
案内して下さいました。
そこで撮ったのがこの写真。残念ながら花の状態はベストではないけれど、
ご好意にできるだけこたえようと思いました。このすぐ右で脚立に登り、
お二人は摘花作業に精を出されます。
青森は本当に親切な方が多くて、道など尋ねてもこちらが恐縮するくらい丁寧に
答えて下さいます。同様なことは鹿児島などに行っても感じますが、
日本の「端」にはまだ、古き善き日本の心、伝統が残っているんですね。
かつては多くの日本人がそうだったに違いないんだけど…
以前、リンゴ畑で作業中の方とお話した際、自分たちが休憩中に食べるための
パンやお菓子をたくさん頂いたことがある。どこの馬の骨だかわからない、
一介の薄汚い旅行者にだよ。その時もらったリンゴのおいしかったこと!
ちょうどこの朝遅霜が降りて、一部のリンゴ畑に被害が出たと夜のニュースで
やっていたけど、この善良で親切なリンゴ農家の方々に、秋、収穫の恵みが
無事もたらされることを願ってやみません。