【朝日を浴びた土手沿いの桜並木~朝日町舟川べりにて/2015.04.09撮影】
【チューリップと桜並木と雪山と~朝日町舟川べりにて/2015.04.09撮影】
2015年度作品集その8
春の旅に出かける前にざっくり桜の名所を下調べしているとき、「舟川べり?何じゃそら?」
ってな感じで、聞いたこともなかった場所の画像を検索してみて驚いた。真っ白な雪山をバックに
桜並木、その手前にチューリップ畑… う~ん、これは行くしかないなと考えた。
悪天候に苦戦する中、最優先箇所のこの場所は、できるだけいい気象条件の日を選んだつもりだ。
それでも山並みが見えるとは限らず、桜の情報もネットでは「満開寸前」でやや早そうだったし、
行ってみてからしか正確な状況はわからないのが本当のところだった。
ナビも反応せず、代表地点でセットしてまったく見知らぬ土地へ行くしかなくて不安な道のり、
現地付近到着がちょうど夜明けと重なった。少しウロウロしたら桜並木の場所がわかって、
駐車スペースの有無も確認できた。初めての場所は、とにかく基本的な情報が少なくて
緊張する。本当は事前にもっと念入りに調べたほうが賢明なのはわかっていても、それじゃあ、
旅の醍醐味が薄れちゃうでしょ?(私の場合は単に調べるのが面倒くさいだけ)
桜はドンピシャ満開で、この時点山はまだガスっていたが天気もどんどん良くなってきて、
その割りになぜかカメラマンがほとんどいないのも好ましく、朝日を浴びて輝く桜並木を撮影できた。
しばらくして、有名な?チューリップ畑を前景にするべく移動する。さらに天気が良くなって、
後立山連峰などの北アルプスの山並みも姿を現せた。完璧ではないかもしれないが、
それでも一発でこの景色に出会えたのは、まあまあ、ビギナーズラックといえるだろう。
結局丸一日朝日町周辺に滞在して、同じ場所で数回撮影を試みた。山に当たる光線は
午後からのほうがいいのだが、土手沿いの車が増えて目障りだし、花の開いたチューリップが
やや盛りを過ぎていたこともあり、朝のうちに撮った写真からセレクトしてみた。
これだけ優れた眺めながらまだまだ全国区でないのか、出店などもほとんどなくて、
全般のどかな雰囲気が色濃く残っているのにも感心した。出来るだけ末永く、この落ち着きを
続けてほしいと願った。
「リビング和歌山」というタウン誌に面白い記事が掲載されていたので紹介しておきます。
「ランキングで見る・わかやま肉事情通信~どうしてそんなにお肉が好きなの~」という
この記事によると、和歌山市のお肉の消費量、支出金額ともに全国52都市の中で
第2位なんだそうです。
ではなぜ和歌山市民はこんなによくお肉を食べるのか? 記事ではこの件を検証するも、
結局明確な答えは見つからなかったそうです。牛肉文化の関西圏なので上位にランクされるのは
理解できるとしても、牛、豚、鶏の飼育頭数が抜きん出て多いわけでもないようですし、
なぜそんなにも肉好きなのかわからないということです。
我が家も関西系のご他聞もれず、「トンカツ」「豚汁」それに「生姜焼き」くらいにしか豚肉は使わずに、
その他はもっぱら牛肉ですからね、それなりに年間支出しているはずです。でも今回私が旅先で
食べたのは、ほとんどが豚か鶏肉でしたけどねえ。
GWの混乱が落ち着いたら、肉のテルヤさんへ買出しに行ってきますわ。
好天の土曜日にタマネギ収穫です。でも、大きいものから順にすでに10個ほど持ち逃げ
されています… 全般に大きく育ってくれたようですね。
ムラサキタマネギはこの先まだ少し大きくなるのでしょうか? もう少し様子を見たいと思います。
それにしてはすでに1個引き抜かれてしまっていますが…
夏は出かけられそうにもないですし、夏野菜苗がまだ残っていないか近々ホームセンターでも
覗いてきます。
今度の旅は全般好転に恵まれることが多かったが、最終日は雨。
永平寺町を早朝出発、時々見通しが利かなくなるくらい雨脚が強まる中、家路を急いだ。
22日(金)に前のバイト先から連絡が入り、5月から復職することになった。基本的に
成り行きに任せようと考えていたので、よほど理不尽な内容でない限り、引き受けようと
決めていた。ただ、部署が違うので業務を最初から覚え直さなければならないのが大変で、
人間関係なども一から築かねばならず、まあでもこれは仕方ないことだろう。
今回は元々GW前までに帰宅しよう思っていて、この件でそれが決定的になった。それで
この日以降、どのタイミングで、どの手段で帰ろうかを考え続けていた。そのことをまったく
決めていなかったのだ。
手段の主な選択肢は三つ。でもどれにするか迷ってなかなか考えがまとまらない。
仙台からの船便がベストなのだろうが、出航が二日に一回しかなく、これが自分の考える
タイミングと合わない。高速道路を使うのは費用がかさむし、やや味気ない気もする。
それで結局下道を走って南下することにして、いざとなったら高速に頼ることにして
ともかく稼げるだけ距離を稼いで南を目指した。
最終的には阪神高速を使ったのみで、ほかはすべて一般道路であった。しかしこれが予想していた
以上にきつかった。昨夏礼文島で一緒になった堺市のYさんは、たしか丸一日(あるいは二日
だったか)を下道を走り続けて青森港までたどり着いたとおっしゃっていたが、こんなの私には
とても無理だと思った。私の場合は多少費用はかかってもやはりあまり無理をせず、フェリーや
高速をある程度使ったほうが無難かつ安全であろう。
この間、一般道で2回事故直後の現場に遭遇、最後阪神も事故で一部渋滞に巻き込まれた。
ほんの何分か、何十分かの差で私がその当事者になっていた可能性もある。まずは無事
帰宅できたことに感謝したい。ビタミンドリンクを2本飲んで、疲れた体に鞭打って走り抜けた。
明日からのゴールデンウィークを利用して遠出される方々は、十分注意して安全運転に勤め、
充実した休日を送られたい。
近畿まで下ると、季節はすっかり新緑の候、雨に洗われた木々の緑がとても美しく、その山々に
白い霧が流れる様にうっとりとみとれた。桜はほぼ終わり、フジ、ハナミズキ、サツキなどなどの
花々が咲き誇っていた。京北の地域では水の張られた田んぼに茅葺の旧家が姿を映していた。
ああ、日本は本当に美しい。でも美しいがあまりにももろすぎる。もろすぎるので怖い。
しかも、「ここだけは絶対大丈夫」という安全地帯もなさそうだ。私自身もいつ何時どのような不測の事態に
見舞われるかわからないことはそれなりに覚悟しているつもりだが、その際、のち再び立ち直る気力を
持てるのかがはなはだ疑問で、自信がないのだ。
季節がめぐり、何度もまた同じ営みを繰り返すように、ご先祖様たちは度重なる災害にもかかわらず
何度も立ち上がり、元の暮らしを取り戻し、歴史を積み重ねてきたのだろう。火事場の馬鹿力というか、
私にも少なからず宿っているかもしれないDNAが覚醒するのを期待する。
最終日の走行距離をなるべく少なくしておきたいと思い、できるかぎり走って南下しておこうと
考えて、たどり着いたら温泉施設のある道の駅、「山中温泉」か「永平寺温泉」を目標とした。
山中は駐車場が満杯に近いくらい車があったし、明日の雨のことを考えると平地(市街地)に
いたほうが心強いかなとも思い、もう一走りして「道の駅・永平寺温泉」に到達した。
ここの温泉施設は規模も小さめ、湯船の三分の二は白湯、つまり温泉ではないようで、
どおりで皆さん小さいほうの湯船に集中しているなと思ったよ。でも泉質自体は悪くないのか、
湯上り後体がポカポカした。
駅自体の規模も小さいが、何せできたばかりなので設備が新しく、トイレもきれいだ。
たぶん温泉としては山中のほうが魅力があったかもしれないが、ちょっと無理して平地まで下りてきて
よかったとしておこう。(夜から降り出した雨は、明け方激しい降りとなった。通行止めにまでは
至らなかったとは思うが心細かったであろう)
お腹がペコペコなのを我慢して黒部市の「かつ兵衛」まで走り、迷った末、結局前回と同じ「ロースかつランチ
(110g)」を選択してしまった。
お金をセーブするのってほんと大変だあ。今回はお寿司も食べずに終わってしまった。
次回こそ「カジキマグロかつ」食ってやる! 決意を込めてメニューだけ写しておいた。
諸上寺公園 くもり時々晴れ 満開
車のすれ違いが難しそうな細い山道を登り切ると、公園の駐車場があった。でも誰もいない…
ほかに車が二台あったにはあったが、どうやら山菜取りの人のようで、花見をしている人は
ほかにはいなかった。ロケーションのわからない初めての場所では、いろいろと聞いてみたいことが
あったのに。
ソメイヨシノなどと比べて開花が遅れるヤエザクラがちょうど見頃であった。展望台も設置されてはいるのだが、
桜が育ちすぎたので?あまり見晴らしは良くなく、日本海の一部が見えるにとどまる。
大きなヤエザクラの並木に圧倒された。鈍いながらも日差しもあったので撮影を試みるも、どう表現したら
このボリューム感を表現できるものかと思案してしまった。
悩めるマーク3。
結局、あーだこーだと、ここでもたくさん写真を写した。今度の今度こそ正真正銘のラストショットである。
最後の最後まで撮影チャンスが与えられたことに感謝する。
車のボンネットも花盛り。
薄いピンク色のヤエザクラも可愛いなあ。「八重たん」と名付けよう。
パクルこともいとわないブログ「旅にしあれば」。
「笹川流れ」は、東北の日本海側を走る列車の車窓で、海岸美を見るのには一番のビューポイント
だろう。私も列車からこの景色を何度か楽しんでいて、いつかは自分の車で併走する車道を
走る日が来るのだろうかと思っていた。
そしてこの日、ついにそのチャンスが訪れた。夏場の海水浴シーズンにはかなりの人出が
予想されるこの地帯も、平日の朝ということもありガラガラでほとんど人影もなかった。
車の多くは並行して走る山側の国道7号線を使うので、わざわざ時間のかかる海岸沿いの
ルートを走らないようだ。
私も今回はほぼ通過点に過ぎないので、車窓から荒々しい風景を眺めるのにとどめ、車を停車させた
ここでのみ写真に収めた。トンネルが二つ並んでいて、左が道路、右が列車用、平行して走っているのが
おわかりいただけようか。
岩山を削ってトンネルを作っているのがわかる。
最上川沿いに車を走らせて日本海側へ出て、「道の駅・庄内みかわ」に。すぐ近くの「なの花温泉・田田」で
入浴した。入浴料 430円はそこそこお得感があるが、大広間での休憩は別料金(200円)が必用なので、
温泉施設に長く留まりたい場合にはやや不向きか。
温泉敷地内のボタン桜と菜の花。
ここまでの道すがら、桜の残骸ばかり見ながら走ることになろだろうと予想していたら案外そうでもなく、
標高の高いところ(たとえば鳴子温泉など)はソメイヨシノが満開だったし、平地ではボタン桜、花桃、
芝桜、菜の花等々が花盛りで目を楽しませてくれた。東北は今が春本番なのである。
ところがオガタは団体貸切! やられた、なんてこった!
こうなったら仕方ない、もうひとがんばり走って、「あ・ら・伊達な道の駅」に向かった。
到着時お昼時と重なったこともあり駐車場が満杯、第二へとめる。平日でこれだから
休日はどうなるんだろう。ここは「ロイス」の直営店が入るなど施設がなかなか充実しているので
大人気みたいだ。
以前から気になっていたバイキング形式のレストラン、ここもさぞかしと思いきや、案外空いていて
ちょっと拍子抜けした。料金は大人が 1000円。
まずは一回戦。ポークカレーに本日のパスタをトッピング。カレーは6種類から自由に選べる。
二回戦。今度はタマネギカレーにハンバーグの煮物を加えてみた。おいしそうなラッキョを発見したので
乗せて、さらにグリーンサラダもあしらってみた。
「肉」や「魚」を用いた料理は基本的にほとんどなくて、野菜をふんだんに使ったヘルシーさが売りだ。
もちろん一方では、コストを下げる狙いもあるのだろう。どの料理もおいしくいただけた。これで1000円は
お安いのではないかな。たぶん2食分くらい平らげた、お腹が苦しい…
デザートにはブドウのシャーベット。ここの弱点は飲み物がお茶と水しか用意されていない点で、
せめてオレンジジュースとコーヒーを加えてほしいところだ。苦めのコーヒーで食事を終えたかった。
これだけ食べこんだら夕食はほぼ必要ないと思った。それで夜食兼おつまみに「三色だんご」を
売店で買ってみた。東北では道の駅とかスーパーでこの手のだんごが売られているのがやたらと
目に付いて、気にはなっていたがなかなか食べるチャンスがなかったのだ。
ビールのつまみにぴったりだろう、たぶん。