ずいぶん昔、沖縄~屋久島を経由してえびの高原に立ち寄り、初めて韓国岳に登ったとき
眺めた高千穂峰の雄姿に見惚れたのを今でもよく覚えている
以降何度か撮影を試みるも、どうにも納得いかず
いまだ満足ゆく写真は撮れていない
この日は夕日が沈む寸前、雲の隙間から色味たっぷりの光線が差して
西側斜面山肌はオレンジ色に染まったが、肝心の高千穂峰は陰になり
その恩恵はあまり受けなかった
強風下での撮影、ISO感度をかなり高くして
ブレないよう、シャッタースピードを稼いでいる
16:9トリミング・バージョンを掲載
【夕映えの高千穂峰~韓国岳にて 2020.11.20撮影】
ほぼ同じ位置から大波池(西の空)方面を写したもの
こちらは雲海が広がり、空もそれなりに焼けていて
せめてこれくらいのシチュエーションを背景に高千穂峰を写せたら
もう少しインパクトのある写真を写せそうなのだが…
韓国岳から見て南に位置する高千穂峰は
なかなかそうした好条件をそろえにくいだろう
だからこそ、また次の機会にと
再チャレンジしたくなってしまう
【大波池の夕景 2020.11.20撮影】
今日は日差しがたっぷりで、暖かくなった和歌山市です。このところ寒暖差が激しいのですが、
全体としては暖かい日が多くなってきた印象です。
約3週間ぶりのカキチシャ収穫です。生育スピードの勢いが増して、さらにペースアップを
期待したいところ、アブラムシが発生したようです。被せてあるビニールを外すのは、数日おきの
水やりするときくらいですし、この時期外から侵入するのは考えにくく、産み付けられていた
卵が、気温上昇で孵ったのかもしれません。収穫を兼ねて葉ごと除去し、残っているものは
水流で洗い流しておきましたが完全にはとり切れず、もしかしたら早めに見切りをつける
ことになるやもしれませんね。
写真手前は、込み入っているところを軽く間引いておいた、チンゲンサイの苗。
ますます花数が増しゴージャスになってきた紅白のサクラソウ。
花壇では、ほかの花々に埋もれ目立たなかったヒヤシンスを鉢へ移したもの。
スイセンの一番花。
こちらも花数を増してきたキンセンカ。
全体に春らしくなってきた我が家の庭先です。
車中泊用に使ってきたエアマットが9月の旅でへたってしまい、そのあとはダマしダマし
使っていました。劣化したのか、一か所伸び切って、こぶができてしまうのです。空気を
入れっぱなしで使っていたので、気圧差などで思わぬ負荷が掛かったのかもしれません。
エアマットいいお値段しますし、それに代わる何かいい寝具はなかろうかとホームセンターで
探して見つけたのがこの「省スペース敷布団」です。車中泊用途を意識した製品で、幅が55cmと
コンパクトなのが特徴、また、厚みが5cmあって多少の凹凸にも対応とあり、それなりの
クッション性能も期待できるかもしれません。ホームセンター・コーナンのオリジナル商品で、
3980円(税別)と、エアマットと比べるとお求めやすい価格も魅力です。
中綿にはテイジンの「マイティトップⅡ」という素材が使われ、防ダニ、抗菌効果があるようです。
色は選べないのか、このネイビーブルーのみが店頭にありました。汚れ目が目立たない色合いで
いいと思います。
さっそく広げて実際に横になってみました。第一印象としては、まずまずクッションが効いていて
寝心地は悪くなさそうです。前モデルのエアマットは幅が60cmあったので、できればあと
5cmほど幅があれば言うことなしなのですが、なにせ狭い車内、汎用性を高めるという意味では、
55cmは絶妙なサイズかもしれません。ちなみに、登山で使うマットは50cmしかありません。
55cmだと、寝袋に包まれば問題なくとも、そうでないと、腕がマットから滑り落ちると思います。
長さは210cmあって、180cmを超える身長の私でも余裕があるのがうれしいところです。
実際車内で使うとどうなるのか、旧体制よりも寝心地がよくなることを祈りたいです。
あと心配事があるとすればビニールから布地へと材質が変わることでしょうか。直接敷布団の
上で飲み食いすることはないにせよ、ビール、ウィスキー、コーヒー等水物の置き場になったり、
上を通過することは茶飯事なので、水滴が滴り落ちることはしょっちゅうですし、また、車中泊は
テント生活と同じように、天気が愚図つくと室内が湿気を帯びて、不快な環境を強いられます。
そんな時でもエアマットなら、さっと水気を拭き取るだけであまり違和感なく使えたのに対し、
布地の敷布団ではそうもいかず、いったん湿気ると、すぐにはカラッとしないように思えます。
分厚くなった分、収納スペースは以前よりもとられそうですし。このあたりは、実践で試してみて、
初めて本当の使用感がわかりそうです。
冬の間に用意をしてさ 春になったら出かける用意をね
どこという訳じゃないけれど 行くのはきまってあの娘の家の前
早く使える日が来ることを待ちわびます。
この記事は、和歌山市では1月25日(月)付けの朝日新聞夕刊に掲載されたものです。
「発創カンパニー」という連載記事で、今回はTOTOの電池不要のエコリモコンが
取り上げられ、このところ私が抱いていた疑問のひとつが解けたのでご紹介します。
道の駅など公共施設内トイレの温水洗浄便座にしばしばお世話になる私。最近よく見かける
TOTO製のリモコン装置がいまいち使い勝手が悪く、その上デザインもおしゃれでなく、
なんでこういうのをわざわざ採用しているのか納得いかなかったんですわ。自分で考えた
理由の一つとして、がっしりしたつくりなので、壊れにくいのを一番のメリットとして
広く使われているのだと思い込んでいました。ところがそうではなく、このリモコンは
電池も電源工事も不要、電池交換の手間が省けるからだったみたいなのです。
記事に掲載されている写真をアップしてみましたがわかりますかね? こういう
シルバーメタリックなリモコン、皆さんも見覚えあるかと思います。これって、
ボタンを押すことで自ら発電し、ウオシュレットを動かす電波を送るために必要な
電力を賄っていたんですね、知りませんでしたよ。
ボタンのクリック感が独特で、全体的に操作に力が必要に感じ、お年寄りや子供には
特に使いにくそうな印象だったし、TOTOの割には仕上がりの悪い無粋な装置だなと
正直思っていました。「様々な人が使うことを想定し、押し心地の良いボタン機能を
実現させた」と記事にはありますが、デザイン等を含め、私個人的にはまだもう少し
改良の余地はある製品かと考えますので、技術陣には再度奮起を期待し、より完成度を
高めてほしいと思います。
ただしこの技術は画期的ですし、様々な分野で応用、活用される可能性もあります。
テレビやエアコンなど電化製品のリモコンに、電池が不要になる日が近いのかも。
ひとつひとつは微弱でも、トータルするとすごいエコになりますしねえ。
温水洗浄便座をつくっているメーカーはほかに数社あれど、使い比べてみると、個人的に
推したいのはやはりTOTO製だと確信しており、なので、公共施設や宿などのトイレが
他社製品だと、悲しくなる私です。他社の技術開発者の方々には、TOTOのあの
「痒い所に手が届く、当たってほしいところに絶妙の角度で当たる」感覚を見習い、
ぜひとも自社製品に取り入れてほしい。
もちろん、我が家のトイレにも、TOTO製の温水洗浄便座が鎮座しています。
先の日曜日にご近所の方からいただいたふきのとうです。どこやら野山から採取してきた
のでしょうけど、もうそんな季節なんですねえ。この厳しく寒かった冬も、そろそろ峠を
越えかけているのでしょうか。
毎度のことながら、そんなたくさん食べられるものでもなく、空いている鉢に植え付けて、
新芽の様子を楽しみます。
ホームセンターでプランターを1個追加購入して、さっそくコマツナ(小松菜)の
種を蒔きました。徐々に太陽の高度が高くなりつつあるこの時期に、畳みかけるように
収穫ペースを上げ、残っている種をどんどん使いたいと思います。
今日も午前中はよく晴れて、春のような陽気となった和歌山市です。
今週末はまた寒くなるということで、体調管理が大変ですねえ。
暖かい日にと思い立ち、残してあったレモンを収穫してしまいました。12月に行った
前回分と比べると、色づきが進んでいるのが明らかです。2、30個残したはずが
とんだ見当違いで、68個もとれ、この前の収穫数より多かったのからして、いかにも
人間の感覚の出鱈目さ加減がよくわかるというものです。これで合計129個となり、
2020年度も大量収穫でした。
今回初めて遅くまで残してみて良かったのは、レモン一個一個がひとまわり以上
大きくなったように感じるのと、明らかに進んだ熟成ですかね、これぞレモン色。
ただ、レモンは基本果肉を食べるものではないし、熟成させ、甘みが増すことには
あまり意味がないようにも思えます。それと、樹木への負担が増えることも気になります。
曲がりなりにもこれまで毎年とれ続けているのは、早めに木本体への負荷を減らして
やっているのが寄与している可能性もあります。今回の措置が裏目に出ないことを
祈るだけです。
葉の緑色との違いがくっきりで、見落としがなくなるのと、前回枝を大きく払ったので
よりとりやすくなっているとの見込みは、実際にはそれほど甘くなく、けっこう
手こずりました。第1期でとりにくいところを優先して収穫したつもりでしたが、
とりやすいものばかり残っているわけでもなかったんですね。あと、実が落下した際の
地面の草木が前回よりも茂っていて、レモンイエローが際立つ割には探しにくいのにも
参りました。スイセンなど花芽が出始めているので、そう手荒くかき回すわけにも
いきませんし気を使いました。
まあ、いつやってもレモンの収穫は大変なんですわ。
弱雨ながら、丸二日間ほど雨が降り続いた和歌山市です。今日はすっきり回復しましたが
明日また下り坂ということで、貴重な晴れ間となりました。
和歌山県の新型コロナウィルス感染者数は、このところ連日10~20名程度で推移し、すぐに
治まる気配はありません。小規模ながらクラスターがあちこちで発生し、その濃厚接触者を
調べた結果、次々と感染が確認されているようです。いいほうに考えれば、追跡調査がきちんと
行われている結果であると信じ、収束を願いながら待つしかない状況です。
チンゲンサイの二回目の間引きと追肥です。本葉がきれいに出そろいました。
間引き菜。このプランターを置いてある付近の日照時間が、徐々にではありますがのび始め、
今後のスピードアップが期待されます。
また、あとから種まきしたチンゲンサイもようやく発芽し始めました。
ストックが花盛り。
花数を増やす紅白のサクラソウ。
ローズマリーの花。
恒例のレンタルビデオ店の会員証更新です。元々ビデオレンタルをするためではなく、
書籍購入でポイントがつくのを当てにして会員登録し、年会費、更新料無料、
おまけに更新時にCDやDVDが1本無料で借りられるので、そのためだけに
会員を続けています。本はまったく買わなくなっちゃったのにね。
さて、今回無料でお借りしたのは「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」です。
昨年再放映されたTVシリーズ「蒼穹のファフナー」「蒼穹のファフナー EXODUS」の
劇場版で、時系列的には両番組の間に位置する作品のようです。TV版を続けざまに見ると、
たしか前作で消滅したはずの主人公3人のうちのひとりが、続編で唐突に再登場するなどし、
そのあたり、こちらが想像で埋めて見続けていたのを、劇場版で確認しておきたかったのです。
ただしこの作品、エヴァンゲリオン同様良く言えば練り込まれた複雑な設定、悪く言えば
「なんでもあり」に近い神がかり的な世界観でもあり、細かな事象についてもいちいち詳細な
説明抜きに物語が進むので、ボ~っと見ていたら、そのまま置いてきぼりにされちゃうんです。
なので、実際のところ、劇場版を見たところで、わからないものはわからないまま
なんですよね。だからこそ、何度も見返したり、注意深く鑑賞すれば、新たな気づきがあり、
より深く異次元にのめり込むことができる、ディープで濃い作品であることが魅力なのでしょう。
オリジナルの放映が2004年、劇場版が2010年、そしてEXODUSが2015年と
ある程度の間隔で制作されたので、作品のクオリティはその都度目まぐるしくグレードが
アップし、特に画角比4:3のオリジナル版が今見るとマイナー感あふれているのに対し、
一気にメジャー化された高品位なEXODUSとの格差は甚だしく感じます。画質はむろん
16:9のハイビジョン仕様、野暮ったかったフェストゥム(敵)のフォルムがリファインされ
すっかり垢抜けるなど、なにもかも見違えるようでした。EXODUSには、いわゆる売れっ子の
声優さんたちがわんさか登場しますしね。当時リアルタイムでアニメを見ていなかった私には、
今更ながら遡り、アニメ史における近代化、技術進歩を追体験しているような心持ちでした。
まあでも、技術的には未熟で、マイナー・アニメっぽさがにじみ出る第1期も、捨てがたい魅力が
あるんですよねえ。
これまで何度か述べたように、ひっぱりだこの人気声優さんが登場すると、演技はうまいし、
安心して見ていられる反面、極度の頻出で既視感が強すぎると、イメージがダブってしまい、
作品に集中できなくなるときすらあります。このあたり、印象に残る強い個性があるからいい
との判断か、個性が強すぎるのも困りものといったところか、微妙ではあると思うのですが。
その点では、最初から主演を続けているお三方(CV:石井真、喜安浩平、松本まりか各氏)は、
魅力的な美声ながら、私がわかる範囲では他作品での露出が少なく、それがこの作品の唯一無二感、
オリジナリティをよりいっそう高めているのではと、個人的には感じています。松本さんは
幅広くご活躍なようで、先日もNHKの何の番組だったか、ナレーションを担当されていたのを
たまたまお見掛けしました。
主題歌の話題にも触れたいし、ひそかに応援していたカノン・メンフィス(=羽佐間カノン)が
EXODUSで消滅しちゃう回では泣いちゃいましたよ…などの話をしたいのはやまやま、長くなる
一方なのでこのへんでお開きに。現在もシリーズ最新作(THE BEYOND)が劇場先行上映中で、
それをできるだけ早くTV放映してくれることを熱望しつつ、私にとっては遅れて出会った
秀作SFロボットアニメとして、何度も旧作を見直し、その日を待ちたいと思います。
横溝正史ミステリ短編コレクションは、2→3→1集と読み進め、今回第4集「誘蛾燈」
を再び図書館からお借りしてきました。
第1集は最初期の18歳でのデビュー作を含む、雑誌編集者との兼業時代までの作品集で、
文章がこなれていないものも一部には見受けられるなど、さすがにやや出来不出来があり、
のち専業作家として独立し、第2集に収録の『鬼火』で耽美的、怪奇趣味へと傾倒すると、
開眼したかのように筆がのり始め、戦中の探偵小説への飢餓を一気に爆発、開花させるのが、
戦後直後時代の作品を集めた第3集です。
3集収録の短編作品は、名作とされる長編の『本陣殺人事件』や『蝶々殺人事件』
などと共に並行して書かれ、発表されていることに驚かされます。江戸川乱歩が
そうであったように、雑誌の連載を複数抱え、締め切りに追い立てられるような
精神状態だったときにこそ筆が進み、名作が生み出されているのが不思議だし、また、
ご両名、どんな複層的な優れた頭の構造されているのか、改めて畏敬の念を覚えます。
そもそも、本陣~と蝶々~が同時に書かれ、各々雑誌に連載されていたことをこの前
読んだ本「江戸川乱歩と横溝正史」で初めて知り、これには驚愕しました。私は
蝶々~を読んだことなくて、ただし、置いてある図書館を知っているので、次回
再訪の際にはぜひとも読んでみたいと思います。本陣~は手元にあるので、次回の
旅のお供に繰り上げ当選させようかなと考えています。
第4集ではどのような作品が私を迎え、楽しませてくれるのでしょうか。今から
読むのをワクワクしているんです。
一時期の寒さからは脱している和歌山市です。
この前朝から出かける用事があって、その日は和歌山市としては珍しく道路が凍結していて、
自分の車は冬用タイヤ装着+4WD仕様なのでそれなりの対応ができているとしても、
市内で冬タイヤに換装している車はほとんどないことから、事故に巻き込まれないように
気をつけねばと思って走っていたところ、案の定、軽乗用車が中央分離帯に乗り上げているのに
遭遇しました。目撃したわけではないけれど、状況から、ほぼ間違いなくスリップ事故
(単独事故)だと思われます。この冬は例年以上に冷え込みが厳しく、この先まだ
何があるかわかりません。可能であれば、そんな日は、極力車を運転しないに越したこと
ないんでしょうけどねえ。
今日、庭の植木に寒肥を施しました。少し残してあるレモンの実はすでにまっ黄色に色づき、
いつ収穫しようかとそわそわしています。今までこんなに遅い時期まで実をとり残したこと
なかったので、これが果たして吉と出るか凶と出るのか。
牛歩ながら生育を続けているフダンソウ(うまい菜)。今日込み入ってきたところだけ
軽く間引いておきました。最終形態にするには、まだ十日以上かかりそうです。
寒さに負けず咲き誇るビオラ。
咲き続ける白花のゼラニウム。
色の変化やつぼみも愛らしいサクラソウ。
こちらは白花。
*2021年冬アニメがほぼほぼ出そろったようですね。続編もの中心にラインナップが充実し、
秋に続き楽しませてくれそうな気配です。この前ご紹介した「きんいろモザイク」は再放映分
なんですね、失礼しました。相変わらず区別がつかず参ります。続編組では「BEASTARS
ビースターズ」の第2期が、前作よりもさらに面白くなりそうです。動物を擬人化した作品は、
一般的にほのぼのムードなイメージなのが、このアニメはなかりグロい場面も多く、ダークです。
あと「のんのんびより のんすとっぷ」もいいですね。私同様第1期、2期を見ていなくとも、
いきなりでも十分楽しめる作品です。第1話でおもむろにガマガエルを捕まえ、抱きかかえた
主人公(少女)が、「このままあんよは上手ごっこするん!」には笑えましたよ。日本中から
どんどん失われつつあるノスタルジックな田舎風景を背景に繰り広げられるゆる~いお話は、
肩の力を抜いて楽しめること請け合いです。皆さんも、そろそろお気に入り作品が見つかった
頃ではないでしょうか。