妹夫妻が奈良県に遊びに行って、その土産に買ってきてくれたのがこのお酒、
「風の森/油長(ゆちょう)酒造」です。
人気があって、なかなか手に入れにくいと聞きました。同社のHPを見てみると、
諸々うんちくが語られています。このお酒は風の森の「507シリーズ」のうちの
一種となるみたいです。まだ飲んでいません、どんなお味か楽しみにしています。
*NHKの情報番組「みみより!解説」をよく見ます。MCを務めている岩渕梢さん
の安定した進行ぶりがとてもいいですよね。マスコットのミミズク?のみみちゃん、
「ホホッ~」という相槌の鳴き声は電子音(機械的につくられた音声)だと
思っていたら、実は声優の津田美波さんが担当されていたのを知り驚きでした。
4月の番組改編期に合わせ、特別にご本人が登場されたのです。先日まで放映された
「スキップとローファー」でも生徒会役員・高嶺十貴子役を演じられるなど
ご活躍中の方です。ホホッ~だけでなく、人の声でしゃべってくれたら最高です。
神子田 章博解説委員のダジャレに突っ込んでくれないかなあ。
妹の仙台土産の地酒、宮城県内限定「蔵の華 純米吟醸 浦霞」です。
ネットで調べると、720ml瓶で2167円もすることがわかりました。
いいお値段です、大事にいただきます。
塩竃市の蔵元のようで、この蔵元なのかどうかは定かでありませんが、
以前テレビで紹介されていたのを見た記憶があります。有名銘柄なのかも
しれませんね。
イオン和歌山店で目について買ってしまったのがプライベートブランド・トップバリュ
の「富良野生ビール」です。昨年同じ名前の商品を買ったときには、レギュラー品
よりも安かったので、多少まずくても目をつぶれたけど、今回はプレミアムに
近いくらいの値付けだったので、これを選ぶのをかなり躊躇しました。正直昨年のは、
そんなおいしくなかったんですよね、安いので許せはしたんだけど…
今考えると、昨年お安く買えたのは、もしかしたら「在庫処分セール価格」にたまたま
かち合ったのかもしれません。ちょっと早まったかな…年明けまで待ってみても
良かったのかも。
現在我が家には、「富良野」を冠するビールが二種類あることになりまして、
しばらく飲み比べを楽しみたいと思います。
相変わらず物価高がひどいですねえ。スーパーで必要最低限な買い物をするだけで、
あっという間に支払額が5千円~1万円くらいになっていて驚きです。金銭感覚が
追いつきません。
ウイスキーも時流にあらがえず、値上げされ、私がこのところ愛飲している
「鵃(ミサゴ)5年樽熟成」は、2130円(税別)になりました。今回も
それを買い求めるつもりが、高くなりついでに、同じ価格帯で別の銘柄を試して
みることにしました。それで買ったのが、福島県郡山市の笹の川酒造「山桜」と
いうお酒で、2000円でした。
自社のモルトウイスキー原酒に、英国産のグレーンウイスキーをブレンドして、
味を整えているようです。これは鵃などでも同じような手法で、お値打ちに、
それなりの品質で、手早く製品化するためなのかもしれませんが、これでは
純粋に「ジャパニーズウィスキー」とは呼べないのかもしれません。ちなみに
角瓶のラベルには、モルト、グレーンともに国内製造と記載されています。
もうひとつ新たに買ったのが、イオンのプライベートブランドの「薫(かおる)
・1280円」です。これまで「樽(たる)・980円」という似たような
ウイスキーがあり、この生産を打ち切り、薫へと移行させたようです。なので、
品質や味は樽と似たり寄ったりで、価格上昇分グレードが上がったわけでないと
想像します。
正直淡白すぎて、樽の味はイマイチでしたが、酔っぱらってしまうと、
味の良し悪しは二の次となる私なので、深酒用に買い求めていました。全体的に
ウイスキーの価格が大幅に高くスライドしてしまったので、これからは薫を
メインにせざるを得ないのかもしれません。量を減らしたくないのであれば
なおのこと。
昨夜さっそく山桜を試してみました。悪くないと思います。ウォッカのような
独特の香りがあり、これでさらにまろやかさと甘みが加わればとも思いますが、
この価格ではこんなものでしょう。個性的な風味が災いし、飲み飽きしそうな味
にも思えるので、いろんなお酒との飲み合わせがいいと思いました。
*今日夕方、NHKで「大雪山・花紀行~「神々の庭」の短い夏~」という番組を
たまたま見ました。最近放映された番組の再放映だと思いきや、なんと
1985年制作で、ナレーションが樫山文枝さんだったことにも驚きましたが、
それ以上に度肝を抜いたのが名に恥じぬ「花いっぱい」の五色が原の映像でした。
当時はあんな高密度で色とりどりの高山植物が咲き乱れていたんですね。現在では
乾燥地化が進むなどし、五色が原では大規模な花畑はほとんど見ることが
できなくなりました。わずか30~40年のスパンでこの変わりよう、この先は
10~20年でもっと大きな変化が起こりうるかもしれません。この夏の
北海道の異常な暑さなどを鑑みると、あり得ない話でなさそうです。
昨夜から雨が降り続いていて、乾ききっていた我が家の庭の木々もしっかり吸水できたこと
でしょう。久しぶりのまとまった雨量、いい雨である一方、これが連日となるとつらいですねえ。
イオン和歌山店へ行ってきました。一番の目的がお酒類の買い足しで、中でも、サントリーの
角瓶が7月から大幅値上げ(20%、約400円も!)されるとのことで、悪あがきだと
思いつつ、少し買いだめしておきたかったのです。
品薄になっていないかを心配したところ、山積みの展示に、まずは一安心しました。しかし…
「この商品はお一人様一本限り」の張り紙に唖然としました。まさか数量制限が掛けられて
いようとは思いもよらず焦りました。それなら、イオンのプライベート・ブランド関連の
鵃(ミサゴ)などを買おうとしたら、こちらはまたもや値上げされ、5年樽熟成で2200円
(税別)ほどになっていて、買う気が失せました。きついよなあ…
これを契機に、お酒をすっぱりやめるのが一番いいのでしょうけど、人生の楽しみのひとつを
失うことになりますしねえ。しかし、30年以上馴染んできた角瓶とは、今回の値上げで
お別れになるかもしれません。なにか別のメイン銘柄が見つかればいいのですが。
あれ?一人一本なんじゃあ… 時間差攻撃でもう一本買っておきました。せめてあと数本、
在庫を持っておきたく思います。ホント悪あがき…
東ハトの「オールクランベリー」とポッキーの「塩バニラ」味。塩バニラ味は季節限定品
みたいです。
お酒の調達を主な目的に、イオン和歌山店へ行ってきました。
現在私が一杯目にご指名のウィスキー「鵃(ミサゴ)5年樽熟成」が値上げされて
いたのでめげました。以前ご紹介した二年前ほど前の登場時には1480円(税別)
だったものが、今回500円も高い1980円になっていたのです。今後さらなる
値上げもあり得るとか…つらいですよねえ。本日はマイナポイントがWAONに
チャージされたことで財布のひもが緩くなり、2本買っちゃいましたけど。
ビールはイオンのプライベートブランド・トップバリュ扱いの「富良野生ビール」が
お値打ちだったので、2ケース買いました。同じイオン系では、「プレミアム」を
これまでしばしば愛飲していました。正直あまりおいしくないのだけど、安いので
つい…。サッポロビールのOEMでの生産なのに、どうしてクラシックみたいな味に
仕上げられないんだろうかと、それが不思議なのです。値段が値段ですし、仕方
ないのかな。
今回のも富良野産ホップは50%ほどしか使われていないようだし、北海道でなく、
千葉、静岡県内の工場で製造されているなど、同社の「サッポロクラシック・
富良野ヴィンテージ」みたいな味を決して期待してはいけないでしょう。まあでも、
1ケースあたり3580円(税別)と安さが最大の魅力なので、限定生産品とのこと、
興味ある方は早めに買い求められたほうがいいでしょう。
このところ最初の一杯用に「鵃(ミサゴ)~MIZUNARA Cask Finish(ミズナラ樽仕立て)」
をいただくことが多くなり、シーバスリーガルとはしばらくご縁がありませんでした。
イオンリカーでの取り扱い価格がこのところこなれてきたのと、ミニボトル付きのお得感に
つられ、久しぶりの購入となりました。
マルチなご活躍の(それを"ブレンド”と掛けての起用)宮藤官九郎さんをイメージキャラクター
として前面に押し出したパッケージで、製品と彼とを紹介した小冊子も付属していました。
テレビCMとかもやってるのでしょうかねえ、基本民放はスルーの、私は見たことありませんけど。
おまけは「ミズナラ12年ミニボトル」。
このボトル、数年前のキャンペーンで使用した残り物の使い回しかも?と疑ってかかりましたが、
ラベルデザインなどが微妙に違っており、別物だと思われます。大変失礼しました。
ミズナラ12年は、さらに1000円ほどお高くなるので、今の私には手を出してはいけない
価格帯です。宝くじが当たったときくらいしか買えなさそう。そもそも宝くじ、もう何年も
買ってないんですよねえ、大阪へ出かける用事もないもので。
朝日新聞日曜別刷り版「グローブ」の、9月号の特集記事は『ウイスキーの時間』です。
ウイスキー好きとしてはその記事を読むのがとても楽しみなのですが、今8月号を読み始めたばかり、
お楽しみは少し先延ばししておくとして、いい機会ですし、個人的なウイスキーとのこれまでの
関りを、大雑把に振り返るとします。
学生時代はウイスキーが好きではなく、それは、スナックやバーなどで提供される
大量の水で割られ薄くなった「水割り」が、ちっともおいしく感じなかったからです。
積極的にウイスキーを飲むことなく社会人になると、勤めた会社の社員旅行の行き先が
二年目以降海外となり、その際免税店で買った舶来ウイスキーを飲んで、味に目覚めたわけです。
出発前先輩のひとりが、免税店が発行した小冊子(取り扱い商品カタログ)を職場に持ってきて、
ウイスキーなどの品定めを始めました。この方は、個人で海外旅行に出かけるたびに免税店での
買い物を頻繁にしているらしく、今回もお目当てのショッピングを楽しみにしている様子です。
私が洋酒に興味がない旨話すと、様々うんちく(詳細はほとんど忘れましたが)を語り始め、
だまされたと思って「有名どころを水で割らずに」一度飲んでみろ、とのことでした。
味のことはともかく、小冊子に掲載されている舶来もののボトルはどれも皆個性的、たとえば、
船の形とか本を模したものとかとても形がユニークで、まずは見かけに興味を持った私は、
その先輩のアドバイスを得ながら、自分用の土産に買ったのが「ベルデキャンタ」という
イギリスのスコッチウイスキーでした。名は体を表すベルの形をした陶器製のボトルがおしゃれで
インパクトがあったのと、比較的手ごろなお値段が選んだ理由でなかったかと記憶しています。
先輩の言うとおりに水で割らずロックで飲んでみると、「うまっ、なにこれ!」って感じに
開眼し、これが、以来率先して飲むお酒がウイスキーになった瞬間です。甘いもの好きな
私としては、おつまみにチョコレートと相性がいいのも気に入った理由かもしれないですね。
やがて「質より量」となり、国産のサントリー「角瓶」を主力に飲むようになりましたが、
せめて1杯目くらいはいいのを飲みたいと思い始めて、選んだのが「白州(6年?もの)」
でした。同じ価格設定だった「山崎」よりも、私的には白州の香りのほうが気に入ったのです。
最初の1杯だけウイスキーのうまみを存分に味わって、酔っぱらえば以下同文といった作戦ですね。
ところがしばらくして白州の6年ものは廃版となり、代わって登場した廉価版(ブレンド版?)は
まずく、で、困った挙句乗り換えたのがニッカウヰスキー「竹鶴(たしか12年もの)」でした。
手ごろなお値段にしては、なかなか本格的な味を楽しめ、お気に召したのです。
これでようやく落ち着いたかと思った矢先に起こったのが、世界的なウイスキーブームでした。
ジャパニーズウイスキーが大人気で引く手あまた、品薄&価格高騰で、竹鶴が店頭から消えました。
先んじて国産に親しんでいた身としては、日本製ウイスキーの品質が世界に認められたのは
悪い気はしないとはいえ、一握りの富裕層が気まぐれに買い占めている余波で、値段が跳ね上がり、
庶民の口に入らなくなったのはどうにも納得いきませんよねえ。それで探して仕方なく代役と
したのが、ほぼ同価格で購入できる舶来もの、「シーバスリーガル」でした。味に100%
納得したわけではなかったけど、選択肢があまりない状況だったのです。
そして近況は、イオンリカーで取り扱っている「鵃(ミサゴ)~MIZUNARA Cask Finish
(ミズナラ樽仕立て)」を最初の1杯目に選んでいることは、この欄でも以前ご紹介した
通りです。2杯目以降はいまだに角瓶。ずいぶん付き合いが長くなりました。
私の感覚では、日本酒と同じくらいに苦手な人が多い(特に女性に?)のがウイスキーでは
ないでしょうか。飲まず嫌いの場合もあるし、選んだ銘柄だとか飲み方が、あまりよくなかった
可能性も考えられますよ。無理に勧めるわけではないけれど、どちらのお酒も、それなりに
いいものを選び(このブログも多少は参考になる?)、もう一度試されてはいかがでしょうか?
そして、お酒本来の味がわかりやすい飲み方、たとえば日本酒なら冷酒、ウイスキーは水で
薄めずロックでいただくなどし、原酒に近い風味で味わってみてください。もしかして
遅ればせながら、これからの人生がもっと味わい深いものになるかもしれませんよ。
さあ、おしゃべりはこれくらいにして、このあと私もウイスキーの時間を堪能するとしましょう…
と言いたいところなのですが、明日も仕事、しばらく休みがなさそうです。次のたしなみを
楽しみに、もうひとがんばりするとしますか。
少し前この欄で、義弟から紀土‐KID-の限定品をもらったことを紹介しましたが、
その際義弟へのお礼メールを、うっかり旅仲間・茅ケ崎のNさんに誤送信してしまったのです。
身に覚えのないNさんは寝耳に水、さぞかし驚かれたことでしょうけど、そのやりとりの最中、
茅ケ崎にも蔵元があって、旭川の土井商店で取り扱いがあり、飲んだことがある旨お話したら、
気を使って直営の売店で買ったお酒を送ってくださったのです。
熱心に酒造りに取り組まれている熊澤酒造という蔵元の銘柄「天青(てんせい)」の、
この時期ならではの限定品「立春・朝しぼり」が選ばれました。火入れ処理して
いない生酒タイプなので、要冷蔵品、できるだけ早く飲み切ったほうがいいなどと、
取り扱いに気配りが必要なのですが、その分果実酒のような華やかでフルーティーな
味わいの濃厚な味わいを楽しめるんですよね。
Nさんには思わぬ出費をさせてしまい、大変恐縮しております。
いや、それより我が町のお酒のほうが絶対おいしいと、ふるさと自慢なさりたい方は、
どしどしこちらまでお送りいただいてけっこうです。来るものは拒みませんよ~!
今和歌山の中では一番勢いのある蔵元「平和酒造」。昨年も国際的なコンクールでの受賞が
ニュースとなっていました。
代表的な銘柄「紀土-KID-」の、この時期ならではの生酒「純米吟醸 しぼりたて」を
義弟が買ってもってきてくれました。火入れ処理をしていないので、置いておくと熟成が
進みすぎるため早めに飲むのがいいとのことで、昨夜さっそく節分の巻き寿司やイワシを
つまみにいただきました。なので写真の分量、すでに三分の一くらい目減りしています。
さすがに香りが高く、口当たりがよくてとてもおいしかったですわ。
以前紀土は取扱店が少なく、地元でも手に入れにくい幻のお酒的な位置づけでしたが、
最近は取扱店舗も増え、お求めやすくなっています。和歌山市駅ビル内には直営店もあり、
購入や飲酒が楽しめるそうなので、お越しの際には立ち寄りください。