2013年撮影作品シリーズ その3
写真上:訪れた頃エゾツツジが見頃で、緑岳~小泉岳稜線を埋めつくし、さながらピンクの絨毯でした。
エゾツツジ自体ショッキングピンクな鮮やかな色彩なのに、いかんせん小ぶりで地面に張り付くように
咲いているので、写真に撮ると見た目のようなピンクの大群落をなかなか表現できません。
構図を変えたり、高さや位置を変えたりして私なりに工夫、努力しましたが、これが精一杯でした。
【小泉岳稜線のエゾツツジ大群落/2013.07.21撮影】
写真下:降雪量が多く、雪解けがなかなか進まなかったこの夏、登山道のあちこちに思わぬ量の
残雪があって驚きました。白雲岳から北海岳への途中にも巨大な雪渓が横たわり、トラバース中に
黒岳、烏帽子岳、赤岳方面を写してみました。
【スプーンカット状の雪渓/2013.07.21撮影】
天敵も多いキュウリ・ジャングルに、まだまだたくさんのカマキリが生き延びています。
被写界深度が浅く、ボヤけてしまいわからないでしょうが、写真右下の黒い塊はカマキリの抜け殻。
おそらくこのカマキリのもので、これでひとまわり大きくなったのでしょう。
キュウリの葉の先端で陣取る別の個体。
キュウリの花の花粉をせっせと運んでいたミツバチ。受粉活動よろしく~!
キュウリ・ジャングルの中で巣を構えたクモ。
いったんピークを終えたカンパニュラ。咲き終わった花を摘み取ったら、再び花を咲かせ始め、
今二度目の見頃を向かえています。
帽子のような形のムギワラソウのつぼみに陣取るカマキリ。
少しでもこちらから死角になるような位置に身を隠そうとする。しかし目だけははっきりとこちらを向いて、
様子、気配を伺い続けています。
こちらは別の個体。皆それぞれたくましさを増してきましたね。
花の下にぶら下がる。頭に血が上らないのかな?
今日もやや不安定で雲が多いながら晴れている時間が長かった和歌山市、相変わらず少雨傾向が
続いているようです。気温は30℃前後まで上がり、暑さは厳しかったです。
おかげさまで野外作業ははかどって、追肥、収穫などを行いました。フダンソウ(うまい菜)は、ここにきて
害虫被害が出ずに、品質のいいものがとれています。お浸しにして、家族でいただくには十分な量です。
キュウリは収穫ペースが衰えず、夕方にさらに一本とれたので計三本、これで合計29本となりました。
これまでよく出来て一本の苗(株)につき10本程度でしたので、どうやら記録更新は間違いないようです。
さすがに草勢はやや衰えたようですが、あとあわせて10本程度上乗せできればいいなと願っています。
写真右のキュウリは、昨夕見たときは左側のキュウリと同じくらいで、迷いながら収穫を見送ったんです。
そうしたら一夜のうちにこんなに大きくなってしまいました。キュウリに関しては、大きさ的には「朝どり」に
こだわらず、適宜収穫した方がいいみたいですね。
ピーマンもいいペースで収穫を続けています。
ここからは恒例の「カマキリと遊ぼう~」コーナーです。
アジサイの葉の上で捕獲に成功した子カマキリ。小さなクモかなあ?
標準レンズで写したので、これで精一杯。
のちマクロレンズに付け替えて撮影。おそらく同じ個体だと思われます。
今日も風があって、背丈のあるムギワラソウでの撮影は非常に困難でした。
レンズを手にしたおっさんが近づいてきたので身構えるかまやん。
「なんやおっさん、文句あるんか! やるか~!!」てな感じで、メンチを切るかまやん。
梅雨に入ってからも比較的晴天が多く、穏やかな日々が続いた和歌山市です。ここまで降水量は、
平年よりもずいぶん少なかったようですよ。しかしいよいよ前線北上、しばらく愚図つくようで、
今日も一日中雲が多く、朝夕に弱い雨が降りました。
キュウリは一日のことであっという間に大きく成長するので、とり遅れないよう注意していて、ほぼ毎朝
チェックしているにもかかわらず、まったく上の写真の二つは見逃していました。比較対象するものがなくて
わかりにくいでしょうが、長さで30センチ以上あって、私の収穫目安の約2倍の大きさです。この二つで
合計17本になりました。
手前の大きく曲がったのは、一番奥の地面に横たわっていました。地上付近は茂った葉が重なり合って
とても見にくい状況で、それ故、こまめに葉をめくって確認していたにもかかわらずこれですわ。もう一本は
ちょうど支柱と並行するようにぶら下がっていて、その上、覆いかぶさるように大きな葉が重なって、
これまたまったく気づきませんでした。
これも保護色ってんでしょうか、実の色が葉と同じ緑色で、とてもわかりづらいんですよね。
ピーマンもまったく同じで、見逃してしまい、予期せぬ大きさで発見されることがしばしばです。
あまり大きくしすぎたり、同時にたくさん実らせると、本体(株)を弱らせてしまうので要注意です。
ゴーヤもしかりで、子ヅル、孫ヅルが伸びて葉が茂り重なったところに同じような色の実がなり、
うっかりすると見逃してしまいます。今育てている苗も、昨年母が見逃し、熟しまっ黄色になって初めて
気づいた実からとった種を蒔いたものです。ゴーヤは発芽率も高いようですし、苗もとても丈夫そうなので、
毎年育てたい方はとり遅れた実を食べられないとあきらめずに、種を取り出し、洗い、乾燥させて、
来年までしっかり保管されたらいいですね。市販の苗はけっこういいお値段しますし。
しかしこの、知性感じる、まるで明確な意思をもったかのような、力強いツル(ヒゲ)の巻き具合は驚きです。
ここはちょうどネットを継ぎ足した分岐点、足場を強固に固定して、90度近くに折れ曲がった
次のネットへと方向、狙いを定め、さらにツルを長く伸ばそうというのです。
ムギワラソウに陣取る子カマキリ。この日は常時風が吹いていて、背丈のあるムギワラソウはゆらゆら揺れて、
ピントを合わせブレずに撮るのは不可能に近かったです。
と、そこへ、小さなアブの仲間がやってきて蜜を吸い始めました。カマキリと撮影者の私との
一直線上に入って、決定的瞬間を撮影できそうな願ってもない好位置なのに、いかんせん、
被写体自体の動きが風で止まらずに、ピントが合いません…
徐々に距離をつめるカマキリ。これなどは奇跡的にカマキリにはピントが合いましたが、なにせ
被写界深度が浅く、手前のアブが黒い塊にしか見えなくて残念です。一度だけ捕獲を試みた
カマキリでしたが、結局逃げられてしまいました。
すぐ近くで別のムギワラソウの蜜を悠々と舐めるアブさん。
写真は前回23日に投稿した三部作の続きです。続編と合わせ、合計五部作となります。
黄色い百日草に陣取るカマキリ。
白いアジサイでたそがれる子カマキリ。27日現在、このアジサイもほぼピークを過ぎて、ここを
ネグラにしていた子達も、そろそろ次の居場所を見つけねばなりません。
ピーマンにいたカマキリ。ここは風あたりが弱くて揺れず、うまくピントが合いました。
ムギワラソウのつぼみに身を潜める。
ムギワラソウの特徴的なきれいな花弁に陣取った子カマキリ。これは絵になりそうだと、きばって
撮ってみたけど、ややピントが合っていないのと、露出が少しアンダーみたいですね。
で、この写真は珍しく少し「明るさ」を調整してみました。基本的に日常写真は、JPEGで撮ったのを
「無修正」のまま掲載している、手抜き写真ブログです。
朝日に輝くキュウリの葉の上にたたずむ子カマキリ。
白いアジサイの花の海を漂う。
ムギワラソウの花弁に陣取る子カマキリ。
ちょっと大き目のハチがブ~ンと羽音をたてて近づいてきたら、あわてて花の裏へ逃げ込みました。
まだまだ君には具が大きかったみたいやね。
一方こちらはうまくエサにありついたキンギョソウに陣取った子カマキリ。
またまたカマキリの写真をたっぷり撮りましたので、三部に分けて掲載します。
キュウリの葉にいた仲良しさん。このあと共食いを始めました… ってのはウソで、たぶん
兄弟の可能性が高いと思うんだけど。
ムギワラソウのつぼみに陣取る。
同じく、こちらは別の個体。