車を買い替えるにあたり、心配ごとのひとつがナビ(カーステレオ)でした。
前の車のナビは、「ミュージック・ストッカー」と称する機能が備わっていて、
カーナビ自体の(たぶん)ハードディスクに、CDソフトからダビングして
どんどん取り込めていったのです。なので、特別な記録メディアを自身で用意
しなくてよかった分、いったん手放すと、録り溜めたのをすべてを失いました。
前回から15年経過し、カーナビ周辺の事情もずいぶん様変わりしたようで、
前記のような機能を持つ機器はすでになく、今時の人たちは一体どんな装置で
車内音楽を聴いているのか、私にはさっぱりわからず、苦手なスマホを使って
云々かんぬんだったらどうしようと案じたのです。しかし幸いなことに今度の
車のナビには、前回と似たような機能が残っていて、SDカードを用いCD
音源をダビングして保存できるようでした。正確には存じ上げませんが、他の
もっと最新鋭のナビでは、すでにCDの再生すらできなくなっているとも
聞き及ぶにつけ(そうなると、ダウンロードした音楽をスマホを通して聞く
ことになるのだろうか? 私としては別次元の話で理解不能)、かろうじて
自分で操作できるギリギリの範疇で音楽を楽しめるのは不幸中の幸いでした。
しかし、SDカードへの音楽のダビングすらしたことなかった私、どのような
カードを選べばいいかもよくわからないまま購入したのが写真掲載のメディア
です。取説に従うと、128GBまでの容量のカードに動作保証しているとの
ことなので、あまり根拠なくその半分の64GBを用意してみました。これで
どれだけの分量の楽曲を取り込めるのかまるで見当がつきませんが。
前機種と操作手順などが異なるので右往左往しましたが、どうにかこうにか
ダビングできるまでこぎ着けました。この頃は、短距離の市街地走行などでは
ラジオを聞き流していることが多い私です。それでも長距離ドライブ、特に
高速道路の走行などでは、音楽を道連れに走りたいですよね。若い頃のように
ノリノリで走りを楽しむなんてことはできないけど、好きなミュージシャンの
曲を一緒に口ずさみながら走るスタイルは、いくつになっても変わりません。
数年前から、12月中旬頃から鼻水がとめどなく出るようになりました。一種の
アレルギー反応で、おそらく花粉症の走りのような症状でないかと思われ、一体何の
花粉に反応しているのかは定かでないものの、しょっちゅう鼻をかまねばならぬので、
早いうちからティッシュが手放せなくなりました。なので今では、車内のティッシュ
ボックスの配備は、常時なくてはならぬものになっています。
しかし前にも述べたように、今度の車にはティッシュボックスを収納できる場所が
なく、案の定置き場所が定まりません。助手席だと鞄に押しつぶされへこむので、
後部座席に移すと今度は手が届かず、運転中すぐに使うことができません。ダッシュ
ボード内にボックスがきれいに収まった前の車では痒い所に手が届いていたので、
ここ一か月ほど、イライラしっ放しでした。
それでネットで調べてみると、ほかの方々も同じような悩みを抱えているのでしょう、
車内の収納スペース不足を補うような車載用ティシュケースが数多く出回っている
ことがわかり、さっそく購入してみました。ひとまず安いもので試してみようと
私が選んだものは、シンプルなつくり、ヘッドレストにぶら下げて使える廉価品で、
1100円(送料無料=送料込みって考えていいかな)です。PVCレザー製で、
予想以上に(値段の割に)質感がいいです。最初匂いがきついとの評価もありました
が、私は特に気にはなりませんでした。色は12種類から選べ、清潔感ある明るい
カラーも魅力的ながら、私は汚れの目立たない無難なグレーを選択しました。
ティッシュボックスを収納した状態。
助手席のヘッドレストへぶら下げた状態。車外からあまり目立ちそうにない色合いに
満足しています。座面から離れることで、助手席に置かれる鞄と共存できそうで、
イライラは解消するのかも。問題はひもの強度でしょうねえ。値段が値段だけにあまり
期待してはいけないとして、せめて3年、できたら5年ほど使えたら上出来でしょう。
車内の温度上昇(変化)はものすごいので、それに耐えられるかどうかですかね。
人を乗せるなどする際には、そのまま後部座席側へ回転させるだけ。これって
車中泊体制時にもけっこう使える便利グッズかもしれません。
長年使ってきた三代目CDプレーヤー・DENON(デノン)DCD-1650AEが少し前から不調で、
保証書を確認すると2006年1月購入、すでに18年も使い続けていたことがわかり、
あまりためらわず買い替えを決意しました。
初代がSONY、二代目がDENON(デンオン)だったので、すると四代目はどうしようか
と思案する間もなく、メーカーはデノンに決定。一時期復活の気配もあったピュア・オーディオ
市場は再び冬の時代に逆戻り、メーカーを選べるような状況ではありません。型番から判断
すると、1650の後継モデルはDCD-1700NEとなるようですが、今回はワンランク上位グレード
のDCD-2500NEという機種にしました。2500は発表されたのがずいぶん前で、「旧モデル」
という位置づけなためか、1700と比べるとお買い得感があります。ちょうど今月、2500の
後継機にあたるらしいDCD-3000NEというモデルが新たに発売されたばかりですが、実勢価格
で20万円ほどの値段差があり手が出せそうになく、候補機種からは即除外されました。
どかんとデカい段ボール箱で届けられた2500、ウソかまことか日本製です。13.7㎏もあり、
ズシリと重いです。オーディオ好きの旧人類は、「重量は高品質、高音質に比例する」こと
を骨の髄まですり込まれているので、機種選定の際、目方のあるほうを選ぶ傾向にあります。
高品位のパーツはしっかりしたつくりなので、高級機、高性能機は重量が増すことが一般的
なのです。しかしこれから先老いゆく身、再セッティングで動かすときなど重いと難儀する
ことは目に見えていて、考えを改め、呪縛から早々に解き放たれたほうがいいと思いますわ。
リモコン、電源ケーブル、接続コードなどの付属品一式。ピンコードはお粗末で使う気に
なれないし、電源ケーブルもむしろ1650よりも品質が落ちているみたい見える。こういう
細かなところでクオリティの高さ、違いを競っていた時代が偲ばれます。もはや、競争相手
がほとんどいないので、細部で差をつける必用もないのでしょう。まあでもこの状況下、
デノンは淡々とよくやってくれているほうだとは思います。
すべてラックから出して掃除する…つもりでとりかかりましたが、やっぱり面倒になって
やめちゃって、MDプレーヤーと入れ替えに2500をセットするにとどめました。1650と
大きな違いのないデザインで、シンプルで飽きず、そこそこ高級感もあります。一番の
違いはトレイが薄くなったこと。正直信頼度が低くなりチャチっぽいし、すぐ壊れない
か心配になります。CDソフトをセットする溝が浅いので、慎重にトレイに乗せる必要も
ありそうです。酔っぱらって操作する機会が多いので、大丈夫かなあ、自信がありません。
あと、操作の反応がかなり鈍いのも気になります。1650の反応がけっして速かったわけ
でないのに、さらにワンテンポ動作が遅れます。CDプレーヤーが発売された頃、操作
フィーリングの軽さ、スピードで他を圧倒したのがソニー機でした。しかし時が流れ、
いつの間にか作動スピードを競うことはなくなり、むしろ適度な重さ、より安定した
操作感が重視される傾向となります。それにしても2500はちょっと遅すぎませんか?
自分の感覚よりも反応がワンクッション遅れるので、正直戸惑うんですよね。ゆったり
していることで高級感を出そうとする演出かもしれないけれど、これで成功している
のでしょうか? 慣れるしかないことはわかっているのですが…
少し前からSACD(スーパーオーディオCD)を読み込めなくなり、CDソフトのみ細々
と聞いていた1650、それすら動作が心許なくなってきたのであきらめることにしたのです。
ここまで一度も音飛びするなどの故障することなくがんばってくれ、感謝しかありません。
完全に壊れてしまったわけでないので、もうしばらく手元に残しておきます。
そしてさっそく2500を視聴してみました。悪くないですねえ、いい感じです。ただし私の
脆弱な耳では、1650から大幅に音質アップ、進化しているようにまでは聞き取れません。
もう少しエージングが進んで音質が安定したら、1650との聞き比べもしてみたいと思います。
ニーチェア(Nychair)との最初の出会いは35年以上前のこと。当時勤めていた
職場への道すがら、ちょっとおしゃれな家具店があり、その店先に展示されていたの
がこの椅子でした。売価は1~2万円くらいだったようにおぼろげに記憶していて、
薄給の私には当時としてはけっこうなお値段だったし、何日もかけ散々迷って、
やっとこさ購入を決めた覚えがあります。帆布のカラーは黒、その頃は選びようが
なくて、たぶんその色一択でなかったかな(現在黒はラインナップから外れているよう
です)。デザインと座り心地の良さに満足して使っていましたが、それから何度か
引っ越しなどするうちにあまり出番がなくなり、やがて処分したのです。
再会は数年前、場所は北海道東川町の図書館でした。東川は「家具の町」としても
知られることから、館内にはチョイスされた座り心地のいい椅子が設置されていて、
そのひとつがこのニーチェアだったのです。いや~懐かしかったですね、今でも現役
なんだと感激したし、自分に先見の明があったかもと思いましたよ。購入できるのか
とネットで価格などを調べると、一脚51,700円することがわかりました。時が
流れあれから物価も上昇し、この価格設定は致し方ないようにも思えます。それでも
やっぱかなりいいお値段ですよねえ。それもあって購入をためらっていたのを、今回
ようやく重い腰を上げて買うことを決意しました。
商品は、大きな段ボール箱に梱包されて届きました。
帆布(背もたれと座面)と脚との接合は、自身でドライバーを使いネジ止めが必要です。
昔からそうだったのでしょうけど、このあたりの当時の記憶が完全に欠落しています。
10分足らずで組み立て完成。
現在は帆布の色5種類×ひじ掛け2種類の組み合わせから選択でき、私はグレーと
オーク材を選びました。和室でも洋室でも場所を選ばず使えそうな無難な色調で、
納得しています。
ニーチェアの最大の特徴は、こんなシンプルなつくりなのに、座り心地が抜群に
いいことです。読書にも最適だし、ウトウト居眠りも極楽気分なのです。
もうひとつの特徴は、軽くて折りたためるので、場所移動が容易に行えること。
一階と二階の行き来もあまり苦にならず運べ、読書に適した環境の部屋へ移動し
つつ、最適ポジションを選べると思います。
オットマンも別売りで用意されていて迷いましたが、3万円以上するので、今回は
見送りました。でもやっぱり買い足したいなあ。より充実したニーチェア・ライフを
送れること請け合いなんですよね。
このたび、15年間連れ添った愛車・エクストレイルから乗り換えることになりました。
長期間旅行、車中泊、アウトドア用途に特化した2代目エクストレイルの秀でた魅力を改めて
ご紹介し、別れのあいさつに代えさせていただきます。
① まず最大の特徴は、後部席の座面が取り外せることです。写真は片側のみ外した状態
ですが、両側とも取り外せます。
そして、背もたれを前倒すと、フルフラットな荷室がつくれます。昨今のSUVでは、座面が
取り外せるような機構をもつ車種は見当たらず、背もたれが倒れるだけ。したがって完全に
フラットになる車はあまりなくて、ほぼすべての車種が傾斜がついたセミフラットな状態です。
このことは、車中泊時や大きな荷物を積み込む際に差が出てくるのです。
これだけで180cm近い長さを得られ、さらに後部座席足元に荷物を置いて荷室と
高さをそろえると、全長2メートル以上の広大なスペースが生まれるので、身長180
cmを超えるような大柄な私でも、足を伸ばせ、ストレスを感じず車中泊できたのです。
残念ながら座面を外せる機能は、私が購入直後のマイナーチェンジで廃止されました。
後部座席にシートヒーターが標準装備されるようになったからだと記憶します。
なので、座面を外せるのは、二代目エクストレイル初期のモデルのみとなります。
② 次の特徴は、ハンドルが
跳ね上がることです。これがどれだけ有効な装備なのか、アウトドアや車中泊で車を
使っている方々は、すぐにピンときたことでしょう。つまり、ハンドルの突起に邪魔
されることなく、助手席側に近い感覚で、足元がフリーになるということです。
旅行中、頻繁に靴を脱ぎ履きするし、登山靴に履き替えたり、ズボンを着脱したり、
レインウェアを装着したりと、ハンドルの出っ張りに煩わされずに、これらの行為が
運転席で行えるのです。私は、ロングドライブ時には、目的地に着くと、まずハンドル
を跳ね上げるくせがついていたほど重要な機能でした。
この機能も、同じタイミングで省略されました。原因は不明で、おそらく、コスト削減
のためでないかと想像されます。私のわかる範囲では、後にも先にもこんな便利機能
ついてる車、なかったと思います。もしかしたら廃止されたのは、安全性に若干不安が
あったせいかもしれませんが、車中泊旅行にはなくてはならない装備で、惜しいです。
私は運転席で靴(サンダル)を脱いで、コンソール(アームレスト)を飛び越えて後席
(荷室=ベットルーム)に移動していました。つまり雨天時でも車外に出ることなく、
車内でほぼすべてのことが行えたのです。今後それができなくなり、頭を抱えます。
③ エクストレイルの荷室は二段構造になっていて、右側には引き出しが標準装備
されていました。常日頃から、非常事態用の雨具、手袋、十文字スパナなどはここへ
仕舞っていました。旅行中は、ペットボトル飲料の予備などをここへ入れておくと、
さっと取り出せてすぐに使えるのでとても重宝してました。
左側はフリースペース、1メートル程度の長尺物を突っ込めます。常に、雪かき用の
スコップを、旅行中は登山用のストック、撮影用の三脚などをここへ配置していました。
当然次の車にはこんな装備はないので、スコップは完全に行き場を失ったし、かさばって
場所のとる三脚(2台)をどうして積み込もうか、頭を悩ませます。
④ 上記までと比べるとやや地味な存在ですが、ダッシュボード上に設けられたティッシュ
ボックスもとても便利に使えました。花粉症の私などは、春先のドライブ時に、すぐに手の
届く定位置にティッシュがいつもあるのを心強く感じました。ここはすっきりと収まりが
よくて、今後置き場所が定まらないボックスティッシュはあちこちさまよい、おそらく
たいていの場合助手席上に置かれるのでしょうけど、そこはそこで鞄を置いたりほかの
用途もあるので、邪魔者扱いされあちこち移動することになりそうです。
次の車では、①~③がなくなることはある程度覚悟できていましたが、④をはじめとする
収納箇所が大幅に減ってしまうことが、あとあとボディブローのように効いてきそうです。
これは今時の車全般に共通して言えることでしょうけど、安全装置、運転支援装置などが
てんこ盛りに積み込まれていることで、以前の車では当たり前のように備え付けられていた
多くの収納スペースを配置する余地がほとんどなくなったのでしょう。今度の車は、
グローブボックスさえ容量がおそろしく少なくて、辞書並みに分厚い取説を入れると、
ほかにほとんどものが入らなくなりました。おかげで、これまで常に入れっぱなしだった
折り畳み傘やフロントガラス拭き用ぞうきんなどが行き場を失いました。ないものねだり
をしてもどうしようもないことはわかっていても、しばらくやるせなさは残りそうです。
おそらくSUV車の中では2代目エクストレイル以上に、遊び心満載、車中泊、長期間旅行に
適した車は、今もってないと断言していいと思います。それゆえ、今日までなかなか手放せず
にいたわけですが、それでもいつまでも引っ張ることもできないし、ある程度妥協して車を
選ぶしかありませんでした。思い出は思い出として、いつまでも過去に囚われ過ぎずに、
次の車でまた新しい車中泊旅のスタイルを見つけるしかなさそうですね。
今日親戚がやって来て、旦那さんがサイズが合わないとかで、「よかったら着てみて」と
袋に入ったシャツを渡されました。その方も、180cm前後ある大柄で、私とあまり変わらない
体格の人なんですが…
あとで袋の中身を見て驚きました、なんとタラスブルバの長袖シャツ(薄手)ではないですか!
タラスブルバに関しては、以前このブログ内でも話題にした通り、10年ほど前にブランドが
廃止され、現在新品の入手はまずできないはずです。
その方は登山などアウトドアな趣味はほとんどしない御仁なので、ここで私の勝手な想像を
させてもらうと、誕生祝か何かで娘さんからプレゼントされたもののサイズが合わず、しかし
ながら捨てるわけにもいかないし、ずっとタンス内で眠り続けていて今日に至ったとかでは
ないでしょうかねえ。
さっそく試着してみると、なるほどかなりゆったりめなつくりなので、私以上に瘦身の
その方には、大き過ぎたのかもしれません。手持ちの夏用登山シャツの一部が古くなり、
ほつれが目立つなどしていたので、買い増しを考えていたところでした。来シーズン
これまで同様お出かけできるとしたら、貴重な戦力になることでしょう。
所有している腕時計3機はすべてカシオのG-SHOCKで、うち2台のGULFMAN(ガルフマン)
はメイン機種、もう1台の廉価な予備機は、アルバイト中に着用したりを経て、現在では
主にウォーキングの際につけていました。その予備機の腕バンドが、何の前触れもなく
突然根元から破損、剝がれてしまいました。バンドのみ交換できるような気がする一方、
時計本体にもサビのような汚れがこびりついていて、劣化が激しいようにも見えます。
ずいぶん長く使ってきたし、あきらめもついて、新しい機種に買い替えることにしました。
予備機ですし、そんな多機能は必要なく、G-SHOCKの中から、できるだけお手軽価格で
軽量、ソーラー電波時計タイプなら基本的になんでもOKって感じで選びました。
決めたのがGW-2310-1JFというモデルで、安っぽいのがバンド、かなりチャチなのが
気にはなりますが、デザインはシンプル、ウォーキングのお供としては十分すぎる
機種でしょう。
今回物色していて気づいたのは、GULFMANが生産中止になっていたこと。手元にある
2台を、大事に使い続けるしかなさそうです。
*キャベツひと玉399円(税別)になってました! 気温が高く推移し、前倒しで
収穫したため端境期、品薄状態なのでしょうかね? 前に178円で買ったものは、
さすがにすでに芯に近い部分しか残っておらず、あと一回お好み焼きしたら終わり
ってところです。しばらくは回鍋肉(ホイコーロー)食べられへんなあ。
このところ立て続けにトラブルが相次いで、続けざまに修理や買い替えなどがあるので
散財し、少々へこんでいます。基本的には何事も長~いお付き合いをしたいほうなので、
気持ち的にもつらいです。
四年ほど前に購入したソニーのブルーレイレコーダー・BDZ‐FBW1000が突然の乱調、
HDMIの信号を読み取れなくなりました。リセットしたり、電源ケーブルを抜いたり、
ケーブルを換えたり、別の端子へ差し替えたりと、できる範囲で復活を試みましたが
ダメ、ついにあきらめました。このソニー機は今一番メイン機なので、この春から
放映されているシードクラスのシリーズもの(鬼滅の刃、響け!ユーフォニアム、
ゆるキャン△等々)の録画データが呼び出せなくなりましたが、幸い、そのような
ブルーレイソフトにダビングして残す可能性の高い最上位番組は、並行して予備機
(4Kパナソニック製)でも録画しておいたので、被害は最小限にとどまりました。
それで急きょ買い換えを検討、物色しました。「一か月前から新番組を予約可能」
な機能は、長期不在の多い私には必需品なので、メーカーはソニー一択。しかし、
ハードディスク容量が1TBの機種は現在品ぞろえがなく、次回発売時を待つ
余裕もないので、仕方なく2TBのBDZ-FBW2200を購入することになりました。
おかげで、高くつきましたよ。ハードディスク容量が大きいにこしたことはない
のですが、今回のように突如壊れたりすると衝撃(被害)が大きいし、あまりに
番組をため込んでしまうと収拾がつかなくなり、視聴が追いつかなくなります。
外箱から取り出すと、外観は前機種BDZ‐FBW1000とほぼ同じ、リモコンに至っては、
まったく同じ型番のものがついていました、4年くらい経過しているのにねえ…
今時のAV機器の新規開発ってこんな調子のスローペースなのでしょう。おそらく
中身もさほど進歩はないでしょうし、おかげで取説を読まずともほとんど違和感なく
使えて、楽と言えば楽なのですが。
FBW1000をラックから取り除き、代わりにFBW2200を備え付け、配線をつないで、
さあ初期設定…ん?画面が表示されません。他の端子へケーブルをつなぎかえても
信号を読み取れず、最後の最後、パナソニック機のケーブルを外し、その端子へ
HDMIを差し込んだら、うそでしょ?ようやく画面が表示されました。結論としては、
異常があったのはAVアンプのほうで、パナ機をつないでいた端子以外軒並み
フリーズしていたのでした。すべて表示がエラーならアンプを疑ったでしょうが、
なぜかパナ機の端子だけ生きていたので、すっかりだまされたのです。アンプの
電源プラグを抜き差ししたら、すぐにすべての端子が正常に動作するように
なりました、なんじゃそら。
結局、トラブルは解消したし、いずれどれかのレコーダーが壊れるのは間違いないことで、
そのための予備の予備でもう一台増やせたのだ、めでたしめでたしと、自分自身を納得
させるしかなく、それにしても勇み足極まりないドタバタ一人喜劇を演じてしまいました。
でもまあ、不安定な動作ながら、アンプが復旧してくれて助かりましたよ。これで
アンプがオジャンなら、目も当てられないような惨事でしたからねえ。
LDプレーヤーを外して、そこへ新型機を据え置きました。アンテナのタコ足配線は
できたらやりたくない(信号が減衰するので)のですが、使わずに、箱に入れたまま
来るべき日を待つってのも、それはそれで好ましくないですしね。
この冬、久々にAV機器ラックを整理整頓しようと考えていました。このパイオニア製の
「最後のLDプレーヤー」は、おそらくラック内に復活するはずで、ただし、配線は
しない可能性が高いです。そうなると、こうしたピンケーブルを用いて接続する
AV機器は、ついにすべて姿を消すことになります。
かせっとコンロを買い足しました。購入したのは、「イワタニ カセットフー 達人スリムIII」
および専用ケースです。購入理由としては、まず、現在自宅で使っているコンロが購入後
20年以上(もしかしたら30年近くかも?)経過した古いものなのでその予備として
もう一台あってもいいと思ったのと、できたら車中泊時の湯沸かしに用に使いたいと考えた
からでした。
現在車中泊用として、登山で使っていたコンパクトなガスバーナーを積み込んではいるの
ですが、これがいちいち組み立てる→分解するを繰り返すのが面倒なのでつい使うのを
ためらった挙句、結局冷え込んだ朝でも震えながらアイスコーヒーを口にしているのが
実情です。このところよくお会いする車中泊組の方々は、皆さんこういうコンロを積んで
お湯を沸かしているので、私もちょっと試してみたくなったのです。「スリム」とは
いえかさばり、はたしてうまく積み込んで使えるかどうか半信半疑なのですが。
ゴールド基調のなかなかしゃれたデザインです。ボンベの大きさ(規格)が決まっている
ので、燃料収納部がこれ以上薄くならないのが残念です。
今回同時購入したのがこの専用ケースです。皆さん、購入時の外箱(梱包用段ボール)
に入れて持ち運んでいるようですが、いずれボロボロになりますよねえ。
専用だけあって、見事にすっきりと収まります。ただし、これに入れたからって、
たとえば放り投げるなど手荒に扱えるわけでないし、車載時には、できたら縦置きに
しないほうが製品保護(ゴトクの部分など)のためにはいいような気もします。また、
取説通りに扱うと、ボンベをつけたまま収納できないし(車内では、場所をとるので、
たぶん皆さんボンベは装着したままだと思われますが…いちいち外してるのかな?)、
ケースの上にコンロをおいて使わないようになどと但し書きがあります。指示書通り
に扱うとなると、けっして使い勝手のいいシロモノではなさそうなので、臨機応変、
工夫するしかありません。
長旅から帰宅後、椅子に座るたびに床に黒いプラスチックの破片みたいなのが
散らばるので、なんだろう?と思っていたら、キャスターが破損していたのです。
そのうち大きなパーツが外れだしガタついて、「これはいかんざき」となりました。
スピーナチェアを購入した経緯などは、これとかこの記事で紹介していますので、
興味ある方は参照なさってください。かれこれもう16年くらい前の出来事
なんですね、月日の経つのは早いものです。当時の取説とか領収証などが手元に
残っていて確認すると、高額の購入価格にも驚きです、正職員として勤めていた
からこそ行えた蛮行、独身貴族だった頃のあだ花とも言えるでしょう。
最初あきらめて別の椅子を購入する方向へ気持ちが傾いたのですが、思い直して
製造元のイトーキへ連絡してみると、スピーナチェアは今でも現行品(デザイン
は変わっていながら)で、そのためなのかまだパーツの発注はできるようで、
購入した和歌山市内の事務機器卸会社(株)稲葉さんへこちらからお伝えして
おきますよと言ってくれました。当時の担当者だった同社のTさんもそのまま
ご健在とのことで、最初からこちらへ連絡すれば話が早かったものの、その後
一度も取引がなかったし、すでにTさんは勇退されているものだと、勝手に
思い込んでいたんですね。Tさんはその頃のやりとりを覚えてくださっていて、
PCにもまだ販売データが残されていたようで、以降は話がスムーズに進みました。
私のスピーナチェアは「抵抗付きウレタン双輪キャスター」に取り替えていて、
今更ながら取説を読み返すと、この部品は経年劣化していずれ破損するだろう
ことが記されており、その時期がやってきたのでした。5個すべて入れ替えて、
運賃、消費税込みで5610円かかりました。今後そのほかのパーツも傷む
でしょうし、この先15年は無理かもしれませんが、これであと10年使えた
なら、けっしてトータルで高い買い物でなかったことが実感できるでしょう。
今回イトーキの方にお聞きした話では、このスピーナチェアは、洞爺湖サミット
で使われたことで知れ渡り、当時多くの引き合いが寄せられたそうです。この時の
サミットでは、日本酒の「磯自慢」が晩餐会に選ばれたエピソードは知っていた
のですが、椅子の件は初耳でした。どちらも末永く愛され続けているようですね。