旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2013-02-28 23:59:59 | 展覧会の絵

 
   


       



「年賀状使用作品シリーズ」  その11(2007年度)

この年は一枚のはがきに写真を二つ使ったので、そのままに近い形を再現してみました。


この頃はもう銀泉台への林道は紅葉期の規制が行われていましたが、夕方一時的に解除されて、
銀泉台で車中泊しようと思えば出来たんですね。熱心な銀泉台ファンは多くて、この日もたしか
7,8台車中泊組がいて、みなさん目的はバラバラ、雲海の写真だったり、動物の写真だったりとかね。
この動物写真好きの方とはこの秋久しぶりにやはりここで再会して、旧交を暖めました。

私の目的は早朝、銀泉台(第一花園)の紅葉の写真を撮ること。元々見頃を迎えた状態のいい
ナナカマドの紅葉に強い朝日があたり、真っ赤っかに燃え上がりました。またこの瞬間を見たいものの、
昨今は林道が24時間規制されてしまって、早朝の時間帯にこの場所にいることが非常に困難に
なってしまいました。この朝は私以外誰もいずに、ひとり占めするにはもったいない景色でした。

さらに足を延ばして今度は第三雪渓です。だだしこの写真は早朝のものではなくて、一度第四雪渓位まで
登ってから折り返してきて、再び撮ったものですね。ここはお陽さまが多少トップライト気味の方が
いい発色をするようで、さらに上空に白い雲(ガス)も流れてきて、アクセントになりました。この年、
第三雪渓はなかなかの出来栄えだったのですが、真のピークは二日前でした。その日も銀泉台泊して、
この時は第一花園をスルーして、真っ先にここに駆けつけました。が…すでに薄雲が広がり、鈍い日差ししか
ありません。この日の予報は晴れのち曇りだったのに、早めに天気が崩れてしまったんですね。
そして次の日、北海道を台風だったか台風崩れの熱帯低気圧だったかが通過して天気が荒れて、
ピークを迎えていたナナカマドの葉がかなり落ちてしまったんです。写真をよく見ると手前右下
ナナカマドの葉がスカスカになっているのがわかるし、雪渓両サイドの葉も二日前と比べてずいぶん
ボリュームがなくなっていました。残念! 自然相手の写真は、条件をすべてそろえるのは難しいんですね。


また美しい赤岳・銀泉台の紅葉を楽しみたいけど、残念ながらこの年を上回るようないい状態のを
その後は見ていないような気がします。特にここ数年はナナカマドの状態が非常に悪くてつらいのです。
そろそろ復活してほしいと願っているのは、私だけではないはずですね。



                           【美しく燃えて~大雪山・赤岳の秋/2006.09.21 撮影】


  

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これがあの??

2013-02-28 20:25:02 | 素晴らしき紅マグロの世界



銘酒の誉れ高き「越乃寒梅」ってやつでしょうか? 知り合いからいただきました。

この知人一家は、私など足元にも及ばない酒豪ぞろいなのですが「日本酒は飲まない」らしくて、
お年始に少し使って残ったものを恵んでくれたんですね。理由はともかく、お酒では今一番日本酒に
ハマっている私には、色んなお酒を味見できるのが楽しいんです。

右は「南部美人」、岩手のお酒で、これも初めてですが名前は良く聞きます。
「ドコモ20周年記念ラベル」とあり、ここの娘婿がたしかNTTにお勤めと聞いているので、
たぶんその絡みなんでしょう。


「越乃寒梅」を飲んでみました。私が基準にしている「久保田・千寿」と比べると、華やかな香り、
軽さみたいなものがまったくありません。しかしもちろん、いわゆる「日本酒臭さ」みたいな嫌な
匂い、雑味もまったくありません。やや辛口と表現していいのかどうか、くせのない味で、
真っ直ぐ、ストレート一本勝負! って感じの正統派に思いました。


つい先日、大阪の酒造メーカーの偽装事件が発覚したばかりです。基本無色透明なものなので、
外装(瓶)を挿げ替えられると、あとは自分の舌に頼らざるを得ない品物です。
まさにメーカーの良心が問われるところ。何度かこの欄でも述べていますが、「高くておいしいのは
当たり前」、私が普段口にできるような一本(一升瓶)2000円~3000円くらいまでの廉価版で、
納得の味を提供してくださる蔵元を優良メーカーと私が勝手に認定して、今後もお勧めしていきたいと
思います。(たとえば最近飲んだ銘柄では「磯自慢」しかり、「上喜元」「鳳凰美田」「鍋島」しかりですね)


ところでこの越乃寒梅、封が開いてたんだけど、中身入れ替えてないだろうね? 
究極のブラインドテスト。もしかして、中身が「首領」だったとしたら…ちと褒めすぎたかな?? 


*BSプレミアムで放映されていた、アニメ「キングダム」が終了してしまった、寂しい。
   原作のマンガを読んだことはないがまだまだ続きがあるでしょうから、「キングダム2、3」と
  続編が作り続けられることを切に望みます。(原作は、今回の手塚治虫マンガ大賞にノミネート
  されているようです) 見逃した方は、近々「総集編」が放映されるようですよ、こちらを
  チェックしてみてください。

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冬越え

2013-02-28 20:17:00 | 案山子と人と烏




今日の和歌山市は、春を実感できる陽気になりました。まだまだ寒暖を繰り返すので油断はできませんが、
このような日が数日続くと、ようやく暦上の季節に実際の生活感が追いつくこととなるのでしょう。

この暖かさで、和歌山ではスギ花粉の飛散が活発になりました。しばらくふとん干しもできそうにありません。
くしゃみ連発、鼻水ズルズル、マスクも手放せませんね。



♪ 消えかかる 街の灯かり
  星屑と雨が 降れば
  終りの灯
  流れて 海へ戻る
  冬越えさ 季節の変り目さ
  クシャミを ひとつ

  曇空 落ちそうな
  気になる 街の灯かり
  今では 僕は田舎者
  毎朝 ニワトリ コケコッコー
  冬越えさ 季節の変り目さ
  クシャミを ひとつ

  クシャミを ひとつ
  ただ クシャミを ひとつ
  話すことは 多いけど
  クシャミを ひとつ


  (冬越え/詩:細野晴臣)



暖かいうちにと、小松菜(コマツナ)の二回目の間引き&追肥を行いました。
あと一、二回、同じ作業を繰り返して最終形態にします。



   

間引いた菜は、お昼ごはんのうどんの具にしていただきました。


         

この陽気に誘われて、遅れていたサクランボの花が開花しました。


残念ながら穏やかなこの天候は長続きせず、明日は一転春の嵐、そのあと寒気が流れ込むようです。
まさに「花に嵐」になりそうで、せっかく咲いた花なのにちょっと気の毒ですね。


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ラディシュ最終形態

2013-02-24 20:25:01 | 案山子と人と烏


久しぶりにお休みといい天気とがシンクロしたので、野菜たちの日光浴です。


ラディッシュの間引き&追肥、最終形態にしました。(写真は間引き後)


   

一番最後に蒔いたフダンソウ(うまい菜)に追肥、収穫開始間近です。


   

小松菜(コマツナ)、本葉が出始めました。二回目の間引きはもう少し様子を見てからね。




   

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日だまりは春…

2013-02-24 20:22:22 | 愛される花 愛されぬ花



今日の和歌山市は晴れ間が広がり日だまりは暖かく、そしておそらく車の中には日差しが降り注ぎ、
暑いくらいではなかったでしょうか。しかし、北西の風が強く冷たく、風除けのない場所ではまだまだ
真冬の寒さ。まさに冬と春が同居したような一日でした。


日に日に日差しは強さを増して、匂いスミレが見頃になりました。


   

わが世の春、クリスマスローズ絶好調。


   

おまたせ、ルバーブ王子の目ざめ。


      


      


   

生け花のスイセンとシクラメンとのコラボレーション。


   

こちらは菊、桜とのコラボ。


私んちのサクランボのつぼみがようやく膨らみ始めました。どうやら数日のうちに開花と
なりそうです。しかし今年は裏年のようで、つぼみの数が極端に少ないのが残念です。





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ぽつん

2013-02-19 17:50:00 | 老人のつぶやき



知人の結婚式に行ってきました。私が写真を趣味にしているってんで、「写真係」に任命されて
しまいました。写真が趣味といっても主に撮るのは風景ばかりで、「人」なんてほとんど撮ったこと
ないのにねえ。しかも写真を撮りだすと、ゆっくり料理やお酒を楽しめなさそうだから嫌だったのに…

外付けのフラッシュを持っていないので EOS5D2 は出動できず、30D に F4 の標準ズームが
撮影機材。RAW で撮るほどでもないだろうと、Jpeg の一番大きなサイズで撮りました。
ところがこの式場、大きなガラス窓から差し込む自然光のライティングがメインだったので、
ほとんどフラッシュは使わずに済みました。手持ち撮影ながら、レンズの手ブレ補正に助けられたのと、
シャッター速度が落ちてヤバそうな時にはISO感度を大幅に上げて撮り直すなどしたので、
ブレて使い物にならないようなのはごく少数だったのです。

最初イヤイヤだったのに、いざ撮り始めるとノリノリでいい仕事をやり遂げる。
哀しいけどこれ、生まれつきのプロ根性ってことなのでしょう。 (←「自称プロ根性」の間違いね)


   

                          【姉妹】


   

なんだかんだ言いながら、お料理完食したのに、このケーキだけ食べ損ねて帰ってきてしまった…悔しい。


   

おっ!この写真にもケーキが。こんなの撮らずに、食っとけばよかったよなあ。(未練がましいヤツ)


               

                           【ふたり】     (末長くお幸せに…)


♪ きれいだったよ 花嫁姿
  父さんを見て 微笑んだ
  式が終って 日も浅いのに
  遠い昔のことみたい

  生きてくことに からっきし
  不器用なのさ 父さんも
  ひっそりかんと 庭の外
  雨が降りそな 空模様

    ぽつん ぽつん 雨がぽつん
    サルビアを 濡らしている
    ぽつん ぽつん ひとりぽつん
    父さんも ひとりぼっち

  お前の部屋に 母さんの
  写真をおいて 眺めてる
  笑った顔が そっくりだ
  夜更けの雨は 哀しいね
 

    ぽつん ぽつん 雨がぽつん
    仲よく 暮らしているか
    ぽつん ぽつん 雨がぽつん
    しあわせに なっておくれ


(ぽつん/詩:加能一實 曲:松尾一彦 歌:とんぼ)



*今日の和歌山市は、朝からぽつんぽつんと冷たい雨が降っていました。
  そのうち白いものが混ざりはじめ、水分が多めでしたけども「雪」と呼んでいいような
  状況になりました。車の外気温計では1℃でした、寒いはずです。
  今日は「雨水」だったはずですが、この寒さで我が家のサクランボのつぼみもまだ固く、
  この冬は本当に厳しい寒さが続きますね。
 


 

   

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色んな花が咲き始めました

2013-02-14 21:00:37 | 愛される花 愛されぬ花



このところの陽気で、和歌山市の梅もようやく咲きつつあるようで、数日後満開かな?
うちのサクランボはまだまだつぼみが固い状態。今年は花芽が少なそう。

庭の花もにぎやかさを増し、クリスマスローズはすっかり見頃になりました。


        

さすがに我が家のボケはつぼみがたくさんあるなあ。


        


   

なでしこの仲間みたいです。


        

「サンデーリップル」って名のマーガレットの一種か。


        

こちらは生け花。温室栽培された?桜の一種みたいです。




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日差しはもう春

2013-02-14 20:55:00 | 案山子と人と烏



さすがに光の春といわれる2月です。今日野外の陽だまりでの作業は、暑いくらいに感じました。
しかし、部屋の中は暖房器具が必要な寒さだし、明日はもう天気が崩れるようです。
三寒四温、目まぐるしく変わる天候、春の気配を感じ始めたこの頃ですがまだまだ実態冬世界。


日光浴をさせながら、間引きと追肥です。プランターのラディシュは二回目。
次回の作業で最終形態にしましょう。(写真はいずれも間引き作業後のもの)


        

畑の小松菜(コマツナ)は、初めての本格的な間引き&追肥です。


        

カゴの小松菜も同様に。


        

簡易温室のフダンソウ(うまい菜)がたくましさを増しました。近々収穫開始できそうです。





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手塚治虫幻のデビュー単行本

2013-02-09 20:00:33 | 老人のつぶやき



手塚治虫文庫全集、全200巻購入者特典の「ロマンス島」が届きました。
もしかしたらこれがデビュー単行本になったかもしれない作品にもかかわらず、
当時の技術では製版できずに、そのうち一部原稿が消失するなどして、未発表作品のまま
今日に至ったレアな作品ということです。

全作品群の一番トリに「火の鳥」を読むことに決めていましたが、一部読破できないまま、
最近、火の鳥を読み始めました。この作品はずいぶん前に既読ながら、何度読み返しても
すごいマンガですねえ。すでに構想はできていたのに未完に終わった『現代編』がもし完成、
発表されていたならば、病める時代を生きる、迷える我らのバイブル的存在になったのかもなあ。

たしか亡くなった立川談志さんが言ってたと記憶しているけど、彼は枕元に手塚さんのマンガを常に
何冊かそろえておいて、とっかえひっかえ読んでいたんだそうです。それくらい手塚さんを「神様」の
ように拝め、敬い、身近におきたかったということなのでしょう。しかし手塚さんのマンガは、
単なる勧善懲悪ではない、一筋縄ではいかないヘビーなものも多くて、読後引きずるようなものが
多々あり、私だったら読んですぐには寝付けないかもなあ。悲劇が基本で、ハッピーエンドで終わる物が
少なく、突き放たれるような結末もしばしばです。そう、ですから、虫プロ出身の富野由悠季監督などにも、
その悲劇を産みだす作家性が引き継がれているのでしょう。


あら? 今日付けの朝日新聞・beの「beランキング」のお題は、『好きな手塚治虫マンガ』
ではないですか! なんと奇遇なと思いきや、今日が手塚さんの命日だったんですね。
ちなみに火の鳥は第四位でしたが、やはりベスト20には、映像化されて広く知られている代表作が
ズラリと並びました。私が投票するとしたらどの作品だろう? もちろん代表作品は別格としても、
そのすき間を埋めるような小作品にも素晴らしいのがたくさんあります。今回は急ぎ足でほぼ
全作品を読んでしまったので、再読後、私の一押しが決まればいいんだけど。



    


またまた散財してしまったわけですが、それよりも文庫本とはいえ、さすがに全200巻ともなると
相当かさばり、よりいっそう狭さを増した我が部屋です。ですがおそらく、「紙」で手塚さんの作品を
そろえられるのはこれが最後の機会でしょう。今後電子系が整備されると、そちらのほうで
作品を読めることになっても、「所有欲」を満足させることは難しいでしょうから、古い人間には
納得できないかもしれませんね。本来、狭いスペースしかもてない私のような立場ならば
本の電子化は歓迎しなければならないんでしょうけど、どうやら生きているうちには馴染めそうに
ない気がするんです。






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間引きなど畑仕事に精を出す

2013-02-07 18:43:51 | 案山子と人と烏




まずまずのお天気と休みとがシンクロしたので、野菜の間引きと日光浴をさせます。
我が家の庭は日照時間が短いので、天気がいい日にはカゴやプランターを日差しのある場所を
追い求めるように移動させたりします。

温室状態のラディシュの苗を本格的に間引きして、一回目の追肥を施しました。(写真は間引き後)
  


   

温室化して成長速度を増したフダンソウ(うまい菜)の間引き&追肥。最終形態、6本立ちに。


   

後から蒔いて、ナイロンで覆い簡易温室状態で育てているコマツナ(小松菜)が発芽しました。
一部込み合ったところを間引きましたが、本格的には次回もう少し様子を見てからにします。
              


                

先に蒔いて寒冷紗をかけているコマツナの一回目の間引きです。(写真は間引き後)
追肥はもう少し育った次回の間引き後にします。ナイロンで覆った方が成長が早いようなので、
この先追い抜かれることでしょう。


ところで、今年は野鳥が頻繁に庭に姿を見せます。去年はほとんど来なかったのになあ。
山の恵み(木の実などのエサ)が少ないせいかしら? 枝にミカンを刺してメジロに与えていたら、
ヒヨドリなどもう少し大型の鳥もやってきて、食べてくれるのはいいんだけどフンがすごくてねえ。
そのうちカラスまでやってきて、これはタチが悪いと、とうとう与えるのをやめてしまいました。

今日の作業中もメジロのつがいがやってきて、エサをくれとばかりに「チッチ」と可愛い声で
さえずるんだけど、君らだけにあげるわけにはいかないみたいなんだ。
あまり足しにはならないだろうけど、サザンカの花の蜜でも舐めてお帰り下さいませ。


   

クリスマスローズが咲き始めました。


   


   

シクラメンを活ける。





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