2012年撮影作品シリーズ その4
写真上:
大雪山系黒岳の雲の平で、この日のお昼頃撮影。夏山シーズンの黒岳はものすごく久しぶりだった
気がします。この夏の大雪山の高山植物はとても花付きがよく、雲の平のチングルマも、
過去私が見た中では一番見ごたえがあったように思いました。背景の鋭鋒は烏帽子岳。
写真下:
ほぼ同じ場所で夕方近くに撮影。上の写真と同じアングルだと、自分の影が思いっきり入ってしまうので、
北海岳方面を背景に写しました。いずれの写真もタムロンの広角ズームを使って、ローアングルから
撮影しています。
【雲の平のお花畑/2012.07.19 撮影】
朝のうちの涼しい間に車内の掃除をしました。今回の旅ではほとんど雨に降られなかったので
ドロドロではないのですが、砂ぼこりがすごかったので内外とも砂まみれです。
砂ぼこりは特に美瑛の農道がすさまじくて、砂塵を巻き上げながら走っていました。
次回様子を見て、今度は車外の汚れを落とすとしましょう。
引き続いて畑仕事です。土に直蒔きしたニンジン、旅に出る前から様子が変でしたが、
案の定、帰ったら数本を残してほとんど姿が消えていました。原因の詳細は不明ながら、
おそらく各害虫の食害を受けたのだと思われます。カゴのニンジンはそこそこの出来。
そろそろ寒冷紗を外した方がいいのかもしれません。
キュウリのつるを片づけました。二本の苗で25本の収穫でした。次回土の整理などして、
ここにニンジンの種を蒔いてみるかな。
フダンソウ(うまい菜)、ピーマン、オクラに追肥を施しました。ピーマンはここにきて絶好調。
ナメクジの食害対策として、場所を移し、土台のブロックを高くするなど風通しを良くする工夫が
功を奏したのか、このところ連日の収穫ラッシュで、これまでに50個の収穫がありました。
オクラも好調。出だし食害を受け枯れる寸前だったのがうそのように、にくにくしくたくましく
3本とも立派な株に成長しました。連日のように美しい花を咲かせ、花が咲いた後はすぐに
実が大きくなるので、こちらも収穫が続き、これまでに20個収穫できました。
オクラは葉ごと収穫する(葉が次々と出てくる)ので、ここまで大きく育つと少々の食害は平気ですが、
こんなに大きくなるまでのさばらせるのも癪にさわる。よく見ると葉脈に溶け込むように小ぶりなのが
もう一匹いますね。
花壇の花数が減り、もうここにカマキリはいないのかと思いきや、一匹百日草の花の上にいるのを
見つけました。
このあと見に行ったら、ハチを捕まえて食べていました。
紫の花の咲く大きな木は葉を盛大に茂らせ、ここに複数のカマキリが陣取っていると思われます。
しかし、ずいぶん高いところにいるので観察は難しい。
珍しくオスのクマゼミがきて、レモンの木で鳴いていました。
仕事らしいことをしたのはここまで。あとは撮りだめたビデオを見るなどゴロゴロしてしまいました。
旅の疲れがまだまだ尾を引いています。
山の花はいつも同じでなく、今年雲の平ではキバナシャクナゲが、緑岳はエゾツツジが見頃であった。
絶望的な予報はいい方に外れ続け、休養日だと酔いつぶれ遅く目覚めた日の朝焼けはとてもきれいだったらしい。
携帯圏外の林道でのトラブルに、ライダーは一晩中宿に戻らなかった。
往きはベタ凪ぎ、帰路は白波、波間を漂うチェロの響きに身を委ね、ゲットしたトランプでままならぬ旅の航路を占ってみる。
能天気な旅行者には有難いことだが、農作物に影響が出て農家の方は大変らしい。
ウラシマツツジや街路樹のナナカマドの一部がすでに赤く色付き始め、秋も大変かもよ。