昨夜から東京は雪の予報でいっぱいだった。都心でも3~5センチ積もるという予報で、寒さ対策はもちろん、出勤も早めるなどさまざまな注意が出されていた。
起きてみると、白くはなっているが大したことはなく、テレビも「1センチから3センチの雪」とトーンダウン、わが上高井戸あたりは1センチに該当するようで、道路の雪は既にシャーベット状になっていた。
それでもワイフは、「洗濯屋さんが来る日だから、玄関先を掃除しておかないとかわいそう・・・」などと言いながら掃いていた。結局、洗濯屋は来なくて、やはり雪の被害か、などと思う。2年ぶりらしいが、2年前にはワイフとかなりの雪かきをやった記憶がある。
テレビの交通情報も、「都心は各線とも平常どおり運転」とのことであるので、通常通りのんびり出かけた。ところが、新宿駅で地下鉄丸の内線に乗ろうとすると、改札口に人があふれている。聞けば「赤坂見附あたりで事故が発生して上下線とも不通・・・」とのこと。しばらく待ったが人は増える一方であるので大江戸線で中野坂上に向かうことにする。
中野坂上に下りると、丸の内線から大江戸線に乗り換える人であふれ返り入場制限をする始末。混雑を何とかくぐりり抜けて会社に向かったが、結局少々遅刻した。
赤坂見附の事故が雪が原因かどうか知らない。ここ数年、新宿駅や中野坂上駅のこれほどの混雑は経験していないので、やはり2年ぶりの雪が原因であったのかもしれない。
「大したことはない雪」が原因とすれば、それはそれで驚きだが、雪が原因でないとすれば、これまた狐につままれたような話であった。