ここ一週間ブログを書いてない。それどころか寝たきりである。2年ぐらい前にやられた腰痛が再発したのだ。もちろんそれには理由がある。遠因(根本原因)はさておき、トリガーとなったのは次に掲げる長い名前のツアーに参加したことだ。
富士の国やまなし国民文化祭オフィシャルツアー
~パイプオルガンフェスティバルと特産さくらんぼ狩り
ツアー~
このフェスティバルは、6月8日(土)、山梨県の南アルプス市で開かれた。この長い名前のツアーに参加するためには、長い時間バスに乗り、長いパイプから出るオルガンの音色を聞くために、長い時間椅子に掛けていなければならなかった。
もちろん、南アルプス市はそんなに遠くない。東京新宿からは通常2時間半から3時間で行ける。ところが、ひどい交通事故に巻き込まれた。朝8時に新宿を発ったバスは、八王子を通過するころにはノロノロ運転を始めた。聞けば「小仏トンネルで玉突き事故が発生、この先どのくらい時間がかかるかわからない」とのこと。
トンネルの中の玉突き事故だとすれば、その台数によっては簡単には片付くまい。途中下車して近くの温泉でも入って帰った方がいいのではないか…などと考えたが、高速道路では降りることもできない。
結果は、それほどの事故でもなかったようで、1時間ほどオーバーして南アルプス市に到着した。その1時間を、サクランボ狩りで30分、昼食時間を30分短縮して(各1時間の予定)、オルガンフェスティバルの始まる午後1時には間に合うことになった。それから、途中1時間の休憩(ワインと果物を楽しむ時間)をはさんで5時まで、長い時間をかけて長いパイプから出る音を聞き続けた。(オペラ歌手の歌曲もあったが)
9時過ぎに帰宅、その日は何ともなかったが翌朝目が覚めると腰が痛くて起き上がれない。出勤日火曜日も休ませてもらい、ようやく今日になって動き始めた。
こう書くと、すべては南アルプス市のフェスティバルの所為のように聞こえる。かなりの原因はあると思うが、もっと大きい原因は「加齢」にあるのだ。78年の疲れの塊が、時に及んで現れるのだ。だから南アルプス市に責任はない。しかも、初めて訪れた南アルプス市はサクランボも音楽ホールも立派だった。
その名誉のために、次回はフェスティバルのことを書き加えることにする。