昨日、目のレーザー照射治療を終えた。右目が見えにくくなったのは、「毛細血管拡張黄斑浮腫」が原因らしい。どうも脳内出血ならぬ眼内出血のようなもので、それが網膜を覆うと、幕がかかったようになるので見えなくなる、ということらしい。
したがって、失明予防のためその血瘤をレーザーでつぶすというのだ。その血瘤は0.何ミリと小さくいくつもあるが、幸いにも網膜の中央を外れているので、一つ一つレーザーを当ててつぶすという。網膜の中心部にレーザーを当てると、それにより視力を落すので注意を要するらしい。
やってみれば2,3分で終わったが、しかしの間、10発や10数発はレーザーを打ったであろう。「ハイ、終わりました」と医者は平然としていたが、10数発のうち一発でも手がそれて網膜の真ん中を打つことなどないのだろうか?
「てんてん手毬の手がそれて…、紀州の蜜柑になった」話なら楽しいが、「レーザーの手がそれて失明しました」なんてゾッとする。まあしかし、進んだ医術と経験豊かな医師の技量からそんな心配はないのだろう。
昨日は、朝から瞳孔を開く目薬などをさしっぱなしで、その上、痛くはなかったがレーザーを当てられ、目を使う気になれなかったが、今朝は少しはスッキリしているのでブログなど書いてる。しかし以前よりよくなった感じはなく、まあ、この年になっては「現状維持―失明防止」ができれば御オンの字というところであろう。
散歩道はどこもあじさいが満開