「山びこの会」有志による酒の会(会の名前はまだない)も、これで3回目となった。1月に大塚の『串駒』で“いしり鍋”を囲み様々な日本酒を飲み、2回目は桜の季節に新宿御苑前の『うま久』で“にごり酒”を中心に飲んだ。
昨夜は夏にふさわしく、南新宿の『カフェ・ヒューガルデン』(住所は代々木)でベルギービールを愉しんだ。
先ず店の定番「ヒューガルデン・ブロンシュ」で乾杯、次はトラピストビールを中心に6人それぞれ違う銘柄をとり、気になる銘柄は、他の人のものを一口ずつ味見をさせてもらいながら各種を楽しんだ。ベルギービールはそんな飲み方をしたくなるような多彩な種類があるのだ。
最初のブロンシュというのは「白」という意味で、文字通り白濁した感じの小麦のビール。つぎの6種は「オルバル」、「シメイ」、「ウエストマルのダブル」というトラピストビール(修道院でつくるビール)と、「フローレフ」、「レフのブラウン」、「デュバル」という人気銘柄。
料理はこれまた定番の「ムール貝のワイン蒸し」、「牛肉のビール煮」それに「チーズの盛り合わせ」…。ムール貝のスープにパンを浸して食べ、それでも残ったスープをリゾットにしてもらった。
続いてベルギービールでは欠かせない「セゾンビール」を一杯づつ飲み、最後は私が最も高評価する「ロシュフォール10」と「ウエストマルのトリプル」で〆た。ベルギービールとしては最高級のものを紹介したつもりであるが、料理の方はいずれも量が少なく欲求不満であったかもしれない。どうも私が注文すると酒中心となり、料理の量が少なくていけない。
よく飲みました
最後を〆た名品「ロシュフォール10」と「ウエストマルのトリペル」(いずれもMさん撮影)