「ミャゴラトーリ」のオペラ公演『セヴィリアの理髪師』が6日後に迫った。13(土)、14(日)15時から、高円寺の「座・高円寺」で演奏される。
「なんとかオペラを広めたい」、「初めての人でも、子供でも理解できるように演奏したい」という娘の、「執念の第3弾」である。アリアや重唱などは、美しい原語の響きを外せないが、それを繋ぐ部分は日本語セリフや芝居でつなぎ、原語で歌う部分の理解を助けようというのだ。
そうすれば、なじまない日本語に吹きかえることも、字幕スーパーで舞台への集中力を失うこともないのではないか…、というのが狙いだ。これで、一昨年は『愛の妙薬』を、昨年は『秘密の結婚』を公演してそれなりの評価をいただいたと思っている。
今回の第3弾も是非とも成功させてやりたい。歌手たちは毎日夜中まで練習をやり、その合間にわが家の音楽室で大道具や小道具を造っている。その涙ぐましい努力を見るだけでも、成功させてやりたいと思う。
幸い今回は杉並区のご後援をいただいて、親子50組のご招待は定員をオーバーしてお断りが出る始末だ。ただ一般客はまだまだで、特に14日(日)はなかなか空席が埋まらない。
ご興味のある方、お待ちしています。