わが社には女性社員が3人いる。昨日のバレンタインデーに3人の女性からチョコレートをもらった。何年か前までこのプレゼントは随分流行っていた記憶があるが、そのうちいつの間にか下火になったような気がしていた。もちろん、何となく行われていたが、「義理チョコはやめようね」というような雰囲気が強まっていたような気がしていた。。
ところが昨日、何となく自然にチョコレートをいただいて、なんだかうれしく思った。「義理チョコ」の時期を脱して自然な交流というか、思いやりみたいなものが職場を流れていたような気がする。もしかしたら、このような変遷を通じてバレンタインのチョコレートが日本社会にも定着するのかもしれない。とすればそれは“良き風習”として定着するのだろう。
3人から頂いた3種のチョコレート
そのうちの一つが、フランスの高級チョコ「ジャン ポール・エヴァン」であった。実は何週間か前の日経新聞「何でもランキング」の1位になっていた同社の「コスタリカ」という商品名のチョコを見ながら、「食べてみたいなあ」とつぶやいた私の言葉を、隣席のTさんが聞きとめていて、その「コスタリカ」ではないが同社の商品を買ってくれたのだ。彼女は、「本物の味を知ってもらおう」と職場のみんなに配っていた。
かなり高価であったのだろう小さいチョコ2枚であったが、甘みと苦みが濃醇に込められて、充足感に満ちた味であった。
家に帰るとワイフが、「ほんの気持ちです」と書かれたのし箱に入ったチョコを、机の上に置いてくれていた。今日は朝から、4人に頂いた四つのチョコを次々に食べて、実に心豊かな一日であった。
しゃれたデザインの「ジャン ポール・エヴァン」
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