昨日のブログで、氷の張らなくなった秋田八郎湖にふれて「雪や氷こそ北国の魅力・・・、南国の魅力が灼熱の太陽にあるのと同じ・・・」というようなことを書いた。
しかし思い起こせば、かく言いながら「雪や氷の時期の北の国」に行っていないことに気がついた。もちろん冬にも海外に行った。しかし、1月に行ったのは一度がグアムでもう一つは台湾だ。グアムでは終日泳いだし、台湾ではTシャツを着るぐらいであった。
2月も行ったがこれはコスタリカ、カンクーンなどで、ここでも泳いだりリバー・ラフティングを楽しんだりした。3月初旬シチリアに行った時はコートも持参したがほとんど着ることもなく、むしろ南国気分であった。雪をかぶったエトナ山は真冬の富士山を見るようできれいであったが、地上は日本の4月ごろの感じであった。
私の行った最北の地は、サンクト・ペテルブルク、ヘルシンキであるが、行ったのは6月。現地の人たちは白夜のもとで「夏の太陽」を楽しんでいた。
ベルギー、オランダ、チェコ、ハンガリーなど随分寒いのだろうが、行ったのは4月から6月、厳寒の様相に触れたことは無い。
オランダでは、「運河沿いの家が一番人気がある。何故なら、冬は運河が凍り、スケートさえあれば国内のどこにも行ける」という話を聞いた。
そのような様子を見たこともなくて、その国に行ったことにはならないのかもしれない。オランダではチューリップを楽しんだので、オランダ国としてはそれで結構、と言ってくれるのかもしれないが。
1月にヘルシンキやオランダに行き、6月にグアムに行くべきであったか? 必ずしもそうでもなかろうが、いずれにせよ旅は奥深く、その地を知り尽くすことなんて出来やしない。もちろん、そのような大それたことを望んでもいないが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます