「バレンタインデイ」も過ぎて世のモテナイ男どもはホッと一息。
このお菓子屋のインボウともいえる年中行事を誰か廃止させてくれないものか。
ところが女性の圧倒的支持?を受けるこの行事を無謀にも廃止させようとした女性がいた。
「バレンタイン研究所」なる奇妙な組織まで作って、自分のジェンダー思想を押し通そうとしたのだが、・・・。
そのジャンヌダルクのような女性闘士は一体誰だ。
その前に、昨年のバレンタインデイ」に友人サイトに投稿した駄文を想い出した。
以下転載。
≪Date: 2006年2月14日(火) 午後0時27分
Subject: バレンタインデーの悲劇
今日はバレンタインデーだという。
例年通り女房から愛のチョコレートを貰った。
貰ったチョコレートの数がモテル男のバロメーターだという。
今年成人式を迎えた我が家の長男はこれまでバレンタインデーに家族以外の女性からチョコを貰った事が一度も無いと女房は嘆いている。
息子よ。 妻よ。 嘆く事は無い。
このクダラン行事はマスコミとチョコレート屋の仕組んだインボウなのだ。
しかし、このインボウに巻き込まれた哀れな男がいた。
どの職場にモテル上司とキモい上司がいる。
モテル男はどんな格好をしてもモテル。
髪が乱れていたらそれがカッコいいし、ネクタイの緩みも又それが魅力になる。
モテナイ男がどんなに身だしなみに気をつけても無駄な努力になる。
毎朝シャンプーをしてヘアスタイルをキメたつもりでも同じ顔が付いている限りキモい男からの脱皮は出来ない。
少しでもネクタイが緩んでいたり、髪が乱れていたら忽ち「不潔!」のレッテルを貼り付けられる。
テレビで若いOLを対象にモテル上司とモテナイ上司の違いをアンケートに取っていた。
清潔感があって生活感の無い上司がモテル条件だそうだ。
当然の如く、その逆がモテナイ男の条件になる。
ここでいう清潔感とは毎日朝風呂に入って出社する男と言うわけではない。
朝夕風呂に入っていてもモテナイ男は、悲しくもフケツ感が漂うものらしい。
その差があからさまになるのが毎年一度やって来るバレンタインデーだ。
Nの職場も毎年この「忌まわしい行事」の洗礼を受ける。
女性群は小銭を出し合ってハーシーの銀(キス)チョコ徳用サイズを購入し三個ずつ小分けにして男子職員の間を配って回る。 まるで鬼に対する豆撒きのように。
Nも課長という役付きに在りながらヒラ職員と同じ銀チョコ三個しか恵まれない。
同じ役付きでもAや、Bは派手なリボン付きの高価そうなチョコを例年貰っているようだ。
其れだけだったら笑って済ませばすむ事だからまだ良かった。
家に帰ってからが地獄だった。
女房はともかく娘達にまで「義理チョコしかもらえなかったの」と言われるのが辛かった。
其れは「お父さんはもてないんだ。」と同義語で中村を責めた。
去年のバレンタインデーに仕事帰りにデパートのお菓子売り場に立ち寄った。
如何しても娘達に親父のモテル証拠を見せてあげたかったのだ。
お菓子売り場はバレンタイン用のチョコの山で埋まっていた。
そこに群がる若い女性に分け入って中年男がバレンタインチョコを買うのは勇気のいる事であった。
帰宅して娘達にリボンつきのチョコの箱を誇らしげに見せたまでは良かったのだが、その時領収書を見られたのは一生の不覚であった。
その時の娘達のヒンシュクの眼差しは今でも悪夢となって中村を悩ませる。
悪い事には今年は義理チョコさえも貰えなかった。
今年は去年の二の舞だけは避けねばならぬ。
仕事を終えた中村は去年のデパートではなく、通いなれたコンビニに向かった。
町の喧騒を横目に見ながら寂しくコンビニに向かう中村の背にはモテナイオジサンの哀愁が漲っていた。
その後、Nが犯した事件の顛末は次の記事で。
◆茅ケ崎市課長を逮捕・バレンタインチョコを万引き
スーパーでバレンタインデー用のチョコレートなどを万引きしたとして、神奈川県警茅ケ崎署は13日までに、同県寒川町小動、茅ケ崎市文化推進課長、中村成信容疑者(56)を窃盗の現行犯で逮捕した。同容疑者は「買ったものだ」と容疑を否認しているという。
調べによると、中村容疑者は11日午前11時半ごろ、寒川町岡田のスーパーで、チョコレート4個とカップラーメン3個(総額3300円相当)を盗んだ疑い。
中村容疑者は約3万円を所持していた。レジでトイレットペーパーを買ったが、チョコレートなどを購入した記録はなかった。店外の駐車場でスーパーの警備員が取り押さえた。
日本経済新聞 (10:40) ≫
ところで、バレンタインデイ中止の狼煙を上げたのジェンダー運動の闘士、故松井やより女史であった。
「バレンタインデイ」の中止は下記の日経記事中の写真でも見えるとおり「バレンタインデイと従軍慰安婦」の講演中での中止発言のようだった。
中止の理由は「好意を抱いている男性に女性がチョコレートを贈呈する行為は男女平等社会には必要ない」との事。
この松井やより氏、朝日新聞社在職中の1977年に「アジア女たちの会」を設立し、退職後の1995年にアジア女性資料センターを、1998年にVAWW-NETジャパンを設立して代表となる。朝日時代から上智大学や、琉球大学の非常勤講師、横浜国立大学大学院の客員教授を務めた。
2000年12月に催された女性国際戦犯法廷で国際実行委員会共同代表の1人となり、日本側主催者の代表となった。(ウイキペディアより)
しかし、泣く子も黙るジェンダーの闘士、松井女史に面と向かって、「あなたのチョコを欲しがる人は元々いないのではないか」と質問した記者の勇気とセンスを高く評価したい。(笑)
◆松井やよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E3%82%84%E3%82%88%E3%82%8A
★【付記】16:15上記画像でunknownさんから「日経の日付けがおかしい」とのご指摘を受けました。
なるほど、松井女史は同記事の3年ほど前に亡くなっているようです。(http://www.jca.apc.org/~yyoffice/Iihito68MatsuiYayori-seikyo.htm unknownさんより)
この記事画像は、昨日の拙エントリー「おもしろ画像『新聞の見方 『天声人語の書き方」で記したように「ぼやきくっくり」さんhttp://kukkuri.blog58.fc2.com/blog-entry-98.htmlからの転載ですが、他のネット上も出回っているようで、
「情報あぼ~ん」http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=11206さんにも出ております。
どなたか源出典元をご存知でしたら教えて下さい。
◇
以下は大阪八尾市の根屋さんのメールの再配信です。
≪日本保守主義研究会のメルマガ「闘う保守278号」で、面白い風刺動画を拝見しま
した。
笑いをこらえ切れずに噴出す場面ばかりです。
ご紹介します。
以下引用
Subject: 闘う保守278号~日本保守主義研究会~フェミニズムに冒される日本
フェミニズムに冒される日本
大学院の世界がどれほど左翼性に満ち満ちているのか。これはなかなか説明できま
せん。ただ、面白い動画をみました。みなさんご覧になってください。お笑 いのイ
ンパルスというグループがフェミニストを痛烈に風刺したものです。
http://www.youtube.com/watch?v=d-ArGlVabVQ
これをみて面白い、滑稽だ、と思うのがごく普通であり、常識的な感覚だと思
います。ただ、大学院ではこのフェミニストの園長のような考え方が一般的なの
です。普通の感覚を持っていると本当に疲れてしまいます。いつかこの実態を書
きたいと思っています。
女性が本当に差別され、人間としての尊厳が失われているのであれば、これを
正すのは当然ですが、国家を破壊したい、家族を破壊したいという狂気のフェミ
ニズムが日本を席捲しつつあります。杞憂ではありません。アカデミズムで発祥
したものは必ず法案化される傾向があります。上からの極左革命が徐々に進行し
ています。
引用終わり≫
コントの園長を見ているとが田嶋陽子女史とイメージが重なってしまう。
◆男女平等で自爆の田嶋陽子http://www.youtube.com/watch?v=ypuJtXNkLwc