狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

誰が民主主義の根幹を踏みにじったのか?

2021-01-24 11:05:08 | 政治

 

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トランプ支持者の「議事堂襲撃事件」、その展開に私が「希望」を見た理由

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現代ビジネス

写真:現代ビジネス

襲撃の「後」に起きたこと

議事堂襲撃の様子〔PHOTO〕Gettyimages

              ★

「トランプ氏の扇動」で暴徒が国会議事堂に乱入し、アメリカが民主主義の危機に瀕したが、数時間後にはクーデターに近い暴動が成功せず、軍隊の武力鎮圧もなく、襲撃が起きたと同じ場所で国民の代表が憲法と法律に従って、粛々と次の大統領への平穏な政権交代を可能にした。

めでたし、めでたし。

・・・アメリカの民主主義は健在だった、と高らかに謳い上げている。

いかにも「アメリカ憲政」の研究者らしい、嘘くさい駄文だ。

憲法学者が憲法を「平和憲法」と賛美するのと同じ手口。

>私はトランプは乱暴なことを色々言うけれど、そうしたアメリカの国の形や仕組みの枠の中で自分の主張と活動を行なってきた、アメリカという国が決定的に分裂するような行動は際どいところで避けてきたのではと見ていました。

この部分は、その通りで同意する。

だがこれに続く次の文言は勝手な決めつけが甚だしい。

>ところが今回の襲撃事件で彼はその線を逸脱してしまった、超えてはいけない線を超えてしまったと感じています。

暴動にはBLM(反トランプ)やCNNのスタッフが煽動した役割を示していた報道を一切せず未だにトランプ派が騒動を起こしたと一方的論調で述べていることに呆れる。

時間軸で言うとトランプの演説の最中に暴動が起こっている。

しかもホワイトハウスと議事堂の間は徒歩で40分以上かかる場所。

議事堂にいたトランプ支持者は口々にアンティファやBLMが混じっていると叫んでいた。

反トランプ派はトランプ支持のふりをして襲撃の口火を切っている。

しかも厳重に警備をしないといけない警察がバリケードを開けている映像まで出ている。
そこまでしたら勘違いしたバカなトランプ支持者が後を追ってなだれ込む事は目に見えているだろう。

現地取材の我那覇真子さんの報道によると、反トランプ派が計画した暴動だろう。

反トランプは既得権とメディアの偏向報道で民主主義を無視したにもかかわらず、「民主主義が勝たねば」と大きな嘘をばら撒く。大きな嘘に民衆は騙され易いのを利用して。

トランプが強権を振るわなかった理由は、バイデン陣営や共和党の一部に敵がいたが、民主主義の根幹を揺さぶる巨大な敵の存在に気が付いたからだ。

そう、公正な選挙を踏みにじる主要マスコミや偏向SNSの存在だ。

あまりにも敵の存在の重さに気が付いたトランプは、「強権発動」により国民が2分される愚を避けた。

そして一旦身を引いたのだ。

トランプ氏の演説を聞くと「扇動」などではなく、臥薪嘗胆、捲土重来を期すと読める。

この駄文の執筆者はトランプ氏のことを「ところが今回の襲撃事件で彼はその線を逸脱してしまった、超えてはいけない線を超えてしまった」と断罪している。

だが「超えてはいけない線」を越えてしまった張本人は、民主主義の根幹の両輪の一つ表現の自由を奪った主要メディアとSNSではなかったのか。

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久米至聖廟、最高裁で憲法判断へで、宗教施設か 文化施設か 

2021-01-24 05:35:24 | 翁知事国連演説訴訟

 

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米国大統領選の記事にかまけて、先延ばしにしていた重要問題に久米孔子廟憲法裁判がある。
 
1月20日、那覇市が土地を無償提供しているのは憲法の定める政教分離に違反するかが問われた住民訴訟の上告審弁論が、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)であった。
 
最高裁大法廷は憲法判断をする場合などに開かれ、最高裁判事15名が出廷するという。
 
原告代理人の徳永弁護士によると、弁護士として憲法問題で最高裁大法廷で弁論することは、滅多に遭遇しない弁護士としての晴れ舞台であり栄誉だという。
 
差し戻し後の一、二審はいずれも、無償提供を違憲と指摘しており、最高裁も憲法判断を示すとみられる。
 
本来なら原告の金城テルさんが出廷し陳述する予定であった。
 
だが、金城さんは90歳を超える高齢とコロナ禍を用心して出廷を見合わせ、陳述書は上原多佳子弁護士が代読するとのこと。
 
原告住民側は、儒教は宗教で久米至聖廟が宗教施設なのは明らかだとして違憲性を強している。年度内(3月)には判決が下るというのが大方の予想である。「翁長市政を糺す那覇市民住民訴訟
 
沖縄タイムス+プラス ニュース

孔子をまつる那覇市の久米至聖廟、宗教施設か 文化施設か 憲法判断へ

2021年1月21日 07:27

 沖縄県那覇市管理の松山公園にある儒教施設の久米至聖廟(しせいびょう)(孔子廟)に、市が土地を無償提供しているのは憲法の定める政教分離に違反するかが問われた住民訴訟の上告審弁論が20日、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)であった。住民側は、儒教は宗教で久米至聖廟が宗教施設なのは明らかだとして違憲性を強調。那覇市側は、久米至聖廟は文化教育・歴史的施設で政教分離違反ではないと反論し、即日結審した。判決日は追って指定される。

 大法廷は憲法判断をする場合などに開かれる。差し戻し後の一、二審はいずれも、無償提供を違憲と指摘しており、最高裁も憲法判断を示すとみられる。

 住民側は「学術的見地だけでなく、一般人の感覚に照らしても久米至聖廟が宗教的施設なのは疑いようがない。市が公園の広大な敷地を提供し、使用料を全額免除していることは特定の宗教の助長に当たる」と主張した。

 市側は「儒教は宗教ではなく学問。久米至聖廟も沖縄に中国文化を伝えた『久米三十六姓』の歴史・文化を学ぶ教養施設だ。観光資源としての側面もあり、使用料免除は何ら宗教的意義を有するものではない」と反論した。

 

[ことば]久米至聖廟 琉球王国時代の1676年に孔子及びその門弟をまつるために旧久米村に建てられた。久米村は、中国渡来の人々が多く生活していた。1718年には琉球初の学校「明倫堂」が設立された。第2次世界大戦で壊滅したため、1975年に那覇市若狭に再建された後、2013年6月、松山公園内に移転した

                 ★

本裁判は平成26年5月に第一次訴訟を提訴し、平成30年4月地裁差し戻し審・住民逆転勝訴判決、平成31年4月18日控訴審を勝訴したものの判決内容に不満があり、上告しております。

筆者は本訴訟を提訴以来6年にわたり支援してきましたが、何故原告にならないのかと再三質問されます。

県知事相手の住民訴訟なら沖縄県民であれば原告になれますが、那覇市相手の住民訴訟は那覇市民であることが原告の条件です。(筆者は宜野湾市民)

そこでご高齢ではありますが、第一次訴訟は金城テルさん一人に原告になっていただき、第二次訴訟では那覇市民の上原義夫さんと金城さんの連名で原告になっていただきました。

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