狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

泣く泣く知事が大会に同調 検定撤回「県民大会」

2007-08-22 06:22:13 | ★集団自決

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検定撤回 知事、大会意義に同調
連合沖縄の仲村信正会長と仲宗根清和事務局長らが20日午後、就任あいさつで県庁に仲井真弘多知事を訪ねた。仲村会長は教科書検定問題の県民大会について「成功させましょう」と協力を求めた。知事は「県民大会という言葉にはなじみにくい。姿形の問題、展開の仕方がちょっと…」と、県民大会という名称や形式にあらためて疑問を示したが、「考えていることは一緒だ。非常に意味のある県民大会だ」と大会の意義については同調する考えを示した。(略)
 
(琉球新報 8/21 9:50)

                     ◇

 

>「県民大会という言葉にはなじみにくい。姿形の問題、展開の仕方がちょっと…」

県知事が「9・23県民大会」に不同意なのは上記発言でも分るが、次のようなこれまで発言を見れば知事の本音は一目瞭然だ。

「県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」

(教科書検定には)「専門家や学者らから成る組織を立ち上げ、事実を検証すること」(が重要)

 

「考えていることは一緒だ。非常に意味のある県民大会だ」

参加すると言った以上、これ以上マスコミに逆らいたくない知事としては、こう発言するのが精一杯だったのでしょう。

新報の見出しは検定撤回 知事、大会意義に同調 」となっているが、

本当の所は、

「知事、泣く泣く大会に参加」

と書くのが正しい見出し。

知事の本音は「県民大会」に不同意でも、マスコミが仕掛けた「県民大会」という名の「政治集会」は独り歩きをはじめ八重山まで飛び火した模様。 宮古には飛び火しないことを願いたいもの。

八重山でも同日開催/9・23県民大会

                   

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コメント (2)

琉球新報の言論封殺に抗議します

2007-08-21 16:23:33 | 未分類

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                  ◆

以下は【再掲です】

 

琉球新報の言論封殺が続いて今日で64日目です。

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての長期連載特集、

上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が

掲載予定日の2007年6月19日より

読者に何の断りも無く一方的に中止になりました。

上原さんは掲載前に知人に次のように言っていました。

≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。

同氏の話によると、

≪沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためか≫

≪担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしい≫とも言っているそうです。

どんな大きな圧力が働いたのでしょうか。

琉球新報は読者に連載中止の理由を一言も言っておりません。

問い合わせても「調整中」の一言で済ましています。

読者は一方的に「知る権利」を奪われています。

沖縄では今メディアの意見と違う考えは封殺される異常な事態になっています。

これでは戦前の言論弾圧と変りません。

琉球新報が連載を再開するまでこの記事を掲載し続けます。

                              狼魔人

◆参考エントリー:

「パンドラの箱」  カギを握る上原正稔氏

沖縄のマスコミは大政翼賛会か

琉球新報によって削除された「沖縄戦記」

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【お知らせ】


「河野談話」の白紙撤回運動に

拙ブログも微力ながら署名活動を支援しています。

下記のページから「河野談話」の白紙撤回署名にご協力をお願いします。
画像

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「毒おむすび」の次は「赤ん坊を射殺」 「残虐な日本兵の象徴」

2007-08-21 12:04:30 | ★集団自決

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沖縄戦の実相知って 山里さん、教諭らに「平和」訴え カメラ  (8/19 10:11)

山里和枝さん(左)の戦争体験に耳を傾ける沖縄市の教諭ら=16日、糸満市伊敷の「轟の壕」

 【糸満】沖縄市平和ガイドネットワーク主催の「南部戦跡巡り」が16日行われ、同市内の小中学校の教諭約50人が参加した。戦争を知らない世代で、これからの平和学習を考えようと開いた。
 この日は、糸満市の轟(とどろき)の壕を皮切りに、各地の慰霊塔、平和の礎やひめゆり平和祈念資料館を回った。轟の壕では、沖縄戦当時、島田叡(あきら)知事に同行した山里和枝さんの講話があった。
 山里さんは、壕にたどり着くまでに艦砲射撃によって友人を亡くし、壕の中では
日本兵が食べ物を奪ったり、泣きわめく幼児を射殺したり戦争の悲劇を見てきた。
 「そばで子どもが殺されても恐ろしくて誰も何も言えなかった」と当時を振り返り、悔しそうに語り、繰り返される日本軍の横暴に「次第に敵がい心が米軍から友軍に移った。彼らは県民を守ってくれなかった」と怒りをかみしめながら、ゆっくりと話した。
 戦後、二度とあの戦争を繰り返させないために語り部として、修学旅行生らにも戦争体験を説明する山里さんは「日本兵の横暴を語ると皆が驚く。ヤマトの人には、沖縄戦の実相を理解することは難しいのだろうか」と残念がった。
 真剣な表情で耳を傾ける若い教諭らに「戦争中は人が人でなくなる。後生には、悲惨な思いをさせたくないので、若い皆さんが反戦運動をして平和を築いてください。心からお願いします」と深々と頭を下げた。その後、教諭らは山里さんとともに壕内に入り、光の届かない暗闇の中で起きた戦時中の悲しい出来事を追体験し、平和の尊さをかみしめた。

(琉球新報 8/19 10:11)

                     ◇

日本兵が食べ物を奪ったり、泣きわめく幼児を射殺したり戦争の悲劇を見てきた。

沖縄住民への「自決強制」、「食料略奪」そして泣き声を消すための「幼児射殺」。 

沖縄戦に関する証言の殆どが「残虐非道な日本軍」を象徴する話ばかりだ。

沖縄戦は日米両軍の攻防戦だったはずだが、沖縄住民の敵は米軍ではなく、日本軍だったかのような地元マスコミの報道は次の証言に象徴される。

次第に敵がい心が米軍から友軍に移った。彼らは県民を守ってくれなかった

前にも述べたが筆者は次々新聞に登場するこれらの証言の真偽を論じる立場にはない。

現在の価値基準で過去を判断してはいけない、とは言いつつも62年前とは変らぬ価値基準もあるはずだ。

壕に潜む日本兵と沖縄住民。

戦況が決した後は、米兵にも余裕が出来て投降をすすめたり、負傷した年寄りや子供の傷の手当てなど「人道的行為」をした。

これらの様子は従軍カメラマンが占領後のプロパガンダ用にバッチリ記録されている。

だが米軍は上陸当初は撃ち尽くし焼き尽くし、軍民の見境なく殺戮に及んだ。

その凄惨酷薄な無差別攻撃は「鉄の暴風」として語り次がれている。

そして、圧倒的人員で迫る米兵を避けて壕に潜む日本兵によって起こされた幼時虐殺。

≪日本兵にとって、アメリカ兵から逃げているガマと呼ばれる壕の中で、住民は邪魔な存在だった。≫

≪特に赤ん坊の泣き声は、敵兵に見つかってしまうという恐怖心をあおりたてた。≫

戦争と子ども ―沖縄戦に学ぶ―

日本兵による幼児虐殺が壕の中で起こったとされる。

だが、ここで一つの疑問を呈したい。

ガマに潜む敵を求めて近づく米兵に取って、「赤ん坊の泣き声」と「赤ん坊を射殺する銃声」とどっちが攻撃の的になるのか。

「人道的米兵」なら、幼児の泣き声より銃声の元に攻撃をかけるのが常識だ思うのだが。

「平和祈念資料館」に次のような日本兵と親子の像が展示されている。

≪ガマの中に避難している住民、泣く赤子の口をふさぐ母親、そして住民に銃口を向けて威嚇する日本兵≫

幼い子供の泣き声で米軍に所在を知られることを恐れて日本軍兵士は幼児を殺害したり、周囲の者に殺させたりしたとされる。

そして、サヨク学者は「集団自決という住民自殺は、ほとんど日本軍と住民が混在した地域で、起きている」と結論つけている。http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper11.htm

ところが実際は、軍民が混在した場所で「集団自決」のなかった場所は沢山ある。(慶留間島など)

逆に日本兵の居なかった壕でも「集団自決」が起きた例はある。(恩納村安冨祖の壕)3家族、12人が「集団自決」

サヨク学者は「軍民混在」を「集団自決」の根拠にして軍の命令の証明としたいようだが、実際に「集団自決」が起きたのは必ずといっていいほど米軍の猛攻があった場所で起こっておる。

米軍の攻撃のない場所では軍民が混在していても「集団自決」は起きていない。

「集団自決」は米軍攻撃でパニックが起きた結果だと想像され日本兵の存在とは関係なく起きている。

 

 >沖縄市平和ガイドネットワーク

終戦記念日の8月15日、NHKの「どうする、これからの日本」という討論番組を見た。

細かい内容についてのコメント避けるが、沖縄の「平和ガイド」と称する照屋氏が「軍隊は住民を守らない」を理由に一昔前の社会党の「非武装中立論」を叫んで失笑を買っていた。

どうして「平和ガイド」をする人は「プロ市民」が多いのだろう

hisi照屋(男)67才 平和ガイド
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2005/kiji/11/1004.html

NHKの「どうする、これからの日本」抜書き
「私は憲法改正する皆さん方の発言聞いてますと、国は軍隊があれば守れると思っていらっしゃるわけですよね。そこに流れているものはですね。しかし私は沖縄に住んでみて、たとえば壕、ガマというんですけれども、ここにおいて14才以下の子供たちが1万1103名の人がですね、壕を日本軍に提供して亡くなってるわけです。・・・・まず戦地において、軍隊が住民を守るという発想自体を私は今、問われていると思います。(略)

「私はですね、米軍だから人殺しをする、戦争をする、日本軍はしないとは私は思ってはおりません。軍隊がある限りね、この権力を持っているのはあなたじゃないですよ、国家権力じゃないですか。彼が使用するんですよ。その関係でね、軍隊を持ってはね、国は決して平和は守れないということなんですよ」(ぼやきくっくりさんより引用)

 

◆参考エントリ:太田中将自決の地「海軍壕」が「平和ガイドコース」から外れた理由

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コメント (1)

「尖閣問題」 中国の太平洋への野望は「ヤクザの輪張り争い」

2007-08-21 06:04:34 | 未分類

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尖閣諸島への出港中止 日中関係配慮?香港政府が船の登録証取り消す  
 
 尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する香港の団体「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」は20日深夜、香港政府に同団体が所有する漁船「釣魚台2号」の船舶登録証を突然取り消されたため、尖閣諸島上陸を目指して21日に予定していた出港の計画を中止すると発表した。

 詳細は不明だが、香港政府の決定には、今回の尖閣諸島への上陸計画が日中関係に悪影響を及ぼすことを懸念した中国政府の意向が働いている可能性がある。同団体は21日、香港政府に対する抗議行動を予定している。

 同団体は20日午後、メンバーら約10人が21日に香港を出港、24日朝に尖閣諸島周辺に到着するとの計画を明らかにし、最終準備を行っていた。(共同)

(産経新聞 2007/08/21 02:13)

                                             ◇

>今回の尖閣諸島への上陸計画が日中関係に悪影響を及ぼすことを懸念した中国政府の意向が働いている可能性がある。

当然の措置でしょう。

自国の行政管理地域に調査に向かった石垣市議を日本の海保は中国に気を使って妨害したのだ。

この連中の行動を中国政府が拱手傍観していたら、彼等が言う日中友好がまやかしであることを自ら認めたことになる。

この連中、台風の為、再三足止めを食っていたようだが、今度は中国政府が船籍抹消したのなら国籍不明船として撃沈したって文句も言えまい。


香港の団体、尖閣諸島へ21日出港(08/20 19:29)

≪上陸できた場合は「島が中国領土であることを示す石碑を建てる」ほか、周辺海域に中国国旗の付いた約百個のブイを放つ計画もあるいう。船は当初12日に出発、15日に上陸する予定だったが、台風8号などの影響で2回計画を延期した。(共同)≫(2007/08/20 19:29)

中国としては太平洋への出口を日本列島、そして台湾近くまで続く沖縄先島諸島で封鎖されているのが我慢ならない。

200海里を気にせず、太平洋に進出するには対岸の大親分に、「お互いに縄張りを東西に分けましょう」と一応仁義を切らねばならなかった。 

中国、太平洋の東西分割提案か 米軍は拒否

17日付の米紙ワシントン・タイムズは、キーティング米太平洋軍司令官が最近訪中して中国軍事当局者と会談した際、中国側が、太平洋を東西に分割し東側を米国、西側を中国が管理することを提案したと報じた。米側は拒否したという。提案の詳細には触れていない。

 米太平洋空軍のへスター司令官は「空間を誰にも譲らないのが、われわれの方針だ」と記者団に述べ、西太平洋地域を米軍の影響下に置く必要性を強調した。

 米政府内の親中派の間では提案に前向きな受け止めもあったが、国防当局は西太平洋の覇権を中国に譲り渡す「大きな過ち」だと主張。日本などアジアの同盟国との関係を台無しにしかねないとして断ったという。(共同)(産経新聞 2007/08/20 01:05)

                     ◇

>、中国側が、太平洋を東西に分割し東側を米国、

>西側を中国が管理することを提案したと報じた。

まるでヤクザの縄張り争いの発想だ。

福岡の親分衆のようにドンパチ騒動をする気はないようだが、得意の外交戦略で対岸の親分に“出来ない相談”を持ちかけて、想定どおり断られたら、

「では台湾のシマには目をつぶれ」とアメリカへの意思表示するのでしょう。

台湾を名実ともに自分のシマにするため米国へ仁義を切ったつもりなのでしょう。

台湾を手中にすれば、太平洋への出口は確保できる。

今回の香港の団体への船籍剥奪という、これまでにない強硬な措置も、日本にも「台湾には目をつぶれ」と言う意思表示のつもりかも知れない。

だが、今回の中国政府の香港の団体への措置は当然であり、日本としては何もこれに負い目を感じる必要はない。

尖閣諸島は紛れもなく日本の領土であり、沖縄のサムライ仲間市議の尖閣視察は当然の行為である。http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/b805251ba9e53de979924e
8865f9ae06

むしろこれを妨害した海保の行動こそ責められるべきである。

 

【追記】 

◆参考:漢級原子力潜水艦領海侵犯事件

2004年(平成16年)11月10日に発生した、中国人民解放海軍漢級原子力潜水艦石垣島周辺海域を領海侵犯した事件である。日本政府は、海上自衛隊創設以来2度目となる海上警備行動を発令した

この領海侵犯事件の背景には、中国の外洋志向がある。中国海軍は、将来的に大洋艦隊を創設することを目指しており、その際に国益を維持する制海権を握るラインとして、「第一列島線」、「第二列島線」を設定した。これまでの中国海軍は、沿海海軍に過ぎなかったが、台湾有事の際にアメリカ海軍の空母機動艦隊や原子力潜水艦を足止めする海域として第一列島線を考えており、(今回は逆に米原潜に追尾されて能力の違いを見せ付けられた形だが)「第二列島線」の米原潜基地 グアムへも偵察活動を意図するようになった。

しかし、中国海軍の第1列島線を突破できる海峡は、大隅海峡、奄美大島~宝島、沖縄本島~宮古島、与那国島~台湾、及び台湾海峡の5箇所である。しかなく、この海峡は日米の哨戒監視網で常に監視されているため、中国海軍の潜水艦が秘密裏に外洋に出るためには、沖縄本島から宮古島周辺にかけての比較的警戒範囲が広く警備の手薄になりがちな海峡に侵入するしかない。そのため、沖縄近海では、中国の海洋調査船が、海水温の分布や海底地形を探査するために、日本政府に無断で日本の排他的経済水域内での海洋調査を続けており、日中政府の懸案になっている。

さらに最近では、東シナ海に敷設されているといわれるアメリカ海軍のSOSUS網を解明するため、時折潜水艦による威力偵察まがいの活動が見受けられるが、それらはすべてアメリカ海軍嘉手納基地のP-3Cによって封殺されていると言われる。

中国海軍の能力は高く、今回の事件でも、追尾を交わすために巧みな操艦術を見せており、中国海軍が東シナ海の詳細な海洋データを蓄積していることを見せ付けた。そのための浅海域の調査を中国は10年以上前からおこなっているが、その成果がここに結実していると見られる。ただし、中国潜水艦が使用している海図は、海上保安庁が作成したものである。

漢級原子力潜水艦は静粛性が低く水中雑音が大きい為に米軍と自衛隊に常にマークされており、1960年代末に設計された同級の性能に問題があったとみなされた。冷戦時代は米ソとも相互の原潜基地を自軍の原潜で監視したし、中国海軍もその段階への成長を意図しているようだが、1960年代末設計の老朽漢級原子力潜水艦では、やはり無理があったといえるだろう。(ウィキペディアより抜粋)≫


尖閣、魚釣島へ石垣市議上陸試みる! 国が実力で阻止!

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防衛庁騒動その2  沖縄の視点 「人命かジュゴンか」

2007-08-20 18:26:09 | 未分類

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防衛大臣と防衛事務次官の確執は米軍基地を抱える沖縄に微妙な影を落とす。
「普天間基地移設」で政府案を強引に推し進める事務次官。
だが、強引さでは大臣も人後に落ちない。 
その一方大臣は環境大臣当時、何度も沖縄を訪れておりサンゴやジュゴンの保護にも関心を示した。
それに沖縄発の「かりゆしウェア」をクールビズに取り入れた功労者でもある。
さて、「人命かジュゴンか」という究極の選択が県民に突きつけられる。

琉球新報 金口木舌 2007年8月19日掲載  
 霞が関に不文律は多い。事務次官は1年半から2年で交代するというのもその1つ。その次官を4年続けた防衛省の守屋武昌氏は異例中の異例といえる
▼とにかく騒動の多い役所だ。2003年夏、ある醜聞が週刊誌をにぎわせた。新潟で地震があった際、政府の危機管理の一翼を担う防衛施設庁長官が地震の一報を受けても酒席から去ろうとしなかったというものだ。その夏の人事で次官候補だったその長官は退官し、守屋氏が事務次官となった
▼その守屋氏が次官就任時の石破茂大臣と反目していたことは有名な話だ。当時、ある幹部に「あの2人はなぜ反りが合わないのか」と尋ねたが、その答えがふるっていた。「君、官僚みたいな政治家と政治家みたいな官僚が合うわけがないだろう」
▼今の小池百合子防衛相とも当初から溝がささやかれた。逸話の多い大物次官だから今回の騒動もさほど驚かない
▼その小池氏も普天間移設の環境影響評価方法書を一方的に地元に送り付けたのだから、基地移設の強引ぶりでは豪腕守屋氏と五十歩百歩だ
▼沖縄の反発をよそに政治家と官僚がメンツをかけて繰り広げる騒動。地元の意向を無視した今の米軍再編を象徴しているようにも思える。 (8/19 9:45)

                      

普天間移設の環境影響評価方法書を一方的に地元に送り付けたのだから、

一方的と言うが、書類を送るのに一方的も何もないと思うのだが・・・。

送った「環境影響評価方法書」をこれから検討して欲しいということでしょう。

>地元の意向を無視した今の米軍再編

米軍基地に反対する気持ちは分るが、基地公害を補償するといったら最終的に金で解決するのはやむを得ぬこと。

米軍再編に協力的な自治体に交付金を出すということは、「金でほっぺたを叩く行為だ」といわれても

交付金を条件闘争の手段にしていたのは沖縄の斯く自治体も同じこと。

米軍再編法 交付金、防衛相の裁量  。「協力する自治体には金を出す」これは原発基地も米軍基地も同じこと。

金での解決は結局はやむを得ないことなんでしょう。

 

小池防衛大臣と守屋事務次官の確執は両者とも沖縄に御馴染みの人物にも関らず、地元の報道は静かなものだった。

何しろ守屋次官は4年も米軍基地に関って来ているし、

小池大臣は沖縄担当大臣を二度も務めている。

又米軍基地とは対極の地位の環境大臣も勤めていた。

その時は沖縄の「プロ市民団体」から珊瑚やジュゴン保護の陳情も受けていたのだろう。

その両者の痛み分けの様相を見て、満を持したかのように昨日になって地元両紙が社説で取り上げた。 

新報は上記の通りコラムのオマケまでつけた。

だが「防衛省事務次官の人事は沖縄にとっても人ごとではない」(タイムス)と言う割りには内容に乏しい。

新報(8・19 ) 防衛次官に増田氏 頭越し基地政策の転換を  
≪ 新次官と防衛相にはあらためて要求したい。V字案にしろ修正案にしろ、地元をないがしろにして事は運ばない。さらに、日米合意に固執することなく、県外移設の可能性も模索するべきだ。≫

タイムス(8・19〉 防衛次官人事 負担軽減目指せる配置か 
≪普天間飛行場の危険性除去を含む負担軽減は喫緊の課題だが、実際には地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の嘉手納基地配備や金武町キャンプ・ハンセン内への新たな射撃演習場建設計画など軽減より先に負担の方が増している。新次官にはこのような沖縄の現実を直視してもらいたい。≫

住宅密集地に隣接する「普天間基地」の移設が緊急の課題であることは、両紙とも承知で発言しているはずだ。

普天間基地が危険なことは、沖国大の「ヘリ墜落事故」で証明済みのはず。

ところが「日米合意に固執することなく、県外移設の可能性も模索するべきだ。」(新報)だとか

実際には地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の嘉手納基地配備や金武町キャンプ・ハンセン内への新たな射撃演習場建設計画など軽減より先に負担の方が増している。」(タイムス)のような、

むしろ「普天間移設」を意識的に遅らすような主張をしているのは地元マスコミではないのか。

直接行動としては、マスコミに連動して辺野古でピケを張って「ジュゴンを護れ」と騒ぐ「プロ市民団体」が「普天間移設」を妨害しているのではないのか。

だが、結局は危険に晒されている住民が大事なのか、それともジュゴンが大事か、と言う究極の選択を迫られているのは県民なのだ。

「基地は全て県外に移設せよ」という「民意」を勝ち取った糸数議員。

この主張は現時点では実行不可能。

「ないものねだり」の駄々っ子発言に過ぎない。

 

◆参考エントリー:

ジュゴンはどっちの味方?

海自動員 威圧ではない 調査員の生命を護

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「台湾が親日的なわけ」 親台湾番組「あいのり」に重大な誤謬

2007-08-20 12:11:18 | 外交・安全保障

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                                               ◇

似たような境遇にありながら韓国が反日の塊であるのに対し,

台湾は世界でもっとも親日的な国。

現在、中国との関係で微妙な立場にあるが最近国連加盟を申請し、事実上の独立宣言をした。

日本のマスコミは中国に遠慮して国際スポーツ大会などでも「チャイニーズ・タイペイ」と奇妙な呼び名を使ったりしている。

日本のマスコミの中でもフジテレビは比較的台湾に理解を示す番組を報道しているはずなのだが・・・。

フジテレビの「あいのり」という番組で日本の若者の台湾訪問記を報じた。

その中で、台湾人が親日的な理由をビデオを使って分りやすく解説している。

特に、台湾人のおばあちゃんに流暢な日本語で「日本精神をしっていますか」と聞かれて戸惑う日本の若者の姿には思わず苦笑させられた。

かつて台湾に日本精神を教えた日本人が、今では日本が台湾に「日本精神を学ぶ立場にあると。

これは最近来日した李登輝元総統の古武士を思わす言動にも言えることだ。

ところが親台湾の感情一杯のフジテレビ「あいのり」の番組に思わぬ瑕疵があったことをアイデンティティに敏感な台湾人は見逃さなかった。

「あいのり」の映像
http://www.youtube.com/watch?v=BHoWz2TipDk

早速台湾政府がフジテレビに抗議をした。

                    ◇

日本精神:フジテレビ あいのりHP

この日メンバーが向かったのは台北から1時間の場所にある『大渓』。やってきたのはとある公園。すると・・・


モリケン「燈籠だ」

グラさん「てかなんか日本ぽい感じの」

鉄平「えっ?なんで日本の神社がここにあるの?」

林さん「ここは昔日本人が造った神社があった場所 その後中国人に壊されて 今これしか残っていない」


さらに奥に進むと日本式の木造の古い建物。そして瓦屋根。すると・・・


おばあさん「こんにちは」

メンバー「こんにちは」

おばあさん「日本の方ですか?」

メンバー「はい」


一人のおばあさんが日本語で話しかけてきた。 実はこれまでも「コンバンワ」「オソナエモノ」たくさんの日本語をしゃべる台湾の人たちと出会ってきた。


グラさん「日本の方なんですか?」

おばあさん「いいえ 台湾人です」

モリケン「台湾の方で」

おばあさん「はい はい」


しかし、おばあさん「私は李という者で日本の名前は樺島です 日本人大好きです 今でも心の中では日本人だと思っています」自分のことを日本人だと思っているというおばあさん。これは一体、どういう事なのか?

 

あいのり講座・日本人大好き台湾の謎~

 19世紀末、日本は日清戦争に勝利。清の領土であった台湾の統治権を得た。これ以降およそ50年間台湾は日本の植民地となったのだ。日本がとったのは同化政策。つまり台湾を完全に日本化しようとする政策である。
 台湾人の名字も日本名に。教育も日本語で行い、台湾人を日本人にしようとした。さらに、生活のレベルを日本と同じにするため様々なインフラを整備した。台湾の南北を結ぶ縦断鉄道を建設、広い道路を造り上下水道を街中に整え大きな病院も造った。それらは当時の日本よりも優れた設備だった。
 当時貧しさと闘っていた台湾の人たちの生活はどんどん改善されていった。日本の取った同化政策が結果的に台湾を豊かにしたのだ。

 

 李さん「日本人の方はね台湾に来て いろいろ建設しましたよ みんな日本のおかげですよ 日本(時代)の時は 日本の正月迎えます 玄関の前にね 門松を立てて

モリケン「あぁ 今も」

今もある?そしてあの国旗も掲げます」

 

そんな平和な台湾に激動の波が押し寄せる。1945年第二次世界大戦に敗れた日本は再び台湾を今の中国へと返還しかし、当時の中国は二つに割れていた。毛沢東率いる共産党と蒋介石率いる国民党。毛沢東の勢力に負けた蒋介石は大陸中国を追われ台湾を統治。独立国を宣言して、国連に加盟した。

 遅れること26年、1971年に国連が大陸中国の加盟を承認し、アメリカや日本も賛成。これに納得のいかない台湾は国連から脱退。このとき以来台湾は国際的には、中国の一地方として位置づけられてしまった。しかしその後台湾は、めざましい経済発展を遂げた。
 その礎を築いたのは日本だと考えているため台湾には親日的な人が多いのである。

 

モリケン「日本人に対する恨みは何もない?」

李さん「ないです 皆日本慕ってますよ あの恨んでないですよ」

ねこ「自分は日本人?それとも台湾人?中国人?どの国?」

李さん「みんな今はね中国人とは思わない台湾人 だけど心の中ではまだ日本人みたいですよ みたいに思っています みんな日本時代はもうとても教育も受けてよく教えてくれた 日本精神をね みなさん日本精神わかる?日本精神というのは義理堅い 真面目 勤勉であって 台湾人は日本人よりも日本精神を守っているそうです

メンバー「ははは」

李さん日本を大事にしてください 私達の好きな日本をね そして日本と台湾の架け橋の新しい方になってください

モリケン「はい」

李さん私もとても期待しています やっぱり日本人が好きだから・・・」

 

日本人以上に日本を大切にしている台湾の人達。日本が承認している世界の国は191カ国。その中に台湾は入っていない・・・

                    ◇

日本は再び台湾を今の中国へと返還。

>このとき以来台湾は国際的には、中国の一地方として位置づけられてしまった。

「日本人以上に日本を大切にしている台湾の人達」に感謝のつもり番組構成だったが、スタッフの不勉強のために折角の番組が台無しになってしまった。 

フジサンケイグループは「カイロ宣言」を勉強しなおすべきだろう。

◆参考エントリ:

産経新聞と「台湾の声」との「カイロ宣言」論争。

「カイロ宣言」は幻か

                     ◆

台湾政府がフジに訂正を要請

                     台湾の声編集部

8月13日にフジテレビが放映したバラエティ番組「あいのり」が、日本が中国に「台湾を返還」したと解説したが、実際にはそのような事実一切なく、視聴者に台湾が中国領土であるとの誤認識を与えるだけの重大な誤りである。

すでに台湾の政府当局もその表現の訂正を求めている。

フジテレビには番組中、誤りの訂正を行うことを期待する。

                     ◆

「台湾返還」は事実ではないーフジテレビに訂正要求を

                      台湾の声編集部

フジテレビが8月13日に放映したバラエティ番組「あいのり」が、日本が中国に「台湾を返還」したと解説したことはあやまりであり、台湾を中国の領土とする中国の宣伝そのものだった。

この問題で同局視聴者センターは「訂正をするかしないかは、番組担当者が決める」として、その結果は「番組を見てもらうしかない」というだけだ。番組担当者への電話の取次ぎも一切拒否の構えである。

そこで「番組担当者の良識に期待したい」といいたいところだが、昨年の台湾国旗誤報事件(台湾の旗として中国国旗を映し出し、訂正を拒否した)もあり、楽観視は禁物だ。

そのため同局に対して「13日の『あいのり』での「台湾を返還」との歴史解説は事実に反するので、放送法に従って訂正を」との要請をお願いしたい。

訂正要請先:フジテレビ

視聴者センター 03-5531-1111
番組への意見 http://wwwz.fujitv.co.jp/ainori/index.html

【検証】フジテレビの人気番組「あいのり」の台湾知識 8/15
http://www.emaga.com/bn/?2007080046769915002671.3407

                                           ◇

下は読者の方の訂正要求文です。

                     *


大阪在住学生 ウェブネーム靖田國雄

ナレーション、無知な日本人はともかく、李さんのお話には感動いたしました。涙せずにはいられませんでした。
無知な日本人の愚かな誤解を恥ずかしく思います。
台湾の皆さんに不愉快な思いをさせてしまってすみません。恩をあだで返すようなあるまじき行為です。
私も抗議させていただきました。

                     *

番組スタッフの無知を露呈していますね。全く情けない話です。あれで台湾を紹介したつもりになっているんですか。それともわざとですかね。だとすれば論外です。番組スタッフは日支人ということですね。

当たり前ですが、大虐殺者蒋介石は台湾人では有りません。中国人です。中国人と台湾人は異民族です。民族性のみならずDNAから言っても断じて同一民族では有りません。

台湾が国連から脱退したのでは有りません。蒋介石の亡命政府が蒋介石のわがままによって脱退しただけです。当時の台湾は蒋介石政権の植民地支配を受けていただけです。因みに日本の統治が植民地であるか否かははっきり分かっていません。黄文雄先生のように植民地説を否定する方もいらっしゃいます。

それに、台湾を紹介するのであればなぜ228事件を紹介しない。お話になりません。

李さん、台湾の皆様に失礼です。きっと番組をご覧になられたら失望されることでしょう。


                       *

『あいのり』は、せっかく いい切り口からの台湾報道だったのに、誤報が含まれて残念でした。

台湾政府の訂正要求に、局としてどう対応するのでしょうか。
〔台湾は国じゃないから〕という理屈をつけて、無視を決め込むつもりなのか・・・。
取り急ぎ、フジテレビに訂正を求めるメールを送りました。

事実と違う報道は訂正しましょう!

8月13日に放映された『あいのり』は、台湾と日本が50年間の歴史を共有した間柄であることを日本の若者に知らせるのに有効だったと思います。
ただし、番組の中で、第二次大戦に敗れた日本が、台湾を「中国に返還した」と説明されていた部分は、事実に反します。重大な虚報です。
正しくは、「台湾の領有権を放棄した」のであって、台湾の帰属先はその時から現在に至るまで、いまだ何も決まっていません。
日本に割譲される前の帰属が清国だったからといって、「放棄」した土地が中華人民共和国に「自動的に戻る」道理はありません。
強いて言えば、民族自決権に従って、台湾人の皆さんが決めることです。
(台湾人の皆さんは、おそらく「どこにも帰属しない。台湾というひとつの国だ」とおっしゃると思いますが・・・)

香港の場合は、イギリスが租借をしていた地域なので、"返還"で正しいのですが、台湾の場合は事情が違います。

中華人民共和国は、一度も台湾を統治したことがなく、台湾に今も数100発のミサイルを向け、さらにその数を増強させています。
貴局が解説したとおりすでに中国領なら、そんなバカなことをする必要がどこにありますか?

台湾に関する報道は、サンケイ新聞の姿勢が一番公平で事実に近い印象を持っています。フジサンケイグループの貴局が、中国寄りの偏向報道をされるのは理解に苦しむところです。
放送法に従って、適正に訂正されるようお願いします。
2007.8.18 (匿名)

 

                    *

番組”あいのり”に訂正をお願いしておきました。

出た人は声の感じからして若い人、対応は丁寧。
小生も怒鳴ったりしていません。
本名は名乗っています。

1/日本は返還していない
放棄したのみ

2/日米も蒋介石にとどまる様に説得したのに
勝手に出ていったのは蒋介石ひきいる中華民国国民党政府
”台湾”を追い出したのではない

訂正については今のところ回答はできないということですが
朝日やTBSと違って天下のフジテレビさんなのだから
なんとかしてほしい
フジサンケイは一番台湾を理解しているはず

佐藤雅彦

                    *

 

【追記】那覇空港で中華航空機(台湾機)が炎上

<電子号外>那覇空港で航空機炎上

 

 

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コメント (4)

防衛省の確執は「平成版226事件」だ!

2007-08-20 06:59:15 | 県知事選

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小池防衛相、去就に注目 擁護論と批判 どうする首相  
 防衛省の事務次官人事をめぐる混乱を受け、27日の内閣改造での小池百合子防衛相の去就がクローズアップされている。政府・与党内では、人事に抵抗した守屋武昌事務次官への批判とともに小池氏の擁護・留任論が強まっているが、防衛省内では根回しなど地道な作業を不得手とする小池氏に懸念の声も出ている。秋の臨時国会ではテロ対策特別措置法の期限延長という重要課題を抱えるだけに、安倍晋三首相の決断が再び問われる。

 自民党の中川秀直幹事長は19日、テレビ朝日の番組で内閣改造に関し、「小池氏を切れば、事務次官の抵抗に負けて閣僚を代えたことになり、おかしくなる」と述べ、小池氏を続投させるべきだとの認識を示した。

 中川氏は「辞める次官の抵抗が最大の問題だ」と守屋氏を批判した。石破茂元防衛庁長官も同日のフジテレビ「報道2001」で、「人事権は大臣が持っている。事務次官も自衛隊員であり、たとえ不服があったとしてもシビリアンコントロール(文民統制)に服さなければいけない」と指摘。小池氏が当初、西川徹矢官房長の次官就任を内定した人事について「ある意味でよく考えている人事なのかもしれない」と評価した。

 就任後2カ月足らずの小池氏が今回の改造で交代すれば、人事権を持つ閣僚が、官僚の抵抗による混乱の責任をとらされたとの印象はぬぐえない。ただ、小池氏の手法には批判もある。

 小池、中川両氏が所属する自民党町村派の森喜朗元首相は17日のテレビ番組で「自分でもう切腹しようとしている人(守屋氏)を後ろから切りつけた感じがする。あまりいいことではない」と指摘。自民党の舛添要一参院政審会長も18日、「(省内の)人間関係をよく知っている人が大臣でなかったからこういうことが起きた」と述べ、小池氏の防衛相起用に疑問を呈した。

 防衛省のある幹部は守屋氏の退任を「重い積乱雲が消え、青空が広がったような感じだ」と話す。しかし、「小池氏はテロ対策特措法の延長に反対している民主党の小沢一郎代表を批判しているが、外に出てペラペラしゃべっていれば法案が通るほど甘くはない」と、小池氏の手腕に懸念も示す。

 守屋氏の後任に決まった増田好平人事教育局長も、“ぶっつけ本番”で臨時国会に臨むことになる。小池氏が留任した場合、テロ対策特措法延長に向けた省内の結束が急務となりそうだ。

(産経新聞 2007/08/20 01:10)

                      ◇

参院敗北で一つだけよかった事は中川(女)が早々に辞任したことだが、次の発言には賛成する。

 「小池氏を切れば、事務次官の抵抗に負けて閣僚を代えたことになり、おかしくなる」

石破元防衛庁長官の次の発言も的を射ている。

「人事権は大臣が持っている。事務次官も自衛隊員であり、たとえ不服があったとしてもシビリアンコントロール(文民統制)に服さなければいけない」 

「文民統制に服すべきだ」石破氏が防衛次官を批判(08/19 11:28)  
                                        

                     ◇

 

小池防衛大臣と守屋事務次官の確執を小泉内閣時の田中真紀子外務大臣と外務官僚に例えるものがいる。

女性が大臣というだけで、二つの「事件」は全く似て非なるものだ。

事務次官も自衛隊員であり、たとえ不服があったとしてもシビリアンコントロール(文民統制)に服さなければいけない」

忘れたはならないのは防衛事務次官は自衛隊という官僚機構のトップであり、防衛大臣はその官僚機構を統括する最高責任者であることだ。

話を分りやすくしよう。

戦前の陸軍省の陸軍大臣は、ある時期から現役の軍人が勤めるようになった。

陸軍大臣は国会でも御前会議でも軍服を着用して、軍人であることは一目瞭然だった。

戦後、陸軍省に変わる防衛省は文民統制の原則の下、軍服ならぬスカートをはいた防衛大臣まで登場した。

防衛事務次官は背広を着用の文民であることは大臣と同じであるが、武力集団自衛隊を統括する官僚機構のトップには違いない。

軍服が背広に変わったことで問題の本質を見失ってはいけない。

事務次官も自衛隊員なのだ。

事務次官の大臣への反抗は、戦前の陸軍官僚の陸軍大臣への反抗と同じである。

他の省では反抗だが、防衛省ではこれが「反乱」にもなる。

ここでは小池大臣の「指揮」の内容の是非は別次元の問題で、防衛官僚のトップが上司である防衛大臣の指示に逆らったことが問題なのだ。

この悪しき慣例が防衛省に蔓延したら、自衛隊の現場でも上司の意見に反抗し、実力行使に出るものが出ないとは言い切れない。

そうなれば、まさしくクーデターであり、「平成の226事件」にもなりかねない。

重武装をした自衛隊員が事務次官質に乱入して、「次官殿、問答無用です」と叫んで機銃掃射をしたらどうします、守屋次官。

ところで真夏のクーデターを止めるどころか、それに油を注いだ男塩崎恭久。

教育ママが彼の経歴を見たらよだれを流すだろう。

都内有数の都立の進学校、新宿高校卒から東大へ進学。

高校時代に米留学、そして日銀就職。 

日銀在職中にハーバード大学大学院を終了している。英語も堪能な絵に描いたような「偏差値コース」だ。

彼の職務は内閣官房長官。 

だが安倍内閣の大番頭で、官邸に在って「事務次官の反乱」を抑えるべき立場のこの男の態度は一体何だ。

「次官指名の手続きがどうだらこうだら」。

そんなことは些事末梢のお役所の事務手続き。

わざわざ記者会見で記者の前で発表し話題に飢えたマスコミの餌になる必要はなかった。

守屋次官が官邸に告げ口に来たら、

「立場を考えろ! 相手は直属の大臣だぞ。 無礼者下がれ!」

これで、すべて解決していたはず。

もう一度言おう。 

ここで小池防衛大臣の人事の是非は別の問題なのだ。

ここで安倍首相が「お友だち」の顔を立てて小池大臣も同時に更迭しようものなら事実上安倍内閣は「反乱」を是認したことになる。

 

クーデター勃発?それとも「沖縄密約」?  防衛省の内紛 

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コメント

「尖閣諸島」自国の領土視察を妨害する海保 【追記】沖縄のサムライ

2007-08-19 14:22:10 | 未分類

尖閣、魚釣島へ石垣市議上陸試みる! 国が実力で阻止!

 以下は上記エントリーの続きで「主権回復を目指す会」よりの引用です。

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【追記】沖縄のサムライ 仲間均議員のHP http://www.thida.net/nakama/

                    ◇

 

海保が尖閣諸島視察・上陸に不当な臨検・拘束

<仲間 均(石垣市議会議員)が語る領土放棄の現状

 

 

代表 西村修平

【聞き手 西村修平】

>主権回復を目指す会は月に二回から三回、内輪の会で勉強会を開催していますが、今日は石垣市議会議員の仲間均議員に来て頂きました。仲間議員は先ほど七月三十日、尖閣諸島を視察されましたが、今日はこのことでお話しして頂きます。仲間均議員は平成六年に石垣市の市議会議員に当選されて、翌七年に早くも我国の固有の領土である尖閣諸島に上陸し、日本の主権を訴えるためにこれまで十三回の視察、上陸を行いました。そして我国固有の領土を広く日本国民に認識させるための活動をして来ています。この度七月三十日に石垣港から出航された視察の模様について、主権回復を目指す会の勉強会でこの話をして頂きたいと思います。仲間議員、よろしくお願いします。

 

【二十四時間、海保に監視される異常】

仲間:尖閣諸島は五つの島と三つの岩礁からなっております。石垣市の行政区域として明治十七年に古賀瀧四郎という方が調査探険をして、そこで生計をたてながら、明治二十八年に政府が閣議決定をして我国の領土となったわけです。しかしながら今は、近隣諸国との摩擦を生じさせないという理由で、国はそこへ近寄らせない、上陸させないということになっておりますが、石垣市の地元の議員として上陸してしっかりとした視察を行い、調査をしていくなかで国に、議員としての立場から進言をしていきたい信念でこれまで活動を展開して来ております。

 

>仲間さんは二十四時間、常に海上保安庁から監視されていると伺っていますが、それはどういうことなのでしょうか。

仲間:海上保安庁というのは(国民を)近寄らさない、近づかない、近づかせないという方針です。この方針は我が国の外務省の考え方に添った方針であって、海保はそれに従っています。近隣諸国と摩擦を生じさせないというのが国の考え方ですから、当然そういう(摩擦を起こす)活動をする私は、目の上のタン瘤ですから近づけさせないということで、監視をされているのではないかと思います。

 

>七月三十日午前八時に石垣港を出港されたわけですが、海上保安庁の船舶は密着して仲間さんの船を追跡して行ったわけですね。

仲間:何故午前八時にしたかというと、いつもは朝方あるいは夜中の十二時から午前二時にかけて出航するのですが、今回は非常に厳しくて、海上保安官が船の前に車を止めて警備をしており、二十四時間見張っているものですから直接船に乗れない。私が乗ろうとすると体をロープで縛って阻止しますから、私は別の所で待機していていました。四人だけ乗った船が石垣港の別の場所に私を迎えに来てくれ、その船に飛び乗って尖閣に行ったということです。

 

>なるほど、つまり相手を播くためにおとり船を使った訳ですね。今回、海上保安庁から尖閣諸島の領海の近辺で臨検を受けて上陸を阻止されたということですが、海上保安庁はどういう口実、理由でもって仲間さんの市議会議員としての視察を阻止したわけですか。

仲間:理由は「市議会議員だから漁民ではないですよ」ということです。私は、今回は漁労の調査、どのような魚がどれくらい採れるのかという漁労の目的と、島々の調査を考えていたのですが、尖閣諸島というものは中国との摩擦が非常に多い所で近隣諸国との摩擦を(外務省が)気にする所ですから、そういうところから上陸をさせないということで国が動き出したのだと思いますけどね。

 

【上からの命令が上陸阻止の理由】

>抽象的な理由で近隣諸国と摩擦を避けるということは分かりましたけれど、具体的に個別などのような理由と状況のなかで仲間さんの上陸を阻止したのですか。 

仲間:二十海浬(三十七㎞)までは遊漁船としては認めますが、私は議員ですから二十海里を過ぎたら遊漁船ではないから「船舶安全法違反」で逮捕しますよということです。

 

>そうしたら、漁民ならば上陸できるということですか。

仲間:私は漁民として魚釣りも出来るわけです。漁民として魚釣りにも行きますけれど、議員としての立場もありますから、調査権もあるわけだから島の上陸も出来るだろうと私は思っているわけです。

 

>勿論仲間さんは論理でもって抗議したと思いますが、その整合性ある議論のまえで海保はどのような対応をするのですか。

仲間:彼等は「上からの命令ですから」としか言いませんが、外務省の強い圧力があるとはっきり言っています。

 

>当然、外務省は政権・政府を構成する省でありますから、内閣のトップからきていると理解していいですね。

仲間:実質的には、そこ(尖閣諸島)に上陸を認めないということは内閣の参事官から出ているという文章も読みました。その流れとして近隣諸国との摩擦を生じさせないというのが本音だと思いますよ。喧嘩をしたくないんだと、触らぬ神に祟りなしで、静かにしてくれ、というのが本音だと思うんです。

 

>政府の本音を拡大解釈すれば尖閣諸島だけではなく、近くの細かい島々までに支那が「これは我国の領土だ」と言う事態になった時、日本は摩擦を回避しては実質的に支那の意向に添って、国家主権を行使しないという肥大した解釈がどんどん広がっていく可能性がありますね。

仲間:それとは違うと思うんですね。昭和四十七年に中国船が百五十隻位来て「これは中国のものだ」と言って騒いだことがあります。その時に小平が「これは我々の時代には解決できないよ。孫の時代に解決しようじゃないか」ということが、今回その孫の時代になってきているんです。そういうことを勘案して、国は(解決しないで)そのままにしておこうというのが本音じゃないかと思うんです。しかし私からするとやっぱり自国の領土領域、しかも石垣島の行政区域、そこに石垣市の議員が上陸して、領海において漁労の調査をするのが何故悪いのかと思うんですよね。

 

【逮捕もしないシナ人の不法上陸】

>数年前に支那、香港、台湾の連中が尖閣諸島に上陸した時に日本政府は彼等を排除したが、その理由は何だったのですか。不法上陸だったのか、入管法違反だったのか。

仲間:上陸した時に入管法違反で追い返したということです。

 

>不法上陸ではなかったわけですか。領土侵犯は問わなかったのですか。

仲間:不法上陸ではなくて入管法違反です。そういうところは法治国家ですから、日本国家はしっかりと将来を見据えて駄目なものは駄目、いいものはいいとはっきり示さないと更に摩擦を生じる原因になるだろうと私は思いますけどね。

 

>あの時逮捕された支那人達は那覇警察署まで連行されましたね。

仲間:那覇警察署までかどうか分かりませんが、那覇に連れていってすぐ飛行機で追い返したと言っています。逮捕はしておりません。

 

>不法上陸を問わなかったのですね。その問題に関して石垣市の一般の方々の感情はどういうものなのですか。

仲間 矛盾を感じているところもあるわけですよ。しかし石垣市民と言うよりも日本国民が平和ボケしているわけだから、そういうことに対して無頓着であると。やっぱり国民が将来を見据えたしっかりした発言をし、確固とした態度をもって示していかないと、国や大臣に任せっきりではいかんと思うんですね。

 

>沖縄市議会では、百五十万円の尖閣諸島の調査費を計上したと聞いていますが。

仲間:一昨年平成十五年の六月市議会において、百五十万円の調査費用という形で市議会が議決をして予算が通っております。この予算がまだ生きておりますから、内閣府の方に上陸して調査したいと毎年要請文を出しているのですが、内閣府からは何の返事も未だに無いんです。

 

>石垣市が議会で予算を百五十万円承認して、それに基づいて石垣市の市議会議員が調査することに対して、内閣府に仲間さんを拘束する権限が法的にあるのでしょうか。

仲間:近隣諸国と摩擦を生じたくないということが根源にあるんですよ。

 

>一国民として到底納得できるような話ではないですね。

仲間:国はしっかりとした将来を見据えたことをやっておかないと本当になめられっぱなしではないかと思います。

 

【シナ人に有名な仲間均の愛国心】

>日本の中で、特に石垣市で尖閣諸島の問題を選挙公約の筆頭に掲げて戦っているのが仲間さんですが。

仲間:選挙でみんなが応援してくれるから議員になれるので、選挙に勝つためにやるのではなくて、石垣島の中にある尖閣諸島をどうするかです。私は尖閣諸島の中にある鰹節工場とか、今まで人が住んだ形跡とかを後世に残してもらいたいんですよ。それを文化財に指定するなど、そこに観光客を誘致してきちんと日本の領土であるということを見せないと日本国民は分からないのではないかと。今の国政の議員は尖閣諸島の現状の勉強を全くやってないんですよ。ですから自分たちの領土なのかどうかも分からない。ある議員が言っていましたが、「尖閣諸島は国際裁判に委るべきだ」と。それは出来ないんですよ。我々の行政区域に対して何故相手(支那)がそういう発言をするのか、国民の代表の議員が既に平和ボケしているのだと思っています。

 

>特に台湾人とか支那人は自己主張をしない人間を非常に軽蔑し、主義主張は異なっても自らの信念を訴え、主張をする人を高く評価すると聞きます。シナ、台湾、香港で仲間議員の名前は有名と聞きますが。

仲間:「愛国心があるのが仲間均」だという声は聞こえてきますけれどね。(笑い)それだけ日本国民の愛国心が遅れているのではないかということを示唆しているのじゃないかと思います。私自身が選挙に勝たしてもらったから、こうした活動が出来るわけですから、漁船の予算を計上したり、港湾の整備の予算を獲得したり、尖閣諸島に関してどうしたらいいのかと聞かれたりするわけですから、尖閣という領土の問題をしながら石垣市の行政区域のことをしっかりやっていきたいと思います。 

 

>海保の哨戒機は石垣島を出航するときからずっと追跡するのですか?

仲間:今回もそうだが、私が尖閣諸島周辺に来て、本船から無線で海保に連絡するわけです。そうするともう二十分以内に飛行機は上空に来ている。

 

>仲間さんの何を調べるのですか。場所は尖閣諸島に近付いた所で臨検するのですか。

仲間:臨検と言いまして船に何を積んでいるのか、どういう物を隠しているのか、我々が違法行為をしているのではないかということから、臨検しているわけです。魚釣島の約五キロ範囲内の所で拘束されましたから。その辺ですよね、自国の領土領海にいて何故拘束されるのかという思いを強くします。

 

【仲間議員を支える同志の不屈】

>仲間さんの船には他にどのような方が乗船しているのですか。

仲間:船の船長は吉浜善助さんと言って宮古の伊良部島の漁民の方で私の支持者であります。また川満康之さんという船長、私の秘書的な人。そういう皆さんが私をバックアップしてくれています。

 

>皆さんが仲間さんの主義主張に賛同されている、ある意味では同志ですね。

仲間 :同志でないとまず無理です。今回取調べを受けて、みんな五時間も海上で拘束されています。それで嫌気が差して止めると思ったら大間違いです。また行きますから。

 

>臨検・拘束の時、同船した皆さんの表情はどうですか。

仲間:やっぱり「又か、止めてくれ」というような顔をしていますね。でも海保は止めませんから。

 

>具体的に臨検は何時間くらい行うのですか。船の船長に一番責任がありますよね、船長に対する海上保安庁の対応はどういうものですか。

仲間:本船(巡視船)に船長を乗船させて五時間の取調べをします。

 

>船の上で五時間ですか。かなりの拘束時間だ。上陸の妨害、嫌がらせですね

仲間 :また石垣島に戻るとなれば、帰りは夜中ですから島も見えません。上陸どころか、あとは帰るだけになってしまうんですよね。

 

>仲間さんは民間人と違って議員としての資格、保護が与えられているから、かなり強気に海上保安庁の高圧的な脅しに屈しないで戦うことが出来ますが、一般の方はそうもいかないと思いますが。

仲間:脅されたらもう行かない人が多い。しかし川満さん、吉浜さんは脅されても「しようがない、行こうか」ということになります。

 

>こうした名もない国民、漁民が四、五人で仲間さんを支えている。ある意味で彼らが、日本の領土をシナの侵攻から守っていると言っても過言ではないと思うのですが、如何ですか。

仲間:私はそう思うのでなくて、石垣というのはあくまでも行政区域ですよ。中国とか近隣諸国と摩擦を生じる、生じないは私と関係ないわけです。私は普段通りに自分達の行政区域のことをしっかり調査してそれを国に進言するのが役目ですから、そういう思いはありませんね。

 

【仲間議員に寄せる市民の期待】

>平成七年から平成十九年にわたって十二、三年の間、石垣市の議員として尖閣問題を取り上げていますけれど、最初の上陸から今に至るまでご自分がやってきた活動に対して石垣市の人達の反応はどの様に変化して来ていますか。

仲間:良いとか悪いとかの評価はしません。役所の職員達からは「右翼だよ」という声もあります。市民の人達の中からでも「仲間は右翼だよ」という声も聞こえるわけです。しかし、領土問題をやるということに関しては殆ど右翼的だと思われます。右翼とは何を言うのか分かりませんが。でもそういう活動をしておかないと自国の領土、領海は守れないというのが私の信念です。誰に何を言われても自分の信念で活動を展開しなければいけないというのが私の信念なのです。

 

>しかし十年間以上この活動をやってこられた仲間さんですから、その思想信条に共鳴する人も増えているのではないかと思うのですが。

仲間:私は選挙の時には当然「次も頑張るからよろしく」と言います。自分の信念でもって当選させて頂いたらしっかりとこの問題をやっていくという思いです。ですから、当然一緒に領土問題をやろうという人が多くなってきました。今回で四回戦っていますが、ずっと票は増えています。下がったことはない。ですから評価はされているんです。

 

>勝手連的な仲間均を支援する組織はないのですか。

仲間:私には組織がありません。PTA活動をしたことがない、ボランティア活動をしたこともない、組織にいたことがないんです。ですから「おーい」「はい」の呼び掛けで選挙を戦っています。

 

>他の議員で尖閣諸島問題を沖縄の議会選挙に公約として掲げて戦っている人はいるのですか。

仲間:石垣市の市議会議員で尖閣を公約に掲げて戦っているのは私一人です。しかし最近では同志が少しずつ増えつつあります。議員としてこの問題を理解し、戦っている人はいます。尖閣諸島=仲間という、多くの支持者がいますので。

 

>十年間この問題を議会で戦ってきた成果は確実に出てきていますね。仲間均は石垣市の誇るブランドですね。(笑い)

仲間:尖閣諸島は石垣島の行政区域ですから、ブランド云々ではなくて、何故尖閣諸島をここまでやらなければならないかというと、私は石垣島を良くしたい。昭和四十五年から四十七年にかけてアジア機構委員会で調査した結果、そこには多くの石油が埋蔵されていることが分かった。我々の島の中で石油が出れば市民は豊かになります。税金だって出さなくていい。そういうことを私は心待ちにしているわけです。

 

>仲間さんは趣味でかなり空手をやっていますが。

仲間:空手は小さい時からやっています。

 

>空手の国際試合で海外に出る時に入国拒否にあったそうですが、具体的にどういうことがあったのですか。

仲間:尖閣諸島で平成八年から九年にかけて大きい騒ぎを起こしていまして、その時に台湾、フィリピン、シンガポールあたりから入国拒否がありましたね。

 

>その理由は何ですか。

仲間:そういう(右翼)政治活動家だと思っているんじゃないですか。スポーツと政治は違うと思っているんですがね。私は政治家でありながら空手を広める役目も持っています。沖縄の空手を世界に広く知らしめたいという考えを持っていますので。

 

【もはや否定できない領有権の放棄】

>今まで尖閣に上陸して罰金刑を受けていると聞きましたが、何回位払っていますか。

仲間:罰金は二回位受けています。この度の臨検での事情聴取は終わりました。しかし、これからは船舶安全法違反で検察庁に送る、検察官に呼ばれる、そこから始まります。しかし今回、罰金刑を受けるなら、こんな尖閣なんて中国にあげた方がいい。 

 

>今まで再三再四にわたって台湾、香港、シナの連中が上陸しています。しかしながら政府は、拘束しただけでそのまま熨斗をつけて帰していますよね。外国人が日本の領土に不法上陸して罰金も何もお咎めなしで帰されて、我国の国民が、しかも沖縄の市議会議員が自分の行政区域を視察して罰金刑を受けるのは既に尖閣諸島は支那のものだと客観的に認識していいのではないでしょうか。

仲間:それとこれは違いますからね。ただ日本国の領土だけれども近隣諸国との摩擦を生じさせない、そのために近づけるなよというのが国のトップの考え方だと思うんですよね。

 

>仲間さんは議員としての立場から、日本の行政トップの事情に配慮を示す表現をしますが、我々一国民からすれば、日本国民が自国の領土に上陸して罰金刑を受けて、支那人、台湾、香港の連中が不法上陸しても何のお咎めなしで帰されるのは、はっきり言って我々はこの尖閣諸島を日本が放棄したと解釈せざるを得ない。事実そうだと言っても差し支えないと私は思いますが、皆さんは如何ですか。

石垣市で孤軍奮闘している仲間均さんという議員がいるということを、日本中に知って貰いたい。日本の尖閣諸島の問題に対して一人でも多くの方々に関心を持って頂きたいと思います。(平成19年8月2日 )

 

尖閣、魚釣島へ石垣市議上陸試みる! 国が実力で阻止!

 
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次々出てくる証言者   「残忍な日本兵」、「人道的米兵」

2007-08-19 08:40:37 | ★集団自決

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                                               ◇


9月23日の「県民大会」が正式に決まった。

地元マスコミは一段落がついたように「集団自決」に関する報道は一時のような異常さは影をひそめた。

だが、琉球新報は17日よりウエブサイトには載らない特集の連載を始めた。

題して「史実継承 - 9・23県民大会への思い」。

そして次々と沖縄戦の証言者が登場し、62年前の悲惨な体験を語っている。

このまま9月23日の「県民大会」まで手を変ええ品をかえて、前宣伝して行くのでしょう。

で、昨日(18日)はその2回目。

「また戦争おこすのですか」

<教科書検定 よぎる疑問>

という見出しで、沖縄県議の安里進氏(67)が沖縄戦の証言をしている。

<安里さんは母ムタさん、兄智さん、(妹)美智子さんとともに、名護町幸喜の山中の避難小屋で戦時を過ごした。(略)

避難小屋では、日本軍が食料を奪いに来て、住民に銃口を突き付け「食料を出さんと殺すぞ」叫ぶ場面も目にした。

一方、祖父母が避難していた別の避難小屋では、祖父母の目の前に米兵はお菓子を二つ置いていった。

<「教科書は事実を述べてきたのに、なぜ今になって削除されるのか。又戦争を起こそうとしているのか」。

戦争がひしひしとにじみよるような恐怖の中「沖縄戦体験は本土とは違う。 それを知っている県民が総力を挙げてやらない(検定意見を撤回させないと)といけない」と力をこめる。>

 

筆者(狼魔人)は沖縄戦当時の昭和19、20年、沖縄には居なかった。

仮に居たとしても満年3歳の年齢では、後になっての親からの語り継ぎの間接的証言であり、本人の記憶による直接的証言は曖昧さを否めないだろう。

従って筆者は、これら(上記)沖縄戦の証言の真偽を語る立場にはない。

 

今更言うまでもないことだが、沖縄戦は日本とアメリカの攻防戦であり、山や地形の原形も留めぬ程雨あられと降り注がれた砲弾は、無差別攻撃をかけた米軍の艦砲射撃によるものである。

後に沖縄戦の象徴とも言われた「鉄の暴風」は、米軍の軍民を問わない無差別攻撃の結果であり、日本軍が住民にもたらしたものではない。

 

ところが、沖縄戦の証言には一定のパターンがある。

沖縄住民に危害を加えたのは米軍ではなく、日本軍であるという証言だ。

あたかも沖縄戦は日本と沖縄の戦いであり、米軍は沖縄を日本の侵略から救いにやってきた解放軍のようなイメージがマスコミでは報じられる。

沖縄を解放する為には沖縄戦は「しょうがなかった」といったアメリカのイメージ作戦の痕跡を今も引きずっている感だ。

そのためには「悪玉・日本軍」、「善玉・アメリカ軍」というイメージが分り易い。

そこで沖縄戦の証言では、ありとあらゆる日本兵の残忍非道さが語られる。

「集団自決」然り、「毒おむすび」、然り。

そして、・・・。

その残忍さを象徴するのが「平和祈念資料館」に立つ幼子を抱く母親に銃口を突きつける日本兵の像である。

>避難小屋では、日本軍が食料を奪いに来て、住民に銃口を突き付け「食料を出さんと殺すぞ」叫ぶ場面も目にした。

現在の価値判断では許せない日本兵の言動だが、このような事実があったと言う証言を否定できる根拠は持ち合わせていない。

沖縄戦は圧倒的物量と日本軍の五倍にも及ぶ動員兵力は戦前の沖縄の人口にも匹敵した大動員だった。

多勢に無勢。

作戦、戦略を云々する以前に勝負は目に見えていた。

だが、米兵員に比べて少ないとはいえ十数万人の日本兵が沖縄戦には参加した。

上記証言中の日本兵は、現在の価値基準では許しがたい。

だが、いかに軍律厳しき日本軍といえども、全国から集結した多数の日本兵の中には上記例のような強盗まがいの日本兵がいたとしてもこれを否定する根拠を持たない。

そして「残虐な日本兵」の対極として「人道的米兵」が決まって登場する。

>一方、祖父母が避難していた別の避難小屋では、祖父母の目の前に米兵はお菓子を二つ置いていった。

証言に登場する米兵のイメージからは、

軍民を無差別に撃ち尽くし焼き尽くしたあと上陸した残酷な米兵の姿も、

占領後米兵によって住民に加えられた残忍な犯罪の記憶も

綺麗に削除されている。

 

上記証言者の安里県議は二ヶ月前、「赤旗」でも証言をしている。

だが、その中には「人道的米兵」のおいしい部分は欠落している。

二ヶ月には忘れていた記憶を急に想い出したのだろうか。

赤旗「集団自決 軍の強制は事実」/沖縄県議会が全会一致/教科書修正容認せず [2007.6.23]

 

 

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国内紙にも「虐殺五輪」が登場!

2007-08-19 05:41:38 | 未分類
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 ◇中国に圧力、米の専門家らキャンペーン--独自聖火リレーも

 「今世紀最悪の人道危機」とされるスーダン・ダルフール危機と、1年後に開催される北京五輪を結びつける米国発のキャンペーンが中国を揺さぶっている。

 
                      ◇
 
ダルフール危機:「虐殺五輪」…石油利権もつ中国に圧力
15日、ルワンダの首都キガリで、虐殺に抗議する聖火リレーに参加したミア・ファローさん(左)=AP

 「今世紀最悪の人道危機」とされるスーダン・ダルフール危機と、1年後に開催される北京五輪を結びつける米国発のキャンペーンが中国を揺さぶっている。中国が石油利権を持つスーダンに影響力を行使しなければ「ジェノサイド(虐殺)五輪」として歴史に残ると訴え、8日から隣国チャドの難民キャンプを起点に独自の「聖火リレー」を始めた。中国も表向きは反発しながら微妙に外交姿勢を変化させている。【ノーサンプトン(米東部マサチューセッツ州)で坂東賢治】

 キャンペーンを仕掛けたのは同州の名門女子大、スミス・カレッジの英文学教授、エリック・リーブス氏(57)。98年からスーダンの人道状況について独自に研究を始め、アラブ系と黒人系住民の紛争に端を発したダルフールでの人道危機について著作を発表するなど米国有数の専門家として知られる。

 昨年8月、米議会諮問機関の公聴会で、スーダンで石油開発など多額の投資を行い、最大の武器供給国でもある中国の特別な地位について証言。「スーダン政府を動かせるのは中国しかない」という考えを強くした。「国際社会へのお披露目の場」である北京五輪と結び付け、体面を重んじる中国を動かすことを思いついた。

 まず、ワシントン・ポスト紙の論説委員会に働きかけ、昨年12月に「ジェノサイド五輪?」と題した社説が掲載された。続いて今年2月にインターネットに「大規模で組織化されたキャンペーン」の実施を訴える公開書簡を発表。女優でユニセフ親善大使のミア・ファローさんら著名人の協力も得ながら「五輪の夢をダルフールに」というキャンペーンの母体が出来上がった。

 「『北京五輪のレニ・リーフェンシュタール』として歴史に名を残したいのか」。北京五輪の開会式で芸術顧問を務める映画監督、スティーブン・スピルバーグ氏はミア・ファローさんからナチス体制下のベルリン五輪(1936年)で記録映画を撮影した女性監督になぞらえて批判され、4月、中国の胡錦濤国家主席にスーダンへの圧力強化を求める書簡を送った。

 キャンペーンはボイコットを支持してはいない。中国に耳を傾けさせることが目的だからだ。中国政府は「スポーツを政治利用しないことが五輪精神だ」と反発するが、5月にダルフール問題特別代表を任命し、6月には周文重駐米大使がキャンペーンの活動家を大使館に招くなど無視はしていない。

 中国は7月31日に国連安保理でのダルフールへの2万6000人規模の国連・アフリカ連合(AU)合同部隊の派遣を盛り込んだ決議に賛成票を投じた。昨年8月の派遣決議には棄権しており、リーブス氏は「キャンペーンがなかったら賛成することはなかっただろう」と指摘する。

 ミア・ファローさんらはダルフールに隣接したチャドの難民キャンプで「聖火」に点火。その後、聖火はルワンダ、ボスニア、カンボジアなど過去に虐殺が起きた土地を回るリレーを続けている。

 リーブス氏は「中国はまだ、最小限のことしかしていない」と五輪閉幕まで中国に圧力をかけ続ける考えだ。

毎日新聞 2007年8月17日 15時00分 (最終更新時間 8月17日 15時35分)

                                                ◇

毎日新聞にも良識ある記者はいたのか、

やっと日本の全国紙も北京オリンピックを、括弧付きながら「虐殺五輪」と報じる記事を載せるようになった。

 

「慰安婦決議案」 米下院で採決頓挫?>より【再掲】

<アメリカの良識は死んでいなかったのか。

60数年も前の戦地売春婦に対して日本に謝罪要求するより、

現在進行中のダルフール大虐殺、そしてその首謀者であるスーダン政府に肩入れする中国政府に働きかける方が先でしょう。

人権尊重を声高に叫ぶアメリカなら対日謝罪要求がお門違いであることにもっと早く気づくべきだった。

アメリカ自身の過去の人権に関する数々の悪行はさておいても、少なくとも中国と日本では人権に関する謝罪要求の優先順位が違う事ぐらい分るだろう。

それにしても中国のダルフール虐殺首謀国・スーダンへの肩入れに対して米国一流紙は「北京オリンピックは“皆殺しの競技会”」としてボイコットを叫んでいる。(ボストン・グローブ)>

 

◆虐殺五輪を扱ったエントリー

北京五輪を阻止せよ! by米映画人with米下院

「中国を虐殺者と呼ぼう」と全米で一大キャンペーンが開始

米下院決議 日本非難決議1VS中国非難決議20

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人生いろいろ 凶器もいろいろ

2007-08-18 17:50:01 | 県知事選

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流行歌のフレーズ「人生いろいろ」を国会答弁に使った変人首相がいたが、

コンビニで強盗をは働くうらぶれた中年男の人生には一体何があったのだろう。

強盗をするのに凶器を買う金さえなかったのか一本のはしを凶器に使ったという。

凶器ははし1本“最弱”62歳コンビニ強盗 [17日10:41]

 兵庫県明石市で16日早朝、はし1本でコンビニ強盗を企んだ無職男(62)が御用となる珍逮捕劇があった。男が手に持っていたのは長さ約20センチのはし1本のみ。「金を出せ」と従業員を脅したものの「何言うとんのや」と逆に腕を押さえ付けられ、駆け付けた明石署員に恐喝未遂の現行犯で逮捕された。男は「金が欲しかった」と話しており、所持金はなかったという。

 兵庫県警明石署に逮捕されたのは、自称住所不定、無職近藤勝重容疑者(62)。調べでは、近藤容疑者は16日午前5時20分ごろ「ファミリーマート西明石駅前店」で、男性店員(40)にはしを突き付け「金を出せ」と脅した疑い。

 近藤容疑者は入店後、しばらく品物を見るふりをして店内の様子をうかがった後、カウンターで店の奥にいた店員を呼び出した。だが、はしを突き付けられた店員は「何じゃ? 何言うとんのや!」と相手にせず、すぐさま近藤容疑者の両腕をつかむと、そのまま店の外に連行。その後、店を訪れた客が110番通報し、駆け付けた明石署員に逮捕された。当時、店内にいたのは男性店員1人だけで、客はいなかった。

 同署によると、近藤容疑者は、店の外に連れ出された時には逃げるチャンスもあったが、一向に逃げようとせず、抵抗もしなかったといい、店員は「犯人の男は体も小さく、最初ははしを持っていることすら気付かなかった。腕をつかんで初めてはしを握っていたことに気付いた」と話していたという。

 男が所持していたのは衣類の入ったかばんだけで、所持金はゼロ。包丁など、はし以外に凶器になりそうなものは1つもなかった。風呂に入っていないのか、体臭がきつかったという。

 近藤容疑者は調べに対し「金が欲しかった」と容疑を認めているが、同署では「はし1本だけで、逃げようともしておらず、真剣な犯行だったのか非常に疑問。外は暑いし、涼しいところ(留置所)に入りたかったのかもしれない」と話しており、犯行理由について追及するという。

[日刊スポーツ 2007年8月17日10時41分 紙面から]

                   ◇
 
 連日記録的暑さが続く昨今だが、この“はし強盗”、目的が涼しい留置所に入りたかったのだろうとは記者の想像。
 
警察に突き出されるのが目的ならおにぎりの一個も盗めば良いのだろうが・・・・。
 
人生いろいろ、おにぎり万引きして自殺 した中年男もいた。
男性は40~50歳代とみられ「ホームレスではなさそうだ」(捜査関係者)。白髪の角刈りで、緑のTシャツに紺のジーパン姿。白いスニーカーを履いていた。4日になっても、身寄りが現れておらず「このままでは遺体は市役所などに引き渡され、処理されるだろう」と関係者は話した。≫

引き取る身寄りがいないと言うが、人生いろいろと笑うわけにも行かない。 

はしを凶器に使う男もおれば、こんな男もいた。

 
 
そしてボールペン、女児、石油、うんこ、
 
これが全て強盗の凶器だといったら信じるものは少ない。
 
石油とボールペンまではともかく、女児にうんこ?
 
興味のある方は次の過去エントリーどうぞ。

汚物強盗逃亡す 「クサイ奴を追え!」

 

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「東京裁判」 朝日よ、寝言は寝て言え!

2007-08-18 07:46:48 | 歴史

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これは驚いた。

朝日・社説が,

東京裁判を法律ではなく道徳で裁くという。

【8月18日朝日・社説】パル判事―心配な安倍首相の言動

 ≪ 確かに東京裁判は評価が割れている。事後につくられた「平和に対する罪」や「人道に対する罪」が戦争犯罪に加えられたり、原爆投下などの戦勝国側の問題が裁かれなかったりした。一方で、日本軍の虐殺や謀略が日本国民の前に初めて明らかにされた。戦争を裁く国際法を築く一里塚にもなった。 ≫

 ≪裁判に功罪があるとはいえ、日本はそれを受け入れることで国際社会への復帰を果たしたのは間違いない。日本として、けじめをつけたのだ。そのことを政治指導者は忘れてはならない。≫

 見逃せないのは、日本ではパル氏の主張を都合よく解釈している面があることだ。一部の保守系の人たちは、「日本には戦争責任がない」と受け止めた。

 しかし、パル意見書の趣旨は、当時の国際法を厳密に解釈すれば、侵略戦争の指導責任を問うことはできないという法律論である。現に、パル氏は南京虐殺などで日本軍の行動を厳しく批判した。日本には法的責任はなくとも、道徳的責任があると認めている。 ≫

                  

そもそも東京裁判は「戦争犯罪人」作り上げ断罪することがすることが目的だった。

ところがその法的根拠は、ハーグ陸戦法規(1907年)、ジュネーブ条約(1929年)など、戦時国際法規が禁止する行為を戦争中に行った者を裁くということだった。

だが東京裁判で「A級戦犯」として訴追された人々で、上記の禁止行為を行った者は皆無であった。

その結果、戦時国際法規が規定しない罪が訴因になってしまったのである。

これまでの法律概念には無い、「平和に対する罪」と「人道に対する罪」の登場でである。

近代法概念からすれば考えられない「事後法」によって裁かれたのが東京裁判であり、「A級戦犯」なのだ。

それをいみじくも朝日社説は次のようにほざく。

日本には法的責任はなくとも、

道徳的責任があると認めている≫ と。

語るに落ちたぞ、朝日さん。

朝日新聞は、東京裁判で日本は法的には、

その責を問われていないと仰る。

だが、いやしくも裁判を名乗る以上、裁判とは法的責任を問う場であり、

道徳的責任を問う場ではないはずだ。

道徳とは朝日がもっとも嫌う文言ではなかったのか。

◎道徳教科化、「評価」は反対意見大勢 教育再生会議(朝日新聞04月09日)

裁判に功罪があるとはいえ、日本はそれを受け入れることで国際社会への復帰を果たしたのは間違いない。

「それを受け入れる」とはサンフランシスコ平和条約でいう「Judgemennts」を「判決」と訳さず「裁判」としているところはいかにも朝日論調なのでここでは問わない。

どこかで見たテレビ・ドラマでも次のようなセリフがあった。

「裁判に道徳を持ち込んではいけない」。

朝日さん、寝言は寝てから言ってほしい。

道徳はその寝言ででも語っていれば良い

>確かに東京裁判は評価が割れている

東京裁判の評価が割れているって?

論理的には割れるどころか、砕け散っている。

 

「A級戦犯無罪」パール判事 安倍首相、長男と会談へ(8月15日 朝刊)
≪安倍首相が十九日からの外遊でインドを訪れる際、極東国際軍事裁判(東京裁判)でインド代表の判事を務めた故・ラダビノード・パール判事の長男と会談することが十四日、固まった。首相は記者団に対し「パール判事は、日本とゆかりのある方。お父さまの話など、お伺いできることを楽しみにしている」と述べた。(略)(東京新聞)≫

 

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「県民大会」という名の「政治集会」  知事が泣く泣く参加表明のわけ

2007-08-18 06:50:56 | ★集団自決

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沖縄タイムス 2007年8月17日(金) 夕刊 1面  
 
知事、県民大会参加を明言
 仲井真弘多知事は十七日午前の定例記者会見で、来月二十三日の開催が決まった沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への日本軍関与の記述を削除する教科書検定意見の撤回を求める県民大会について「大変評価している。私もきちっと参加して、東京に向かって申し上げるべきことを私なりに表現し、発言していきたい」と大会参加を明言した。
(略)

                    ◇

「大変評価している。私もきちっと参加して、東京に向かって申し上げるべきことを私なりに表現し、発言していきたい」

建前ではこのように言っても、「仕方なく参加」と言うことが知事の本音。

その理由はこれまでの知事、及び仲里副知事の発言を新聞記事で辿れば自ずと知事の本音が垣間見れる。

 

サヨク勢力は、「県民大会」を県主催にするのに失敗し、せめて知事を大会会長に祭り上げるのも拒否された。(知事に会長就任要請へ

昨日の午前中までは知事の個人的参加さえも不透明であった。

が、最終的に知事が参加を表明したら、

沖縄タイムス昨日の夕刊は躍り上がって「知事、県民大会参加を明言」と報じた。

それに比べて知事参加がまだ不確定だった朝刊は「教科書検定撤回要求 県民大会来月23日」と見出しも記事もタイムスらしくない。

 

県知事は8月の初旬には既に「県議会が超党派で参加するなら」という言質を取られていた。「超党派なら知事出席」 検定撤回県民大会  (8/8 16:05)

そして、その翌日。

「超党派参加」が決定し、知事の参加は殆ど確定して(させられて)いた。                                            

教科書検定問題、超党派で県民大会 知事出席へ  (8/9 9:40)
<県民大会について仲里全輝副知事は8日、意見交換に訪れた自民党県連の新垣哲司幹事長らに対し「超党派の大会なら知事は出席できる」との意向を伝えた。超党派が確定したことで、仲井真弘多知事も参加する見通しになった。


■仲井真知事は「県民大会」への出席に消極的だった■。

【再掲】

<知事は「県民大会」の性格に疑念を持ち、県の主催は拒否し知事本人の参加にも躊躇していた。

県主催拒否の理由が、県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」ということだった。

知事の夏期休暇中の8日、知事の「県民大会」参加を県に求めたが、知事に代わって対応した仲里副知事は、

偏った政治的な集会なら参加できない。集会そのものを知事が主催することはない。教科書検定問題というのは事実検証の問題で、感情的、政治的問題ではない」との認識を示した。

仲里副知事は同問題への別の対応として「専門家や学者らから成る組織を立ち上げ、事実を検証することも方法の一つではないか」と提案した。⇒「集団自決」修正/知事、県民大会参加も(沖縄タイムス8月8日夕刊1面)

県の対応はごく真っ当だと思うのだが、偏った政治的集会そのものである「県民大会」をそれらしく演出する為、当初の呼びかけ人だった「日教組(高教組・沖教祖)」を実行団体から省いた。

県民大会は県子ども会育成連絡協議会、県PTA連合会、県老人クラブ連合会、県高等学校PTA連合会、県遺族連合会、県婦人会連合会の6団体が開催を呼び掛けており・・

発起人には上記6団体に落ち着いたが、高教組、沖教組の名は消えている。

大会への参加について一部に異論があった県議会最大会派の自民党は・・

「市民運動」に県議会が参加することに異議を唱える良識派議員もいたようだが、

結局「全会一致の二度の議決」と言う愚行のツケを払わされる結果となった。>

サヨク勢力は前回5月の「県民大会」では教職員を全面に立てて失敗した(動員数1000人)。

それに懲りたのか今回は当初の発起人の日教組関連団体を水面下に隠して「女子供と年寄り」を全面に押し出した。

政治臭さを消したことが知事出席にまでこぎつけた「勝因」だろう。

 

◆参考:「沖子連、沖婦連、県老人クラブ」を巻き込んで「島ぐるみ」

◆参考:知事が「偏った政治集会」に参加してはいけません

 

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県知事「県民大会」会長を拒否!「毒おむすび」議長が実行委員長

2007-08-17 09:23:20 | ★集団自決

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来月23日に県民大会 教科書検定問題

 「教科書検定意見撤回を求める」沖縄県民大会の実行委員会が16日、発足し、大会を9月23日午後3時から開催することが決まった。開催場所は糸満市摩文仁の平和祈念公園で調整している。実行委員長には仲里利信県議会議長が就任した。

(8/17 9:40)全文 >>> 

 
 
 
 

 

「県民大会」の会長に県知事を担ぎ上げることはサヨク勢力の最大の目標だった。

今回の「県民大会」を称して「大衆運動を県が主催するわけにはいかない」と、大会会長就任を躊躇していた県知事は遂に会長就任を拒否したようだ。知事主体の開催否定/検定撤回県民大会

だが、これをあからさまに報道したら「県民大会」の信用さえ問われかねない。

はっきりいえば県知事の言う「大衆運動大会」と言うことがばれてしまう。

で、今朝の琉球新報はどのようにこれを報じたか。

来月23日に県民大会

<教科書検定問題>

超党派5万人目標

<実行委発足> 摩文仁開催で調整

 

一面トップで8段使用の大見出しだ。

当初予定が変更になったのは、開催日と開催場所、

だが肝心の県知事の会長拒否は見出しにはない。

記事の一番最後に見出しもなく、次のように記していた。

<県民大会では、当初仲井真知事の大会会長を検討していたが、実行委員会は16日、会長を置かないことを決めた。>

ずいぶん苦しい言い訳の記事だね、新報さん。

真相はこうでしょう。

仲井真知事に断られたので、代わりの人を頼むわけにはいかず、会長を置かないことにした。>

でも会長のいない「県民大会」って可笑しくないですか。

心配入りません、代わりに実行委員長を置くことにしました。

で、誰が「県民大会」実行委員長ですか。

ビッグネームがいました。

「毒おむすび」でネット上の有名人になったあのお方。

「毒おおむすび」の仲里県議議長が実行委員長就任です。(毒おむすび渡された 県議会議長、沖縄戦体験を語る

これで「県民大会」の正体がばれてしまった。

◆参考;毒入りおにぎりを渡された県議会議長

                     *

この(「毒おむすび」)の記事を読み、「横浜の教育を考える会」代表,湯澤甲雄氏(76)が即座に、抗議のメールを送っている。 湯澤氏は、軍命令の有無についてどちらが正しいか述べる立場にない、と断った上で、仲里議長が「毒入りの白いおむすび」と断定している点が、腑(ふ)に落ちないとする。

<公職において重責にあるお立場にある貴殿が、事実関係も証言も公にしないままに、郷里や親兄弟の下から離れて命を賭して働いている公務員・三人の日本兵を、ただ単に傷つけて、貴殿の考えを押し付けています。これに対し、怒りを禁じえないのであります。

貴殿が小学三年生の頃の戦争体験を思い起こし、その後の見聞をまじえて話された話の大部分は、郷土が戦場と化した悲惨な状況についてでありまして、真に心いたむ思いがします。 そして200人ほどが入れる大きなガマの中で三歳の子どもが泣いている近くに、仲里利信上等兵(編集部注;議長の名前)居たとしたらどうしましょうか? 多分おなかをすかせて泣いているに違いない、と自分の持っている白いおにぎりを善意で差し出したでありましょう。(略)

つまり貴殿の告白についても「仲里利信上等兵が、毒入りの白いおむすび渡したかどうか明らかといえない。誤解の恐れがある」と、歴史家が調査すればこのような調査結果として公文書(教科書)に載ることになると思うのであります。

つまり、貴殿は詭弁(きべん)を弄して「沖縄集団自決軍命令説」が書かれた意見書を、全会一致に導いた誤りにより、自ら進退に始末をつけるべきであると思います>(ダイジェスト版「世界日報」より抜粋)

28日付け東京新聞でも仲里議長の「毒おむすび」の記事が報じられたと言うから、この話は「日本兵残虐説」の象徴として独り歩きを始めている。

 

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沖縄訪問の小池防衛相  「皇帝のいない八月」 真夏のクーデター

2007-08-17 08:19:25 | 未分類
沖縄訪問の小池防衛相、その目的は

政治3635077
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 防衛事務次官をめぐる人事構想の主役、小池百合子防衛大臣は16日、東京から離れた遠い南の島にいました。
 渦中の小池大臣は、沖縄でも有数のリゾートホテルに一泊しました。沖縄県名護市にあるこのホテルは、アメリカ軍普天間基地の移設先であるキャンプ・シュワブを見渡せる場所にあります。

Q.沖縄訪問の目的は?
 「私はきょう、『かりゆし』のことで、沖縄に来ているんですから。その(次官人事)問題は、ちゃんとやっておりますので」(小池百合子 防衛相)

 小池大臣は、沖縄の夏のオフィシャルウエアである「かりゆしウエアを世界に広める会」の会長として、沖縄入りしたというのですが、その会に名護市の島袋市長が飛び入り参加したことで、基地問題で協議があるのか、記者団の質問が集中しました。

 「かりゆしウエアのコレクションということだったので、地元の市長として歓迎を申し上げたいということ」(名護市 島袋吉和 市長)

 普天間基地の移設先となる名護市の島袋市長らは、代替施設の建設に関する日米合意の修正を求めており、これに反対する守屋次官の退任を迫ったとの見方もあります。

 「色々、マスコミを賑わせているけど・・・」(名護市 島袋吉和 市長)
 「余計なことを言わないでよろしい」(小池百合子 防衛相)

Q.基地問題の話をする予定は?
 「ありません」(小池百合子 防衛相)

 基地問題の話は一切ないと強調する小池大臣。沖縄訪問の本当の目的は何だったのでしょうか。(TBS 16日18:07)

                         ◇

<「皇帝のいない八月」、・・・小林久三原作で自衛隊の一部のクーデターを描いた渡瀬恒彦主演の同名の映画・・・▲さて話はこの8月のことだ。防衛省内で「これはクーデターだ」の声がささやかれているから、聞き捨てならない。小池百合子防衛相が進めた事務次官人事構想に対する省幹部の評言である。防衛相が実力者の守屋武昌次官を更迭して警察庁出身者を後任にすえようと始まった騒動だ・・・・・▲政府の最高意思決定者である安倍晋三首相は、この騒ぎをあとに19日から外遊に出発する。なんとも耳障りな不協和音ばかりがあちらこちらから響く2007年版「皇帝のいない八月」だ。> 毎日新聞 2007年8月17日 0時14分


「防衛省の天皇」といわれる守屋事務次官追い落としに、県と名護市がタッグを組んだのか。

そのために小池防衛相と密約を交わしたのか。

それに反発した守屋のクーデターなのか。

沖縄タイムスにはこんな記事もあった。

防衛次官交代 知事が提案?/全国紙報道 

 

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