狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「長崎の鐘」は「原爆しょうがない」の歌

2007-08-10 16:32:25 | 県知事選

8月10日付 よみうり寸評

 ―こよなく晴れた 青空を 悲しと思う せつなさよ……。詞 サトウハチロー、曲 古関裕而のヒットソング〈長崎の鐘〉の歌い出しだ。長崎原爆忌の夏にいつも口ずさむ◆62回目の忌を迎えた長崎の昨夜は、この歌がひとしお心にしみた。犠牲者を悼むたいまつ行列の先頭に「被爆マリア像」が、初めて加わっていた◆〈長崎の鐘〉は昭和24年のヒット曲。原爆症で亡くなった長崎医大教授・永井隆博士の同名のベストセラーを映画化した際の主題歌で、歌詞には「召されて妻は 天国へ……かたみに残るロザリオの 鎖に白きわが涙」◆「ミサの声」「十字架」「貧しき家の 柱にも 気高く白き マリア様」……。各節の結びは「なぐさめ はげまし 長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る」のリフレインだ◆被爆マリア像は爆心から約500メートル、浦上天主堂の祭壇にあった像。がれきの中から焦げた頭部だけが掘り出された。長崎の被爆を象徴し今に残る◆被爆者健康手帳を持つ人が25万、うち原爆症認定者はわずか2200。こよなく晴れた青空がいつまでも悲しい。

2007年8月10日14時15分  読売新聞)
 
                     ◇
 
>「召されて妻は 天国へ……かたみに残るロザリオの 鎖に白きわが涙」
 
>「ミサの声」「十字架」「貧しき家の 柱にも 気高く白き マリア様」……。
 
>各節の結びは「なぐさめ はげまし 長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る」のリフレインだ。
 
『長崎の鐘』は原爆に対する日本人の「原爆しょうがない」の歌である。
 
4番の歌詞には次のような「懺悔」のくだりもある。
 
<こころの罪を うちあけて>

<貧しき家の 柱にも
   気高く白き マリア様>
 
マッカーサーは原爆に関する情報を一切封殺して、反省する内容のみ許可した。(沖縄空手の必殺技 「マッカーサーの三年殺し」
 
「原爆投下はしょうがない」・・・・この久間発言をとがめる資格のある人は少ないはずだ。
 
原爆投下4年後の昭和24年、日本中で「長崎の鐘」は歌われ、<心の罪を打ち明けて>と、「しょうがない」どころか「懺悔」をしていたのだ。
 

以下【再掲】

「NHK・BS2 ビッグショー」 反省の歌「長崎の鐘」

昨夜のNHK・BS2の「ビッグショー」の話題。「蔵出しエンターテインメント」と言う過去にNHKで放映された映像を再放送する番組で、昨夜の主人公は作曲家の古関裕而で後半は「今週の明星」でゲスト歌手は藤山一郎、伊藤久男、二葉あき子、岡本敦郎の声自慢歌手が勢ぞろい。先ず伊藤久男が「イヨマンテの夜」、続いて岡本敦郎が「高原列車は行く」、二葉あき子の「フランチェスカの鐘」の次にオオトリで . . . 本文を読む


三ヶ月ごとの「県民大会」は多すぎるでしょう

2007-08-10 12:21:55 | ★集団自決

県民大会 超党派で/「集団自決」修正 (沖縄タイムス2007年8月9日)

(略)六月に教職員を中心に県民大会を開いた高嶋伸欣・琉球大教授。「中央政府と地方という力関係にひるまない、沖縄県民のゆるがない確信を感じる。主権在民のお手本で、『集団自決』への日本軍関与の記述復活とともに、記述復活のための県民の運動も教科書に掲載させたい」と、県民大会開催に向けた動きを評価した。

                      ◇

六月に教職員を中心に県民大会を開いた高嶋伸欣・琉球大教授。

これを見て、先々月にも「県民大会」が行われていたと知り驚いた沖縄県民もいただろう。 

しかも同じテーマで。

県民が知らない間の「県民大会」。

集団自決に関る教科書検定と言う同じテーマを掲げて三ヶ月ごとに「県民大会」が行われる異常な空間が沖縄の現状である。

地元両紙は動員人数を主催者の発表をそのまま参加者3500人と報じたが、

独自に取材した共同配信は1000人と報じていた。

実際に目撃した人の話では500人程度だったとか。

「県民大会」と称するには余りにも低次元の参加人数で、結局は県民不在の「知られざる県民大会」に終わった。

主催は左翼学者高嶋教授を中心にした教職員各団体だった。

これでは仲井真知事が「大衆運動」と断じ、副知事も「偏った政治運動」と懸念するの当然だ。

この「大衆運動」をオーバーに1面で報じる沖縄タイムス記事。(2007年6月10日 朝刊 1面 )

歴史歪曲 3500人抗議/「集団自決」修正【写真】


「集団自決」の記述から日本軍の関与が削除された教科書検定の撤回を求め、ガンバロー三唱をする参加者ら=9日午後、那覇市・県民広場(大野亨恭撮影) 
 
63団体が県民大会/検定意見撤回求め決議
 文部科学省の高校歴史教科書検定で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に日本軍が関与したとする記述が削除、修正されたことに抗議する「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」(主催・同実行委員会)が九日、那覇市の県民広場で開かれた。約三千五百人(主催者発表)が参加。文科省に対し、検定意見の撤回を求める大会決議を採択した。
 六十三団体でつくる実行委員会を代表し、あいさつした高嶋伸欣琉球大学教授は「生徒がこの教科書を使う来年四月までまだ時間がある。県民の声を文科省にぶつけて検定意見を撤回させることは一九八二年の前例もあり、十分可能だ」と強調。「会場の熱気に勇気づけられた。来週予定している伊吹文明大臣との交渉では、過去の経緯などを含めて厳しく追及し、成果につなげたい」と力を込めた。 (略)

                    ◇

「県民大会」の仕掛け人・高嶋教授は、この時の失敗に懲りたのか9月9日の「県民大会」には当初の発起人である高教組と沖教組をを実行委員から外し、大会から日教組のニオイを消し去った。

そして女・子供・年寄りの最強トライアングルを全面に立てて「市民運動」の臭いも消して世論を欺くつもりらしい。

一部のグループを操って「県民の総意」だとか「県民大会」といった言葉を軽々しく使うのは県民にとって迷惑な話だ。(「検定意見書撤回」  県民の総意とは迷惑な

そもそも教科書の記述は高度に専門性を要するもの。

「県民の総意」や「県民大会」で決めるものではないはず。

仲里副知事が言った「専門家や学者らから成る組織を立ち上げ、事実を検証すること」。

これこそ教科書記述の要諦ではないのか。

同じ姓で紛らわしいが、この仲里副知事と、「県民大会」執行委員長の「毒入りおにぎり」の仲里県議議長とが別人であることは言うまでも無い。(毒入りおにぎりを渡された県議会議長

 

参考エントリ:

「集団自決」 “県民大会”の次は「署名活動」ですか

 自民党の見識、 結論先送り/「集団自決」意見書

 


原爆遺構と沖国大の“壁”

2007-08-10 06:28:02 | 未分類

原爆遺構と沖国大の“壁”  (琉球新報・「南風」8/9 16:10)

8月6日、広島に原爆が投下されて62年の日、テレビは広島の平和祈念式典を映し出す。
 唯一の被爆国として、世界の指導者たちに核廃絶を厳しく訴える秋葉市長の平和宣言、「原爆の恐ろしさを伝え続け、平和の灯で世界の人々の心をつなぐ」と誓い合う子供代表、私は胸を熱くして聴き入った。
 長崎被爆は8月9日だ。私は古びた画帳を取り出してみた。広島の原爆ドームや長崎の原爆遺構をスケッチしたものだ。公園の片隅に移設された浦上天主堂の壁の残骸(ざんがい)、熱線で黒ずんだマリア像も悲しい。
 おりおり訪れる長崎はその都度新しい発見がある。ある時、長崎平和公園は浦上刑務所跡だったことを知る。
 1992年、平和公園の地下駐車場建設工事中、浦上刑務所の死刑場跡が発見された。その後、刑務所に関する数々の悲劇が解明されていった。職員もその家族もすべてが一瞬に消滅、中国人、朝鮮人の犠牲者も多数あったという。
 長崎では、こうした苦しみ悲しみをともないながら原爆遺構の掘り起こし、保存、継承がねばり強く続けられている。
 過日、那覇市民ギャラリーで「壁、1000の記憶―2004年8月13日沖国大米軍ヘリ墜落事件の写真展」を観(み)た。私も墜落現場をスケッチしたが、このたくさんの人の目の写真は実に生々しく当時の状況を再確認させてくれた。企画した若者たちの明るい瞳に未来を感じてうれしかった。
 次は“壁”の永久保存を確実なものにしたい。あの“壁”は戦争につながる一切の武器、沖縄の軍事基地の危険性を告発し続けてくれることだろう。沖縄戦の無言の語り部、あの“戦跡壕(ガマ)”のように―。
(宮良瑛子、沖縄女流美術家協会会長)

(8/9 16:10)

                      ◇

主義主張を通す為に例え話を多少誇大にするの良くあること。

沖縄戦の被害、そして米軍基地の被害を多少誇張して訴えるのもウチナンチュとしては大目に見よう。

だが、それも度が過ぎると針小棒大のヨタ話として本来の意味さえ疑われかねない。

沖国大構内に墜落した米軍ヘリコプターの油煙跡の残る壁を保存する運動には理解も出来る。

だからと言って、幸いにして一人の死傷者も出なかった事故の“壁”と、死者20数万にも及ぶ広島、長崎の原爆遺跡とを同列に扱う神経を疑う。

基地被害を訴える余り「事故」と「大惨劇」を同列に扱うことは広島、長崎の被爆者に礼を失すると言うものだろう。

原爆遺跡と沖国大の“壁”を実際に見た者として、その余りにも大きな“意味”の差に、この文章をコラムとして報じる琉球新報に怒りさえ感じる。

 

 


 


「今晩の話題」 重要証言者を「捏造証言元職員」と断定する破廉恥な新聞

2007-08-09 18:24:43 | ★集団自決

今晩の話題(沖縄タイムス 2007年8月9日 夕刊 1面)

「言い続ける」

 「(集団)自決と軍関与の問題は、本土ではあまり話題になっていません。沖縄はもっと怒るべきだと思います」

 関西に住む知人から、こんなメールが届いた。彼は沖縄に長く住み実情を知っているが、県外の多くの一般人は興味がないのだ、と想像する。

 むしろ、あの状況下で「軍命だった」という証言が次々と出て、歴史的事実は強化されている。「日本軍」という主語がない、へんてこな教科書が出来上がるかもしれないのに無関心を続けられるのか? 県外メディア、ひいては県外の人にとって、これを「沖縄問題」と閉じ込めることで共感しなくてよい状況をつくり上げていると思う。〈略〉

                      ◇

>「軍命だった」という証言が次々と出て、歴史的事実は強化されている。

この記者さんの目は節穴なのか、それとも考えることが苦手なお人なのか。

いやいや、そうではあるまい。

地方紙とは言え新聞のコラムを署名入りで書くほどのお方の目が節穴であるはずも無く、考える事が苦手の筈も無い。

「軍命令だった」という客観的証言が一つも出てこないのが沖縄タイムスの悩みの種。

全てを承知の確信犯で自社沖縄タイムスとともに自爆して果てるおつもりなのでしょう。

確かに「証言」は次々現れているが、「軍命令があった」という証言はないのでは、と問われたらこの記者さん、きっと次のように答えるでしょう。

「直接の軍命令の有無は問題ではない」

そして頼みの綱の安仁屋国際大学名誉教授の『合囲地境』論に逃げ込んでしまうでしょう。

この魔法のような言葉にかかると「直接の軍命令がなくとも命令と同じ」となるから便利な言葉だ。

同教授は沖縄タイムス(2005年7月2日)の[戦後60年]/[「集団自決」を考える](18) /識者に聞く(1)/安仁屋政昭沖国大名誉教授・・・と言う特集記事で記者の質問に答えた次のように語っている。
 
http://www.okinawatimes.co.jp/sengo60/tokushu/jiketu
20050702.html

  -どのような状況下で起きたのか。

 「『集団自決』は日本軍と住民が混在していた極限状態で起きている。沖縄戦は、南西諸島が米軍によって制海権も制空権も完全に握られ、民政の機能しない戒厳令に似た『合囲地境』だった。その状況下では、駐留する日本軍の上官が全権を握り、すべてが軍の統制下にあった。地域住民への命令や指示は、たとえ市町村職員が伝えたとしてもすべて『軍命』として住民が受け取るような状況があった」 ・・・

                      *

では、一方の「軍命令はなかった」と言う証言にはどう答えるのか。

お勤めの沖縄タイムスは、それらを徹底的無視、黙殺してきた。

それで、全国紙に大々的に報じられた照屋証言も当初は完全無視を続けたが、係争中の裁判に同証言が提出されると、さすがに無視は出来ず記事にするようになった。

沖縄タイムスにとってもっとも致命的な証言者は元琉球政府援護課勤務で数多くの「集団自決」生き残りの聞き取り調査を行った照屋証言であろう。

その照屋さんが証言する「軍の命令があったなんて聞いた事がない」と言う一言は沖縄タイムスの存在さえ危うくしかねない爆弾発言だ。

5月の時点までは照屋さんのことを琉球新報と同じく「捏造」証言の元援護課職員とカッコつきで報道していた。

沖縄タイムス 2007年5月26日(土) 朝刊 23面  

(略)   

捏造」証言の元援護課職員
人事記録で指摘
国の方針決定時 担当外


 原告側が証拠として提出した、元琉球政府職員が渡嘉敷村の「集団自決」に援護法を適用するため、軍命を捏造したという内容の二〇〇六年八月二十七日付産経新聞記事に対し、被告側は法適用の方針が明確になった時期に同職員が援護課に在籍せず、調査する立場にはないと指摘。被告側は同職員の採用時期が証言にある昭和二十年代後半ではなく昭和三十年で、援護課職員ではなく中部社会福祉事務所職員として採用されたことなどの人事記録を証拠として提出、「元職員の証言は信用できない」と反論した。また、元職員が戦隊長とともに自決命令文書を書き、厚生省(当時)に提出したという証言に対し、情報公開請求の結果、厚生労働省に文書がなかったと指摘した。(略)

ところが参院選直前の7月28日の記事になるともう破れかぶれなのか、

捏造証言元職員とカッコを外して報じている。

捏造」証言の元援護課職員⇒捏造証言元職員

これは沖縄タイムスが最重要証人・照屋さんの証言を何の根拠もなく捏造と断定したことになる。

体験者の無念 代弁/隊長側、重ねて否定

捏造証言元職員「援護課に勤務」((沖縄タイムス7月28日朝刊)
原告側反論

 被告側が前回の弁論で、軍命を捏造し、渡嘉敷島住民に援護法を適用させたとする元琉球政府職員の証言について、援護法の適用方針が明確となった一九五七年には援護課におらず、「信用できない」と主張したことを受け、原告側は二十七日、琉球政府の援護事務嘱託辞令(五四年十月付)と旧軍人軍属資格審査委員会臨時委員辞令(五五年五月)を証拠として提出。五四年から元職員が援護課に勤務していたと反論し、「元職員は、援護事務の一環として住民の自決者についても情報を集め役所に提出。この結果が後に、『集団自決』に援護法適用が決定されたときの資料として活用された」と主張した。                     

                    ◇

【以下は過去ブログより再掲】

(照屋さんを)ついには経歴詐称として、証言に疑問を呈する。

>「五八年十月まで援護事務に携わる援護課に在籍していない元職員が、渡嘉敷島住民から聞き取りをしたり、援護法適用のため自決命令があったことにしたとは考えられない」

沖縄タイムスが言いたいのは、最重要証言者である照屋さんは、経歴詐称をしており、その証言は信用できないということ。

 これに対して産経新聞那覇支局長小山さんのブログ「今夜も、さーふーふー」が強力爆弾で一瞬にしてこれを粉砕してしまった。

当日記でクドクド述べるより例によって丸ごと下記に引用させてもらいました。 多謝!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今夜も、さーふーふー」引用
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/

5・26沖縄タイムス記事について

2007/06/13 13:17

 

5月26日付の沖縄タイムス朝刊社会面です。
大阪地裁で続いている「集団自決」訴訟の第9回口頭弁論に関する記事が掲載されています。



記事の内容を要約しますと、
渡嘉敷島の「集団自決」に関して、「援護法を適用するために軍命があったことにした」と告白した元琉球政府職員は経歴を詐称しており、その証言は信用できないとする被告側の主張を紹介しています。

具体的には、昭和20年代後半から琉球政府社会局援護課職員として渡嘉敷島で聞き取り調査をしたと話していることに対し、
この職員が採用されたのは1955年(昭和30年)で、しかも中部社会福祉事務所職員だった▽援護課に勤務したのは1958年(昭和33年)10月だった-と指摘。
従って、昭和20年代後半に聞き取り調査をする立場になく、証言そのものの信用性がないとするものです。

さて、わたしの手元にこのような資料があります。



ご本人が保存していた書類です。
1954年(昭和29年)に援護課への勤務を命じるとの辞令が残っていました。
昭和20年代後半から援護課職員として聞き取り調査をしたというバックグラウンドに矛盾はありません。
この辞令も「捏造」なのでしょうか?
ご教示いただければ幸甚です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆沖縄タイムスが経歴詐称していると報じる元琉球政府援護課職員照屋昇雄さんの証言に関するエントリー:

「軍命令は創作」初証言 渡嘉敷島集団自決

渡嘉敷島の集団自決 「大尉は自ら十字架背負った」

「集団自決」と沖縄タイムス 地元メディアの言論封鎖

 

◆【動画

「軍命は無かった」と証言する、照屋さんの動画(照屋さんは②と③に登場)

http://www.youtube.com/v/P16oG_3X89o

http://www.youtube.com/v/1S-aZzzt4Mw

http://www.youtube.com/v/WawZhQ1bv_w

http://www.youtube.com/v/K3zwIZur6Wg

 

 【追記】琉球政府で援護業務を担当して渡嘉敷島の村民の聴き取り調査をした照屋昇雄氏、「古波藏村長は、住民を集めて全部死ねと言って演説もしているが」、自己の責任を否定し、軍に責任をかぶせることに奔走した結果、村民から信用がなくなった事情を明らかにしています。沖縄集団自決冤罪訴訟・準備書面)http://blog.zaq.ne.jp/osjes/article/25/

 【再掲終了】          ◇

 

これだけの客観的事実を無視して、次々出てくる「集団自決はあった」と言う証言を「軍命はあった」、・・・もとい、「軍命だった」という印象操作記事に書き換える苦労は大変なことでしょう。

とても、考えることの苦手な人の出来る技ではありません。

最後に改めて冒頭の「この記者さんの目は節穴なのか、それとも考えることが苦手なお人なのか」というくだりは撤回し、

記事捏造のご苦労にご同情を申し上げたい。

 

 


知事が「偏った政治集会」に参加してはいけません

2007-08-09 11:46:37 | ★集団自決

教科書検定問題、超党派で県民大会 知事出席へ  (8/9 9:40)

 高校日本史教科書検定で沖縄戦「集団自決」への日本軍の強制などの記述が削除・修正された問題で、県議会(仲里利信議長)は8日午後、議会内で各派代表者会議を開き、検定撤回を求める県民大会を超党派で開催することで一致、県議会として大会実行委員会に加わることを決めた。これによって多くの団体を網羅した超党派の県民大会開催が確定した。大会の開催を県議会に要請していた「教科書検定意見撤回を求める」沖縄県民大会準備委員会は、仲里議長を大会実行委員長に据える方向で調整に入る。
 県民大会について仲里全輝副知事は8日、意見交換に訪れた自民党県連の新垣哲司幹事長らに対し「超党派の大会なら知事は出席できる」との意向を伝えた。超党派が確定したことで、仲井真弘多知事も参加する見通しになった。
 県議会の決定を受け、「教科書検定意見撤回を求める」沖縄県民大会準備委員会世話人の玉寄哲永県子ども会育成連絡協議会会長は9日、各構成団体に準備委員会開催を呼び掛け、10日にも準備委員会を開き、県民大会開催実行委員会の設立などを話し合う考え。準備委は9月の大会開催を想定しており、今後、経済界など各種団体に参加を呼び掛けるなど準備作業を加速させる。
 
県民大会は県子ども会育成連絡協議会、県PTA連合会、県老人クラブ連合会、県高等学校PTA連合会、県遺族連合会、県婦人会連合会の6団体が開催を呼び掛けており、県議会に対し7月25日に開催を要請していた。
 大会への参加について一部に異論があった県議会最大会派の自民党は8日の議員総会で県連執行部への一任を確認。2度の休憩を挟んで再開された各派代表者会議には新垣哲司、伊波常洋(自民)、新川秀清(護憲ネットワーク)、金城勉(公明県民会議)、当山全弘(社大・結連合)、前田政明(共産)、當間盛夫(維新の会)の各氏らが出席。全会一致で参加を決めた。
 仲里議長は「全会一致の決定は大変重い。1995年の10・21県民大会に負けない全県的な大会として国に力強くアピールしたい」と述べた。
 95年の少女乱暴事件に抗議する「10・21県民総決起大会」では当時の嘉数知賢県議会議長(現・衆院議員)が実行委員長を務めた。

(琉球新報 8/9 9:40)

                     ◇

興南高校の甲子園一勝を抑えて<教科書検定問題>が堂々今朝の琉球新報の一面トップを飾った。

ウェブサイト記事では分らないが、見出しがすごい。

白抜きの太文字で、

超党派で県民大会

県議会が実行委に参加

仲井真知事出席へ

 

仲井真知事は「県民大会」への出席に消極的だ。

「仲井真知事出席へ」の見出しは読者へのメッセージと言うより昨日まで休暇中だった仲井真知事本人へのプレッシャーと見たほうが正確だろう。

知事は「県民大会」の性格に疑念を持ち、県の主催は拒否し知事本人の参加にも躊躇していた。

県主催拒否の理由が、

県知事が大衆運動の先頭となって主体的に開催することは、行政トップの立場上できない」ということだった。

 

知事の夏期休暇中の8日、知事の「県民大会」参加を県に求めたが、知事に代わって対応した仲里副知事は、

偏った政治的な集会なら参加できない。集会そのものを知事が主催することはない。教科書検定問題というのは事実検証の問題で、感情的、政治的問題ではない」との認識を示した。

仲里副知事は同問題への別の対応として「専門家や学者らから成る組織を立ち上げ、事実を検証することも方法の一つではないか」と提案した。⇒「集団自決」修正/知事、県民大会参加も(沖縄タイムス8月8日夕刊1面)

県の対応はごく真っ当だと思うのだが、偏った政治的集会そのものである「県民大会」をそれらしく演出する為、当初の呼びかけ人だった「日教組(高教組・沖教祖)」を実行団体から省いた。

県民大会は県子ども会育成連絡協議会、県PTA連合会、県老人クラブ連合会、県高等学校PTA連合会、県遺族連合会、県婦人会連合会の6団体が開催を呼び掛けており・・

発起人には上記6団体に落ち着いたが、高教組、沖教組の名は消えている。

大会への参加について一部に異論があった県議会最大会派の自民党は・・

「市民運動」に県議会が参加することに異議を唱える良識派議員もいたようだが、

結局「全会一致の二度の議決」と言う愚行のツケを払わされる結果となった。
   

             ◇

「沖子連、沖婦連、県老人クラブ」を巻き込んで「島ぐるみ」

実行委が「県民大会」開催日を9月9日に開催に拘るのには訳がある。

翌日の9月10日には「沖縄集団自決冤罪訴訟」の沖縄出張法廷で金城重明氏が証言をする。

この裁判のハイライトだ。

その前日に「県民大会」を開催して裁判官に「県民感情」と言うプレッシャーを与えるため「教科書の改ざんに抗議する沖縄県民大会」(仮称)開催準備実行委員会が18日発足した。

この作戦には女子供、そして年寄りが先頭で踊らされた。

結局「県民大会」の主催者を県知事に断られ、マスコミが火付け役にしたのは、

子供⇒県子ども会育成連絡協議会

⇒県婦人連合会

この2団体が呼びかけ人となり、これに

年寄り⇒県老人クラブ連合会

が加わり「政治臭を消した」強力なトライアングルが出来上がった。

これを県議会が裏書し、「毒おにぎり」の仲里県議会議長が実行委員長になって天空に拳を突き上げれば

「県民感情」はいやが上にも盛り上がるというもの。

毒入りおにぎりを渡された県議会議長

入院中、そして休暇中の「勉強」で教科書問題にはまともな意見を吐くようになった県知事が、マスコミが仕掛けたこの「県民大会」と言う壮大な「虚構」にどう立ち向かえるのか。

知事が「偏った政治集会」に参加してはいけません。

◆参考エントリー: 

県が「市民運動」を主催するわけにはいかないでしょう

 

書き終わって更新の遅い沖縄タイムスを覗いて見たら県議会攻略に成功して躍り上がって喜んでいるのが記事に滲み出している。

沖縄タイムスが「裁判」当事者なので嬉しい気持ちは分るが、

「民の声 議会を動かす」って、一寸はしゃぎすぎでは。

それを言うなら「デマゴギー 議会を動かす」が正しい。

県民大会 超党派で/「集団自決」修正 (沖縄タイムス)

 


リメンバー満州

2007-08-09 06:28:18 | 歴史
(【産経抄】2007/08/08 )
▼8月9日が「長崎原爆の日」なのは、教育現場でもNHKをはじめとするテレビでも毎年、大きくとりあげられている。にもかかわらず、「ソ連侵攻記念日」がほとんど無視されているのはどうしたことだろう。

 ▼ソ連や中国が大好きな先生が多かったかつての日教組の「呪縛(じゅばく)」がいまだに続いているためだろうか。中国残留孤児の悲劇も北方領土が62年たっても返還されないのも「8・9」から始まっていることを日本人なら忘れてはなるまい

                ◇

毎日新聞の今朝のコラム(外交の警句と南北首脳会談)によると、

「外交とは会話の術ではない。正確な、認証しうるかたちで合意を取り決める術である」という。

つまり弁舌さわやかに相手を説き伏せる能力ではなく、外交文書の作成能力が、外交の要諦だという。

コラムは外交のウンチクを枕に「韓国の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日総書記との平壌での首脳会談」に話が及ぶが、

それは本稿の主旨ではないので省く。

冒頭に一部抜粋引用の産経抄には、すぐ前に次のくだりがある。

<確かに昭和20年2月のヤルタ会談でスターリンは、対日参戦を約束した。4月には中立条約を延長しないと日本側に通達している。だが、8月の時点で日ソ中立条約は有効だった。真珠湾攻撃とは比較にならぬだまし討ちである。

毎日のコラムに水をさすようだが、外交合意を文書に残したとしても、

相手によってただの紙切れに過ぎないことを歴史は教えている。

もう一度引用しよう。

<中国残留孤児の悲劇も北方領土が62年たっても返還されないのも「8・9」から始まっていることを日本人なら忘れてはなるまい。>

リメンバー満州

 


爆笑問題・太田の「私が総理になったら」  出演裏話 【追記】

2007-08-08 08:55:00 | 県知事選

漫才コンビ・爆笑問題の太田光の「私が総理大臣なったら・・・秘書田中」と言うテレビ番組がある。http://www.ntv.co.jp/souri/program/index.html

日本テレビで毎週金曜日午後8時からの放映らしいが沖縄では数日遅れて放映されている模様。

漫才師は漫才でもやっておれば良いとも思うのだが、何しろテレビのゴールデンタイムを本人が総理大臣に擬して番組を仕切り、出演者は学者、評論家、現役の国会議員も雁首をそろえて議論を戦わすというからバカに出来ない。

テレビのタレントが「議論」する番組の威力を侮ると、とんだ世論オンチにもなりかねない。

世論はテレビが作るともいえるくらいだ。 やはりテレビは侮れない。

テレビのTVタックルの出演を機に立候補し議員になった田嶋洋子氏の例や、古くは時事問題を漫才のネタにして国会議員になったコロンビア・トップの例もある。

ところで、この太田光と言う男、『憲法九条を世界遺産に』なんてアレな本を書いているくらいで時事問題には特に興味を持っているらしい。

この番組の次の金曜日放映版に出演した横浜の鈴木敏明さんがテレビ出演の感想、舞台裏の話を綴ったメールを下さった。

鈴木さんは『原爆正当化のアメリカと『従軍慰安婦』謝罪の日本』http://tendensha.co.jp/daitoa/dai291.htmlの著者だと言うことで出演依頼があったらしい。

当日のタイトルが「アメリカに原爆被害者の賠償金を請求」なので、鈴木さんが適任だったのでしょう。

以下に鈴木さんの許可を得て全文引用します。

同番組鑑賞の一助としてください。

                      ◇

「追記」17:17

下記のメールが入りましたので引用全文削除致します。

狼魔人

<横浜の鈴木敏明です。
 
日本テレビ局より私の収録印象記が放送日までブログに転載されないよう
要求がありましたのでご配慮のほど宜しく御願いいたします。>


   ◇

 【追記】8月13日

上記削除の引用部分、番組放映終了とのことで復活いたします。

突然の削除で意味不明の記事を読まれた方にはお詫び申し上げます。

以下引用部分。

<横浜の鈴木敏明です。
 
前にちょっと触れたと思いますが、昨年10月末私は、「原爆正当化のアメリカと『従軍慰安婦』謝罪の日本」というタイトルの本を出版しました。この本が日本テレビの目に留ったようです。
日本テレビから直接テレビ出演の依頼をうけました。
出演番組は、毎週金曜日の午後8時から54分間放映される通称「太田総理」という番組でした。私はいままでにこんな番組があることすら知りませんでした。
若い人は見ているようですが、私のような年寄りはほとんど見ていないようです。
漫才コンビ、爆笑問題の太田が総理大臣役をやり、毎週一つの討論テーマを出し、ゲストが議員になって賛成、反対に分かれて討論し、最後に投票で採決をとる番組です。
今週金曜日のテーマは、「アメリカに原爆被害者の賠償金を請求」です。出演前に賛成、反対を明確にしてくれと言われて、もちろん私は賛成派です。議員(ゲスト)は全部で26名(自公民社共の議員、アメリカ人、教授、その他名前のわからないジャリタレ数名など)です。
賛成派筆頭は、太田総理、反対派筆頭は、石破元防衛庁長官。
昨日収録してきました。この番組は、コマーシャルを入れて54分間です。
しかし収録はまる2時間たっぷり討論します。それを編集しなおして50分ぐらいの番組にしますから、発言の半分以上は消えてしまいます。
2時間の論戦にもなると出演者もどうせ後で修正されるのだという意識からか、けっこう本音が出る場合もあって興味深いものがあります。印象深かったものは次のようなものです。
 
1.私が議長から発言権を与えられたのは、2時間のうち最初の頃のたった1回。後はいくら手をあげても全くだめ。仕方なく相手方の意見の途中に反論をぶつけるほかありませんでした。もう一人の初出演者はアメリカ人で、この人も一回の発言機会しかありませんでした。
 
2.4人のアメリカ人が出演していました。その一人ケビン・クローン、多分ジャーナリストだと思う。ケビンは生意気だ。第一態度が不遜。もう何回も出演しているとのこと。先の戦争について彼は、アメリカは全て正義、日本はすべて悪というような主張を公然とする男です。
相手が意見を言う前、あるいは言った後に単発的に日本批判の言葉を浴びせるのです。
あまりにも癪に障ったから収録の半ばごろからケビンの発言に対して即座に反論し続けました。
例えば、「戦争をしかけたのは日本だ」、すかさず「戦争をしかけたのはアメリカだ」、そしてとうとう私は怒声を発しました。ケビンは、なんと言ったと思いますか、彼は、「日本の恥の文化は最低だ」と言ったのです。即座に私は、大きな怒声で「人の前で人の国の文化を批判するな。それが紳士のすることか」、興奮して発した言葉ですから、正確にこのように言ったと断言できませんが、このような表現ををしたと思います。
私は40年欧米人とつきあってきました。欧米人には、ここは当然怒るべき時に怒らないと、その人をなめきってしまうのです。そして怒るべき時に怒る人をまるで一人前のように扱うようになるのです。
それ以後決して見下すようなことはしません。
文化というものは、その国の歴史と密接に関係しています。外国人といくら意見で争っても、その国の文化を非難しない方が賢明なのです。
ケビンは日本に住んでいて、沢山の日本人の前で、それもテレビ放送するというのに「日本の恥の文化は最低」などと非常識もはなはだしい。
残念ながら私のまわりのゲストは、ケビンの発言にあまり怒りを示しませんでした。
こういうところで日本人は欧米人になめられるのです。私は、このシーンは、カットされずにぜひ放映してほしいです。
それがケビンの「日本の恥の文化は最低だ」の言葉は、放映され私の怒声がカットされていたら、それこそ何おかいわんやです。
 
3.論争の三分の一は、石破と太田の論争です。私は石破の歴史観をじっくり聞くことができました。
これが元防衛長官の歴史観かとほんとうにびっくりしました。
共産党議員からあなたの意見を自民党に言ってくださいとまで言われていました。一方、太田の意見には幼稚さが目立ちます。漫才に専念しろと言いたい。
 
4.私の隣の席が金美齢さんでした。彼女は「主役は二人(石破と太田)、われわれはどうでもいいのよ」と言ってこのままだと一言もしゃべらずに終わるのかなと思ったほど全く一言もしゃべりませんでした。
もうこれで収録おしまいかと思われた瞬間、彼女は発言、アメリカの正義面を批判し、日本人の自己主張のなさを批判、最後に太田総理をもちあげて終わりました。
私など太田の発言を背後からけなしたりしていましたが、彼女みたいに発言の最後にちゃんと太田をほめる言葉をのこしておくなど、こういうやりかたもあるのかなと感心しました。
 
そのほか若い女性タレントに泣き声で抗議されていた中川八洋、筑波大学教授がいたり、実際の放映より、収録の方が面白いこともありますね。私とまだ一度もお会いしていない方々は、ゲストが多いので名札で私を見つけるのはめんどくさいと思います。そこで私の特徴を伝えておきます。
鼻の下に白いひげ、めがね、頭は髪をのばして後ろでたばねています。
時間がありましたらぜひ御覧になってください。今週の10日(金)午後8時からです。> 引用終了。


テレビの討論番組などNHKだけで充分だという頭の固いお方も時には見かけるが、今回の参院選の結果でも自明の通りテレビの「クダラン世論煽り」(赤城の絆創膏等)を侮ってそれで墓穴を掘ったのが安倍政権だといえなくも無い。

(削除)

(削除復活)8月13日

私の隣の席が金美齢さんでした。彼女は「主役は二人(石破と太田)、われわれはどうでもいいのよ」と言ってこのままだと一言もしゃべらずに終わるのかなと思ったほど全く一言もしゃべりませんでした。

>もうこれで収録おしまいかと思われた瞬間、彼女は発言、アメリカの正義面を批判し、日本人の自己主張のなさを批判、最後に太田総理をもちあげて終わりました。
 

「憲法九条を世界遺産に」なんてバカなことを言う太田でも、番組を仕切っている以上、心ならずともゴマをすっておくのも金女史の大人の知恵なんでしょう。

漫才師といえどもサンデープロジェクトや朝生の田原総一郎的存在で、コイツと喧嘩しても出演拒否されたらそれでおしまいだから。

たかがお笑いタレント、されどお笑いタレント。

金美齢さんもテレビ出演の裏では苦労しているんですね。

 


 


朝青龍の病名は?

2007-08-07 19:08:38 | 県知事選

朝青龍診断に医学者から“物言い”「神経衰弱」は戦前の病気  
スポーツ報知 06日08時15分  

2場所連続出場停止と謹慎などの厳罰を受けた横綱・朝青龍(26)が5日、精神科医の診断で「神経衰弱及び抑うつ状態」と診断されたことについて、医学者から異論が出た。精神科医の香山リカさんは「今回の重い処分や厳しい批判を受けた反応性のうつ状態ということだろう。針のむしろでストレスが多い環境が、症状を悪化させかねない、ということも理解できる」とした上で「この状況を招いた本人が謝罪会見もしないうちに診断結果が発表され、批判しにくいような状況になるのは、精神科医として複雑な気分だ。診断が隠れみの的に利用されるようなことはあってほしくない」と厳しい。

 一方、世田谷井上病院の井上毅一理事長は「神経衰弱は夏目漱石がかかったことで有名な、戦前の病名。米国の診断基準からもすでに消えている"亡霊"のごとき病名が出てくるとは、さすがは歴史のある相撲界ですね」と苦笑。胃腸科が専門の同理事長は、胃かいようで亡くなった文豪・夏目漱石の研究を長年続けてきたが「神経衰弱の漱石に夫人が胃薬だと言って睡眠薬を飲ませていた」というエピソードを紹介。特効薬は「休養するのではなく、あるがままに生活させること」という。つまり「神経衰弱」は「モンゴル帰国」を後押しする診断名ということになる。

                                                ◇
 

 

そもそもの発端は「医者の証明書」だった。

腰が痛いといって職場に休みを求める場合、医者のお墨付きがあれば仮病を疑われる事はない。

朝青龍言うの場合、医者のお墨付きが疑われて謹慎処分を受けたら、今度は精神科にお墨付きを求めた。

その医者が「数日のうちにうつ病になる」と診断した。

そして、謹慎を解いて蒙古への帰郷が最良の治療だと言う。

ここまでは大目に見よう。

ところがその医師が精神科ではなく「包茎治療のカリスマ」医師だったというから吹き出した。

朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃!(08/06)

ここまで話がこじれてきたら横綱の品格どころの騒ぎではないでしょう。

この医師が経営する クリニックは沖縄ではテレビCMも流している“その道”の有名店だという。

大横綱双葉山は60級連勝を阻止された時

「我いまだ木鶏(もっけい)たりえず」

と知人に電文をに送った逸話が有名だが、

大横綱を狙う朝青龍はモッケイどころかホウケイでうつ病になっていたとしたら、大横綱の道は遠い。

◆いまだ木鶏たりえずhttp://sumo.goo.ne.jp/ozumo_joho_kyoku/yomu/003/011.html

 

で、このカリスマ医師の朝青龍に対する診断名は?

そりゃ、当然「包茎性ウソ病」、・・・もとい、「包茎性ウツ病」でしょう。

 

この「包茎のカリスマ」先生、自称の精神保健指定医は詐称ではないかと疑惑がもたれているらしい。

朝青龍の「包茎性急性ウソ病」については下記のブログが詳しい。

 ◆天漢日乗http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/post_660f.html

 


原爆投下 ≪「米兵百万人救う」のウソ≫

2007-08-07 12:14:38 | 歴史
正論】評論家・鳥居民 継続すべき原爆投下の裏面史検証 【産経新聞 2005/08/05

≪「米兵百万人救う」のウソ≫

 広島、長崎に原爆が投下されてから60年がたつ。

 アメリカの政治家は、日本に原爆を落としたのは百万人のアメリカ兵の命を救うためだったと今日なおも語り、アメリカの学校ではそのように教えてきている。

 原爆投下の本当の理由を承知しているアメリカ人は当然ながらいる。トルーマン大統領が原爆を日本の都市に是が非でも投下したかったのは、4年の歳月と20億ドルの巨費をかけた究極兵器の力を議会と国民に教え、戦後の核計画への支持を獲得し、スターリンに対しては、その絶対的な威力を誇示し、脅しをかけるためだった。

 だが、その二つの目的はニューメキシコの砂漠の公開実験で十分に達することができたのであり、広島、長崎の市民とその二世までを殺す必要などあるはずもなかった。

 多くのアメリカ人が「百万人」のウソを言い続けるのは、人間誰もが持つ道徳色の濃い自己愛に他ならない。

 私が残念に思っているのは、日本での論議だ。

 「百万人」の話をする日本人は、さすがに今はいない。だが、鈴木貫太郎内閣がポツダム宣言を「黙殺」したがために、原爆が投下されたのだと語る歴史研究者は今もなお存在する。

 1945年の五月末から六月、七月に戻ってみよう。

 陸軍長官スティムソンと国務次官グルーは、日本に降伏を勧告するときだと大統領トルーマンに何回も説き、日本側が受け入れることができるように、天皇の地位保全を約束すべきだと主張した。それでも日本が降伏を拒否するのであれば、そのときこそ原爆の投下を警告すべきだと説いたのである。

 海軍長官フォレスタル、陸軍参謀総長マーシャル、海軍軍令部総長キングもまた、警告なしに日本の都市に原爆を投下することには反対の立場であった。

 ≪日本を翻弄した降伏勧告≫

 ところが、トルーマンと彼のただ一人の協力者である国務長官バーンズは、日本に降伏を勧告するスティムソンの草案から天皇の地位保全を認める条項を削ってしまう。

 また、スティムソンの草案では共同提案国にソ連の名前が入っていたが、トルーマンとバーンズは、日本がソ連に和平の仲介を依頼していることを日本外務省とモスクワの日本大使館との間の往復電報から知り、ソ連の名前を削り、重慶の国民党政府に差し替えたのである。日本にソ連への期待を持ち続けさせ、降伏勧告を無視させようとしてのことだった。

 さらに、その降伏勧告をホワイトハウス、国務省からではなく、宣伝機関の戦時情報局から発表させた。日本側をして宣伝文書と思わせるようにしたのである。

 さて、トルーマンとバーンズは、広島と長崎での“原爆実験”に成功した後、直ちにスティムソンとグルーの計画に立ち戻り、天皇の地位保全を日本側に告げることにした。バーンズが手の込んだごまかしをしたことから、日本の歴史研究者はそれが事実上のスティムソン草案の復活であることに気づくことなく、その解明をも忘れている。 (後略)


イデオロギー塗れの「平和宣言」

2007-08-07 07:31:53 | 県知事選


平和宣言要旨 広島平和記念式典 
 
 (略)唯一の被爆国である日本政府には、謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、世界に広める責任があります。誇るべき平和憲法を順守し、米国の時代遅れの政策に「ノー」と言うべきです。(略)

  2007(平成19)年8月6日

 広島市長 秋葉忠利
 
(中国新聞 初版:8月6日9時3分)

                      ◇

広島原爆忌 平和宣言 

秋葉市長の平和宣言では「米国の時代遅れで誤った政策にはノー」としながら、

北朝鮮の核については直接、言及がなかった。

冷戦時代、ソ連中国の核はクリーンでアメリカの核は汚いといってはばからないサヨクの意見と何ら変っていない「平和宣言」だ。

秋葉市長が旧社会党出身だと聞くと「平和宣言」の陳腐さが理解できる。

20万人以上の無辜の民の命を奪った広島、長崎への原爆投下は、日本として決して容認することはできない。

その意味で唯一の被爆国の広島、長崎両市が毎年、この日に平和式典を開き、人道に反する核の廃絶を訴え平和宣言を発することには意義がある。

しかし、現下の日本にとって肌で感じる核の恐怖は何と言っても北朝鮮、中国の核である。

中でも昨年10月、核実験を強行した北朝鮮は、日本にとって最大の脅威だ。

北朝鮮の核廃棄がメインテーマの6か国協議でも、その実行は未だに不透明なままだ。

日本の反核運動は、1965年、共産党系の原水協と、旧社会党系の原水禁とに分裂した。

サヨク勢力のイデオロギー闘争が根底にある限り、アメリカの核は残忍で中国、北朝鮮の核は「しょうがない」と言うことになりかねない。 

自己の犯した原罪を糊塗するため弁解を続けるのは世の習いだが、

米国内には、未だに原爆投下を肯定する意見が根強くある。

彼等の自己弁解は、原爆の投下が、戦争終結を促し、日本本土侵攻作戦を回避した結果、多数の米軍兵士の命を救ったというのである。

しかし、この理屈は国際的には既に破綻している。

米国は、日本が制空権、制海権を失い継戦能力が壊滅していることをを承知していながら、残虐な核兵器を使用した。

これは残虐な人体実験だったことが、立て続けに広島、長崎と異なる種類の原爆を投下したことでも分る。

原爆投下は肯定できない。

人道上最悪の犯罪を犯したアメリカの人体実験に怒りを禁じえない。

だが、かつての敵は現在の友。

アメリカは現在日本の同盟国である。

原爆投下を憎みながらも、核開発を続ける「ならず者国家」の脅威から身を護る為に、国の安全保障を米国の核抑止力に頼らざるをえない。

この日本が抱える安全保障と「平和宣言」との間の大きな矛盾に国民はこれまでまともな議論をせず封印をしてきた。

北朝鮮の核実験の折、中川(酒)が核議論の口火を切りかけたが、「世論」は一斉にこれを封じにかかった。

「核論議禁止論」である。

病気の絶滅を図るには病気に正面から立ち向かい、病気自体のの研究・検証が不可欠なのは言うまでも無い。

核の絶滅を標榜する「唯一の被爆国」が核に関して「議論禁止」をするのは、病気を知らないヤブ医者の病気治療のようなもの。

一歩誤ると「同じ病」で命を失いかねない。

 

「原爆神話」からの解放-「正義の戦争」とは何か-

 


原爆投下は仕方なかった、やむを得なかった

2007-08-06 17:15:50 | 県知事選

事件には被害者がおれば加害者もいる。

被爆国があるのなら加爆国と言うは言葉があってもいいはずだが、PCも河馬九国?としか変換してくれない。

「唯一の原爆被爆国」があればせめて「唯一の原爆投下国」と言う言葉があっても可笑しくは無いはずだ。

だとすれば当然「加害国」アメリカの責任を問う声があってもおかしくは無い。

原爆投下というと何故か被害者の人権を無視し、加害者の人権のみを声高に叫ぶ人権派弁護士を連想する。

弁護士でなくとも「加害者にも事情がある」とテレビで公言する民主党議員のトンデモ発言が記憶に新しい。

民主党:「加害者にも事情がある」 「目には目を」でいいのですか?

「加害国」にも事情があるって言うのか。

 

産経抄 2007/07/02 05:09

(前略)▼たとえば、本島等元長崎市長は、「日本はアジアに謝罪する必要がある。原爆は仕方なかった」などと各地の講演会で説いたものだ。こうした考え方の原点をたどれば、広島市の平和記念公園にある原爆慰霊碑の碑文に行き着く。「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」。(略)

 

今年になってからの次の二つの出来事は計らずも米国の「原爆投下国」としての責任をあぶりだす結果となった。

①米下院の本会議での「従軍慰安婦対日謝罪決議」

戦時中に戦地場売春婦を買った「罪」と原爆投下で無辜の民間人を数十万人も無差別虐殺した「罪」とどちらが重いかは問うだけ野暮だろう。

その「唯一の加爆国」が「唯一の被爆国」に対し己の犯した大罪には頬被りをしたまま「戦地売春婦を利用した」と言う「罪」で戦後62年過ぎた今、米国国会で「対日謝罪決議」をしたのだ。

しかもアメリカ人ではない他国の売春婦のために。

これを日本としては拱手傍観して見過ごしたままにして良いのか。

 

②久間前防衛省の「原爆投下しょうがない発言」

 >「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」

(平和公園で)英語で通訳ボランティアする人の話によると、この碑文の日本文を紹介すると、決まって「誰が?」と問われと言う。

勿論碑文には英訳文は書かれていない。

それで、説明用の英訳文テキストがあるが、それには英語の常として主語がある。

Let all the souls here rest in peace;
     For we shall not repeat the evil.

外人客にこの訳文をを紹介すると、

今度は「なぜ(我々なのか)?」と反問され、その度に答えに窮するのだと言う。

上記産経抄にも言うように、「原爆は仕方なかった」と言う考えは結局は広島の原爆慰霊碑文につながっていくし、「しょうがない」は従来サヨクの方々の共通の心情であったはず。

反日を叫ぶには日本への原爆投下は「しょうがない」と言う単純な理屈だ。

実際、心情だけににとどまらず公言してはばからない著名人も多くいた。

ところが久間発言であれほど騒いだマスコミや左翼集団も自分らが発言する時には全てスルーだった。

上記①の米下院の対日謝罪決議と、②の久間「しょうがない発言」へのサヨクのねじれた反応を奇貨として、「原爆投下対米謝罪決議」を国会で議決すべきだ。

「戦地売春婦」を買ったことで謝罪決議なら「原爆投下」の謝罪は当然だろう。 それに「従軍慰安婦」が他国の出来事だったのに対し、

「原爆投下」謝罪決議は「唯一の被爆国」が「唯一の加爆国」への謝罪決議だ。 誰に遠慮が要ろうか。

 

◆高嶋琉球大学教授のトンデモ講演会。

JANJAN
消せるものか沖縄戦「集団自決」 高嶋琉球大教授が講演 2007/06/12
+ + + + + + + + + +
(略)

 レジュメ3ページ目は原爆投下についての教科書の記述です。「The End of the War」というタイトルで2つの原爆の絵が大きく載っており、焼け野原となった広島ときのこ雲の絵があります。よくぞアメリカは日本に原爆を落としてくれた、これで仇が討てたという内容で、被爆者にとっては大変な説明です。シンガポールでは「No More Hiroshima」ではないのです。シンガポールだけでなく、日本が占領した地域の人々はほとんどが同じ考えです。広島の人にそう言ったら、「やっぱりそうですか」と言っていました。(略)

  

 ◆本島元長崎市長の「しょうがない発言」

米国やアジア太平洋諸国は原爆投下を『正しかった』『天罰だ』『救世主だった』と思っている。確かに、日本がアジア太平洋戦争などで行った数々の悪魔の所業を思うと、原爆投下は仕方なかった、やむを得なかったと、と言わざるを得ない。東京大空襲や沖縄戦も同じだhttp://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/214815

 

 


「裁判」と「沖縄タイムス」と「歴教協」と「日本ジャーナリスト会議」と

2007-08-06 07:18:07 | ★集団自決

沖縄タイムス 2007年8月5日(日) 朝刊 23面  
 
歴教協「歴史認識覆される」/研究者ら危機感共有

 高校歴史教科書から「集団自決(強制集団死)」への軍関与が削除された検定意見撤回を求める決議を採択した歴史教育者協議会(歴教協・石山久男委員長)の全国大会は四日、「地域に学ぶ集い」が神戸市産業振興センターであり、「教科書問題」の分科会も開催。参加した研究者や高校の教師など約三十人が、来年度から使用される歴史教科書の沖縄戦について認識を深めた。
 集いでは、大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会の小牧薫事務局長が、大阪地裁で係争中の「集団自決」訴訟について報告。県歴教協の山口剛史事務局長は検定をきっかけに、県内で「集団自決」生存者の新証言の掘り起こしが進んでいるとした。

 山口事務局長は「裁判まで含めると、教科書問題が全国に浸透しているとは言い難い」と県内との「温度差」を指摘したが、「今回の検定を許せば、この先沖縄だけでなく、日本の歴史認識が覆されるという危機感は共有できた。全国に検定意見の撤回を求める運動を広げていく出発点にしたい」と抱負を話した。
 

                      ◇

同じネタを連日取り上げるのは

いくらいい加減な当日記でもいささか躊躇するが、・・・

沖縄タイムスは同じ記事(歴教協の記事)を4日の朝刊、夕刊そして翌5日の朝刊でも取り上げた。

同じネタを連続で三回も掲載し続ける、沖縄タイムスはよっぽどネタ不足なのか、

それとも「研究者団体」⇒「歴史教育者協議会」と「訂正」した見出しを再び「研究者ら危機共有」と再訂正しておきたかったのか。

係争中の「沖縄集団自決冤罪訴訟」の被告側当事者の沖縄タイムスとしては、もはや新聞としての面子などに拘っている場合ではないのだろう。

「歴史教育者協議会」が裁判の支援団体である以上、彼等の支援を毎日でも記事にしたいくらいなのだろう。

沖縄タイムスは、自分は新聞ではなく一定勢力のプロパガンダ紙であることを計らずも暴露してしまった。

 

 

★沖縄県歴史教育者協議会http://okireki.cocolog-nifty.com/blog/

★沖縄タイムスが受賞した「日本ジャーナリスト会議」での石山久男・歴教協委員長http://www.jcj.gr.jp/~shuppan/jcj0/jcj551.html

 

◆沖縄タイムスは日本ジャーナリスト会議から賞を貰っていた。

沖縄タイムスの捏造記事がJCJ賞だって


 


尖閣、魚釣島へ石垣市議上陸試みる! 国が実力で阻止!

2007-08-05 14:48:44 | 未分類

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4日の琉球新報夕刊に次のような小さな記事が出た。

魚釣島上陸前に市議漁船に停戦 <海保、書類送検へ>

【八重山】石垣市の市議(57)が石垣市登野城の尖閣諸島のうち、魚釣島に上陸しようとしていたことが3日、分った。 市議を乗せた漁船は、魚釣島まで焼く5キロに迫った所で石垣海上保安部の巡視船停戦させられ、石垣市に引き返した。 尖閣諸島は、政府が2000年に所有者から魚釣島など民有地の3島を借り上げ、上陸を禁止している。
石垣海上保安部は陸岸から20カイリを超えて運行したとして、船舶安全法違反の容疑で船舶の船長ら関係者を書類送検する方針。 関係者によると、漁船は7月30日午前、石垣港えお出港、近くの埋立地で待機していた市議らを乗せ、尖閣諸島を目指した。 

市議は「石垣市の議員として行政区域の調査権がある。 法的に問題はない」と述べた。

 

尖閣諸島が沖縄県石垣市の行政区域に属することは紛れも無い事実。

だとしたら、

>「石垣市の議員として行政区域の調査権がある。 法的に問題はない」  

と言う市議の意見はごくまっとうな意見だと思うのだが。 

3月に仲井真知事が尖閣視察を発表した時、

外務省沖縄事務所は、

「外務省として県にも中国にも特段のアクションを起こすつもりは無い。 知事が自分の管轄地域内を視察するのは業務の一環だ。 国として特段何か言うことはない」

と、ごく当然の見解だったはず。

それが今回は実力で市議の上陸を阻止したということは、行政区域の視察は遠くから覗くだけで、立ち入ってはいけないってこと?

こんな理不尽な国の態度にも相手が中国様のご機嫌を損ねてはと、地元サヨク新聞は小さな扱いのこの体たらくだ。

 

<尖閣、魚釣島へ市議上陸試みる!>

<国が行政地域の視察を実力阻止> 

<石垣市議を強制送還>

とでも大見出しで報じてもよさそうなもの。

ジュゴンを護る為には体を張って騒ぐ「市民団体」が借りてきたネコのようにおとなしいのはどうしたのか。

相手が違うとこうも態度が異なるのか。

サヨク団体の行動は判で押したようで実に分り易い。

 

それにしてもこの石垣市議さんはエライ!

どなたかこの方のお名前知りませんか。

県議にも尖閣視察をした議員がいました。

「沖縄県議会議員 小渡 亨」のブログ
http://toruodo.ti-da.net/e808643.html

                 

 

◆参考エントリー:

「知事の尖閣諸島上空視察」に中国が待った!

尖閣視察決行! 中国の横槍には「何で?」の一言でОK

知事の尖閣視察・慎重・推進派が交錯 【速報】視察中止

尖閣視察 知事「いずれ行きたい」

その日、尖閣は天気晴朗だった!

 

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歴史教育者協会って何? 「追記」

2007-08-05 07:30:29 | ★集団自決

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沖縄タイムス 2007年8月4日(土) 朝刊 1・27面  
 
研究者団体 撤回決議へ/「集団自決」修正

会員3千人歴教協大会 検定問題討議も
 全国の小・中・高校・大学の歴史教育研究者らでつくる歴史教育者協議会(石山久男委員長)は四日午前、神戸市で第五十九回全国大会を開き、高校歴史教科書の沖縄戦の記述から「集団自決(強制集団死)」への軍の関与が削除・修正された文部科学省の検定意見撤回と記述回復を求める決議を採択する。
 同会は約三千人の会員で構成する国内最大規模の歴史教育者らの研究団体。一九八二年の教科書検定では沖縄戦の「住民虐殺」の記述が削除された際、同様の決議を行っている。

 実教出版「高校日本史B」で執筆した石山委員長は「沖縄県民や全国の歴史研究者が抗議しても文科省は態度をあらためようとしない。決議が沖縄の運動を支える一助になってほしい」と期待。その上で「文科省への申し入れや教科書会社、他の教科書執筆者に呼び掛け、記述の訂正を求めていきたい」と話した。

 県歴史教育者協議会の平良宗潤委員長は「決議は県民の怒りや抗議が正当なものであることを示している。全国の歴史教育研究者が支持してくれることは励ましになる」と語った。平良委員長ら五人が出席、平和分科会などで教科書検定問題について報告する。

 決議案は、今回の検定について「強制と誘導という事実をかくし、『集団自決』を住民の自発的なものであるかのように書き直させたことは、歴史研究を踏みにじり沖縄県民が体験し継承させてきた歴史の事実を抹殺する」と糾弾。「戦争と軍隊を美化し、海外で戦争する『日本軍』の復活を目指す憲法改悪につなげようとする意図から発したものだといわざるを得ない」と批判している。(略)

                    ◇

 何時もながら沖縄タイムスのミスリード見出しには呆れるやら、感心するやら。

研究者団体 撤回決議へ

これを正確に伝えるのなら、次の見出しだろう。

日教組社会科教師会 撤回決議へ

少なくとも琉球新報のように「歴史教育者協議会」くらいにしないと一歩誤ると事実のわい曲にもなりかねない。

軍命削除撤回を決議 歴史教育者協議会  (琉球新報 8/4 16:03)

当日記は「集団自決」に関して「市民運動で歴史を決めるのではなく、学者・専門家の議論・検証に委ねるべき」と述べてきた。

その伝でいくと沖縄タイムスの見出し「研究者団体・・・」には一瞬だがミスリードされかけた。

そもそもこの記事は<「集団自決」検定/執筆者「恣意的」と非難

のフォロー記事だが、それを特ダネのようにオーバーに一面で扱うのがサヨク新聞のいやらしさである。

このきわめてアレな組織はマルクス史観の歴史家松島栄一氏の創立したもの。

それに日教組の社会科の教師が集まったとなると、全ての歴史はマルクス史観の色眼鏡を通して判断される。

この集団は苔むした「マルクス史観」の研究団体ではあっても、まともな歴史研究団体ではない。

いや、むしろ「政治団体」といったほうがその活動には相応しい。

このようなサヨク集団の議決を「歴史研究者」或いは「研究者団体」の議決と報じる新聞は読者を完全にバカにしている。

 

★「追記」

さすがに沖縄タイムスもその日の夕刊で同じ記事を書き直して見出しを「研究者団体」から「歴史教育協」に「訂正」した。

これって、新手の「訂正記事」?

歴史教育協、撤回・記述回復を要求/「集団自決」修正
(沖縄タイムス8月4日(土) 夕刊 1面 ) 
  全国の小・中・高校・大学の歴史教育研究者らでつくる歴史教育者協議会(石山久男委員長)の全国大会が四日午前、神戸市で開幕した。会員総会で高校歴史教科書の沖縄戦の記述から「集団自決(強制集団死)」への軍関与が削除・修正された文部科学省の検定意見撤回と記述回復を求める決議を採択した。(略)

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ジュゴンはどっちの味方?

2007-08-04 09:41:56 | 未分類

琉球新報 金口木舌

 ヘビはナメクジを恐れ、ナメクジはカエルを恐れ、カエルはヘビを恐れる。三者とも身動きが取れなくなる「三すくみ」だ
▼普天間飛行場の移設問題で国、県、北部12市町村がその三すくみ状態にある
▼キャンプ・シュワブ沿岸部へのV字形滑走路案に反発する県は暫定ヘリポート案を主張し、新たな協議機関への参加条件に県案協議を掲げる。代替施設の建設計画策定を急ぐ防衛庁はこれを拒否し、県抜きでも協議機関を設置する構え。北部市町村は協議機関の早期設置を求めつつも県抜きでの協議参加を否定する
▼5日、北部首長と県幹部が会合を開き、北部振興に関する連携と首長側が県の主張に理解を示すことを確認した。双方の考え方の隔たりは大きいが、三すくみ状態を打開しようと協調体制を整えた格好だ
▼三すくみの代表例にグー、チョキ、パーのじゃんけんがある。三者がそれぞれの主張を貫けば、相子のまま永遠に決着はつかない
▼状況打開には歩み寄りが必要だが、防衛庁は強硬姿勢を崩さず先行きは不透明だ。振興策に限らず跡地利用や軍従業員の雇用など基地問題で国の支援は当然の責務である。基地受け入れの引き換え条件にされてはたまらない。国と地方の力関係で押し切られることがないよう注視したい。

(琉球新報 2006年8/8 9:33)

                     
 ◇

丁度一年前の琉球新報のコラムだが、内容に一年の歳月の経過を感じさせないから不思議だ。

それだけ普天間基地移転問題が膠着している証拠だ。

住宅密集地に隣接の普天間基地移転は依然として放置したまま、相も変らずヘビとナメクジとカエルが三すくみでもつれ合っている。

厄介なことに、この三匹の動物にもう一匹ジュゴンが加わった。

ジュゴンはこれまで基地移転反対派のシンボルだった。

これが「沖合い設置」案の強力な味方になろうとしている。

「沖合い」に基地設置ではジュゴンの環境破壊ではないかと言うのが小池防衛大臣の意見。

 

 

稲嶺前知事は1998年の知事選で普天間代替基地の完成後、「軍民共用」と、「15年使用期限」を公約した。

あれから10年、公約を果たさぬまま現知事にバトンタッチされた。

普天間基地の移転は合意されても行く先が決まらない。

県は滑走路の沖合い設置を主張し、名護市も態度を翻し沖合い案。(普天間移設 「沖合移動」で連携  )

辺野古に陣取るプロ市民団体は勿論沿岸案のV字型滑走路に反対し、沖合い案を主張し新聞を賑わしている。

今朝の琉球新報の「声」欄。

大阪出身で沖縄に本籍も移し結婚もして沖縄在住のMさんが「県民の基地への本音は」と題して投稿している。

「沖縄の人々に、基地に対してどう本音で思っているのか聞いてみたい」と素朴な疑問を呈していた。

どうやらMさん、沖縄在住前の新聞による情報と住んで見てからの情報のギャップに戸惑っているように見受けられた。

沖縄の「民意」は新聞の見出しでは計れない。

で、ジュゴンはどっちの味方?

 

沖縄周辺のジュゴン絶滅危惧種に、環境省レッドリスト更新

 日本で絶滅の恐れのある動植物をまとめた環境省のレッドリストが3日更新され、新たに沖縄本島周辺の海に生息するジュゴンが、哺乳(ほにゅう)類の絶滅危惧(きぐ)種に指定された。

 ジュゴンは世界的には約10万頭が生息しているが、北限となる日本では、沖縄本島周辺でしか確認されなくなっている。「生息数は50頭を超えることはない」として、絶滅の恐れが最も高い「絶滅危惧1A類」に分類された。

 リストではこのほか、減少傾向にあるイリオモテヤマネコも、「絶滅危惧1B類」から1A類にランクが上がった。増加傾向にある屋久島のヤクシマザルと、下北半島のホンドザルはリストから外れた。

 今回の更新では、「哺乳類」「昆虫類」「植物1」など6分類が見直され、昨年12月に更新した4分類と合わせて、計10分類で3155種となった。

(2007年8月3日21時39分  読売新聞)

                      ◇

沖縄タイムス 2007年8月3日(金) 朝刊 1面  
防衛相「沖合」に難色 普天間移設で会談

知事、協議会開催に慎重
 【東京】仲井真弘多知事は二日、小池百合子防衛相と防衛省で会談した。小池氏は、米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設について、「沖縄の海を守ることに力点を置いている」と述べ、環境への配慮を強調。名護市が求めているV字形滑走路の沖合移動について、海域の埋め立て面積が増加することから、難色を示したものとみられる。
 小池氏は、日米の自然保護団体が米国防総省に名護市辺野古沖のジュゴン保護を求めて米連邦地裁で争われている訴訟を取り上げた上で、「そういう(訴訟の)問題もあるので、自分は環境面を重要視している。防衛大臣が環境問題も語る。それが二十一世紀の新しい姿だ」と説明した。

 これに対し仲井真知事は「普天間の問題は名護市も受け入れている。地元の気持ちをくんでまとめていただきたい」と述べ、沖合移動にあらためて理解を求めた。

 小池氏はそのほか、普天間移設に関する協議会について「できるだけ早く開きたい」と協議を促進したい考えを示したが、仲井真知事は「よく調整する必要がある」と指摘。

 沖合移動や普天間飛行場の「三年内の閉鎖状態」の実現など県の要望に対する政府側の対応が先決との考えから、慎重な姿勢を示した。

 会談では、普天間飛行場移設に伴う環境影響評価(アセスメント)や、北部振興事業については話し合われなかった。

 仲井真知事はこれに先立ち、二〇〇八年度国庫支出金要請で高市早苗沖縄担当相とも会談。新規の「IT津梁パーク(仮称)整備事業」の展開や、政府の「アジア・ゲートウェイ構想」の拠点に沖縄を位置付けることなどを要望。北部振興事業を継続するよう文書で求めた。高市氏は「だいたい要望の内容には沿えると思う」と前向きな返答をした。


  
 

◆参考:「普天間移設」の分かり難さ