西教寺散策し、日本の天台宗記載しました
日本での天台宗
祖師最澄は『法華経』を最高の経典と位置づけました、最澄の弟子は、世俗的な要請に応えるために、天台宗の密教化を図りました密教には、弘法大師が伝えた真言宗の密教と、最澄の弟子が完成した天台密教が有ります真言密教（弘法大師）大日如来が説いた、秘奥の三密の教えを言います仏陀の内面の深い悟りを説いたので「密教」と言います釈迦如来が説いた『華厳経』『法華経』よりも大日如来の説いた密教聖典が勝るとの考えです天台密教（円仁他）『法華経』『華厳経』を一乗教として、他より優れているとしてます一方釈迦如来の経典より、大日如来の密典ほ、より良いとしています中国天台宗の考え『法華経』が真実の教えで、他の諸経典を「方便教」としています『大日経』の密教聖典は『法華経』『華厳経』より低い教えとしています釈尊の教えが、仏教の正統との考えです密教大日如来が中心で、釈迦如来は、大日如来の化身の一つとしています大日如来が説いた『大日経』密教聖典を尊重します
天台宗祖最澄（引用）
大日如来曼荼羅（引用）
西教寺境内
西教寺
天台系仏教の一派で、天台真盛宗の総本山です室町時代、中興の祖、天台真盛宗の宗祖の真盛が入寺して栄えました天台宗総本山の延暦寺、園城寺に比べ知名度低いですが、４００寺の末寺を有しています真盛による中興説法の名手として当時評判が高く、宮中でも説法しました西教寺の復興と布教に努め、旅先の伊賀で死去した戒律と念仏の道場延暦寺や園城寺は密教色強いですが、西教寺は阿弥陀如来を本尊としてます天台真盛宗の宗風は、阿弥陀仏の名を一心に称えることです織田信長の焼き討ち織田信長の比叡山焼き討ちで、西教寺本尊も、焼失しました旧本尊の代わりに、甲賀郡の寺から阿弥陀如来像を迎えて本尊としました滋賀郡の地と明智光秀光秀は、坂本城を築き、西教寺との関係が深く、寺の復興に光秀が援助しました光秀は、戦死した部下の供養を建て、境内には光秀の供養塔も立っています西教寺歴史西教寺は、京都の法勝寺と西教寺が合併し、主寺を西教寺としました天台宗、天台宗寺門派、天台宗真盛派は分離し、天台宗真盛派は、天台真盛宗として独立しました
