慶喜

心意気
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『笑と免疫力』『NK細胞』

2024年11月15日 | 医療
🌸笑っても免疫力はアップしない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

⛳笑えば笑うほど免疫力が上がるわけではない
 ☆テレビや週刊誌で「笑ったら免疫力がアップする」と報じられている
 *笑うとストレス解消につながるので
 *ストレスホルモンの分泌が減り
 *一度下がった免疫力の回復に役立つことは
 *理屈にかなっているように思える
 ☆笑えば笑うほど免疫力が上がるというわけではなく
 *笑うとストレスが和らぐために
 *ストレスホルモンの血中濃度が下がり
 *結果として免疫系の働きを阻害するものが無くなり
 *免疫系が働きやすくなる
 ☆このような場合の免疫力を測定方法
 *血液中のナチュラルキラー(NK)
 *細胞の数や活性を測って、結論を下している
 ☆おなかを抱えて笑うような面白い動画を一定時間観たあとに
 *血液中のNK細胞活性が上がっていたのに対して
 *天気予報のような笑わない番組を観た時にはNK細胞活性は変化しない
 *だから笑うと免疫力がアップしているに違いないとの話だ

⛳NK細胞数はさまざまな要因によって簡単に変化する

 ☆どの調査でも、調べた人の数や実験回数が少ない
 ☆血液中のNK細胞は様々な要因によって簡単に変化する
 *血液中のNK細胞数やNK細胞活性は日内変動が見られる
 *朝と夜中では2倍ぐらい値が違う
 ☆そのようなことを考慮して被験者を選んでいる研究は少なく
 *都合のいいデータが出た時にそれをそのまま報告している

⛳血液中のNK細胞数を測っても意味がない
 ☆血液中のNK細胞が増えた、あるいは減ったとしても
 *それが必ずしもからだ全体のNK細胞数や機能を反映していない
 ☆NK細胞を含むすべてのリンパ球
 *血液中をパトロールしながら、 一時的にリンパ節や牌臓などの
 *リンパ組織に入り、そこでしばらく巡回し
 *異物に出会わなければ、また血液中に出てきて体中を循環している
 *NK細胞はいつも血液の中にいなく、リンパ組織に一定期間滞在する
 ☆血液中でのNK細胞数が一時的に減ったり増えたりする
 *どちらの場合でも、からだの中のNK細胞の総数は変わっていない
 *血液中におけるNK細胞の数や活性は単なる見かけの数字であって
 *それが少々増えても減ってもからだ全体には大した影響がない
 ☆血液中のNK細胞数や活性を一度や二度測っても
 *それだけではあまり意義のあることはいえない
 ☆ただし、笑うこと自体はストレス解消につながり
 *ストレスが無くなると免疫力が維持されやすくなるので
 *笑うことは免疫にとっていいことだと思う
 *それがNK細胞の数や活性を介して起きているかは疑問である
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『笑と免疫力』『NK細胞』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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