🌸「広い海」が欲しい中国の地政学4
⛳朝鮮戦争
☆第二次世界大戦後、朝鮮半島は北緯38度線を境に
☆第二次世界大戦後、朝鮮半島は北緯38度線を境に
*南側はアメリカ、北側はソ連に占領された
*大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国として独立する
☆独立直後から両国は激しく対立し、朝鮮戦争が勃発した
*アメリカと中国の代理戦争へと様相を変えていく
☆独立直後から両国は激しく対立し、朝鮮戦争が勃発した
*アメリカと中国の代理戦争へと様相を変えていく
☆中国の目的は、何はなくとも国境線の防衛
*南進し、朝鮮半島南端、対馬まで踏み入ることができれば
*中国は太平洋への足がかりをつかめる
☆朝鮮戦争は、中国の参戦により
*朝鮮半島を舞台にした、米中戦争という様相になった
☆押しつ押されつのシーソーゲーム化した朝鮮戦争
*休戦協定が成立する
*あくまでも「休戦」で、朝鮮戦争は定義上は終結していない
⛳日本の朝鮮戦争参戦
☆朝鮮戦争に、日本も参戦している
*自衛隊はなかったが、海上保安庁が機雷除去に取り組んだ
*自衛隊はなかったが、海上保安庁が機雷除去に取り組んだ
*戦闘地域で後方支援を行ったことは間違いない
☆安保法制反対派がよく言う
*「日本は70年間戦争に加担してない」は正確ではない
*「日本は70年間戦争に加担してない」は正確ではない
☆機雷除去で、国連軍は制海権を確保することができた
*日本の「参戦」が戦局を大きく左右した
*ひいては日本の国士を守ったと見ることもできる
☆当時「派遣は違憲ではないか」という議論は起こった
☆国会承認を得ずに派遣したことが問題視された.
☆釜山から対馬、九州にまで脅威が迫る可能性もあるなかで
*結果として、日本が本格的な戦争に巻き込まれないようにと
☆釜山から対馬、九州にまで脅威が迫る可能性もあるなかで
*結果として、日本が本格的な戦争に巻き込まれないようにと
*派遣の判断が下されたことは、十分うなずける
☆崇高な理想があっても
☆崇高な理想があっても
*理想を共有できない相手が存在する以上
*現実的には仕方のないことでもある
☆日本はある意味、現実的な判断から「集団的自衛権」を行使し
*同盟国と自国を守ったともいえる
⛳朝鮮半島の悲劇
☆朝鮮戦争を中国から見れば、領土拡大の機会を逃した戦争
☆国を分断された上に苛烈な戦場となった朝鮮半島は悲惨である
☆朝鮮半島の人々は、古くから中国の属国として扱われ
☆朝鮮半島の人々は、古くから中国の属国として扱われ
*北からはつねにロシアにつけ狙われつづけてきた
*太平洋戦争前には日本によって併合された
☆戦争が終わったと思ったら
*アメリカとソ連によって南北に分断された
☆小さな半島であるために、大国や強国の都合に振り回されてきた
*地政学的に微妙な位置にある国の悲哀を物語るという点では
*地政学的に微妙な位置にある国の悲哀を物語るという点では
*筆頭に挙がる国といっていい
☆北朝鮮は、2011年の代替わり以降、ますます危険度が増した
*日本としては、韓国による南北統一がもっとも望ましいシナリオだ
☆北朝鮮は、2011年の代替わり以降、ますます危険度が増した
*日本としては、韓国による南北統一がもっとも望ましいシナリオだ
⛳中越戦争(親ソのベトナムに侵攻する中国)
☆中越戦争
*冷戦構造のなかでカンボジアに侵攻したベトナム
*「報復措置」として、中国がベトナムに攻め入った戦争である
☆発端は、ベトナムとカンボジアの関係悪化だった
☆発端は、ベトナムとカンボジアの関係悪化だった
*両国の対立は、各々の後ろ盾、中国とソ連の対立となった
☆ベトナムはカンボジアに侵攻し
*ポル・ポト派政権を退けて親べトナム政権を樹立させる
*中国は、これに黙っていなかった
*中国は、これに黙っていなかった
☆中国は、ベトナムを攻撃し、中越戦争が勃発する
*中国軍はみるみる窮地に陥り
*中国軍はみるみる窮地に陥り
*1ヵ月程度でベトナムから撤退する
*中越戦争で直接対決となった中国とベトナム
*中越戦争で直接対決となった中国とベトナム
⛳中越国境紛争
☆中国とベトナム、中越国境紛争へと発展
*中国とベトナムの国境付近の地域をめぐり
*中国とベトナムの国境付近の地域をめぐり
*中国軍とベトナム軍およびソ連軍事顧間団が衝突した
☆中越国境紛争は中国の先制攻撃に始まり中国が勝利した
*紛争地帯を10年にわたって中国軍占領する
☆中越国境紛争は中国の先制攻撃に始まり中国が勝利した
*紛争地帯を10年にわたって中国軍占領する
☆スプラトリー諸島をめぐり
*中国は再度ベトナムに紛争をしかける
*海上での戦いでも、中国はベトナムに勝利する
*スプラトリー諸島に散らばった岩礁を実効支配した
☆ベトナムと中国の対立
*海上での戦いでも、中国はベトナムに勝利する
*スプラトリー諸島に散らばった岩礁を実効支配した
☆ベトナムと中国の対立
*ソ連崩壊、冷戦終結の後も続き
*今なお、領土、領海をめぐる緊張状態は続いている
(敬称略)
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⛳出典、『新地政学』
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「朝鮮戦争」「中越戦争」「中越国境紛争」
(『新地政学』記事より画像引用)
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