慶喜

心意気
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『日本青年会議所』『内向的ナショナリズム』

2025年03月11日 | 宗教
🌸日本青年会議所の改憲運動

日本会議の主張と重なる「憲法草案」
 ☆国際勝共連合と日本会議
 *政治家との関係を最大限生かしながら団体の理念にかなう
 *政策の実現をめざしてた
 *2団体ともある程度の政策目標は達成したといえる
 ☆両団体の働きかけが功を奏したというより
 *東アジア情勢の緊迫やテロ行為、ハツキングなどへの対応に
 *政府が迫られたこともある
 *左派・中道左派の政党所属議員が激減し
 *保守政党議員が押し出す政策に歯止めがかからなかった
 ☆日本青年会議所の構成員
 *20歳から40歳までの青年実業家
 (約76%が企業代表者か取締役)
 ☆日本青年会議所の基本的な考え方
 *「誰もが挑戦できる幸せな国 日本の創造」
 *地域ごとの青年会議所がボランティアでまちづくり
 *教育支援や人材育成に貢献することとされる
 ☆日本青年会議所が2012年に起草した「日本国憲法草案」
 *日本会議の主張に重なる部分が多い
 *草案の文章を見る限り
 *政策論においては日本会議を超えている部分多々ある
 ☆日本青年会議所
 *国家戦略グループ・教育再生会議・道徳教育推進委員会の委員長所信
 *日本会議とかなり似通った事業方針を掲げている

⛳内向的ナショナリズムの限界
 ☆国際勝共連合と日本会議は
 *政治参加をめざす宗教系政治団体で
 *政権与党に働きかけるとともに
 *地方政治家や地域青年層に保守的理念を伝えてきた
 *このような草の根的働きかけは以前左派社会運動が得意としてきた
 *いまは日本共産党や公明党=創価学会など
 *限られた政党や関連団体が行っている
 ☆左派政党やリベラル政党
 *大企業基幹労働者や都市生活者を支持者として
 *労働運動による分配の増加を図ってきた
 *根本的な共同体主義に距離を取り
 *公的な社会保障による福祉社会をめざしてきた
 ☆少子高齢社会において日本の財政が平等な労働分配や
 *手厚い社会保障を負担できなくなってきた
 *このような時代に、地域主義や共同体主義に代わる理念や
 *人間関係の代替案を提示しえているのか
 *中道・左派政党には問われなければならない

国際勝共連合と日本会議が掲げる理念や政策
 ☆同時代史や現代日本社会の現実に対応しているとはいえない
 *現代日本が直面するグローバル資本主義によって生じた
 *地域・階層・世代にわらる格差社会や、家族の構造・関係
 *意識の変容に由来する少子高齢化・人口減少の諸問題は
 *百年単位の社会構造の変動というべきもの
 ☆憲法や教育基本法を改正して
 *国民に自助努力や社会貢献の意識を持たせ
 *天皇制と伝統文化の護持を図るだけで
 *日本社会のサバイバルが可能になるわけではない
 ☆日本会議のナショナリズム
 *近代日本のナショナリズムとも断絶がある
 *日本会議の公式見解や論者の言説には
 *東アジアの近隣諸国と対峙する一国ナショナリズムだ
 ☆論者の多くは生長の家の学生活動家か
 *素朴な日本文化や伝統の信本者であるために
 *政財界や軍(自衛隊)の有力者を動員するほどの
 *射程の長い理論や浩渤な知識に裏づけられた議論を展開していない
 ☆彼らのシンボルとしての天皇や日本の伝統
 *古きよき郷土や家族を守るという理念にとどまり
 *現代社会の変革に対応した実践論に欠けるのはそのためだ
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教と政治の戦後史』





『日本青年会議所』『内向的ナショナリズム』
(ネットより画像引用)

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