慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『死に目に合うより大事なもの』『死に目を重視する弊害』

2024年09月14日 | 医療
🌸死に目に会うことの意味4

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

死に目より大事なもの
 ☆下顎呼吸になれば、完全に意識は失われている
 *周囲が「ありがとう」とか「愛してる」とか言っても
 *本人には伝わらないと思う
 ☆昏睡状態になってからでも
 *呼びかけにたしかにうなずいてくれたと主張する人もいるが
 *多くの場合、それは下顎呼吸を返事と見まちがえたのでしょう
 *そう思いたい気持ちは山々ですが、確証のない状況で
 *自分に都合よく解釈し、陶然とするのは好ましいとは思えません
 *そんな言説は信頼するに足りない
 ☆死ぬ間際の慌ただしいときになって
 *必死に声をかけるくらいなら
 *なぜもっとふつうに意思疎通ができるうちに言っておかないのか
 ☆生きている間に、十分、感謝の気持ちや愛情を伝えておけば
 *死という生き物にとって最悪の非常時に
 *改めて念を押す必要などないと思う
 *ときに異様なほど感情を乱すご家族などを見ると
 *そういう感慨を抱くこともままあります
 ☆先に書いた、膵がんの患者さんのご主人は
 *大切な身内の死に目を冷静かつ厳かに見送ってあげた
 ☆死に目での対応の差はどこから来るのか
 *やはりふだんの対応と、心の備えのちがいでしょう
 *その日は必ず訪れるのに、拒絶し、考えないようにし
 *″ふだん”という貴重な時間をいい加減にやりすごしているから
 *取り乱し、深い悲しみに苦しむのでは
 ☆大切な身内や自分が死ぬ目
 *必ず来るという現実を受け入れるのは
 *つらいことですが、早めにすませばすますほど
 *”今”という平穏な日々の大切さが身にしみます
 *無事であることのありがたみがよくわかります
 *大切な身内や友人に精いっばいの対応をしていれば
 *いざとなったときにも慌てず
 *穏やかに運命を受け入れられるのでは

⛳死に目を重視することの弊害
 ☆特に親の死に目や、連れ合いの死に目
 *自分が見送ってやりたい気持ち
 *どうしても捨てきれないという人もいるでしょう
 ☆人の死はだれにも予測不能です
 *必ず死に目に会いたいというのであれば
 *ずっと相手の横についていなければなりません
 ☆下顎呼吸が合図になって
 *いよいよだというとき、ちょっとスマホに目をやった瞬間
 *心臓が最後の鼓動を打つこともある
 ☆下顎呼吸が長引くと、徐々に悲しみも薄れる
 *途中から臨終を待ち望む気配になってきます
 ☆病院で最期を迎える場合は
 *家族を死に目に会わせるために
 *当人にとり拷問に近い蘇生処置がなされる場合がある
 *死に目を重視する文化の最大の弊害です
 ☆死に目に会えるかどうかには
 *運の要素が大きいのです
 *会えればそれに越したことはありませんが
 *会えなくてもいいという心の準備が必要だと思います
 *それがないと、運悪く死に目に会えなかったときに
 *後々まで無用の悔いに苦しめられてしまいます
 ☆死に目に会うことに執着してしまうと
 *さまざまな弊害があることを知ってほしいと思います
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』




『死に目に合うより大事なもの』『死に目を重視する弊害』
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『前立腺肥大症』『前立腺が... | トップ | 『愛の住みか天国』『天国は... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事