🌸皇位継承の安定化を本気で願うなら道は一つ
☆国会での安定的な皇位継承の在り方の議論暗礁に乗り上げた
☆敬宮殿下が次の天皇に最もふさわしいと受け止めている国民は多い
*それは、皇位継承の安定化のために欠かせない第一歩でもある
*現実化するために必要なのは「女性天皇」皇室典範の改正だ
☆国民から不信の目を向けられがちな国会
*新しい時代を切り開くために、今こそ勇気ある決断が求められている
⛳神道学者で皇室研究家の高森明勅さん語る
☆政治の迷走が続いているが
*皇位継承の安定化を本気で願うならば
*女性天皇を認めて敬宮殿下が次の天皇として即位できるように
*制度を改正するという選択肢しかない
☆実はシンプルな話なのに
*皇位継承の将来をめぐって政治の迷走が続いている
*普通に考えると至ってシンプルな話ではあるまいか
☆ポイント①
*天皇・皇后両陛下とのご血縁が最も近く
*そのお気持ちをまっすぐに受け継いでおられる方こそ
*次の天皇として誰よりもふさわしい
☆ポイント②
*皇位継承の行き詰まりが予想される現在の困難な状況を踏まえ
*より安定的な皇位継承を可能にするルールを探るべきだ
*殿下が「女性だから」という“だけ”の理由で
*皇位継承資格を認めない今のルールは、およそ時代錯誤も甚だしい
*各種の世論調査でも、「女性天皇」を認める声が、圧倒的に多い
☆側室制度を前提とした女性天皇排除の「男系男子」限定ルール
*“ミスマッチ”こそが、皇位継承の不安定化の最大の要因だ
⛳皇室安定化の唯一の突破口は「女性天皇」
☆国会が国民からの負託に応え
*皇室典範を改正して女性天皇を可能にし
*敬宮殿下が現在は不在の「皇太子」になられ
*“次の天皇”として即位される道を拓くこと
*それこそが問題解決への唯一の突破口だ
☆秋篠宮殿下におかれても、「皇太弟」という
*次の天皇が確定しているのかのような称号をあえて避けられた
*“傍系”の皇嗣として、「秋篠宮」の宮号をそのまま維持されている
*自ら即位を辞退されるお考えであることは、分かりやすいはずだ
*ご年齢が天皇陛下より5歳お若いだけで、即位の可能性は想定しにくい
*皇室典範第には「皇嗣」の継承順序を変更できることが規定されている
☆国会を構成する各政党・会派の協議の土台の政府提案のプラン
*女性天皇の可能性があらかじめ除外されている
*皇位継承の安定化を本気で願うなら道は『愛子天皇』しかない
⛳男系男子は日本の伝統ではない
☆日本において、「男系男子」に固執しなければならない理由
*残念ながらこれまでに説得力のある根拠が示されたことはない
*「伝統だからがそもそも理由などどうでもよい」
☆竹田恒泰氏『伝統と革新』創刊号で記載する
*説明が出来ないものが、続いてきたという重い事実
*そこに根拠があり、有無を言わさぬものがある等
☆皇位継承資格を男系男子という狭い条件に限定したのは
*「伝統」でも何でもなく、新しいルールにすぎない
*明治の皇室典範で、前近代以来の側室制度とセットで採用された
⛳女性天皇は「日本らしさ」の表れ
☆前近代には江戸時代まで10代・8方の女性天皇がおられた
(2代の天皇は退位後に重ねて即位)
☆それらの方々を一律に「中継ぎ」などと軽視できない
☆女性天皇と皇族男性の間に生まれたお子様
*男性皇族ではなく女性天皇の血筋=女系と位置付け
*皇位継承資格も認める法的なルール(「継嗣令」)が存在した
☆「男尊女卑」の風潮が根強かった東アジアの他の国々には見られない
*“日本らしさ”の表れと言える
⛳側室制度あっての男系男子
☆過去の天皇を振り返ると、その約半数は側室のお子様だった
*皇后がついに男子に恵まれなかったケースは数多くある
*傍系の宮家でも事情はもちろん同様だった
☆それでも「続いてきた」のは側室制度の貢献による
*もしどうしても「伝統」という言葉を使いたいなら
*“側室とセット”で伝統だったと言わねばならない
☆側室制度はとっくに過去のものになっている
*側室なき男系男子限定など
*今の皇室典範になって“初めて”採用した前代未聞のルールだ
☆皇位継承を行き詰まらせる「男系男子」限定にこだわる理由ない
⛳女性天皇を除外して、他の現実的な対案はない
☆どのような手立てによって皇位継承の“安定化”を図るのか
*具体的・現実的な対案がない
☆これまでのおもな意見は以下の通り
①ベストは特別養子縁組、赤子のうちに縁組を行う(竹田恒泰氏)
➁愛子内親王殿下と旧宮家系ご令息とのご縁組み
(『皇位継承』『皇族数確保』の2つの観点からも、理想的)
③悠仁殿下には、早くご結婚いただくことが優先事項等
*まったく現実味がないばかりか
*皇位継承の行き詰まりを打開する根本的な対策にもなっていない
☆皇位継承の安定化を本気で願うならば道は1つだけ
*女性天皇を認めて、“直系長子”でいらっしゃる敬宮殿下
*次の天皇として即位できるように制度を改正する選択肢しかない
⛳両陛下の、能登半島地震被災地お見舞い
☆敬宮殿下は、天皇・皇后両陛下が力を合わせて築かれている
*令和の皇室像を、揺るぎなく受け継いでおられる
☆両陛下は、コロナ禍が収まると地方へのお出ましを再開された
*国民との距離感はより縮まった
☆特に印象に鮮明な1つは能登半島地震の被災地に
*ご自身の負担も顧みられず2度にわたりお見舞い下さった事実だ
☆予定外のサプライズで、営業中の美容院も訪問もされた
☆陛下のお気持ち「国民の中に入っていく皇室」
*「国民とともにある皇室」をさらに一歩進めて
*「国民の中に入っていく皇室」と表現されていたことに
*国民に“より深く”寄り添おうとされる
*天皇陛下のお気持ちが率直に示されている
⛳小学生に声をかけられた愛子さま
☆皇室像を、誰よりも間近で深く受け継いでおられるのが
*令和で唯一の「皇女」でいらっしゃる敬宮殿下
☆伊勢神宮と神武天皇陵にお参りされた際
*敬宮殿下は奉迎の人たちの中に幼い小学生たちを見つけられた
*即座に、案内の人にあらかじめ確認された上で
*その子どもたちにご自身から近寄られて、優しくお声をかけられた
*これもまったく予定になかったご行動で、嬉しいハプニング
☆敬宮殿下はこのような場面で
*ごく自然に天皇・皇后両陛下と同じように振る舞われた
*「国民の中に」という両陛下のお気持ちに触れてこられたからだ
⛳天皇ご一家の「黙祷」
☆天皇陛下は東日本大震災が起こった翌年から
*震災が発生した「3月11日」に“皇太子”として黙祷を捧げてこられた
*悲しみを胸に刻み、亡くなられた方々を追悼され
*国民の思いにご自身のお気持ちを重ねられるためだろう
☆皇太子妃の皇后陛下と敬宮殿下もご一緒に黙祷をされる
*それを現在まで続けてこられている
☆秋篠宮殿下におかれては
*時代が令和に移り、皇位継承順位が第1位「皇嗣」になられてからも
*この日にご家族で黙祷を行われているという事実は公表されていない
*黙祷の有無は、おそらくそうしたお立場の違いによるものだろう
☆先の大戦において沖縄での組織的な戦闘が終結した悲しみの日
*この日に両陛下は例年、黙祷を続けてこられている
*今年も現地(イギリス訪問)において、特別なスケジュールの中で
*いつも通り黙祷をされた
☆同じ日、敬宮殿下もお一人で御所にて黙祷を捧げておられる
⛳愛子さまの前向きな覚悟
☆敬宮殿下は、日本赤十字社へのご就職にあたり
*記者の質問への文書回答の中で、以下のように述べておられた
☆私は、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下をはじめ
*皇室の皆様が、国民に寄り添われながらご公務に取り組むお姿
*これまでお側で拝見しながら
*皇室の役目の基本は『国民と苦楽を共にしながら務めを果たす』こと
*『困難な道を歩まれている方々に心を寄せる』ことでもあると
*認識するに至りました
☆進んで「皇室の役目」を背負おうとされる
*敬宮殿下の前向きなご覚悟が伝わる
☆敬宮殿下が次の天皇に最もふさわしいと受け止めている国民は多い
*皇位継承の安定化のために欠かせない第一歩でもある
*これを現実化するために必要なのは、皇室典範の改正だ
(敬称略)
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⛳出典、『プレジデントオンライン』
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『愛子天皇』しかないシンプルな理由
(ネットより画像引用)
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