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「家族」という日本の病(1)

2022年07月03日 | 日本国内問題
🌸 「家族」という日本の病(1)

 ☆日本人は規律正しい民族だが「自然人」として奔放な面もある
 ☆トッド氏と磯田道史対談より

天皇家は日本的「イエ」ではない
 ☆今日は、日本の伝統的な家族システム直系家族
 ☆天皇家を、どんな家族システムに分類すべきか?
 *君主制時代のフランス王家であれば直系家族
 *天皇家は、直系家族、日本的な「イエ」とは異なる
 ☆明治期の法制化で
 *天皇家も直系家族的な「男子長子相続」の原則とした
 *天皇家のあり方からすれば人工的な措置だった
 ☆天皇家が日本の家族システムと決定的に異なる点
 *現在に至るまで、婿養子をとったことがない
 ☆近世以降、日本の家族には3割位の婿養子が存在する
 *婿養子をとるのは血脈の継承よりも
 *家名の存続に重きを置いているから

日本における直系家族システム
 ☆鎌倉時代に始まり、江戸時代に広がっていった
 ☆日本の直系家族システム
 *天皇家と武家が相互に補完する形で成り立ってきた
 *皇族は直系家族ではないけれど
 *武士のような直系家族にとっては”夢″だった
 ☆世界的には直系家族
 *血統が何代も長く続くことには重きを置いていない
 *血統よりも、家業の継続性などが重要だと考える
 (日本では農民も代々家が続くことを大切にしている)

イトコ婚は社会の閉鎖性の指標
 ☆日本はドイツと同じ家族システムの国だ
 *異なる点イトコ婚の存在
 ☆ドイツでのイトコ婚は皆無、日本では歴史的に許容されてきた
 *第二次大戦直後でも婚姻全体のうち約7%イトコ婚
 *イトコ婚は、社会の閉鎖的、内向的な傾向を示す
 ☆戦後の首相は全部で35人
 *岸信介、佐藤栄作、菅直人の3人がイトコ婚
 ☆イスラーム世界は、イトコ婚は3割ほどを占めている
 *キリスト教文化圏は内婚を厳しく排除する
 ☆日本の内婚率は、ユダヤ民族と同じくらいの割合
 *現在の日本ではイトコ婚がほとんど見られない
 ☆日本の歴史における閉鎖性とダイナミズムを考える上で
 *イトコ婚は非常に大事なポイント

変革が苦手な直系家族
 ☆先進国の中で、日本だけ経済成長率が0.5%と低迷している
 ☆理由の1つは労働生産性の低さ
 ☆日本人はスクラップ&ビルドが苦手な民族なのだ
 *家は代々永続する、会社や事業も永続するもの
 *変えたり壊そうとしたりと考えない
 *環境が変わっても緻密に完壁に育てようとする民族性がある
 ☆日本の企業では生え抜きの社長がまだまだ多い
 ☆日本は、直系家族で親の言うことを聞いて
 *狭い土地で稲作を続けてきたDNAを受け継いできたから
 ☆直系家族の特徴
 *継続性と柔軟性を兼ね備えたダイナミックな社会だ
 *家を継ぐ長男以外は、外に出て仕事を見つけなければなりません
 *直系家族は、近代化に不可欠な工場や軍隊を作るのにマッチしている
 ☆直系家族が完全に確立してしまうと
 *社会全体が継続性だけを重視する
 *社会は″化石”化の傾向に陥りがち
 ☆直系家族は、識字率などを合めて
 *農業的、工業的技術を伝承していくには非常に適したシステム
                      (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『老人支配国家日本の危機』






 「家族」という日本の病(1)
(ネットより画像引用)

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