インターネットと携帯電話が普及した結果、自筆の手紙や
葉書のやり取りが、めっきり減ってしまっているのが最近の
傾向だそうである。
これは何も日本だけに限ったことではなく、世界に共通して言える
ことだそうだが、歴史的に手紙社会の英国では逆転現象が起こって
いるそうである。
「英国では問合せや苦情なども書面にすると必ず返事が返ってくる。
逆に電話でメッセージを残しても、返信はあまり期待できない」
というのが在住者の共通認識だそうだ。
そして最近、英国では旅先からの便りにポストカードを使う人が
増えているのだという。英国、ロイヤルメールが公表した数字によると、
イギリス人は年間1億3500万枚のポストカードを送るという。
この数がどのくらい多いのか、良くわからないが、それでも
日本には古くから年賀状や暑中お見舞い、そして残暑お見舞い
などの習慣があるから、まだまだ世界の平均からすると、
多いほうなのではないかと勝手に思っている。
私自身は、メールや電話はあまりしないほうである。めんどう
なのが最大の理由だが、その代わり葉書などは意外とマメに
出すほうである。普段、電話やメールをほとんどしない代わりに、
海外などに行くと暇を見ては、最近連絡をしていない方々へ、
挨拶代わりに書いている。
いただくほうも、簡単で手軽なメールのメッセージよりも、
ちょっと手間をかけて贈られた自筆のポストカードの方が
心に残るし、またうれしいものだと思うからである。
以前、長旅を頻繁にしていた頃、帰国して自宅へ戻ると
旅先で住所交換をした旅友から良く絵葉書が届いていた。
中にはダンボールを適当にちぎって、そこに文字を書き、
切手を貼り送られてきたものもあった。また西アフリカの
リベリアからの手紙は、差し出した日から1年半、アフガニスタン
からは半年かかって届いたものもあった。
しかし、いずれにしても、自筆の手紙や葉書はやっぱりうれしいものである。
もちろんメールでも十分、意図は伝わるのだが、何か機械的で寂しい。
近年、英国で葉書や手紙が増えたという理由は、おそらく人々が、
パーソナルな繋がりの大切さを再認識したからではないだろうか?
利便性ばかり追求すると、見えなくなるものもある。
今後、どんなに便利な機械が普及しようと、やはり時々は自筆で
書いたものを送ることを忘れないでいたいと思うこの頃である。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)
葉書のやり取りが、めっきり減ってしまっているのが最近の
傾向だそうである。
これは何も日本だけに限ったことではなく、世界に共通して言える
ことだそうだが、歴史的に手紙社会の英国では逆転現象が起こって
いるそうである。
「英国では問合せや苦情なども書面にすると必ず返事が返ってくる。
逆に電話でメッセージを残しても、返信はあまり期待できない」
というのが在住者の共通認識だそうだ。
そして最近、英国では旅先からの便りにポストカードを使う人が
増えているのだという。英国、ロイヤルメールが公表した数字によると、
イギリス人は年間1億3500万枚のポストカードを送るという。
この数がどのくらい多いのか、良くわからないが、それでも
日本には古くから年賀状や暑中お見舞い、そして残暑お見舞い
などの習慣があるから、まだまだ世界の平均からすると、
多いほうなのではないかと勝手に思っている。
私自身は、メールや電話はあまりしないほうである。めんどう
なのが最大の理由だが、その代わり葉書などは意外とマメに
出すほうである。普段、電話やメールをほとんどしない代わりに、
海外などに行くと暇を見ては、最近連絡をしていない方々へ、
挨拶代わりに書いている。
いただくほうも、簡単で手軽なメールのメッセージよりも、
ちょっと手間をかけて贈られた自筆のポストカードの方が
心に残るし、またうれしいものだと思うからである。
以前、長旅を頻繁にしていた頃、帰国して自宅へ戻ると
旅先で住所交換をした旅友から良く絵葉書が届いていた。
中にはダンボールを適当にちぎって、そこに文字を書き、
切手を貼り送られてきたものもあった。また西アフリカの
リベリアからの手紙は、差し出した日から1年半、アフガニスタン
からは半年かかって届いたものもあった。
しかし、いずれにしても、自筆の手紙や葉書はやっぱりうれしいものである。
もちろんメールでも十分、意図は伝わるのだが、何か機械的で寂しい。
近年、英国で葉書や手紙が増えたという理由は、おそらく人々が、
パーソナルな繋がりの大切さを再認識したからではないだろうか?
利便性ばかり追求すると、見えなくなるものもある。
今後、どんなに便利な機械が普及しようと、やはり時々は自筆で
書いたものを送ることを忘れないでいたいと思うこの頃である。
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