ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

おかしな話

2011-06-06 19:12:38 | 時事(国内)
ちょっとおかしな話である。

岡山県備前市の市長が「母が病気で、治療費と家賃がかかるので」と
自分の給与を3割カットする条例の撤回を提案した。

「母親の為に給料増やしてくれ」、なんて、なかなか言えることでは
ない。もし、これが、母子家庭で育った若いひとり息子が自分の勤め
ている会社に懇願したというのなら、誰しも理解を示すだろう。

しかし、この市長は70歳で、その母親は102歳である。

また、この市長、3割カットした給料でも月給61万円も貰っているの
である。それで足りない、というのなら世間の多くの方々は、どう
やりくりすればいいのだろう…。

そもそも、「首長の給与カット」は、財政再建などが動機のはずである。
母親が病気なのは、気の毒だが、「だから、給料増やしてくれ」って言
うのは、政治家として全く、筋が違うと思うのである。

仮に政治とは別の理由で、お金が必要だとしても、給与カットは、公約
なわけである。そこは、借金でもなんでもするべきであり、ほんとに気
の毒なら、支援者からの援助だってあるだろう。

こういうやつは、次回の選挙で民意を伝えるしかない。

全くおかしな話である。


もうひとつは、あの、「焼肉酒家えびす」が営業停止になっていない店に
ついては、再開させて欲しい…という話である

「賠償金を払うためにも、営業させて欲しいと…」

もちろん、もう生肉は出さないそうだ。
しかし、再開してもあの店に客なんか来ないだろう、普通に考えたら、会
社は解散である。私的整理をして、従業員の給料を払って、残りの資産を
、皆、治療費と慰謝料に充てるのが普通だろう。

営業しても客が来ないなら、人件費や光熱費、仕入れ費用を捨てるだけで、
赤字が膨らむだけだ。

誰か賢い人に「資産を隠すのだから、まだ辞めるな…」などとアドバイス
されたのかもしれない…。

こっちは、ちょっと胡散臭い話である。



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