ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

人のことは言えないかも…?

2011-07-30 00:08:31 | 時事(海外)
中国の高速列車事故、いろいろな原因がささやかれてはいるが、
果たして、ほんとうのところの真実は解明されるのだろうか?

首相まで出てきて、記者会見までやったりしたが、そこは中国、
パフォーマンスのみで終わる可能性も大である。

また、当の日本では高速鉄道の事故なんて、「考えられない…」
などと言われているが、実はそんなことはないのであった。

ちょっと調べてみたら、結構あった。

開通初年の東海道新幹線は雨で止まる、雪で止まる、架線が垂れる、
路盤が沈むなど、それはもう、今の中国が聞いたら大喜びなくらい
事故が続いたのである。また、「中国の新幹線は、突貫工事で急拡
大したから駄目なのだ」と、言われるが、突貫工事という点でいえば、
実は東海道新幹線だって結構ひどいのである。

なにしろ、工期5年である。距離は515kmだ。

すでに買収した用地が使えたという利点はあったが、線路の設計から、
トンネルの掘削、車両の開発まで含めて5年である。かなり無茶だ。

また、試験線もなかった。新幹線以前、日本国内で200km/h出した列車も
なく、列車がないから線路もなかった。仕方なく、小田原付近の30kmほど
を先行して建設し変電所や車両基地も作って、200km/h運転の練習をした
そうである。

しかし、それでも「日本の新幹線では死亡事故はないではないか…」と思
われているが、それは旅客に関しての事で、開業1ヶ月後、実は連絡ミスで、
本線に立ち入っていた保線係5人をはね飛ばして死亡事故が起きている。

またまた、「普通はATCがある、日本の新幹線では、あり得ない…」という
声もあるが、1973年、新大阪駅付近で回送列車がATCがあったにもかかわ
らず、本線に進入して脱線している。

と、言うように、かつての日本も結して、無事故ではなかったのである。

まぁ、それでも中国ほど、インチキ、いい加減ではなかったが…。

もっとも、中国がもう少し謙虚だったら、こんなにバッシングされることも
なかったと思われる。

これで他国に輸出なんて、一体、どこの国が、購入するのだろう?

「安物買いの銭失い」

それでも、どこか一カ国くらい購入する国が、あるかもしれないが…。


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