ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

五感で感じる季節の移り変わり。花と食で感じる季節の移り変わり

2023-04-17 11:21:28 | 旅行記
大雨予報の週末
雨の奈良県長谷寺も人も少なくて素敵です
朝の廻廊

長谷寺といえば、花の寺として有名ですが、特に牡丹が有名
牡丹も二分咲きから三分咲き。
この日から牡丹祭り。多くの観光客で溢れますが、雨の早朝なので人も少なく。
石楠花も
長谷寺では早朝のお勤めに参加できます。“祈りの回廊”
凛とした寺の中は心も引き締まります
年に数回、春、夏、秋、冬と参拝しています。最初の頃は経文を読んで、いましたが、そのうち、僧侶の方達の読経を聴くように。というのも経文を読むことに気を取られてしまってせっかくのお寺のお勤めの雰囲気を味わえないからです。
寺の中で響き渡る読経、音楽のようで聞いているだけで心が洗われます。普通、参拝客の皆さん小さな声で、経文を読みます。
そんな中で、今回は、朝のお勤めに参加されている方の中に、お一人だけ、大きな声でとんでもく音程の外れた方がいらっしゃって、僧侶の美しい読経が残念なことに。
何回も来ていて初めてのことですが、何回も来ていればこんなこともあるかな。当の御本人には悪意のない、純粋な気持ちだと思います。
救いは隣の方がとても美くしく経文を詠まれていたことです。僧侶の方の読経は、日本的な美しい音楽のように思います。
流れる風、雨の音、雨にうたれた新緑の香り。それが読経のバックコーラスのように。
毎回、機会が合えば特別拝観で国宝十一面観世音菩薩像の足元へ行き直接触れています。
この長谷寺の十一面観世音菩薩は衆生を救おうとして片足を半歩踏み出していらっしゃいます。

雨にうたれた新緑もまた、美しいです。春、ならではの美しさ。






朝のお勤めも終わり静けさが戻っています


回廊を歩いていると、新緑の匂いが、雨の音とともに感じられます
しだれ桜も最期

雨の中、カタツムリ。




牡丹の花も雨にうたれて一層鮮やかな色に。








牡丹以外の花も








ふと足元をみると、雨に喜んでいるような蛙

朝早くから営業されているくさ餅屋さんで、いつもの草餅
よもぎの葉
柿の葉寿司屋さんもシャッターが開き始めたので柿の葉寿司を。
朝6時前には車は乗用車1,2台だった駐車場には、牡丹の花目当ての観光バスが数台、少し離れた駐車場にも、朝は無かった観光バスがやはり数台。
我が家あとに観光客が沢山押し寄せたようです。
9時過ぎに長谷寺をあとにして名古屋へ一般道で。

三重県の鈴鹿、四日市には“トンテキ”というご当地グルメ。
昔からの地元の料理で、最近は“四日市トンテキ”として全国に広まりつつあります。
今回は鈴鹿の名店へ


ボリューミーな豚テキ。肉厚で、濃い味のタレが、キャベツとご飯にあいます。
地元の人達でいっぱい

昼過ぎに名古屋へ。
夜はいつもの素敵なお店へ
今が旬のホタルイカを中心に。
利き酒師の女将さんのおすすめの日本酒。注文した料理にあわせてお酒をチョイスしてくれます
明るい女将さん、そして、いかにも職人さん、でも、話すと楽しい大将と、素敵な季節の移り変わりを楽しみました。

日曜日は家から30分ほどの豊田市の農産物広場へ山菜を。
コシアブラとタラの芽。
今年、初めてのコシアブラ。
夜に天ぷらで。

春から梅雨へとの季節の移り変わりを目でみて、耳で聞いて、香りを楽しみ、食して味を楽しみ、そして草餅を触って、五感で楽しんだ週末






















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