ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

吹雪と新緑

2022-05-23 11:07:58 | スキー
今シーズン最後のスキー、滑り納めに乗鞍岳へ。
天気予報では一時的な下り坂予報
乗鞍岳方面を見ると、どんどんと雲が下がってきています

今年は雪解け早く、三本滝までは下山できないので観光センターから春山バス。料金は同じなので



天気良くないので乗られる方も少なく20人強

途中、三本滝から乗られた方も入れて30人強
ハイカーの方達もいました。
終点の位ヶ原山荘、霧が濃くなってきています
林道を雪の壁が崩れてこないように確認しながら
除雪終了地点から板をはいて。
大雪渓の入口近くまで、除雪は終わっていました


大雪渓の入口で。
雪が降ってきました
雪の結晶が大きく、そして綺麗な形で
乗鞍岳も一瞬だけ見えました。
とりあえず肩の小屋まで。
着いた頃は雪と風で、弱い吹雪のよう

大雪渓は視界が見えたので気持ち良く
ザラメ雪混じりの斜面




今シーズンの滑り納め

位ヶ原山荘近くはデコボコの雪面で苦労しながら12:30の下りのバスに出発直前に乗り込み。
それにしても今シーズンは週末は天気悪く、スキーにはあまり良くなかったシーズンでした。
ただ怪我も無く、無事に。

夜は、もう、30年以上通っているお店へ。
昔、北アルプスを縦走して下山して仲間たちと持ち合わせたお金で食べたお店。
今は山小屋の料理は凄く良くなりましたが昔は良くなく、昼はインスタントラーメン。高山で食べる食事が楽しみでした。少しでも早く食べたくて、下山路を走りながら降りてきました。若かった。
そして高山での素敵なバーへ。入口の灯りにはツバメが巣を作っています。マスターも糞が看板についた、とか言いながら楽しんでいます。
バーのマスターというと寡黙な、というのが定番ですが、よく話をする明るい、そしてとても知識のある素敵なマスター。

嫁さんにはカクテルを


高山の素敵な夜

次の日は飛騨市の“ガッタンゴー”渓谷コースへ

昔の国鉄、JR.神岡線、後には神岡鉄道が廃線となりその跡を自転車で。元々は神岡の町中でのコースだけでしたが、その後、山あいの渓谷コースへ。この日も予約は朝1番しか空いていなかったので朝1番の回へ。


昔の路線跡

周りの山々の新緑は目に染みます


出発すると、明け方まで降っていた雨で新緑の緑が眩しいです。
緑の森の中へ



橋を渡るときに、釣り人の人達も見えました




川の流れも綺麗







乗車の前に注文した写真
秋の紅葉の時も見事ですが新緑の季節も素敵です
レールの継ぎ目の”ガッタン、ガッタン“という音が山あいに響き、そして風を受けながら進んでいくと“生きているなぁ”と感じます
飛驒古川駅の前の美術館でイサム・ノグチさんの展示会他が開催中



閑かな美術館で素敵な光の展示

同時に開催されていた”透かし折り紙“
フラッシュをたいて写真を撮ると“ザルボボ”が輝くと。
難病を患った北海道のかたの作品
素敵です。
飛驒古川駅の跨線橋は、映画”君の名は。“の中でモチー部として出てきます。実際には映画のように特急ひだの入線するホームは違いますが。
コロナ前には外国の若い人達も沢山来ていました
お昼は高山でもう100年以上のお店で天とじ丼を。高山に来るとよく利用させて頂いて、顔馴染みになった若主人さんと話をして、ようやく人は戻ってきたな、と。

とはいえ、昨晩、御邪魔したお店の人達は、確かに宿泊客は増えているが外食が全くダメ、と。
確かに昨晩は高山の夜、町中を歩いても人、特に観光客は少なかったです。ちょうど開かれていた“ジャズフェスティバル”の影響ではないと思いますが。
天気良く、国分寺の三重の塔も青空に


国分寺の横には身代わり猿。
身代わり猿はあちらこちらにありますね。我が家には奈良の身代わり猿を入口にぶら下げてあります。
名古屋へは一般道で。
久々野の”坂本酒店“さんへ。全国からワインの注文が来る隠れた名店。
ここでいつも、シャンパンを。1000円程度の普段吞みのできる安いシャンパンで、餃子を。昔、ソムリエさんから教えて貰いました。餃子を柑橘類の絞り汁で黒胡椒を入れてシャンパンで吞むと最高と。それも安いシャンパンで。

あとはのんびりと名古屋までドライブ










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