タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

タカ見には行ったけど

2016年05月04日 | タカの渡り観察
予報どおりきれいに晴れました。

雨の日のあとの晴れ、時期によっては大いに期待できるのですが、、、、

いろいろな状況を見て、今日は大きな期待はしていませんでした。しかし、、、、、

ハチクマの1羽や2羽は見れるだろうと思って独りで障子岩に登ったのです。

しかし、、、、、見事な三振でした。

    

安芸の宮島方面です。空気がクリアでないのはいいのですが、写真には写りませんが風が強くて、、、、

そのことが渡りに影響しているのかもわかりません。

対馬海峡も風が強くて、ハチクマの補給が出来ない???



障子岩で飛来を確認するのはこの範囲です。パノラマ写真にしましたが、120度から130度くらいの視界は得られます。

多くの場合はこの左側で見つけて、そのタカがそのまま左方向、海の上を流れていったり、、、

カメラ位置に向けて流れてきたり、、、、、

そのようなものを観察しているのですが、今日視界に入ったのはほとんどがツバメで、、、、

たまにカラスとトビが現れたくらい。

タカはハイタカ属のタカが2回、至近距離をあっという間に流れて行っただけです。

    

この空を見ていても何も起こらなくて、、、、下界を見れば、、、、、、

    

宮島方面に向かう車が渋滞しているのが見えました。

高速道へ出入りする車はそれほど多くなかったようです。

というようなことを観察するために障子岩に行ったわけではありませんが、飛ばないものは仕方ありませんね。

タカ長の無責任な予測では次の週末にいいことが起こりそうだ、、、、、、ということになっています。



その頃にはこの程度の写真をどこかで撮るつもりですが、、、、、

タカ長のもくろみは当たるでしょうか?

本当のことを言ったら今年のタカ長は「はずれ」ばかりなのです。

でも、最後の最後に「満塁ホームラン」ということもないことはないですから、、、、、

どこかの国のサッカーのような軌跡を信じて、しばらくはタカ見に通うつもりです。

それにしても、、、一回くらい当たってほしいなぁ、、、。これ、、、、本音です。



初日が出たぁ!

2016年03月17日 | タカの渡り観察
独りで51番鉄塔の登りタカの飛来を待ちました。

天気は、泣きたいような快晴、そう、一点の雲もなくて高く飛ぶ鳥などタカ長の目では確認できません。

現場について、、、、、、待てどくらせどタカは飛ばなくて、、、、、

   

このような飛行機を撮ったり、、、、、

右の写真に写っているのは軍用機です。遠すぎてこの程度しか撮ることが出来ませんでした。

   

トビやカラスを撮りながら、鳥をゲットする練習(?)をして時間つぶしをしました。

何が悲しくてカラスにカメラを向けるのか、と思いながら何枚も撮って、、、、帰宅早々に削除。

馬鹿な遊びをしながら待つこと2時間。

    

突然目の前にノスリが現れ、あわててシャッターを押したらフレームアウトのピンボケ写真が一枚撮れました。

これが51番鉄塔で見た初めてのタカです。この写真はノートリ写真です。

    

有難いことにこのノスリは鉄塔の上で帆翔してくれたので、このように高圧線の間から見上げるタカを撮ることができました。

    

どこの観察地でも最初の1羽を見るまでは落ち着かないのですが、この1羽を見て、お相撲さんが初日を出したような気分を味わいました。

    

その後すぐに1羽そしてまた1羽と現れたのですが、このノスリたちは帆翔のそぶりさえ見せないで一気に流れていきました。

とにかく、ここでタカの渡りを見ることが出来てひと安心といえばひと安心ですが、、、、

    

それから1時間して現れたノスリは最初から高くて、高くて、、、、

この程度の写真を撮るのがやっと、これからさらに高度を上げて青空に消えてゆきました。

というようなことで、今日の成果はタカ長の頭みたいなもの、つまり「ボーズ」ではないけど、限りなく「ボーズ」に近い結果でした。

でもまぁ、とにかく初日が出て、タカ長としては満足しています。


今日の観察~10月6日

2010年10月06日 | タカの渡り観察
自然豊かな(?)観察地ですね

 タカ長観察地にはこれまでも度々キツネが現われています。昨シーズンまでは木陰でチラッと見る程度でしたが、今シーズンは観察地を堂々と歩くようになりました。



 そして今日はじめて2匹同時に現われました。
 2匹は適当に距離をとっていたので、ワンショット2匹はこの写真だけです。



 だんだんと人なれしてきているのか、カメラの前20mくらいまで近づいてエサを探していました。

 痩せているのが気になります。エサを採ることに苦労して近くまで出てくるのでしょう。



 ツミがタカ長カメラの射程距離に現れました。連写でバシバシ撮りましたが、、、、

 やはりツミは小さいですね。パソコンに映し出された画像を見てガッカリしました。



 ツミ1羽だけでは絵にならないのでツバメと一緒に写っているものを紹介します。


今日の観察結果

10月6日     晴

   観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 ひげじい コリ吉
   観察時間    8:00~17:00

     サシバ            100
     ハチクマ            34
     ノスリ             19
     ツミ     西向き      24
     ハイタカSP  西向き       6
     チョウゲンボウ          1
     大型不明             7


    この時期はタカの現れ方が複雑になるので数字以上に疲れます。それが楽しいと言えば楽しいのですが、、、、。

    タカ長はこの時期を通の季節
       と勝手に名づけています。

関門地区の情報  

観察地     下関市火の山   

   観察者      アル長 シンちゃん
   観察時間     8:00~16:00

      ハチクマ           71
      ノスリ            22
      サシバ            23
      ツミ              3
      ハイタカSP          20
                     うち1羽が東向き


  

今日の観察~10月5日

2010年10月05日 | タカの渡り観察
水入り後の一番は、、、、

 タカ長は裏山歩き。今日は新人さんもいたのでその人たちと山歩きの方法など話しながら歩いてきました。

 そのため、そして渡りもピークを過ぎているので空に注目していなかったのですが、下山してから聞くと、私たちが出発してすぐにサシバが近くを飛んだようです。

 それから観察地はてんてこ舞いの大騒ぎになったようです。2時間足らずで100羽を超えるタカが現れると、この時期なら忙しいはずです。いくら出ても現われるタカがハチクマだけの状態でしたら単純に数えれば良いのでそれほど忙しくはないでしょうが、この時期は種数が増えています。ハイタカ属は渡り方向を確認する必要があります。それらを識別し方向を確認するとなるとこの数字でも忙しくなるのです。

 そのようなことで観察地は大忙しだったようですが、山の中ではそれらしい雰囲気はまったくありませんでした。

 下山してハチクマを89記録していると聞いても信じられない気分でした。

 忙しかったのは通り雨が降る前の10:30頃まで。それからはほとんど飛ばなくなりました。水入り後はゼロの状態でした。

 タカ長が観察に加わってもゼロの状態でしたが、、、、、

               

 突然目の前からサシバが現われタカ長のすぐ上を飛んで行きました。カメラはコンデジ(デジイチではありません)ですからその動きについてゆけなくて、頭の上に来たときやっと一枚撮れたのがこの画像です。コンデジのノートリ画像です。

               

 2枚目に撮れたのがこれです。トリミングしています。

 水入り後の一番はサシバのピンボケ写真と言うわけです。タカ長のウデではデジイチを持っていても対応できなかったでしょう。

 近くを飛んでくれることは嬉しいのですが、動きがものすごく早いので対応できません。遠くを飛ぶとタカ長カメラでも対応する時間はありますが、画像が小さくて使い物になりません。タカ長は写真には深入りしないほうが良さそうです。

今日の観察結果

10月5日      晴一時弱雨

   観察者     ジューヤク トビ吉 ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉
   観察時間    8:00~16:30

     サシバ            39
     ハチクマ            89
     ノスリ             3
     ツミ       西向き    5
     ハイタカSP   西向き  13
     チゴハヤブサ         3

  今日の渡りは8時過ぎから10時半までと言っても良いようです。




  観察がヒマなので手先の器用なひげじいはカッターナイフひとつでこのようなものを作って遊んでいます。ノスリをイメージして作ったようですが出来は如何ですか?



  タカ長は裏山でアケボノソウを見てきました。今年も無事に咲きました。

  アケボノソウは例年のように咲きましたが、コウヤボウキの花は極端に少ないように感じています。これから咲くのか、、、、猛暑の影響なのか、、、、タカ長には分かりません。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

  観察者     アル長  ほか会員外の協力あり
  観察時間    8:00~14:30

     ハチクマ          141
     ノスリ            20
     オオタカ            1
     ハイタカSP          16
           東向きハイタカ属  2

  ハチクマは午前中に120出ました。こちらも午前型だったようです。

観察地     北九州市皿倉山

  観察者     ウニ  ほか会員外の協力あり
  観察時間     7:30~16:00

     ハチクマ           31
     ツミ      西向き     2
     ハイタカ    西向き     4
             東向き     3
     ハイタカSP   西向き     6
             東向き     1
     チゴハヤブサ          1

  ノスリが出ていませんね。下関は出ても皿倉山は出ない。出ても少ない。福岡の油山で観察されるノスリもすくないです。

  風師山で見ていると別府方向に渡るタカと福岡方向へ渡るタカに分かれます。ノスリは風師山交差点を左折する個体が圧倒的に多い、と言うことになるのでしょうか?




今日の観察~10月4日

2010年10月04日 | タカの渡り観察
朝はお祭り午後はヒマ

 完全な午前型。8時過ぎから18時過ぎまではお祭り状態と言っても良いのですが、そのあとはばったり止まって開店休業の状態でした。ヒマながら午後パラパラ出て今月2回目の三桁(ハチクマ)を記録しました。

               

 数はそこそこ出ても視界はもやってすりガラスの向こうを覗くような感じですから、疲れた割には成績が良くないといえるのかも分かりません。そのためノスリかハチクマか決められなくて「大型不明」と記録したものもが多くなりました。



 観察地の目の前、タカ長カメラの射程距離に来てくれるときは視界がもやっていても関係なく良く見えるのですが、、、、、。



 近くを飛んでも画像がシャープでないのはいつものことです。これ以上のことは臨まないことにしてます。チョッと色気を出すとタカ長の年収分(と言っても年金ですが、、、、)の機材がいることは分かっていますから、、、、、。



 観察地の王道コースをチゴハヤブサが飛んできました。タカ長が初めてゲットしたチゴハヤです。カメラの補正をするヒマなどないので色が出ていませんが、、、、



 トビ吉おじさんの画像では赤パンツが見えました。タカ長としては写しただけで上出来です。

今日の観察結果

  10月4日     晴

    観察者     タカ長 ジューヤク トビ吉 カメ吉 ひげじい コリ吉 ほか
    観察時間    7:30~17:00

       サシバ             5
       ハチクマ           102
       ツミ       西向き    12
       ハイタカSP   西向き    2
       チゴハヤブサ          2
       大型不明            9


  お祭り騒ぎの割には数字が少ない、と言えなくもありませんが、出るときにはあちらこちらから同時に出て、それが観察者によってダブルカウントにならないように整理するため大騒ぎになったわけです。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

  観察者     アル長 シンちゃん
  観察時間    8:00~15:30


     ハチクマ            381
     ノスリ              22
     ハイタカSP           12
     チゴハヤブサ          1
               東向きハイタカ属は4羽

  火の山は14時頃から爆発したそうです。タカ長観察地をあさ出発したものと同じ群とは断定できませんが、昨日の雨でタカ長観察地周辺に足止めされていた群が14時ころから火の山に現れたと判断しても間違いではないようです。

  当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界ですが、このようにタカの渡りを面としてとらえ検討するといろいろなことが考えられいっそう面白くなりますね。


      

今日の観察~10月3日

2010年10月03日 | タカの渡り観察
何で今日???

 雨模様の朝。運動公園では少年野球大会が行われました。

 駐車場が混雑するのを嫌う人は早出、混雑が収まって出勤する人は遅出と相談しないのに分かれてしまいました。

 

 タカ長は遅出組。出勤したあとはもちろん働きました。

 これはハンドルネーム未定のIz君。しかし、今日最初にタカを見つけたのはタカ長でした。たまには観察地のために貢献しないと、観察者がひしめくタカ長観察地を追放されるかも分かりません。(それほど人材は多くないかぁ)



 雨模様のB山稜線。昨日数羽のサシバがこの稜線の上に塒いりしたのを確認しています。しかし、今日はまったく動きがありませんでした。

今日の観察結果

  10月3日    雨時々曇

    観察者     トビ吉 ジューヤク Iz ガミーネ ひげじい タカ長 キョージュ
    観察時間    8;00~13:00

       ハチクマ            6

  この天気で半ばあきらめていたら観察地の南東にある鈴峯の右肩に鳥影、18倍の双眼鏡で見ると間違いなくハチクマでした。そして1時間半後の11:16同じところから同じような鳥影。18倍で確認すると1羽が3羽になり5羽になったあと同じような方向に流れてゆきました。何でこんな天気の日に???渡るときは渡るのですね。

  そのような小さなドラマがありました。ゼロでなくて良かった、と言うのが正直な実感です。

  雨の中観察地の前をコサメビタキが飛びまわっていました。カメラを構えると逃げられて写真には撮れませんでした。


               

  昨日、ひげじいのお孫さんが観察地にやって来ました。小学校2年生と6年生の兄弟で、二人ともバードウォッチャーの卵です。卵と言っても記憶力は観察地のジジババとは根本的に違います。二人とも熱心なのでタカ長たちが追い越されるのは時間の問題のようです。

  2年生のそうま君が描いてくれたタカ長です。
  なかなかのものでしょう。2年生の絵とは思えない??
  顔の横にたれているのはロングヘアーではなく日よけ用のクロスです。ヘアーならよいのに、、、、、。

  こうして見るとタカ長もなかなかイケメンで、チョイ悪じいさんのようで良いですね。よく描けているので紹介します。



今日の観察~10月2日

2010年10月02日 | タカの渡り観察
小さなタカ柱が何本も立ちましたが、、、、、

 思った以上に出ました。タカ柱も何本も立ちました。しかし、、、、、

 その場所が悪くて写真的にはどうにもなりませんでした。文字通りの証拠写真です。



 タカ柱と言っても10羽程度の大きさ。柱が立ったと言うのはいささかおこがましいかも??



 サシバの柱。これも10羽程度ですから絵になりません。(10羽入れれば小さいし、大きく写せば数が入らないし、、、)行くところに行けば柱とも言えないものですが、タカ長観察地ではこの程度のサシバの柱は珍しいのであえて紹介しました。

今日の観察結果

  10月2日     晴のち曇

    観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ ひげじい カンヌシ コリ吉 
    観察時間    8:00~16:00

      ハチクマ           254
      サシバ            26
      ノスリ             5
      ツミ       西向き   4
      ハイタカ     西向き   1
      ハイタカ     東向き   2
      ハイタカSP   西向き   3

  ハチクマの254羽はタカ長観察地の10月の新記録です。

  ひげじいのお孫さん二人が
遊びに来てくれました。二人ともバーでウォッチャーの卵です。何と言っても記憶力はタカ長観察地のジジババとは根本的に違います。将来が楽しみな二人です。

 二人とも絵が好きなのか鳥のスケッチもしています。その下のお孫さん、小二のそうま君に描いてもらったタカ長です。

          

 なかなかのものでしょう。絵ではなくタカ長のことですよ。チョッと渋いイケメン。

 顔の横にたれているのがロングヘアーなら良いのですが、残念ながら日よけのクロスです。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

   観察者     アル長 シンちゃん
   観察時間    8:00~15:00

      ハチクマ            116
      サシバ              12
      ノスリ              10
      ツミ      西向き      2
      ハイタカSP  西向き     3
              東向き      4
      チゴハヤブサ           1
    
      下関地方の天気は曇りのち雨。

観察地      北九州市皿倉山

  観察者      ウニ
  観察時間    8:00~11:30

      ハチクマ           3

  皿倉山の天気は曇りのち雨、三脚が飛ばされるほどの風が吹いてきたので早めに撤収。

  撤収して下山したあと洞海湾で3羽のハチクマが渡っているのを見たと言う連絡がありました。


今日の観察~10月1日

2010年10月01日 | タカの渡り観察
一度だけ良いことがありました

 今日のタカ長、朝は裏山歩き。午後から観察。

 朝の雲一点ない青空は老眼のタカ長にはつらいので、山歩きをしたのは良かったようです。午後は適当に雲も出て観察条件としては良くなりました。

 そのような雲のところにハチクマが入っているのを誰かが見つけました。5羽、7羽、いやいや11羽、、、と数が増えて最終的には19羽の柱になりました。



 タカを大きめに撮れば数が入らないし、、、、



 数を入れれば小さくなるし、、、、。やはり絶対数の不足はいたしかたないようです。



 観察地の上空で帆翔したあとA山に向けて流れて行きました。

 良かったのはこれだけでした。しかし、タカ長が早退したあと、観察終了間際にハチクマが21渡ってきて観察地は大騒ぎになったようです。

 ブログの更新とホームページの更新を担当しているタカ長としては、これからはタカの種数ばかり増えて、その割には総数が増えない、苦労ばかり多くなるシーズンになります。

 この点からも季節の進行を感じています。

今日の観察結果

  10月1日     快晴のち晴

    観察者    ジューヤク トビ吉 カメ吉 ひげじい 二位の方 タカ長 コリ吉 ほか
    観察時間   8:00~17:00

       ハチクマ           62
       サシバ           16
       ノスリ             2
       オオタカ   西向き   1
       ツミ      西向き   7
       ハイタカ   西向き    1
       ハイタカ   東向き    2
       ハイタカSP  西向き  10
       チゴハヤブサ        1


  タカ長のパソコン技能では数字の頭をそろえることが出来ません。ご容赦下さい。



  午前中久しぶりに訪ねた裏山の集落。実りの秋を迎えていましたが、、、、



  そのすぐそばには荒れた田んぼがあります。

  この集落で休憩している間にカケス10+が飛びました。トリハカセの話を聞いてからカケスの動向に注意が向いてきたタカ長、エサを求めて飛びまわっているカケスが愛おしくなります。平素は騒がしくて、どちらかと言えば嫌われ者の鳥ですが、これだけ多く目にするようになると他人事とは思えないのです。彼らは命を懸けて飛び回っているのですから、、、。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

  観察者     アル長 シンちゃん
  観察時間    8:00~16:00

     ハチクマ          157
     サシバ             3
     ノスリ             2
     ツミ              4
     ハイタカSP          19

         このうち東向きハイタカ属の合計 4


観察地     北九州市皿倉山

  観察者      ウニ ほか会員外2名
  観察時間     8:00~16:00

      ハチクマ          97
      サシバ            5
      ノスリ             3
      ツミ       西向き   3
      ハイタカSP   西向き   6

 カウントされるタカの数は西のほうが多くなります。そのことを証明しているような今日の結果にタカ長は満足しています。







今日の観察~9月30日

2010年09月30日 | タカの渡り観察
山のカケスが困ってる



 今朝のタカ長観察地からの風景です。

 画面の中央にある高い木が通称「止まり木」です。今日もモズ、ヒヨドリ、カケスなどが止まっていました。

 そのカケスの姿が今シーズンやけに目立ちます。この画像の右から左に向けて飛ぶことが多いのですが、タカの渡りのように飛ぶ方向は一定していません。
 この風景の中を飛ぶカケスを撮りたかったのですが、タカ長の機材とウデでは所詮無理な相談ですね。

 昨日タカ長観察地を訪れたトリハカセによると、今年は山のどんぐりが不作でカケスもエサを求めて飛び回っていると言うことでした。春からの異常気象で不作と言うより凶作と言っても良い状態のようです。

 そのためエサを求めて移動しているのです。そのためカケスの姿が目立つのです。観察地の前ばかりでなく、背後の山を見ていても、山抜けに飛ぶカケスの姿をよく目にしました。彼らは必至の思いで飛び回っている(渡っている?)のです。

 異常気象といえば高山のハイマツの実も少なくて、それをエサにしているホシガラスが低山に下りてきているそうです。ホシガラスと言えば高山の鳥として認識していますが、そのホシガラスを県内の1200m級の山で見て驚いたことがあります。トリハカセの話ではそのうちタカ長観察地でも記録できるかも分からない、と言うことでした。

 ホシガラスと言えば、ネットで見た「コマドリの森から」と言うホームページに、北九州市の風師山で撮影されたホシガラスが紹介されていました。高山の鳥がエサを求めて九州まで渡って行っているのかも分かりません。

 今年の異常気象では山の木の実にも大きな影響が出ているようですね。冬になるとエサを求めて熊が人里に現われる、と言うようなことが起こるかもわかりません。

 あるブログを見ていたら「ハチクマの幼鳥が少ないのでは?」と言う問題提起をされていました。タカ長観察地では今シーズン頭の上で帆翔するハチクマが少ないのでハッキリしたことは言えないのですが、私たちはまだ決定的な幼鳥を見ていません。

 山に蜂が多い、と誰かから聞いたこともあるので、今年はハチクマの繁殖率が高かったのではないかと期待していたのですが、本当のところはどうなのでしょうか?気になるところです。

 ハチクマの渡り最終盤は幼鳥探しに集中したいと思っています。

今日の観察結果

  9月30日    弱雨のち曇

    観察者     タカ長 ジューヤク トビ吉 カメ吉 ひげじい コリ吉
    観察時間    8:00~17:00

       ハチクマ            1
       ノスリ              1
       ツミ        西向き   1

  以上のように暇なので双眼鏡を肩からはずし遊んでいます。



  双眼鏡を逆さに見てもハチクマが見えるわけがありませんね。この中にハチクマの帆翔が見えるようだと良いのですが、、、、、。



  双眼鏡に写ったタカ長の自画像です。ミレーの帽子を被ったチョッといい男???

  背後にタカ長の愛車、その上に見える尾根がハチクマの飛去方向です。

  明日はせめて二桁の渡りを見たいものです。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

   観察者     アル長 シンちゃん
   観察時間    8:00~16:00

      ハチクマ          16
      サシバ            1
      ノスリ            3
      ツミ             3
      ハイタカSP          8

         以上のうち東向きハイタカ属合計 6

   東向きのハイタカ属の渡りが活発になってきているようです。タカ長観察地ではまだ1羽しか確認していませんが、これからは注意しないといけませんね。

   宇部市の霜降山ではハチクマ45と言うメールが入りました。この観察地はシーズントータルの2000羽超えが微妙な段階になっているようです。

 

今日の観察~9月29日

2010年09月29日 | タカの渡り観察
ハチクマの渡りは峠を越えたようです

 観察地に静けさが戻ってきたような一日。夏の賑わいがウソのような「秋の海水浴場」ほどではないにしても、吹く風にも渡ってくるタカにも、観察地を訪れる人の数にもどことなく秋を感じさせる一日でした。



 今日一番近かったタカはこのハチクマでしょうか?チゴハヤブサも近くまで来てくれましたが、動きの早いタカを撮るにはタカ長の腕は悪すぎます。よってその証拠写真もナシ、です。

今日の観察結果

  9月29日     晴のち曇

    観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 二位の方 ひげじい コリ吉
    観察時間    8:00~17:00

      サシバ             6
      ハチクマ          131
      ノスリ             3
      ツミ         西向き  1

      ハイタカSP     西向き  7
      チゴハヤブサ         1
      ミサゴ             1

  季節が進むと記録されるタカの種数がふえてきます。いろいろなものが見られるのは嬉しいことですが、全体の数が少なくなるのは淋しいものです。

  この結果を見ても秋の深まりが感じられますね。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

  観察者     アル長  シンちゃん
  観察時間    8:00~16:00

     ハチクマ        306
     サシバ           1
     ノスリ           28
     ツミ             3
     ハイタカSP         2

観察地     北九州市皿倉山

  観察者     ウニ  ほか会員が2名のサポートあり
  観察時間    8:00~16:00

      ハチクマ        470
      サシバ           9
      ツミ            1
      大型不明         4

 ひょんなことから関門地区に私たちの仲間が誕生しました。「タカ研組タカ長一家」が念願の関門地区に進出し、観察の勢力を拡大した気分です。

 タカ研組が今季観察するタカの総数は相当な数になるはずです。その数字は天下に名の知れた観察地の数字に引けをとらないのではないか、と妙なところで自慢したい気分になっています。

 渡り観察は数字がすべてではないことは重々分かっていてもそのようなことを考えてしまいます。関門地区の仲間にプレッシャーをかけるわけではありませんが、若い彼らについつい期待してしまうタカ長です。