タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月31日

2010年10月31日 | タカの渡り
東向きハイタカの大爆発は続いているようです

 ハッキリしない今日の天気。大きく見れば「曇のち雨」と言うことでしょうが、その雨が降ったり上がったり、、、、。13時頃雨が強くなったので撤収しましたがそのあと雨が上がったり、、、、、

 この週末は台風の影響で雨。観察は休止のつもりでした。しかし、台風がそれてこの週末も一応観察することが出来たのですから週末組の皆さんも満足されたのでは????

 このような天気の中でも東向きハイタカの渡りは続いています。今日は44羽しか記録できなくて何となく不満足ですが、今年の記録を除外すれば一日と記録としてはベスト3くらいに入る数字なのです。詳細には調べていませんが、ベスト5には間違いなく入る数字です。

 この時期の東向きハイタカの数はひと桁つづきでもおかしくありません。シーズンの総数でも100とか200とか言うレベルです。ところが今年はすでに1447羽を記録しています。この調子では例年の10倍以上の渡りを記録することになりそうです。

 タカ長観察地ではこのような記録になっていますが、この時期継続して渡り調査をしているところが少なくて、横とのつながりを考え、面として見ることが出来ないのが残念です。

今日の観察結果

10月31日     曇のち雨

    観察者     ジューヤク ひげじい タカ長 トビ吉 キョージュ ガミーネ ほか
    観察時間    8:00~13:00

        ツミ                3
        ハイタカ      東向き  44


 雨のためとは言え東向きハイタカの渡り記録、4日連続三桁の記録が途切れたのが残念です。

 もう一日くらい続けたかったのです。

 ご存知のようにハイタカ属の渡り期間は長いのでまだまだ出るのではないかと期待しています。今の状態があと3~4日続けば東向きハイタカの総数が2000羽を超えることも考えられます。これまでの観察経験からすれば考えられない数字です。

 これだけのハイタカが越冬に来るのは嬉しいのですが、彼らのエサがあるのだろうかと心配になります

 タカ長観察地で見る冬鳥もいつもより多いようなので、、、、何とかなるのでしょうか?気になるところです。



 インドネシア・エコツアーに参加していたタカカノが帰宅しました。

 カメラを持つことがほとんどないタカカノですが、何とか210枚撮ってきました。もちろん良い写真ではありません。トリミングしたりして何とか見られるものにしたのがこの写真です。

 帰宅そうそう町内会の用事などで飛びまわっているので詳しい説明を受けていませんが、国立公園のゲストハウスから見た風景のようです。

 左の山がPuncak Gurung Gede 2958m 右の山がPuncak Grung Pangrango 3019m です。
 カメラ位置の公園が1250m。高原リゾートに滞在したようですね。



 カメラにはこのようなサンバードが写っていました。サンバードの仲間は何種類も居るのでタカ長は詳しい識別は出来ません。こらからゆるゆる図鑑など見ながら調べることにします。





今日の観察~10月30日

2010年10月30日 | タカの渡り
ハイタカの爆発は続いているようです

 ただいま主婦代理のタカ長、昨日は何かと忙しくてブログ更新の時間が取れませんでした。

 さて、問題の東向きハイタカです。朝から順調に飛びました。しかし、その後少しペースが落ちて四日続きの三桁に黄信号がともった感じになりました。しかし、昼前にはペースを回復、気がつけば三桁をクリアしていました。



 近い個体も結構出ました。しかし、タカ長のウデでは写真には撮れなくていつも後追い。



 複数で出るときは高くてこれまたタカ長カメラでは写真に撮れません。写真を撮るために観察地に通っているわけではないのでタカ長としてはこれで満足しています。



 小鳥の動きも相変わらず活発です。これはマヒワです。珍しくゲットしましたが、あいにくこの時間は曇り空でした。それらしい色が出なかったのは残念です。パソコンの画面で拡大してみるとそれらしい色が見える個体も居ます。



 一時これくらい青空も見えました。このとき飛んでくれたらもう少しきれいな色が出ていたかも分かりませんね。

今日の観察結果

10月30日     曇一時晴

    観察者     ジューヤク トビ吉 タカ長 キョージュ ガミーネ コリ吉 ほか会員外の協力あり
    観察時間    8:00~16:00

        ノスリ                 6
        ツミ          西向き    8
        ハイタカ       東向き   193
        ハイタカSP      西向き   3
                     東向き   1

 東向きハイタカは昨日が161、きょうが193。爆発がまだ続いているようです。

 それは良いのですが、四日も三桁が続くと60とか70では非常に少なく感じます。本当はそれでも立派な数字なのですが、、、、。



アカモミタケです。もちろんもらい物です。

 なべ物が良い、と言ってもらったのですが、帰宅してネットで調べてみると焼いて塩かレモンをかけて食べるとか、炒め物などが紹介されていました。

 タカ長の今夜の夕食としては炒め物が良さそうなので、冷蔵庫の中の残り物を利用してつくってみました。



 言ってみれば「アカモミタケのニラ炒め」

 タカ長流の料理ですが上手く出来ました。と言いたいのですが、これだけ少量の炒め物がついつい塩が多くなってしまったようです。もちろん食べられないほどのへまはやりません。と言うことで美味しく頂きました、と言うことにしておきます。

 今のところ腹も痛くならないので毒キノコではなかったようです。



今日の観察~10月28日

2010年10月28日 | タカの渡り
今日も爆発

 昨日にひき続き今日も東向きハイタカが爆発しました。

 朝から昨日と同じパターンで次々と渡ってきて午前中に200羽を超える勢いでした。しかし、13時を過ぎるとペースが落ち、観察終盤はいつものようなパラパラ状態に落ち着きました。午前中のまま数を増やすと今日は400羽を超えていたでしょう。

 そこまでは出ませんでしたが、しかし、連日の三桁はタカ長観察地では「異常」と言える数字です。この2~3日の数字だけでは断定的なことは言えませんが、これも今年の異常気象と関係しているのではないかと話しています。

 今年の夏はロシアも暑かったと言う報道がありましたが、同じようにハイタカの繁殖地も暑かったのではないか、と言うわけです。いつもより暑くて虫が異常発生し、それをエサにする小鳥も繁殖し、その小鳥をえさにするハイタカの繁殖率も上がったのではないか、と考えたわけです。

 今年の冬は各地でハイタカの越冬個体を見る機会が増えるのではないかと愚考しています。このブログをご覧の皆様、冬の観察もよろしくお願いします。各地から「今年はハイタカが多い」と言う情報が入るようでしたら、上記の推察も正しいと言えるのではないでしょうか?

 何年か前のケアシノスリのようなことが起こるのではないかと期待しているのですが、、、、、、。



 数は少ないのですがノスリも近くを飛びました。向こうの山は丸山。



 この山が向山。



 そしてこの山が窓ヶ山。

 観察地を案内するように飛んでくれました。



 今日もハイタカが止まり木に止まってくれました。それも珍しいと言えば珍しいのですが、、、、



 写真では見難いのですがワンショットに3羽ハイタカが入りました。1羽ずつ飛ぶことの多いハイタカが3羽、それも珍しいことと言えそうです。少なくとも通過地点であるタカ長観察地ではあまり見ることは出来ません。それだけ今日のハイタカが多かった、と言うことです。

今日の観察結果

10月28日     曇

   観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ ひげじい  ほか会員外のサポートあり
   観察時間    7:30~15:30

      ノスリ              20
      オオタカ      西向き   1
      ツミ         西向き   2
      ハイタカ      東向き  289
      ハイタカSP     西向き   1



今日の観察~10月27日

2010年10月27日 | タカの渡り
東向きハイタカが大ブレイク

 朝はほとんど快晴状態。

 ただいま主婦代理のタカ長が8:30頃観察地に行ったら皆さん大忙しで、、、、ろくに挨拶も出来ない状態でした。文字通りてんてこ舞いの大騒ぎです。昨日の状態からある程度予想はしていましたが、その予想をはるかに超えるハイタカが東に向けて渡っていました。



 ハイタカの渡りを見る季節になりました。この姿を見れば観察地の気温の変化を感じていただけるでしょう。「タカの渡り観察がこんなに寒いものとは知らなかった」と感じたことがあります。何年も前のことですが、それまでのハチクマ中心の観察からハイタカ属の観察まで観察時期を延ばしたときの感想です。



 今朝も今までと違って陽の当たる場所を求めて観察することになりました。

 それにしても東向きハイタカの多いこと、ダブルカウントと間違えられそうですが、観察者と会員外の人がチェックしながら観察したので、そのような疑いを挟まないようにお願いします。



 ハイタカの観察で大忙しのとき、A山の左稜線沿いを白い鳥が3羽飛んできました。タカ長カメラの射程外です。一瞬ツルを連想しましたが違いました。スコープでよく見るとハクチョウのようでした。コハクチョウかオオハクチョウか、そのようなことまでは識別できる距離ではありませんが、とにかくハクチョウであることは間違いないようでした。

 証拠のためと思いタカ長カメラで撮影して思い切りトリミングしてみました。首を伸ばして飛んでいることは分かりますが、、、、。その時間あいにくカメラマンがいなかったので、この写真が唯一の証拠写真です。(証拠になるかなぁ、、、)

今日の観察結果

10月27日    晴れたり曇ったり

    観察者     ジューヤク トビ吉 ひげじい タカ長  ほか会員外の協力あり
    観察時間    7:30~16:00

        ノスリ                33
        オオタカ       西向き    1
        ツミ          西向き   13
        ハイタカ       東向き   340
        ハイタカSP      西向き   10

    東向きのハイタカが面白いように出ました。もちろん過去最高です。
    くどいようですが計算間違いとかダブルカウントではありません。最初から最後まで休むことなく現われました。
    このようなこともあるのですね。

関門地区の情報

   観察者      ウニ
   観察時間     9:00~13:00

       サシバ              2
       ノスリ              7
       ツミ         西向き  3
                  東向き  4
       ハイタカ       西向き  2
                  東向き  2
       ハイタカSP     西向き 12
                   東向き 21

   今シーズンの皿倉山での観察は今日で終了します。
   調査にご協力頂いたすべての皆さまに心からお礼申し上げます。有難うございました。

今日の観察~10月26日

2010年10月26日 | タカの渡り
今日のような観察がこの時期の醍醐味ですよ

 天気図が冬型になりました。

 朝晴れていた空に、あっと言う間に黒い雲が広がりました。



 黒い雲と光る海。ハイタカ属の渡り観察本番、と言った天気です。今日のような日に観察しないとタカを見る面白さは分かりませんよ、などと言ったら叱られるでしょうか?

 本当を言えば、タカ長は午前中は裏山歩きをしていました。もちろん山も時雨模様の天気でした。時々は傘をさして歩くような天気でしたが、林道を歩いているとき上空の小さな視界の中を東向きハイタカが飛んで行きました。それを少しでも長く見ようと足許を注意しないで左に寄ったら、左足を引っ張られるような抵抗を感じました。見るとズボンのすそはヌスビトハギで真っ青の状態(少しオーバーですね)でした。



 観察地に帰ってみると皆さん大忙し、、、、東向きハイタカがドンドン飛んでいるのです。天気は相変わらずの時雨模様、時には車の中に避難するくらい雨が降ってきます。チョッと良くなれば虹も出ました。



 そのような中で観察を続け、、、、、、今日のトータルが126羽になりました。東向きハイタカはほとんど1羽ずつ渡るので大騒ぎをしたわりには数は増えませんでした。冬型の気圧配置になり、大陸から吹きだす風に乗って多くのハイタカが渡ってくるはずです。

 タカ長の経験では東向きハイタカはこのような天気の日に多く見ています。快晴無風の上天気の日にはあまり見ていません。そのような日には渡る数が少ないのか、青空にとけこんで確認することが出来ないのか、本当のことは分かりませんが、ハイタカ属の渡り観察は今日のような季節風が吹きだす寒い日が適しているように感じています。



 広島湾のほうは空気がクリアで遠くまで見ることが出来ました。



 裏山歩きもこのような天気のため稜線には登らないで麓を歩きました。麓の団地のそばで咲いていたコスモス。その上を雨を含んだ黒い雲が流れていました。

今日の観察結果

10月26日     時雨

   観察者      ジューヤク トビ吉 ひげじい タカ長 コリ吉 ほか
   観察時間     8:00~16:00
 
       ノスリ                21
       ツミ         西向き   10
       オオタカ      西向き    1
       ハイタカ      東向き   92
       ハイタカSP     西向き    1
                  東向き    1

   詳しく調べていませんが東向きハイタカの92はおそらくタカ長観察地に新記録だと思います。

   今日で今季の総数が6881羽。7000羽の大台が見えてきました。まだ二週間くらい観察を続ける予定ですから、ひょっとしたら7000羽を超えて8000羽をオーバーするかも、、、、、。

   そこまでは望めないにしても何となくノスリは未だでそうな予感がありますし、東向きハイタカも急速に少なくなることは無いと思われます。そのようなことを考えると間を取って7500羽、、、、と考えています。

   先がまったく読めないのがタカの渡り、、、、、秋季調査の最終盤はどのように推移して行くのでしょうか???




今日の観察~10月25日

2010年10月25日 | タカの渡り
目印をつけた(?)ハイタカ

 トビ吉おじさんが帰ってきた初日は雨。

 それでも観察に出かけたようです。一家の主婦代理を務めているタカ長に電話が入りました。そのときスーパーで買い物中でした。ジューヤクさんも来ていると言うので、一人で昼飯を食べるより皆で食べたほうが良いと思い観察地に上がりました。

 もちろん(?)タカは飛びませんでした。開店休業の状態でした。



 タカ長の写真に良いのがないので久しぶりにソンヒョン研究員の写真をアップしました。

 この写真を使って説明したいことがあるのです。

 一昨日の観察中、東向きハイタカの尾羽に変なものが付いているように見える個体を見つけました。15時過ぎだったでしょう。観察地を東に向けて飛び去るハイタカを下から見たとき、尾羽の左側に何かワイヤーみたいなものが5cmくらい突き出しているのを見つけたのです。この写真で言えば尾羽の下側に付いていることになります。

 このハイタカは観察地の上を通り、東側で何度かその向きを変えましたが、そのたびに風にひらめくようには見えませんでした。かなりシッカリ付いているようです。

 タカに目印をつけるためにこのような方法をとる、と言うことを文献で見たとトビ吉おじさんに聞きました。どこかで誰かが何かの目的のために目印を付けたのでしょうか?

 タカの世界でどのような研究がどのような方法で行われているのか、その面にはまったく疎いタカ長ですからこれ以上のコメントは出来ません。タカ長たちは初めてそのような目印付き(?)のハイタカを見たので、その事実だけを紹介させて頂きます。


今日の観察~10月24日

2010年10月24日 | タカの渡り
今日の観察は雨で休止です

 天気予報より早く朝から雨。

 念のため観察地に上がって見ましたが誰もやって来ませんでした。当たり前ですね。週末しか観察できない人には気の毒な天気になりましたが、こればかりはいたし方ありません。



 このところの観察地、多くの人が来られます。観察に来られる人が多くなると差し入れも多くなります。

 このようなものまで差し入れられました。タカ長観察地の人はビンボーなのでキャットフードをおかずに弁当を食べなさい、と言う意味ではありません。

 観察地のある公園には捨て猫がいて、その捨て猫にえさを与える人もいます。そのため数匹はいる観察地の捨て猫も食うに困っていません。昼弁当を食べていると猫が近くにやって来ますが、猫のほうからエサをねだることはありません。近くで待っているだけです。昔の捨て猫のイメージはまったくありません。猫の世界も飽食の時代なのでしょう。

 そのような猫たちに与えて欲しいと言う差し入れがこのキャットフードなのです。

 タカ長たちはそのような猫や散歩にやってくる犬、そして最近はキツネまで仲間入りして、それら多くの生き物たちに囲まれて観察しています。


今日の観察~10月23日

2010年10月23日 | タカの渡り
北部戦線異状なし???

 週末。タカ長が出勤したとき駐車場はほぼ満車状態でした。

 タカを観察する人、写真を撮る人そしてキノコ採りに山に入った人、、、、。

 今日の渡りはほとんどすべて観察地の上空から南方面。北側は東向きハイタカが少し飛んだだけです。タカ長観察地はキョージュが出勤すると南側を担当しています。何となくそのようになって「キョージュ・コース」と呼ばれています。今日はそのキョージュ・コースを飛ぶタカが多くて、キョージュは大忙しの時間帯が多かったようです。

 何となく北側を担当していたタカ長。「左マド」とか「三本鉄塔」などと言う声をかけることはまったく無くて、このコースは開店休業の状態でした。北側はいかなるタカにも攻め込まれない鉄壁の守り、と言えば「異常なし」と言えるのでしょうか?それともこれだけ南北の明暗がハッキリするのは「異状あり」と言えるのかタカ長には良く分かりません。



 朝は小鳥類の群がよく飛びました。これはマヒワの群です。A山の左から現れて観察地の上空を北東方向へ渡って行きました。



 これもアトリ。観察地の前を南から北へ回っていました。目の前の木の枝に止まっているアトリを見ましたから、観察地の近くで一服しているのかも分かりません。



 ピンボケ写真ですがこれはマヒワです。

 今日の観察地はカメラマンが多かったので写真で確認しています。



 芥子粒で恐縮ですがこれはツミです。この前に1羽が流れ、この6羽がワンショットに入りました。

今日の話題としてはハチクマが飛び、それを仲間が写真で確認してくれたこと。それと15時30分頃南側にノスリ11の柱が立つなど、短時間に39羽の渡りを記録したことです。タカ長観察地では10羽以上の柱(?)が立つことは非常に珍しいと言えます。

 観察をする人も写真を撮る人もそれぞれが楽しめた今日の観察でした。

今日の観察結果

10月23日     薄曇一時晴

   観察者     ジューヤク キョージュ ひげじい タカ長 カンヌシ コリ吉 ほか
   観察時間    8:00~16:15

       サシバ                1
       ハチクマ               1
       ノスリ               67
       ツミ         西向き    5
       オオタカ      西向き    1
       ハイタカ      西向き   15
                  東向き   43
       ハイタカSP    東向き    1


皿倉山ではウニさんが観察に出かけましたが、強風のため観察不能、一時下で待機するも強風はおさまらずタカの渡りを見ないまま下山しました。

今日の観察~10月22日

2010年10月22日 | タカの渡り
コリ吉おじさん特製の双眼スコープ

 今日のタカ長、朝は裏山で「キノコ遊び」をし、そのあとトリカノと一緒に買い物。

 この日曜日からインドネシア・エコ・ツアーに参加するトリカノの留守を預かる身としては、何か食料を調達しておかないといけないと思い一緒に買い物に行きましたが、結局あまり買わないで帰って来ました。能天気なタカ長としては出たとこ勝負、その日の気分で夕食など調達するのが性に合っているようです。

 そのようなことで観察地に腰をすえたのは13:30ころです。そのあとすぐコリ吉おじさんが手製の双眼スコープの試作品を持ってきました。



 見た目は簡単な仕掛けながら眼間距離も変えることが出来るので、皆がその見え味を楽しむことが出来ました。



 これはタカ長。何よりも視界が明るくて、シャープでメンバーの評判も上々でした。

 このような機材があれば識別精度も上がり、遠くのタカも拾え、観察記録も向上するのではないかと思われます。本格的に完成して観察に使えるようになるのは次のシーズンから(?)になりそうですが、その日が今から待ち望まれます。

今日の観察結果

10月22日    曇一時晴

   観察者     ジューヤク ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉
   観察時間    8:00~16:00

       ノスリ               53
       ツミ        西向き    4
       ハイタカ      西向き   18
                  東向き   35
       ハイタカSP    西向き    2


  ノスリは数は多くはないのですが退屈しない程度には飛んでくれます。しかし、この頃は何故か午前中に多く飛んで午後はパッタリと止まるパターンが続いています。その面で言えば午後が長いと言えますが、暇なときは雑談を楽しみながらタカの到着を待っています。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

   観察者      アル長 シンちゃん
   観察時間     8:00~15:00

       ノスリ              29
       ツミ         西向き   6
       ハイタカSP     西向き   8
                  東向き  12

 

今日の観察~10月21日

2010年10月21日 | タカの渡り
冬鳥の動きは活発になりましたが、、、、

 終日曇。北よりの風が吹いてきて気温が下がってきたようです。

 観察地の上空をマヒワの群が飛びまわっていました。ときに100羽くらいが群れていたのでしょうか?



 小鳥に集中していないタカ長、カメラ組の人に声をかけられてシャッターを切ったときは桜の木の向こうに消える直前でした。写したのはこの一枚だけです。

 ノスリは9時頃塒だちと思われる7羽がA山の近くからゆっくりと旅立って行った他は単発でした。多くて2羽が現われる程度、相も変わらず「特記事項」のない渡りが続いています。



 観察地の東側に現われるノスリも左側か右側に頭をふってタカ長を避けて渡っているようです。



 ノビタキは観察地の前にいてくれ目を楽しませてくれます。

 これはデジイチで撮った写真です。



 これは買ったばかりのコンデジで撮った画像です。いまどきのコンデジは写りが良くて、この写真のほうが良いのではないかと思えるのですが如何でしょうか。

今日の観察結果

10月21日     曇

   観察者      ジューヤク タカ長 ひげじい カメ吉
   観察時間     8:00~16:00

       ノスリ              30
       ツミ         西向き   2
       ハイタカ      西向き   9
                  東向き  24
       ハイタカSP     西向き   1
                  東向き   6

  この時期、この天気としては良く出たと言う印象を持ちました。

  今日で今季の総数が6500を超えました。来月上旬の観察終了までには7000羽をクリアしたいのですが、、、、、。