タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

寒くて寒くて、、、、、

2011年01月31日 | バードウォッチング
南の国での鳥見旅

 今朝の冷えましたね。広島県北部では氷点下15℃以上冷えたところがあるようです。

 暖房をしていないタカ長宅の室温は0℃。雪の中にテントを張って寝ることを思えば楽なものですが、それにしてもよく冷えます。寒暖計が故障したのかと思って二つ並べてみましたが、どちらも0℃でした。

 人間と言うものは勝手なものです。暑いときは寒いほうが良いと言いながら、寒くなるとあれほど嫌だった蒸し暑い夕暮れ時を懐かしく思い出しています。

  

 南の国での探鳥旅行。2008年に行ったベトナム北部での探鳥です。場所はハノイの南にあるクック・フォン国立公園です。ガイドしてるのはベトナムNo.1といっても良い鳥屋さん、マーさんです。

 このマーさんとはこの時が初めての探鳥でした。このときは公園内に2泊して南の国の鳥を見せてもらいました。

 2009年には二週間にわたりガイドしてもらいました。彼の本職はベトナムの公務員。ベトナムでは公務員の給料だけでは食べていけないのでアルバイトが認められています。それにしても二週間以上職場を空けてもよいのだろうか、と気にしたものです。国立の研究機関に勤めているので、、、鳥を見て歩くのも仕事のうちかも分かりませんが、、、、、。

  

 ひろい公園内を徒歩で探鳥。マーさんは熱心なガイドで、出来るだけたくさんの鳥を見せようと歩き回ります。30代のかれとその倍以上(?)歳をとっている私たちのグループ、鳥を見て歩くのも楽ではないのです。しかし、私たちは平素山歩きをしているので、彼に迷惑をかけることもなく鳥を見ることが出来ました。

  

 目がよくて耳がよいマーさん、いち早く鳥を見つけてフィールドスコープの視野にとらえてくれます。

  

 私たちはそれを見るだけ、と言った探鳥でした。

 このときは望遠レンズ付のカメラを持たないタカ長、写真は観察風景だけで鳥の写真を撮っていません。

 そのため鳥の画像がないので一緒に行った仲間が撮ったデジスコ写真を紹介します。

  

 上の写真の現場で見たものではありません。その近くで見たインドコムクドリです。南の国では珍しい(?)地味な鳥ですが、よく見ればシックな感じがするタカ長お気に入りの鳥です。

  

 公園内のトレッキングルート(探鳥ルート)には樹齢1000年と言われる大木もあります。観光的にも有名な木ですが、何の木だったか思い出せません。ガイドブックなど調べてみて分かれば、その名前を後日書き加えることにします。

   暑い暑いと言ってもベトナム北部はそれほどでもありませんでした。時期はタカの渡りが見られる4月上旬でしたが、冬になるとハノイあたりは結構冷える日もあるようです。

  

 クック・フォンの夕暮れ。

 寒いときは南の国へ行きたいですね。タカ長たちは来年の冬にはベトナム南部とカンボジアに行きたいと考えています。しかし、軍資金の問題と介護の問題で実現の可能性は流動的です。

 今度行けばもちろんマーさんにガイドしてもらいます。彼に依頼すれば鳥のことから観光のことまですべて完璧にしてくれます。南の国では諸事アバウトな面があるようですが、彼の手配は完璧ですから安心して任せることが出来ます。

 彼から広告料をもらった訳ではないのですが、、、、チョッとヨイショし過ぎましたか????

 マーさんのところのホームページのアドレスは下記の通りです。見るだけでもよいですから、訪問してくださいね。

         http://vietnambirdtour.vn/


今日は完全休養日

2011年01月30日 | 日々雑感
タカ長宅も雪景色

 冷えますね。今朝はタカ長宅の庭も白くなりました。この雪を見て「完全休養日」とすることにしました。と言っても終日寝ているわけではありません。パソコンに向かえば画像の整理をしたり、、、、町内会の広報誌の原稿整理したり、、、、、。

 明日には印刷所に原稿を持ち込めます。

 そのようなことなので今日はネタがありません。

  

 そこで一昨日紹介した火山からの光る海。

  

 その火山山頂の岩に上がった仲間たち。気のせいかへっぴり腰???

 それはともあれその岩の上からの展望は360度。バカと煙は高いところに上がる、と言いますが、何と言われようと山登をする人にとっては展望の山頂は最高です。よくぞ山ヤになりにけり、ですね。

  

 火山は前火山と後火山の二つのピークがあります。二つのピークを踏んだあと下山しました。

  

  

 瀬戸内の光る海は冬の風物詩と言えます。私たちにはこのように島の多い海は見慣れた風景です。このような風景を見ていると、例えば足摺岬から見る太平洋、島の見えない広い海にあこがれます。

 広い海といえば開聞岳から見た広い海が忘れられません。池田湖のそばの菜の花と開聞岳からの広い海、行って見たいですね。

 ともあれ今日は休養日。今日のように雪の日はのんびりさせて頂きます。



今日の観察地~1月29日

2011年01月29日 | バードウォッチング
大寒のなかのサロン

 毎日寒いですね。今年の寒さも今が底? タカ長団地はこの時間雪が降っています。

 このように寒くてもタカ長観察地にメンバーが絶えることはありません。誰かが来ています。

 タカ長も朝観察地に上がりました。お目当てはもちろんカヤクグリです。カヤクグリがいつも出ると言うトイレ下のポイントでトリカノとしばらく粘ってみましたが、、、、、、、何も現れませんでした。

 仕方なく観察地に上がると〇〇さんと〇〇さんがいて、、、、、「何か出ているのですか?」と尋ねると「そこにカヤクグリが、、」と言う返事。何日も通って逢えなかったカヤクグリにあっけないくらい簡単に逢えました。

  

 その証拠写真です。どこにいるか分かりますね。

 公園のこの一角にはいつもたくさんの鳥たちが訪れます。カワラヒワ、ミヤマホオジロ、ホオジロ、カシラダカなのが常連ですが、そのなかにカヤクグリも入ってくれました。

  

 珍鳥が出なくてもこのように鳥たちが餌を採っているのを見るだけで楽しくなります。野鳥写真の撮影場所としてはどうか分かりませんが、公園を訪れる鳥たちと遊ぶには最高の状態になっています。

  

 タカ長の山仲間がデジスコで撮影する「自主トレーニング?」をしていました。カヤクグリもシッカリとゲットしていました。即写生には欠けるデジスコですが、ここでは大丈夫です。自主トレの場所としては良いのではないでしょうか?

  

 園路ではツグミやシロハラが遊んでいました。

 タカ長観察地はタカの渡りの観察地だけでなく、小鳥類の観察地としてもなかなか良い感じになっています。

 関心のある人はぜひお出で下さい。たまたま運が悪くて観察地のメンバーが不在であっても、今日紹介したような小鳥たちが出迎えてくれるはずです。

  

 タカ長たちは遠くに光る海を眺めながら〇〇さんが差し入れしてくれたお茶とお菓子を楽しみながら、小鳥たちとともに楽しいひとときを過ごしました。この風景、間違いなく「大寒の中のサロン」です。


火山に登る

2011年01月28日 | 山歩きから
小さな春を見つけた???

 瀬戸内海に浮かぶ島、広島県倉橋島の火山(408m)に登りました。

 火山は「倉橋島志」に「昔山上に烽火を掲げて警戒せしよりこの名起これリという」記載されているとか。戦国時代に狼煙を焚いて急を知らせた名残らしい、と「広島百山」に書かれています。

 登山は南麓の桂浜から。

  

 雑木林の尾根を登る。ゆるい登りと急な階段の登りを繰り返し、火山を南から東側にまいて後火山との鞍部、駐車場とトイレのある鞍部に出る。

  

 ところどころ展望が開けて光る海が見えました。遠くには四国の山並みを見ることも出来ました。

 予定通り11時過ぎに火山に着きました。山頂には大きな岩があり、数段の階段を登って岩上に立つと360度の展望を楽しめる素晴らしい山でした。タカ長にとっては初めての山でしたが、はるばる(?)マイクロバスをチャーターして行っただけの価値は十分ありました。

 ところで春ですが、、、、、、

  

 この瀬戸内海の海は如何でしょうか?何となく眠くなるような瀬戸の海。ここに春を感じることが出来ますか?

 曇り空から漏れる光は弱くて、、、、

 山上の風は冷たくて、、、、やはり春とはいえないのでしょうか?

  

 やっと見つけた花。

 これは春ですよね。

 この週末が寒気の底、そのあとは暖かくなってくると言う予報もあります。

 まもなく春です。 渡りの春の到来ですよ。まもなく。



今日の裏山~1月27日

2011年01月27日 | 山歩きから
小さな春を探して???

 春を探しに裏山に行きました。と言っても今は大寒、無理ですね。

 アオゲラの声だけでは春とは言えないし、、、、。

 それらしき鳥の姿は見えませんでした。

  

 裏山の集落の雪は少なくなっていましたが、、、、週末は冷えると言う予報も出ています。まだまだ春は遠いようですね。その集落の畑にホオジロとミヤマホオジロがいました。トータルすれば20~30羽くらい。他にはトビが1羽飛んだだけです。

 これでは春とはいえません。

  

 陽の光は若干明るさを増してきたようにも思えますが、それもまたすぐに雪雲に隠されて、、、、、。

 しかし、小さな春はありました。

  

 杉の芽が赤くなってきました。花粉症の製造元ですから、招かざる春ですが、しかし、間違いなく芽の色が変わってきています。来月には花粉も飛び始めるのでは???

  

 春を見つけに行ってこのようなものを見て帰るようでは花粉症の人に叱られそうです。

 でも間違いなく「花粉の春」はそこまで来ています。

 招かざる客はすぐそこまで来ています。

 嫌だなぁ、、、、。


パソコンデータの引越し

2011年01月26日 | 日々雑感
データの引越しは終わっていないようです

 タカ長のパソコンは新しくなりました。容量もグ~ンと増えてハードディスクは1TBのものが2個入っています。収納するスペースはそれだけ大きくなっていますが、、、、。

 それを放置しておくとパソコンの中はごみため状態になりかねません。いや、なっていた感があります。そこで整理。

 いま「断捨離」と言う本を買ってきて、少しは片付けたいのです。なかなか難しいことですが、、、、。

 断~不要なものが入ってくるのを断つ
 捨~不要なものを捨てる

 小さな我が家であろうとパソコンの中であろうと、、、、これが難しいのですね。

  

 今朝はメールのアドレス帳の捨

 今では必要のなくなったアドレス、勝手に入り込んできた(?)アドレスを削除しました。

 国際的に活躍している(ウソ、ウソ)タカ長のメールアドレスには横文字のアドレスがたくさんあります。タカ長の勝手を言わせてもらうと、外国の人の名前が横文字になっているのは良いのですが(仕方ありませんね)日本人の人でも多くの人が横文字表記をされているのは正直困るのです。(と言ってもタカ長のわがままですが、、、)

 たとえばタカ長を「takachou」とされているのなら誰のことかわかりますが、、、、

 yamagaraとかsijuukaraのような表記はいつまでも覚えてはおれません。ましてxyzのような暗号みたいな名前になるとお手上げです。

 その横文字の名前があまりにも多くなったので思い切って大量に削除しました。これまでの半分以下にしたつもりですが、それでもまだ64件の横文字表記のメールアドレスが残っています。

 ここに書いたのは○山☆雄とか言う名前の部分の話です。ネット社会のことは良く分からないので勝手なことは言えないのですが、アドレス長を見ただけでは誰のことか分からないような表記の仕方は、多くの人たちとメール連絡している者にとっては困るのです。
 ○川X子さんのアドレスがxyz@abc,,,,,ではいけないのでしょうか?


 これってタカ長の単なるわがままなのでしょうか?

  

 いま窓の外は雪、小さな雪が舞っています。今日は休養日として小さな部屋の片付けなどしています。

 今日紹介したクロハゲワシ。韓国のDMZに行けば簡単に見ることが出来ます。タカ長も3回行きました。

 しかし、いまは南北間が緊張しているので行きにくいですね。その上今年は例年以上に寒いようですから、、、、。

 春の調査のために軍資金をためないといけないのでしばらくはおとなしくしています。


子どもたちの探鳥会

2011年01月24日 | バードウォッチング
小学校4年生と鳥を楽しみました

  

 昨日広島男子駅伝の選手たちが走りぬけた橋。広島市西区と佐伯区の境を流れる八幡川に架かっています。

 ここは昔から水鳥の宝庫、探鳥地として知られています。

 この近くの公民館をベースに野鳥観察を続けている鳥友が近くの小学校から野鳥指導を頼まれました。小学校4年生100名以上が参加する授業ですから一人や二人では対応できません。そこでトリカノやタカ長たちも応援に出かけたわけです。

  

 まず最初に八幡川河口にあるみずとりの浜公園に集合して講師役の自己紹介です。今日は9名が参加しました。

 その9名が四つに分かれて河口の4ヶ所に待機、そこを子どもたちが次々とめぐりながら野鳥観察をすると言うやり方ではじめました。タカ長たちは一番南側の担当でした。

  

 ここではヒドリガモ、オナガガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリなどが観察されました。

 ほかにはトビ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、ムクドリ、スズメなどもいましたが、今日は水鳥中心の探鳥会だったので、小鳥類までは見せてやることが出来ませんでした。

  

 子どもたちは光る海のそばでメモを取ったり、、、自分たちが持ってきた双眼鏡を覗いたり、、

 私たちと野鳥観察を楽しんでくれました。

 それにしても4年生の子は可愛いですね。今日のタカ長はこの子たちから元気をもらいルンルン気分です。


明日は駅伝大会です

2011年01月22日 | 日々雑感
えきでん広場に行きました

 明日は都道府県対抗の男子駅伝が開かれます。

 今ではすっかり広島の冬の風物詩に定着したようです。各都道府県の代表として、故郷の誇りをかけて広島を走ります。優勝候補のチームはもちろんですが、せめて最下位にはなりたくないと言う目標を持って走る選手、そして彼らを応援する人々、、、、広島はすっかり盛り上がっています。

 この駅伝大会にあわせて「えきでん広場」が開かれます。土曜日の今日はNHK広島放送局前、明日は駅伝のスタート・ゴールになる平和公園で故郷の産品を売るコーナーなどが開かれるのです。

 そのえきでん広場に行くのがこのところタカ長の恒例になっています。ひとつの目的は私たち山のグループのメンバーが岐阜県人会と岩手県人会にいるので、彼らのブースを訪ねることなのです。

  

 岩手県のブースに行ったらホタテを食べるように言われていました。岩手県の産地から生きたままのホタテを空輸しているので味には絶対の自信がある、と言うことなのです。

  

 口のいやしいタカ長は大きめのホタテを選んでもらいました。味ですか?聞くだけ野暮ですよ。

  

 朝早めに会場に行きましたが、今年も多くの人がつめかけていました。もちろん岐阜県のコーナーにも行ってお菓子などかって帰りました。

 このイベントは各地の県人会にとっても一年で最大の行事になっているようです。岐阜県の場合で言えばこの売店での利益をふるさと選手を迎えての歓迎会(と言っても試合の後に行われますから慰労会のようなものです)の費用に充てています。そのためどうしても〇〇円は売り上げないと、、、、と言うことになっています。

 他の県も同じような目的で売店を開き、売り上げを競っているようです。

 選手にとってはもちろんですが、ふるさとの人にとってもこの駅伝大会は大切なイベントになっているのですね。

  

 会場に行く前に広島城を歩いて見ました。

 これと言った成果はなし。堀にカイツブリ、キンクロハジロ、ホシハジロがいたくらいです。

  

 今日の記念に撮影したホシハジロを紹介します。

 3万円のカメラで撮った写真としては上出来、と言うことにして下さい。


展示が始まりました

2011年01月21日 | タカの渡り
タカの渡りを紹介する展示です

 タカ長観察地がある広島市佐伯区の「佐伯運動公園」

 その管理棟の休憩コーナーの壁面を利用してタカの渡りを紹介する展示が始まりました。

 この展示は運動公園の管理者がタカ長たちの活動に関心を示され、この運動公園が汗を流すだけの施設ではないことを一般に周知させたいと言う管理者の思いと、タカの渡りのことを一人でも多くの人に知ってほしいと言うタカ長たちの願いが一緒になって実現したものです。

  

 会場には初日から多くの人がつめかけていました、と言いたいのですが、本当のところはこの人たちはタカ長の山仲間です。朝から裏山を歩き、それが終わった後皆で見に行きました。

  

 会場には「ハチクマ・トビ吉号」も展示されています。

 タカ長観察地に来てくださるカメラの人の作品も飾られています。

 小さな展示ですが、、、、佐伯運動公園に来られたとき、タカ長観察地に来られたときには是非ご覧下さい。

 この展示は春の渡りのシーズン中はいつでも見ることが出来ます。是非おいで下さい。

 よろしくお願いいたします。


今日の裏山~1月20日

2011年01月20日 | 山歩きから
山道には雪、チョッとした雪山気分

 今日も裏山を歩きました。

 通称B山、小畠山を目指しました。

 中国自然歩道を涸沢に向けて歩いて行くとおおるり沢に、、、、、

  

 テントが張ってありました。一人用の小さなテント。

 誰が何のためのあのようなところにテントを張るのか??? 何となく気分の良いものではありませんでした。



 涸沢から小畠山の東尾根を登ります。

 山ろくからはまったく見えない雪が、尾根道上には残っていました。と言っても積雪は5cm程度です。急傾斜のところでは慎重に歩を運ばないといけないのでチョッとした雪山気分を味わうことが出来ました。

  

 その尾根の上部に「小畠山一枚岩」の標識があります。

 このあたりは見た目より斜度があるのですが、、、標識は見えてもその岩は見えない感じです。

  

 それもそのはず、このように小さな岩なのです。大人が腰かけられる程度の大きさです。これでは拙宅の庭に持ってきたとしても小さいくらいで、何の役にも立たないような岩なのです。

 しかし、この標識は素人が設置したものではありません。それならそれなりの理由があるはずですが、、、、。

 この裏山の他のところにも「小畠山一枚岩」と言う指道標まであるくらいですから何か意味がある岩なのでしょうがいまだに解明できないままです。

  

 この尾根の上にはこのような人の背丈より大きな岩があるのですが、この岩には名前がつけられていません。

 大きな岩には名前がなくて、小さな岩には名前がある。

 何かわけがあるのでしょうが、、、、、、。