タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

渡りの数は回復してきましたが、、、、、

2013年09月29日 | タカの渡り
     

今日の観察地、広島県東部の三原市から、三原市中央公民館の野鳥教室の方々がお見えになりました。

もちろんお目当てはハチクマですが、、、、そのハチクマの数はここ2~3日の状態から数的には回復してきましたが、この観察地で大きな渡りを経験しているタカ長たちからみると、内容的にはイマイチの感じでした。

それでも、数は少なくても近くを飛んでくれたハチクマもいて、遠路はるばる訪ねて下さった皆さまも「ムダ足」と言うことにはならなかったようです。それなりに喜んで下さったと思います。

     

     

三原市の皆さんが来られる前のねぐら立ちはA山方面から、、、数的にも距離的にも「それなりに」楽しめました。

その後はタカ長カメラにはチョッと厳しい距離を飛ぶものがほとんどでした。


     

     

タカ長が観察地にいた時間ではこのハチクマが一番近かったのですが、、、、、、野暮用でチョッと観察地を離れた時間に、カメラが忙しく働くような距離を飛んでくれた複数のハチクマがいたようです。

 

 

近くを飛んでくれないのなら、この距離でも良いのですが、背後の雲に表情があるところを複数飛んでくれればそれなりに絵になるのですが、こればかりはなかなか思うに任せませんね。

     

これは観察地の近くを飛んでくれたチゴハヤブサの証拠写真です。

チゴハヤブサやノスリ、東向きに渡るハイタカが見られるようになりました。渡りの季節も確実に深まっている、と言うことなのでしょう。

と言うことはこの観察地のメインであるハチクマもそろそろ終わりになると言うこと、チョッとだけ寂しさも感じられた今日の観察です。




もう何も言うことはありません

2013年09月27日 | タカの渡り
今日のタカ長、滋賀県から遠来の客を迎えて、意気込んで観察地に行きましたが、、、、、

朝、パラ、パラ飛んだだけで、ほとんど開店休業の状態。あまりにも悪くて、コメントする言葉もなし。

     

     

こんな写真しか撮れないようでは、本当に本当にコメントのしようがないでしょう。

遠来の客とおしゃべりは楽しみましたが、、、、、、肝心のものが飛ばないようでは、やはり何かが足りない気分です。

     

観察地の桜の葉も色づいてきて、秋の深まりを感じますが、、、、、、

それにしてもまだハチクマの季節は終わりではないはず、明日以降に期待しましょう。


ドラマのない一日で、、、、、

2013年09月26日 | タカの渡り
一気に涼しくなりました。

今日の観察地は風があり、日陰に座っていると寒さを感じるほど、、、、、トイレに行く回数も増えました。

東に渡るハイタカも確認され、季節が一歩進んだようですが、、、、、それにしてもハチクマが少なく、ドラマのない一日でした。

明日は滋賀県から来客予定ですが、感動的なハチクマの渡りを見ていただけるか心配になっています。

     

     

     

     

     

     

ドラマのない一日だったのでコメントもなし。

それよりタカ長のところに寄せられるネパールや韓国・済州島の情報に気もそぞろ、海の向こうが気になって仕方ない今日のタカ長です。




今日はこの1枚だけです

2013年09月25日 | タカの渡り
パソコンが退院してきました。パソコン音痴のタカ長には詳しい説明はできないのですが、要は全快して退院したわけではないようです。もちろん入院前よりは良くなっていますが、、、、、。

パソコンが帰ってきたらコード類をつないで、、、、、、、それだけでこれまでどおりの作業ができるわけではありません。プリンターにしろ、メールにしろ新しく設定することも多くて、入院前の仕事ができるようにするには時間もかかります。

そのうえ、入院中にパソコン仕事がたまってしまって、いろいろ忙しい思いをしています。

その合間をぬってのブログ更新ですから、時間は取れません。今日はハチクマのねぐらだちをねらって早朝から障子岩に登りましたが、、、

写真に撮れる距離にきてくれたのはこの1羽だけです。突然現れて、目の前で2~3回帆翔して、高度を上げないまま前方の尾根の向こうに消えて行きました。

     

     

     

     

このハチクマ、写真で見ると目が赤いようにも見えるのですが、写真が写真なので自信を持って言うことができません。

このような時はいい機材といいウデで撮ったシャープな写真が見たいのですが、タカ長の写真ではそのようなことは無理みたいですね。


一生懸命見たけれど、、、、

2013年09月24日 | タカの渡り
     

今日も晴。71番鉄塔に登ってみると、空気がもやっていて、遠くを飛ぶタカは見つけにくい天気でした。

しかし、もう少し多く見られても良いタカが、ここでは思ったほど見えないのです。

私たちはよく、ダブルカウントを問題にしますが、実際にはピンポイントしか見ていないので、私たちが気にするほどダブルカウントは起きていないのではないかと感じているのです。

そのような、おかしなことに興味を持っているので、数は見えないことは分かっていても71番鉄塔に上がっているのです。

     

     

     

71番鉄塔の観察地で空を見たり、西を見たり、東を見たり、、、、それだけではなく、、、、

     

山ヌケで飛んでゆくタカも見逃さないように、それなりに頑張ってみたのですが、、、、

今日の結果は   ハチクマ      58
         サシバ       1
         ツミ        2
         大型不明      1

思ったほど数字の伸びない今日の観察でした。

このようなハチクマを見られましたか?

     

     

     

     

今朝の9時過ぎに71番鉄塔で見たハチクマです。一度見たら忘れられない、翼の欠損に特徴のあるハチクマですが、このハチクマをご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?

タカ長の鳥友夫妻が来月上旬タイのチュンポンに行かれますが、そこで特徴あるこのハチクマに再会するとか、、、、

そこのKhao Dinsor で調査されている人の目にとまったら面白いのですが、そのような偶然は起こらないでしょうか???

観察地に下りて聞いてみましたが、誰もこのハチクマは見ていないようでした。すぐそばで見ていても同じタカを見ているのではないのかも分かりませんね。感じとしては見えてしかるべき距離だったと思うのですが、、、、、、。






三拍子そろったけれど、、、、

2013年09月23日 | タカの渡り
今日も晴。観察地の上空には終日ほとんど雲の見えない、観察者泣かせの天気でした。

そのような観察でしたが、三拍子だけはそろいました。と言っても「遠い、小さい、高い」と言う三拍子で、有難い三拍子ではありません。

     

朝のねぐらだちは、タカ長カメラ的には「遠い、小さい、数も少ない」三拍子。

そのような状態ですから撮るものもなくて、、、、、

 

こんなものを撮るくらい。空を飛ぶものと言ったら、、、、

 

近いのはトビくらい。タカ柱がたったといっても、、、、

     

このように「遠い、小さい」もので、もちろん消化不良、その数ほど楽しむことは出来ません。

     

運よく観察地の上にタカ柱がたったといっても「高い、小さい、少ない」柱ではイマイチ喜べません。

と言うようなことで、タカは見えてもイマイチ喜べない今日の観察でした。

ハチクマの季節も後半戦、まもなく峠を越えるはずですが、このような状態で終わることになるのでしょうか?

「近い、大きい、多い」と言う三拍子がそろうことを願っているのですが、その願いは届けられるのでしょうか?

気になるところです。



いよいよそれらしくなってきた?

2013年09月22日 | タカの渡り
     

観察地の上には今日も雲があり、その面ではこれまでと違ってタカを見つけやすかったようです。そのためでしょうか、記録したタカの数も今季最高、600羽を超えました。

その大半は、タカ長的には遠いものでしたが、関西から来られた3人組みの人たちは「肉眼でハチクマが見える」と感動されていました。聞くところによると、彼らの観察地の周辺は開発がすすみ、目視できるようなタカは極端に少なくなったそうです。

遠来のお客さんに喜んでいただきタカ長はじめ観察地の常連は喜んでおられました。

タカの渡り観察、下を見ればキリがないもので、いくら最盛期だと言っても、なぜかまったく飛ばない日もあります。そのようなことを何度も経験しているお客さんとタカ長たち、今日の渡りはそのようなことも無く、ガソリン代以上の渡りが見られたと喜んでいただき幸せ気分いっぱいになりました。

そのようにして見たタカの一部です。

     

     

     

     

ご覧のようにハチクマばかりではありません。最後の写真はノスリ。

関西からのお客さんは明日も観察地に来られるようです。明日は今日以上に感動的な渡りを見ていただきたいのですが、、、、、

こればかりは向こうまかせ、神のみぞ知ることですね。


積乱雲の上を探せ

2013年09月21日 | タカの渡り
今日も快晴。今日で五日つづきの快晴ですが、全天を探すと小さな白い雲が見えたことは見えました。

しかし、観察地の上空は終日一点の雲はなく、そのうえ空気がもやっている感じで、観察に適した天気とは言いがたいものでした。

その中での観察、数的にはそこそこ出たようですが、そのほとんどが「遠い、小さい」ものばかり、タカ長が戦力になる状態にはなりませんでした。

     

その遠い、小さいハチクマは遠くにある積乱雲の中とか、その上で見つけることが多かったようです。たとえ少しでも雲があってくれると観察には助かるのですね。

そのような、まるで視力検査をしているような観察でしたが、一度だけハチクマがタカ長カメラの射程距離に来てくれました。

     

     

     

願わくばきれいな幼鳥が現れてくれることを願っていますが、今日の状態ではそのような贅沢は言えませんでした。とにかく写真に撮れただけでヨシと言うことにしておきます。

     

これはC山の左で帆翔しているハチクマの群れですが、、、、

     写真的にはほとんど見ることが出来ないかも分かりませんね。

今日の観察はほとんどがこのような状態ですから、カウントされている人の苦労は大変です。

     それにしてもこの快晴、、、、、そろそろ秋らしい白い雲を見たいのですが、、、、、、、。


秋の花は咲いたけど、、、、

2013年09月20日 | 山歩きから
今日も快晴。四日つづきの快晴です。

仲間たちとの裏山歩きには適した天気のようですが、暑くて、暑くて、、、、、、、、やはり曇り空がいいですよ。

     

山上の古刹のモミジはまるで新緑のように見えますし、、、

     

池には睡蓮の花も残っていました。この風景も秋の風景とは言いがたいようです。

     

とは言ってもアケボノソウの花は咲き、、、、

     

写真的には良くありませんが、このようなナンバンギセルも咲きました。

     

     

上記の池にはサワギキョウも咲いていました。また、キク科の花も姿を見せています。

このようにみると山は秋、もう少し涼しい風が吹いても良さそうですが、、、、

山の上も暑い、暑い。

山の中では終始空に注目していましたが、トビ1羽飛ばなくて、、、、、温度計の数字以上に暑さを感じた今日のタカ長です。


あ~ぁ、今日も快晴

2013年09月19日 | タカの渡り
     

今日の観察地。三日続きの、一点の雲もない快晴。観光旅行には最高の天気かも分かりませんが、タカの観察にはありがた迷惑な天気なのです。空を飛ぶタカを見つけにくいからです。

そのうえ、、、、今日は朝から「遠い、小さい」、、、、、、これではタカ長の出番ナシ。

と言うことで、戦力にならなくて影のうすかったタカ長ですが、、、、

午後になって、王道コースを流れてくるタカを見つけたころから流れが変わり、本日最大のドラマが始まりました。

     

まず、サシバが1羽、、、、

     

つづいてノスリが1羽、、、

     

そしてハチクマが1羽やって来て、三役がそろったと喜んでいたら、、、、、、、しばらくして、、、、、目の前の木陰からハチクマが1羽見えたと思ったら、、、、、

     

お方様が大声を上げるような群れが見えてきて、、、、、

     

ケトル、ケトル、、、、、、、、、エッ、何のことだか分からないって????

Ketle。辞書を引くと「やかん」とか書かれているでしょう。そう、あの、、、、お茶など沸かす「やかん」のことです。

やかんで湯をわかすと、、、、、、口から蒸気が出てきて、上に向かってあがってゆきますね。あの状態に似ているので、タカ柱のことを英語で「ケトル」と言うのです。このハチクマの群れ、蒸気がくねって、上に上がっているように見えるでしょう?

タカ長ブログはレベルが高い(?)ので、、、、、、、心してついて来て下さいよ。

やがてそのケトルは観察地の上空にひろがって、、、、、





こんなことになりました。これはノートリ画像ですが、、、、

このような感動的な渡りに遭遇して歓喜する人もいれば、これを見ないで帰った人、、、、観察地への到着が5分遅れてみることが出来なかった人、、、、

渡り観察には運不運がついてまわりますが、今日はその差が顕著に現れたようです。

それにしてもこの快晴。このとき、空に表情のある白い雲があったら、チョッとした写真になっていたのに、、、、、。

ハチクマの渡りはこれからが本番。これ以上のケトルに出遭うことを願っている欲張りなタカ長です。