タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今朝はこれですよ

2013年03月31日 | 日々雑感
昨日のブログで紹介したように、私たち山グループが地元紙の取材を受けました。これがその記事です。



昨日も書きましたが、山歩きをしている高齢者はたくさんいます。しかし、その人たちが地域社会に帰って、地域社会のために活躍している、そのような人たちをたくさんかかえているグループは多くないとタカ長は自負しているのです。

次の目標は、、、、1100回とか1300回とか、、、、そのようなけちなことは言いません。次は2000回が目標です。

あと20年はボス猿の座は譲れんと仲間に公言しているタカ長としては、2000回を最終目標にするつもりもありません。まだまだその先があります。

縁あって集まった仲間たちとの絆を深めながら、死ぬまで地域と関りつづけることがタカ長の希望であり、それは同時にわが仲間たちの希望でもあります。

その希望の灯をかかげてまだまだ歩きつづけますよ。仲間たちとともに、、、、、その先頭に立って、、、、、、。


祝1000回登山

2013年03月30日 | タカの渡り
今日は何と言ってもこれですよ。これ、これ。

          

タカ長たち山グループの登山が1000回目を迎えました。五里霧中、手さぐり状態で歩きはじめてから満18年を目前にして1000回目を迎えたわけです。

私たちにも肖像権はありますが、、、、、まぁ、今日はお祝いですから、あまりかたいことを言わないで、今日の記念写真を紹介します。

マジな話ですが、健康のために山を歩いている人は世の中に五万といます。いや、五十万以上の高齢者が山を楽しんでおられるはずです。しかし、団地と言うひとつの地域社会に住む人たちが、その地域社会に根ざした活動として山を歩き、その中で築いた人間関係と、並みの人たちよりは健康な体を使って、地域社会のために活躍しているグループはそれほど多くはないとタカ長は感じているのです。

その意味では私たちのグループはすごいグループだと自負しているのです。ここに写っている人たちは地域社会に帰ったときは別な顔を持っていて、それぞれが特技を生かして活躍しています。

真ん中のオレンジ色のアノラックを着ているのがタカ長ですが、団地に帰ると「広報部長」と言う役割があります。その広報部長を含めて、この中には6名の「長」がつく人がいます。そして民生委員が一人。

このようにわがメンバーが団地のいろいろな場で活躍しているのがタカ長の自慢なのです。そのような私たちの活動を地方紙が取材されました。予定変更がなければ明日の新聞で紹介されるはずです。

どのような記事になるのか、、、、、、楽しみですね。

   

その1000回目の登山、天気に恵まれて、昼食を採ったあとはしばらくのんびりとした時間を過ごしました。

   

 

山上の池の水もぬるみ、鯉たちものんびり泳いでいました。そのそばでは梅の花が満開、吹く風も心地よく感じられました。

   

 

オオイヌノフグリやキブシの花も咲きました。

裏山歩きの出発点になる公園のサクラも5分咲き(?)。今が見頃のようにも見えます。そのサクラを見るために訪れる人も多くて、駐車場にはガードマンが出ていました。そのガードマン氏の話では次の週末に依頼されていたのが、花が早く咲いたから一週間前倒しになったとか。サクラ異変(?)のために大慌てしている人はこんなところにもいるのですね。

タカ長団地のサクラもいまが見頃です。


さいた、さいた、サクラがさいた

2013年03月29日 | 日々雑感
私たちの山グループの山行回数が明日1000回目を迎えます。団地の同好会のひとつとして立ち上げてから満18年を目前にしての記録です。

その前祝と言うわけでもないのでしょうが、サクラが咲けば花見ですよ。と言うことで、今日は降って沸いたような花見でした。

   

   

この週末、私たちの団地に近い運動公園のサクラは見頃を迎えます。その下で仲間たちが集まって花見。

 

花見の席にはこのようなものも並びましたが、、、

   

花見と言えばこれでしょう。山と言えば立山、酒といえば立山ですよ。

その立山を頂いてすっかり気分のよくなったタカ長、ブルーシートの上をフラリフラリと歩きまわり、、、

横になって昼寝をし、、、、、まぁいいではないですか、お祝いの酒みたいなものですから。

酒といえば立山、口にいれるとほんのり甘さが感じられ、しかし、口の中がべたつかない、い~い酒でした。

天下の立山酒造さん、このブログ見ていますか?

富山県砺波で生まれた酒が、はるか広島で飲まれ、み~んないい気分になっているのですよ。

ここまで言っているのですから、来年の花見にはビンボーなわがグループのためにドカッと、、、、、、お願いしますよ。

   

兵たちの夢のあと、、、、、本当はまだまだ飲みましたが、、、その中心に立山です。

そこまで言われて何もしないなんて、富山県人の恥ですよ。(本当?)

 

本当は飲めないタカ長が、ほんのり甘い立山を飲んで、本当にチョッピリ酔っぱらったようですね。スミマセン。


影面の道を歩く

2013年03月28日 | タカの渡り
昨日、いつも山ばかり歩くのが能ではない(?)と言うことで、山のメンバーが所属している「西国街道歴史倶楽部」の行事に相乗りさせて頂くかたちで影面の道を歩きました。

影面の道、かげとものみちと読みます。

影面の道は古代の山陽道で、大宰府と宮都をむすんでいた官道です。官道は「令」の規定によると、大路、中路、小路に区分けされていましたが、大陸交易の玄関にあたる大宰府と宮都をむすぶ「山陽道」は最も重要な幹線道路で、唯一、大路に指令されていました。



昨日歩いたのはその一部、いまの広島市佐伯区にあるコースの半分です。赤線の右上、アストラムラインの広域公園駅から左下の三和橋までです。

その三和橋の下(南)の新幹線が走っているあたりで生まれ育ったタカ長としては、文字通りのふるさと歴史散歩でしたが、ひと言で言えば知らないことばかり、教えられることの多い歴史散歩でした。

   

昨日は終日雨。山歩きに雨はつきものですが、昨日のようなイベントには困りものです。写真を撮るのもままならず、、、、メモを取ることなど出来ませんでした。

 

その官道のそばにはこのようなものがあり、歴史を感じさせますが、そのすぐ先は山陽自動車道が走っています。右の写真に見えているのは本線への進入路です。古代の山陽道と現在の山陽道が、広島県内ではほぼ一致しており、古代人の眼力の高さを感じさせます。

右の写真のあたりは峠になっており、そこからはるか安芸の宮島を望むことが出来たようです。多くの旅人がその景色にいやされ、その景色から力をもらって旅を続けたはずです。

この近くに中学校のときの同級生がいて、そのころ彼の父が持っていた空気銃を持ち出して(もちろん無断?)スズメなど撃ちに行ったものです。そのとき歩いた野山がどこなのか、まったく分かりませんでした。



言ってみればこのあたりは私の「準地元」ですから、今回歩いたコースの近くは何度も何度も行っていますが、、、、、

そのほとんどは通過地点で、この臼山八幡宮など今回が初めてでした。思った以上に立派なお宮で、



このような木もありました。

 

 

このコースはさすが古代の国道一号線です。当時からの歴史を感じる遺跡がたくさんありました。私にとってほとんどすべてが初めて見るものでした。

   

このモチズキザクラも近在では有名なサクラですが、近くに車を置くところがなくて行ったことがありませんでした。このサクラを見たのは遠くを車を走らせながらです。

歩けば歴史が見えてくる、と言うのは講師の先生の口癖のようでしたが、たしかに歩かないといろいろなものは見えません。いまは車社会で、タカ長もこのあたりを頻繁に走っていますが、その車道のすぐそば、ところによってはわずか十数メートルしか離れていないところに、車からは見ることの出来ない、まったく違った風景があることにあらためて驚きました。

車社会の便利さを享受するかわりに、私たちは実に多くのことを失っているのですね。

   

私たちは歴史の専門家ではありませんから、そのところそのところで見られる山が山城跡であることも、社寺の言われも知りません。しかし、そこを歩いてゆけば、車を運転しながら見る平面的な風景とは違った、濃淡のある風景を感じることは出来ます。

時には車を下りて、歩いてみることも必要ですね。このイベント、来月もあるので是非参加してみたいと思っています。


ベトナム探鳥旅行~15

2013年03月26日 | 山歩きから
ベトナムカワラヒワのラブシーン???

このところのタカ長、予定を入れすぎて(?)四苦八苦しています。と言ってもすべては遊び、楽しい忙しさです。

そのため気のきいたことが書けないので、写真をならべて今日の記事にします。



ダラートでの探鳥、終了時間も近づいた頃ですから夕方、そのうえ小さい鳥ですから写真的には良くありませんが、、、、、、

ベトナムカワラヒワです。だてにベトナムとついているわけではありません。ベトナムに行かないと、もっと言えばベトナムでもこのダラートに行かないと見ることの出来ない鳥だから、そのような名前になっているのです。



そのベトナムカワラヒワが何羽か止まっていましたが、その右上のペアーのそぶりが何やらおかしくて、、、、

 

このようなことになりました。

 



 

このような写真を見ていると、その昔の若かりし頃を思い出される人がいらっしゃるでしょうが、、

この行動は求愛給餌と言われるもので、殿方が昔されていたのとはチョッと違うような、、、、

と言っても、オスからメスへのプレゼント作戦ですから、その昔のご自分の行動を想いだせば、そのようなこともあったような、、、

タカ長にはそのような日があったものやら無かったものやら、はるか昔のことなので想いだせないのです。


下見には行ったけど、、、

2013年03月25日 | 山歩きから
   

昨日も仲間と歩いた向山、今日は全コースを下見してみました。

ご覧のように市街地に近い里山、私たちの山としては楽勝コースです。軌跡が少し乱れているところがあるのは下見のためコースを外れたからです。迷ったわけではありません。

それを含めても11,500歩、わが裏山の半日分にもならないのですから、小さな山ですね。のんびり歩きには最適です。

   

   

コースも平凡です。地元の人たちが作成したガイドブックを見ると、コシアブラ(写真上)やヤマザクラ(写真下)、そのほかカナクギノキやクロキの大木があると紹介されています。しかし、タカ長の目で見て大木と思えたのはヤマザクラだけですね。そのヤマザクラ、、、、ガイドブックにはそのように書かれているのですが、タカ長の目で見ると、、、、、???????

それは良いのですが、、、、、、



   

  

下山したところにある、近郊では有名な枝垂桜が咲き始めていました。今年はいつもより早いような気がします。

私たちがこのコースを歩くのは4月8日を予定しているのですが、その時には間違いなく花は散っているはずです。

さてどうしようかなぁ。仲間たちと相談することが一つふえました。



  

何で傘マーク?

2013年03月24日 | 山歩きから
今日の日曜日、一週間も前から傘マークが出ていました。それがなかなか消えないので、日曜日に予定していた山行きを裏山歩きに変更したのです。

変更してよかった人、悪かった人、、、、、、、メンバーそれぞれの思いがあるはずですが、、、、、、

   

傘マークの日に遠出しても面白くないので、予定変更はメンバーに容認されていると思っています。しかし、、

昨日から傘マークは曇予報になり、、、、、今朝山に入るころは完全な晴。

   

天気予報が当てにならないのは今回だけではないのですが、、、、、それにしても、、、ねぇ、、、、、。

   



このように晴れたのでは、ひと言申し上げたくなりますね。

これで晴予報の出ている火曜日が雨だったら、、、、。まぁ、そのようなことは考えないことにしましょう。

   

私たちの地元の山と言ってよい向山。その向山へ笹利から登りました。登山口には花も咲き、ここにも春が来ていました。

今日も楽しく歩かせてもらったのですから天気予報の悪口はこれ以上言わないことにしましょうね。

  

突然このような画像を出して、何かの間違いだと思われるかも分かりませんが、間違いではありません。

団地に帰って、メイン通りを走っていたら、団地の友達たちがこのようなことをしていて、、、、

     その席に引っ張りこまれたと言うか、、、

     押しかけたと言うか、、、、、、

とにかくそこでタカカノとともに脱線して、団地の人たちと楽しい昼食を楽しませていただきました。

時にこのようなハプニングがあり、住民同士の交流を深めることが出来るのだから、私たちの団地は良い団地です。





小さな盆栽

2013年03月23日 | 日々雑感
今日はタカ長の山仲間からの自薦による盆栽の紹介です。

本当のところは、これらの作品を小盆栽と言ってよいのかどうか、その判断はご覧になる人にお任せしますが、、、、、



   

彼の豪邸(少なくともタカ長宅よりは豪邸と言う意味~こんなこと断る必要はないか、タカ長宅は団地で一番の逆豪邸なのだから)の玄関先にこのような盆栽台をつくり、そこに小さな鉢をならべて、すぐ近くに住む仲間と二人があれこれしながら楽しんでいるのです。

   

そこにはこのような苔ものもあれば、、、

  

雑木や花ものもあります。近所の相棒とあれこれ始めて、少しはそれらしい素材もあるようですが、、、、

  

基本的にはそこらに転がっているごくごく平凡な木や笹などです。それが彼の手にかかると何となくそれらしくなり、豪邸の玄関前においても違和感が無いものになるから不思議なのです。やはりセンスがいいのでしょうね。

山に行ったら当然ですがタカ長が上、しかし、この方のセンスはしゃくにさわるけど彼のほうが一枚も二枚も上、ここは素直に彼のセンスを認めてほめないといけないようですね。人にはその人その人の特技があるのだから、それもまた良いではないですか。

毎年秋には私たちの団地で「作品展」が開かれます。その作品展に出展するように勧めたら、夜はこの作品の前で寝ずの番をしてくれ、とさ。

何~会長様に向かってその言葉、頭が高いぞ!この紋所が目に入らぬか、、、、、と言いたいが、タカ長には紋所らしい紋所がないのだ(とほほ、、、)


今日の裏山~3月22日

2013年03月22日 | 山歩きから
今朝も冷えましたね。暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、今年はどうなのでしょう?

とは言ってもサクラの開花は早いようで、タカ長たちの花見の日にはサクラが残っていないかも分かりません。少なくともタカの渡りのピークにあわせて観察に行くより、花のピークにあわせるほうが易しいとは思いますが、、、、、でも、花にあわせるのも案外難しいのです。

  

わが裏山でもキブシの花が咲き始めました。山の上のアセビもまもなく咲くようです。

何だかんだと言っても春なのです。これからしばらくの間が、裏山歩きの最高の時期になります。

   

さくらの里では土筆が顔を出していました。ヨモギも柔らかい葉を出していたので、タカカノたち女性軍はさっそく摘んでいました。ヨモギ団子になるのか、、、、、何になるのか気になります。

   

黒木の森に差し込む光も日に日に強くなっています。くどいようですが、この時期の山歩きは最高ですね。

 

帰りにチョッと寄り道してヒラタケを採りました。

左のほうはもう少し早いようなので次回に採るつもりです。右のヒラタケを今日採りました。

わが裏山にもマツタケが生えますが、こちらのほうはライバルが多くてなかなかタカ長たちのものになりません。採る人の少ないヒラタケやニンギョウタケなどに目を向けて、山の幸にあずかりたいのですが、、、、、しかし、キノコは怖いのでうかつなことは出来ません。

少しずつ少しずつキノコのお馴染みさんを増やす必要があるようですね。


ベトナム探鳥旅行~14

2013年03月22日 | 旅行のことなど
ダラートに行く前に、、、、

カッティン国立公園での探鳥、まだまだ紹介したいことがありますが、チョッと一休みしてもうひとつの探鳥地、ダラートに行きましょう。



この軌跡はダラートから帰りの軌跡ですが、ホーチミン、カッティン国立公園そしてダラートの位置関係はご理解いただけると思います。

前にお話したように、この旅の前半は何故かしら旅レコの調子が悪くて、私たちの軌跡は取れていなかったのです。

カッティンの標高は低くて、当然のことながら常夏、30℃超の世界ですが、カッティンは標高1000mを超える高原都市です。植民地時代フランスが開発したリゾート都市と言っても良いのでしょう。季候は快適で、われらの隊長からは冬物を持ってくるよう指示されていました。

 

例の船に乗って川を渡り、車に乗りこむ前に、、、、、

   

仲間がジャックフルーツを買いました。公園に入り口にはこのような、小さな店があり果物など売っているのです。

南の国の果物と言えば、ドリアンが王様でマンゴースチンが女王と言われているようです。しかし、ジャックフルーツが王様だと言う人もいるくらいで、存在感のある果物です。それもそのはず、大きさは70cmx40cm、重さは30kgから40kgあり、時には50kgにもなるものがあるようです。文字通り世界最大の果物なのです。

 

このようにブスリと切ると真ん中から白いねばねばした汁が出てきます。これが手についたら大変、少々のことでは取れません。聞くところによると灯油みたいなもので取るとか、石鹸では取ることが難しいようです。

   

食べるのはこの黄色の部分です。なかなか美味でしたよ。

紹介したように大きな果物ですから、ひとつ買えば私たち十数名のグループでは食べきれないくらいです。南国の果物ですから独特の匂いはしますが、ドリアンほどきついものではありません。

その匂いのためイマイチ人気がない(?)ドリアンよりは、このジャックフルーツを果物の王様に推したほうが良さそうにも思います。

一度食べたら癖になりそうなジャックフルーツを楽しみながらダラートに向かいました。2月22日のことです。



そのダラートでの軌跡です。初めて行った町で、どこをどのように歩いたのか分からない状態でしたが、こうして軌跡図でふり返ってみると、私たちは町の南側と西側で鳥を見ていたのですね。

その探鳥のことは明日以降と言うことで、今日はこれでおしまいです。