タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

二日目がつらい?

2011年07月31日 | 山歩きから
          

 古い話です。

 タカ長が初めて社会に出たとき、最初の直属の上司から次のように指導されました。 

職場の人と飲みに行ったとき、深夜までの残業のあとなどなど、前日どんなに遅くなっても次の日は何があっても絶対に休んではいけない、いつもより早く出社しなさい。

 もし本当に風邪を引いて休んだとしても世間の人は二日酔いで休んだとしか思わない。だから次の日は絶対に出社し、休むのはその次の日からにしなさい。
 

その後タカ長はその教えを忠実に実行してきました。何があっても次の日はいつもより早く出社しても休んだことはありません。その上司にはいろいろなことを教えて頂きました。わが人生の師のような人ですが、その教えが一番身に付いているようです

           

                 画像は初日の宿:麦草ヒュッテ

 今回の夏山の最終日。

 朝4時前に起床。5時半から登山開始。蓼科山登頂。11時半頃ヒュッテに帰着。

 そのあとマイクロバスで白樺湖畔に下りて入浴。信州そばの昼食後帰路につく。

 4時前に高速に入り、、、、、帰宅したのは昨日の0時半を過ぎていました。ハードと言えばハードな一日。

 しかし、昨日はいつもと同じように過ごしました。

 そのツケが今日あたり出て、、、、二日目がつらい?

 そのため今日は休養日とします。

今年の夏山

2011年07月30日 | 山歩きから
信州の山旅から無事帰宅しました

 3泊4日の北八つと蓼科登山を終えて無事帰宅しました。

 帰宅したのは「午前様」、さすがの(?)タカ長も睡眠不足でお疲れ気味です。

 今年の夏山は終始雨模様で山頂からのスカッとした展望は得られませんでした。その中で唯一遠くの山を見ることが出来たのはこれだけです。蓼科山山頂から見た南八ヶ岳連峰です。




 山に詳しい人なら権現岳、阿弥陀岳、赤岳、、、、と確認して頂けるはずです。

 これ以外のピークはすべて霧の中、展望はまったくありませんでした。



 

 雨模様で、この蓼科山の岩だらけの道は滑りやすくて、、、、、、、

 そのような悪条件の中で誰一人足を痛めることもなく無事に登山を終えたのですから万々歳、と言うことではないでしょうか?




 山ではランプの山小屋にも泊まりました。そこでは薪ストーブがたかれ、そのそばが恋しいような天気でした。

 携帯電話はほとんどのところで圏外。文字通り雲の上で生活していて下界のことは何一つ分かりませんでした。

 新潟方面で豪雨災害が起きていることも帰りのサービスエリアで初めて知ったようなことです。

 ともあれ無事帰宅しました。

 これから写真の整理などなど、、、、忙しい日常が帰ってきます。

 今年の夏山は気象条件も登山道の状況も私たち老年の登山者には易しいものではありませんでしたが、その中で当初の予定通り歩ききることが出来ました。私たちには特別のものではないのですが、しかし、普通の年寄りには出来ないことで、そのことを考えると健康に恵まれて生活できていることにただただ感謝あるのみです。



 

夏山の準備を終え、、、、

2011年07月25日 | 山歩きから
臨時休業(?)のご案内です

          
                             画像は北アルプス・大天井岳からの日の出

 

 夏山の準備が終わりました。

 最難関の、皇太后をショートステイに出すことも、なだめ好かせてしぶしぶ納得させることが出来ました。

 あとは出発を待つばかりです。

 明日早朝出発して帰宅は金曜日の夜になります。それまではブログの更新もお休みです。

 土曜日には更新を再開できるはずです。

 それまでしばらくのあいだお休みします。

 皆さまお元気で、、、、。

裏山の野鳥情報

2011年07月24日 | バードウォッチング
 今年の夏鳥は例年より到着が遅かったように感じていますが、一応例年の鳥はやって来たようです。

 その情報ですが、、、、、多くの人にその場所や書き手の面が割れているこのブログでは発信しがたいのです。

 野鳥保護のためには野鳥情報を公にしないこと。悲しい現実ですがこの言い方は間違っていないとタカ長も考えています。

 最近は以前ほど小鳥類を追っていないタカ長ですが、まったく小鳥を見ていないわけではありません。その証拠程度の情報です。

          

 裏山の夏鳥。そのメインゲストは何と言ってもこのサンコウチョウです。毎年やって来ています。

 しかし、結論的に言えば今年のサンコウチョウは神出鬼没、なかなか姿を見せてくれません。

 営巣しているところを運よく見つけたのですが、そのときサンコウチョウのメスが執拗にカケスを追いかけていました。樹林の上ではカラスの声がしきりに聞こえていました。

 悪い予感が的中して、次にここを訪れたときには巣を放棄していました。近くで声は聞こえていましたが、この巣に二度と戻ることはありませんでした。

          

          

 その姿を何とか撮ることが出来ましたが、、、、、、タカ長のウデと根気ではこれが限度ですね。いいわけてきに言えば小鳥を追い回すのはタカ長のやり方ではありませんから、、、、、。

          

 根気の無いタカ長ですから半日も一日も同じ場所で粘ることができないのですが、、、、その短い時間に近くに現れてくれてもこのようにゴチャゴチャしたところで、これでは写真になりません。

 その後も裏山を歩くたびに何度もサンコウチョウの声は聞いていますが、、、、、、、本当に今年のサンコウチョウは神出鬼没で、あの場所に居たら来てくれる、と言うところを見つけることが出来ませんでした。居ることは間違いないのですが、、、、そのポイントは分からないままです。

 しかし、タカ長にはそれで良いのです。サンコウチョウが居てくれるだけで何となく幸せな気分で裏山を歩くことが出来るのですから。

いざ夏山へ

2011年07月24日 | 山歩きから
 このところ朝夕は涼しい日が続いています。今朝は夏蒲団が必要でした。何となく盆過ぎの雰囲気ですね。

 その涼しい朝のうちに夏山の準備をしています。ダウンのベストを取り出したり、、、、、。

 夏と言えども山は寒いのです。そのことは分かっていても、、、毎回毎回何を持っていくか頭を悩ませています。必要最小限の準備、と言うところが易しいようで難しいような、、、、、。

           

 高い山は風と雲の世界でもあります。森林限界を超えると木立は無いので太陽の光も風もモロに当ります。それが心地よいこともありますし、、、厳しいときもあります。それを体感するのが夏山の醍醐味かも分かりません。

           

 山には雲が良く似合います。快晴の山は暑いばかりで魅力的ではありません。特に写真を撮るときなど快晴では絵になりません。

 雲にもいろいろな雲があり、表情があります。この程度の雲ならアクセントになりますが、雷雲が近づいてきたら雲の鑑賞どころではありません。わが身を守るためにどうするか、、、、、厳しい決断を迫られることもあります。

 そのような事態に遭遇しないために山では早だちします。タカ長たちのプランでは昼にはその日の行動を終えるようにしています。この歳になるといざと言うときのダッシュはきかないのですから、、、、、。

            

 厳しい自然の中には高山植物と言う名のきれいな花がたくさん咲いています。その花たちに遭うのも夏山の楽しみですね。

 いざ夏山へ、、、、。出発は火曜日です。その前に老母の説得があります。毎度のことですがスッキリとした気分で出発できないタカ長です。


「仕事以外」が役に立つ

2011年07月23日 | 日々雑感
 定年退職して会社を離れてから12年以上になります。

 お陰さまで何かと忙しくて、、、、、年賀状の数も忘年会に行くことも現役のとき以上になっているようです。つきあいが良いと言えばよいのですが、そのためいつも小遣いにピーピーしています。それでもこれまで大過なく年金生活を楽しんできました。

          

                               画像は韓国・ウエヨンドにて(2011年春)

 鳥を見ることも趣味のひとつで、その趣味のために年金生活が充実していることは間違いありません。しかし、当たり前のことですが、現役時代に鳥を見る仕事をしていたわけではありません。月給をもらいながら鳥を見ることの出来る人は、環境省のレンジャーなどごく一部の人だけのはずです。日本で鳥を見ている人から見ればごく小数で、例外的な存在だと言えそうです。

 現役時代は忙しい思いをしながら時間をやりくりして鳥を見ていました。それがいま役に立っています。

           

                                画像は北アルプス・常念岳への稜線から見る穂高岳          

 それ以上に役に立っているのが若い頃から山歩きを続けてきたこと。そのお陰で健康な体を手に入れています。これがすべての基になりますから、山歩きの効用ははかり知れないものがあります。生来頑健と言われるほどの体を持っていなかったので、もし山歩きをしていなかったら普通かそれ以下の老人になっていて、この歳まで生きていたとしても、病院通いは欠かせないものになっていたはずです。

 趣味を持つことの究極の楽しみは人の輪が広がることだと信じています。どちらかと言えば引っ込み思案で、どう考えても営業肌出なかった私が多くの友だちに囲まれて年金生活を楽しんでいるのは、仕事とは関係ない「仕事以外の世界」を持っていたからだと言えます。

           

 もうひとつ役に立っているのがこのキーボードを使うこと。

 自慢たらしく言うのではありませんがタカ長はいわゆる「ブラインドタッチ」が出来るのです。このことがパソコンライフにどれだけ役に立っているかはかり知れないものがあります。

 そのキッカケですが、学校を出てから社会に出たころにあります。

 そのころ自分の職場に1台の英文タイプライターが置いてあったのです。職場のものか誰かの持ち物か知りませんが、とにかくあまり人が使っているとは思えない英文タイプライターがあったのです。

 その英文タイプライターのキーボードを、昼休みのヒマな時などに教則本を見ながら打っていたのです。どれほどの期間か分かりませんが、それほど長い期間ではなかったはずです。また、仕事に必要なものではないので本気になってやったわけではありません。

 しかし、後になって、、、、ワープロやパソコンの時代になったとき、、、その遊びが役に立ったのです。

 若いって素晴らしいことですね。遊び半分でやっていたキーボードたたきですが、20年以上経てもこの指がちゃんと覚えていたのです。

 そのようなわけでキーボードを打つことに苦労したことがありません。

 そのどれもこれもが「仕事以外」のことです。「仕事以外」のことが役に立っていま充実した毎日を送っていると言えます。

 人間誰もが仕事をしながら人として磨かれてくるのですから、仕事をしたことは役に立っていないとは言いませんが、いまの私を支えているのは「仕事以外」で経験したことだと言っても過言ではありません。

 人間なんでも勉強、警察にお世話になること以外何を知っていても損にはなりません。いつ何が役に立つか分からないのですから、、、、、。



 

今日の裏山~7月22日

2011年07月22日 | 山歩きから
夏山前の山歩き、、、、

           

 拙宅から見る団地の屋根。家の間から広島湾の海が見えます。

 タカ長が家を建てたころはこの前の家がなくて、、、、わが部屋はオーシャンビューの部屋でした。しかし、それもつかの間、拙宅の前にも次々と家が建ち、今ではお世辞にもオーシャンビューとは言えなくなりました。

 と言うようなことを書くのが今日のブログではありません。台風一過、広島地方はカラッと晴れて、適当に風もあってこの時期としてはしのぎやすかった、と言いたかったのです。

           

 その中の裏山歩き、17名が集まりました。夏山前の最後の山歩き、、、、泣いても笑ってもこの体調でもって北八ヶ岳を歩くことになります。

           

 登山道に座って、双眼鏡を覗いて、、、、何しているの?

     私たちが家主のオオルリマンションを見ているのです。チョッとだけですが、、、、、。

         早く逃げてやらないと、、、、、、

           

 オオルリのお父さんが待っているのです。

      デジイチを持っていないときはなかなか良いシーンがあるでしょう。こんなものですね。

 あまり長居をしてはいけないので早々にこの場をあとにしました。

      今シーズンはオオルリの飛来が遅かったように感じていますが、その後裏山のあちらこちらで姿を見るようになりました。来シーズンのオオルリ様のニーズを先取りして、シーズン終了後に何棟かのマンションの移転を考えています。気ままなオオルリ様のご機嫌を伺うのは楽ではないのですよ。

          

 今日は牛池を一周して帰りました。山上の風は涼しくて、汗をかいた体には冷たい(?)ような感じでした。そのため、、、、アレルギー性鼻炎を持っているタカ長は久しぶりにその症状の辛さを味あうことになりました。しかし、山上のこの池のこの静かな風景を見ることができて、、、、、今日もハッピーな山歩きでした。



           


暑いのが嫌

2011年07月21日 | 日々雑感
          

 生来丈夫な子でなかったタカ長は暑いのが嫌です。特に最近の暑さは、、、、。

 昔は気温が30℃を超えたらニュースになっていたように思うのですが、、、、あれは記憶違い???

 いまは30℃+は普通のことで、35℃以上も珍しくありませんね。歳をとっていろいろなことに鈍くなってきた(?)としてもこの暑さはこたえます。その面では台風6号の接近は救いだったと言えます。(と言うと被害に遭われた人たちに叱られそうですが、、、、、)気温が30℃にならなかった日もありますし、30℃を超えても風があったのでしのぎやすかったですね。

 上の写真はタカ長観察地の夏。ここが観察者で賑やかになるのは50日先のことですが、、、、、それまでタカ長にとっては嫌な日が続きます。

          

 暑ければエアコンを使えば良いのですが、、、、、、そしてわが家にも一応エアコンはあるのですが、、、、、。

 エアコンを使っているときは良くても、その部屋から出たときの暑さがたまらなく嫌で、、、、、。

 それに何かのことで終日エアコンの効いた部屋に居ると気分が悪くなってくるタカ長としては、節電の夏とは別の理由でエアコンのスイッチを入れないようにしているのです。おそらく体が現代人向きに出来ていないのかも分かりませんね。

 暑いのも嫌、エアコンも嫌、ただ夏が過ぎ去るのをジッと待っているだけのタカ長です。

 早く渡りの秋が来ないかなぁ、、、、、。

愛の滝

2011年07月20日 | 旅行のことなど
 広島方面に向けて北上していた台風6号は四国沖でほとんど90度右折してしまいました。

 そのため広島地方は大山鳴動してねずみが一匹も出ない状態になりました。広島は被害がほとんどなくてよかったのですが、豪雨災害で苦しい思いをされている人もおられることを考えると手放しで喜ぶこともできません。

 地震に津波、台風などは日本の宿命と言ってしまえばそれまでですが、今年は大きなことがあったのだからこれ以上は手加減してほしいと神様にお願いしたい気分です。

 さて、ベトナム・サパの滝がもうひとつ残っていました。

          

                     

          
          
          

          

 滝としては日本のどこにでもあるような平凡な滝でした。

 しかし、愛の滝というネーミングの勝利なのか結構人気のある滝でした。

 私たちは探鳥が主目的なので、滝に行く道から外れて鳥をさがしました。

 個人的にはそこに行く道で見た山の、日本の山とは違った空気感が印象に残っています。

 写真にはうまく表現できなかったのですが、、、、、。


テスト撮影

2011年07月19日 | 日々雑感
          

 長期入院していたNikon Coolpix P90 が退院しました。

 さっそく裏山でテスト撮影したいのですが、台風が接近中なので今日の裏山歩きは休みました。

 裏山には松などの枯木が多いので、風でそれらが倒れてくるのを警戒しているのです。

 そのため拙宅の庭で雨の合間にテスト撮影。

 その結果は結論から言うとこんなもんか???つまりお客様満足度としては50点くらいと言う意味です。

           

 クローズアップ・モードでは今までどおりに撮れそうですが、、、、、

           

 絞り優先とかシャッター優先などのモードは使用しないほうが良さそうです。いままでも使用していなかったのでそれは許せるとしても、直接修理の対象となったディスプレイは同じように明るすぎて、+2絞りくらいハイキーの写真を見ているよう、、、、、。

 これで修理が終わったと言えるのかなぁ?やはりこのカメラは「はずれ」だったのかなぁ?

 とりあえず今年の夏山には持ってゆきたいので再修理に出すのはその先になりそうですが、、、、、。

 カメラに信用が置けないのは嫌なものですね。