日韓タカの渡り共同調査に出発します
今日の観察、と言っても観察はトビ吉おじさんらにお願いして、タカ長は韓国への出発準備をしています。
今年の調査期間は6月6日から16日までです。
調査期間は例年の渡りの時期を考えて、渡りのピークが調査期間に入るように設定しています。しかし、今年はノスリやハイタカ属の渡りが例年より早かったので、ピークがはずれないか心配しています。
上記の期間が連続調査で、その後はスポット的になりますが、24日頃まで調査は続けられるはずです。理想的には5月初めから終わりまでするのが良いのでしょうが、現段階ではそれだけのことをするだけの人材がいません。
調査地はプサン市影島区太宗台(テジョンデ)です
タカ長はこれまでテジョンデの展望所で観察していましたが、今回の調査ではキム・ソンヒョン研究員等が他に2地点を候補にあげています。そのため今年の調査は、これまで実績のあるテジョンデの展望所での観察をメインにして、観察者に余裕のある日は他の2地点で観察し、その結果を検証して来年以降の調査方法を考えたいと思っています。
観察結果の速報体制もできています。
観察結果の速報はこのブログと広島タカの渡り研究会のホームページで行うよう準備しています。そのためにはタカ長からトビ吉おじさんへの携帯メールによる連絡が出来ることが前提になります。この点は予定通り、トラブルもなく出来るよう祈るばかりです。
何かトラブルがあるとそれに対処するだけの知識も技能もないタカ長とトビ吉ですから、、、、、、。
遊覧船上から見たテジョンデの展望所です。ここからハチクマたちが飛び出してゆきます。右が南向き、対馬方向です。渡りは南向きだけでなく南東や南西に向けて飛び出していくものもいます。
展望所から対馬方向を見たところです。気象条件が良い日には対馬を目視することが出来ます。この空を帯のごとくハチクマが渡っていく、と言いたいのですがそれはないはずです。
ご存知のように韓半島の南には日本に向けて飛び出した特徴的な地形のところがありません。そのために渡りが一点に集中することはないはずです。ですから、数的にはタカ長観察地のほうが多い、と考えるほうが常識的だと思っています。
とは言っても大きな渡りを一度くらい見たい、と言うのが正直な気持ちです。
以上のようなわけで、タカ長の留守中このブログの更新はトビ吉おじさんが担当します。
優先順位はホームページの更新が第一位で、その次がブログの更新になります。
タカ長の留守中もよろしくお願い致します。